今年の門下発表会が終わりました。
何とか無事終えることが出来て一安心しました![]()
今年の私の発表会コンセプトは「人が見たい歌を歌う」でした。
これ、タカラジェンヌのインタヴュー記事で出てきた言葉(歌だけではなかったけれど)なのですが
「なるほどな~。」と思い、私も取り入れてみることにしました。
今まではちゃんと歌おう。とか
練習してきたことを本番で再現しよう!とばかり考えて本番で歌ってきました。
でもそのやり方に限界を感じていた時にふと思ったのです。
門下の中だけでも
私よりも上手い人は沢山いる。
私よりも声の良い人は沢山いる。
そこに付いていこうとしても、私には限界があるよな~。と。
じゃあ私の強みってなんだろう?と、考えた時に、
先生がいつも「お芝居してる時の方が歌も良いから」と言って下さっていたのを思い出したので、
それなら私は上手さを目指すのではなく、
芝居心で歌う方が私らしいのではないか?と思ったのです。
なので、今回、今までと目指す方向を少し変え、
ちゃんと歌うというよりは、芝居心のある歌。
そして芝居を観てるときのお客様が「観たい芝居、観たい歌を歌う。」が出来ればよいな。と。
自分自身、観劇好きなので、
観劇している時の私なりの感動ポイントは確かにあります。
それを逆に自分が歌う時に再現してみよう!と考えたのです。
レッスンではまだまだ未熟な技術面の向上に必死ですが、
今回、私の目指す歌はそこだな。という意識は持っていました。
そして本番。
案の定、最初の出だしは喉が少し張り付いていて失敗しましたが、
それでも腹筋と声を吐き出さずに内へ内へ。と思いながら、
そして日本語訳を頭に思い浮かべながら歌っていたら、段々感情と歌が結び付いてきました。
でも感情だけで歌っていた訳ではなく、
割と冷静に「ここ!絞る!」「ここ!注意!」とか、(出来てはいない所も多かったけど)歌いながら、レッスン時の注意点への意識は頭の中にありました。
冷静さと感情の中間地点。みたいな感覚。
本番では歌の最初がどうしても決まらない。という課題は残っていますが、
今回、(褒め言葉以外も含めて)終わった後に声を掛けてもらう機会がいつもより多かった気がします。
沢山の方々に喜んでもらえる歌になるまでには、まだまだ技術が足りませんが、
本番が終わった今、
私の方向性はきっとこちらなんだろうな~。という気がしています。
今は歌よりも芝居の方を褒められる事が多いのですが(笑)
そちらも自分の個性として大事にしつつ、
歌の技術も向上させていって、
トータルとして魅力的な歌を歌えるようになれたらいいな~。と思った発表会でした。



