脚本家の倉本聰さんが18日、多臓器不全のため死去しました。享年91。

 

倉本さんといえば、故郷である富良野を舞台にした代表作の『北の国から』ですね。フジテレビ系の連続ドラマとして81年10月に始まり、82年3月まで毎週金曜午後10時から全24話を放送。その後も「'83冬」「'84夏」「'87初恋」「'89帰郷」「'92巣立ち」「'95秘密」「'98時代」「2002遺言」と、数年に1回のペースで全8編のスペシャルドラマが放送されました。 

 

物語は、東京での生活に疲弊し故郷の北海道・富良野市に戻った主人公の黒板五郎(田中邦衛)が、長男純(吉岡秀隆)、長女蛍(中嶋朋子)の2人の子どもと、厳しい自然の中、たくましく生きていく姿を描いたものでした。

 

子役だった吉岡、中嶋の成長を、20年以上にわたって追いかける、ドキュメンタリー番組のような要素も加わり、絶大な人気を誇った国民的なドラマとなりました。

 

私は、本放送放映の時には見てなくて、最近になって、母と一緒に配信で見ました。純君が、何もない富良野のボロ家に来て、電気がないとわかった時に、「電気がない、って、夜はどうするんですか!?」と叫んだ姿が今も忘れられません。

 

草太兄ちゃんが亡くなった時の純君の慟哭、蛍ちゃんの花嫁姿、総て、親戚のおばちゃんになった気分で見ておりました。私は、地井武男さんが好きでした。五郎の幼なじみ?の役で、彼がいなければ、黒板家は成り立ちませんでしたね。

 

良い作品でした。

 

安らかにお休みください。