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soulive@ブルーノート

『fes echo』や『フェストリップ』制作の仲間たちは、
キャンプ相談所として、いよいよ本格的な野外フェスシーズンに突入。

この週末は、APバンクフェスのキャンプサイトで、
さまざまな「よろず相談」を受けていることだろう。

フジロックでも「キャンプよろず相談所」が開設されているので、
キャンプで参加される方は立ち寄ってみてください。


フジロックで「見たい」バンドの上位にあるのが
ヘブンの土曜日のヘッドライナーをつとめるレタス。

レタスの主要メンバーは、SOULIVEのメンバーでもある。
そのSOULIVEが、今週ブルーノートで来日ショーを行う。

まったくノーチェックだったけれど、
そのメンバーを見ると、
スペシャルゲストとしてレタスのメンバーもクレジットされている。

どんなステージになるのだろう。

http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/


フジでレタスを見たかったけれど行けない、
っていう人はブルーノートへ。

(TK)

gravity free @ ACE HOTEL

ポートランドのダウンタウンにあるACEホテル。
古いビルをリノベーションしてオープンしたホテルだ。

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このホテル、日本のメディアでもかなり注目を集めているという。
なんでもナンバーナインとコラボレーションしてのだとか。

そしてこのクールなホテルが注目されているのは、
各部屋の内部のイラストを、
アーティストが描いているということ。

gravity freeのふたりが日本出発前にこの話を聞きつけ、
ホテルの一室を描くことも、
gravity freeにとっては目的のひとつだった。

とはいっても、何のコンタクトもない。

好都合にも、keenフェスの打ち上げの食事会の会場が、
aceホテルのレストラン、ということだった。
keenのスタッフを通じてaceホテルの人を紹介してもらう、
それが我々の目論みだった。

けれど…。

打ち上げ会場はaceホテルではなく、
他のレストランに変わった。

あえなく目論みは撃沈…
となるはずが、そのレストランに偶然aceホテルのスタッフが食事に来ていた。

ふたりは渡米直前につくった作品集を見せる。

そして翌日(つまりこの旅の最終日なのだけど)
aceホテルの代表、ジャックさんに会うアポイントをとりつけた。

本当に描けるのか、描けないのか。


gravity freeの作品集を見たジャックさんは、
彼らの絵を気に入ってくれたようで、絵を描くことを快諾してくれた。

注文は、少ない色数を使うこと。
そして、作品集のなかにあってジャックさんが選んだ作風に近いものを描くこと。

そしてふたりのペインティングははじまった。


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YAOAOとの取材があり、
ずっと見ることはできなかったけれど、
戻ってきたら、ふたりの渾身の絵が完成に近づいていた。


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日本的でありながらも、
いたるところにふたりの遊び心も隠されている。

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最後にハンコのようなサインを入れて、絵が完成した。

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DACAHAMBOのメンバーもかけつけ、
絵の完成をみんなで祝った。

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偶然の出会いだったのか、それともgravity freeの運が引き寄せたのか。
そのどちらでもかまわないけど、
ふたりが目していたように、絵を描くことができた。

旅を共にしているみんなが、
ひとつひとつ夢を近づけていく。
それを一緒に体験しながら、同じ時間と場所を共有する。

本当に幸福な体験だった。


ACEホテルの306号室。

ここに泊まる人は、ふたりの絵を見て、
どんなホテルでの時間を過ごすのだろうか。


(TK)

7/12 アフターショー

STANDでのライブを見ていたアメリカ人のジャムファンから
「今夜開催されるパーティーで出演してくれないか」とのオファーを受けたDACHAMBO。

短い時間とはいえ、
30度を超える日中に3セットをやった後でのショー。
一回一回のライブの質によって、
そのバンドが好きになるかどうかがジャッジされることもある「ジャムバンド」にとって、
自分たちのパフォーマンスが保てなければ、「やらない」という選択肢もあったはずだ。

ただメンバーは「やりたい」と思い、
「やることこそ、アメリカでのさらなる一歩」と位置づけたのだろう。

ライブ会場となったのは、
ライブハウスでもクラブでもない。
ホームパーティーでのライブ。
ただこのホームパーティーには300人くらいのファンが集まる、ということだった。
ふたつのドラムセットも、調達してくれるという。

KEEN USAでの食事会を中座して会場へ向かったDACHAMBO。
ちなみに、これがその食事会のメニュー。

飯

レバーペーストがぬられたパンとサラダ。

飯2

グリーンピースのリゾット。
メインのうさぎを撮り忘れてしまった。


我々も遅れてその場所に行ったのだけれど、
ダウンタウンからもそう遠くない、
閑静な住宅街の家が、その会場だった。

家の裏庭がライブ会場だった。
メンバーはセッティング中だったけれど、
すでにフリーキーなファンで熱気が充満している。
まだ見ぬ日本のバンドに、新しい音楽の期待を抱いているようだ。

そんなに広い場所ではないけれど、
入れ替わり夜を楽しみに来るのなら、
あながち300人というのも嘘ではないと思った。


アフター1

そしてショーがはじまった。

10日のライブ、11日のウェルカムパーティー、
そして12日のSTAND フェス。
手探りだったDACHAMBOのライブが、
ここにきてアメリカとマッチする。
ファンとDACHAMBOが、音を仲介にしながらリンクしていく。


アフター2

ライブ終了後、OMIちゃんは「一番やりやすかった」と言っていた。
その言葉通りに、音をダイレクトに受け入れバンドにフィ-ルを返していく。
そんな時間が流れていく。


アフター4

アフター5

YAOくんもブッカさんも、おそらくOMIちゃんと同じ思いだったのだろう。


アフター3

ステージの後ろから、メンバーとファンを撮りたい。
なぜかそんなことを思ってしまい、
無謀にも、演奏を続けるAOちゃんの横を通ってステージ後方へ。

アフター6

撮影したのがこのカット。
こんなに住宅が密集しているところでの、夜の爆音ライブ。
「苦情がこないのか」そんな日本人的な心配は無用なのだろう。

こんなホームパーティーに参加したのははじめての体験だった。
フェスでもライブ会場でもない、リアルなアメリカの日常。
リアルなアメリカの週末。

本当にいい体験だった。


アフター7

そしていつも通りの「PEACE!」の言葉とともに、
DACHAMBOの初アメリカは終了した。

こんな貴重な体験をもたらしてくれたDACHAMBOのみんな、
そして今回のDACHAMBO@USAを実現してくれたKEENに感謝したい。


(TK)

『Festival Trip』×TOWER RECORDS コラボTシャツ

『Festival Trip』とTOWER RECORDSのWネームTシャツが発売されました。

コチラ↓は『Festival Trip』限定カラーのオレンジ。
FT2_Tshirts_wacca
wacca marketで購入できます。)

コチラ↓はTOWER RECORDS限定カラーのキミドリ。
FT2_Tshirts_tower
TOWER RECORDSのwebで、現在予約受付中です!

『Festival Trip』とTOWER RECORDS、音楽を愛する2者のコラボです。
ボディにはフェアトレード・ショップ<ピープル・ツリー>の
オーガニック・コットン製フェアトレード・Tシャツを使用。
ふんわりやわらかく、着心地も抜群です。
グラフィックは『Festival Trip』のアート・ディレクター、川村秀雄氏によるもの。
“LOVE MUSIC LOVE EARTH”の蛍光色のロゴが夏フェス会場でも映えます。

サイズはXS~Lサイズ、
プライスは税込み¥4,800です。

来週末にはフジロックも開催されます。
1枚、いかがですか??


(yuka)

DACHAMBO & gravity free @ STAND FEST

<スタンド>が行われたのは、
ポートランドの中心地の広場、パイオニアスクエア。
12時から16時まで。

keenが提唱するハイブリッドライフ~サステナブルライフを実践する人たちの
展示ブースなどが会場内で並んでいる。
会場のメインとなっているのが、DACHAMBOが出演するステージであり、
その横のgravity freeのライブペインティング・ブースだ。


スタンド1

DACHAMBOの音出しとともにフェスがスタート。
gravity freeも音とともに描きはじめた。


スタンド3

この日の最高気温は32度くらい。
けれど太陽の日差しはまぶしく、その日差しが予想以上にきつい。


スタンド6

ミディアムテンポの曲が続く。
アメリカ人には、ハイパーなアップテンポよりもゆっくりめの曲調が合うようだ。


スタンド2

予定の45分を超えて、1時間近く演奏しただろうか。
ファーストセットが終了。
gravity freeの絵は、ポートランドの街を描いている。


スタンド4

セカンドセットの開始とともに、
鮮やかな色が上塗りされていく。
現地の人も、このパフォーマンスには驚異の声を上げている。


スタンド5

会場後方からのスナップ。
土曜日ということもあって、買い物客も会場を覗いていく。


スタンド9

サードセットに入り、絵も完成に近づいていく。
描かれた山はマウントフット。
ポートランド市内からも見える、オレゴンを代表する山だ。


スタンド7

AOちゃんも気になっていた、
この日、我々がもっとも目をひいたアメリカのファン。
(というかペットのねずみ)
ひもがないのに、決して飼い主から離れていかない。
「ディズニー映画みたい」とはAOちゃんのコメント。
こんな人になついたねずみ、確かに見たことがない。


スタンド10

音に導かれるように集まってきたアメリカ人のファン。
音楽は言葉の壁をこえていく。


スタンド11

サードセットが終了。
締めは、やっぱり「ピースサイン」。
ピース!は世界共通語だ。


スタンド12

アンコールでは、前夜に続いてKEEN社長のジェームスさんとのセッション。
本当に歌うのが好きみたい。


スタンド13

スタンド14

こうしてフェスが終了。
DACHAMBO、gravity freeのみんな、お疲れさま。
そしてありがとう。
いい演奏だったし、いいパフォーマンスだったよ。

(TK)