gravity free @ ACE HOTEL
ポートランドのダウンタウンにあるACEホテル。
古いビルをリノベーションしてオープンしたホテルだ。


このホテル、日本のメディアでもかなり注目を集めているという。
なんでもナンバーナインとコラボレーションしてのだとか。
そしてこのクールなホテルが注目されているのは、
各部屋の内部のイラストを、
アーティストが描いているということ。
gravity freeのふたりが日本出発前にこの話を聞きつけ、
ホテルの一室を描くことも、
gravity freeにとっては目的のひとつだった。
とはいっても、何のコンタクトもない。
好都合にも、keenフェスの打ち上げの食事会の会場が、
aceホテルのレストラン、ということだった。
keenのスタッフを通じてaceホテルの人を紹介してもらう、
それが我々の目論みだった。
けれど…。
打ち上げ会場はaceホテルではなく、
他のレストランに変わった。
あえなく目論みは撃沈…
となるはずが、そのレストランに偶然aceホテルのスタッフが食事に来ていた。
ふたりは渡米直前につくった作品集を見せる。
そして翌日(つまりこの旅の最終日なのだけど)
aceホテルの代表、ジャックさんに会うアポイントをとりつけた。
本当に描けるのか、描けないのか。
gravity freeの作品集を見たジャックさんは、
彼らの絵を気に入ってくれたようで、絵を描くことを快諾してくれた。
注文は、少ない色数を使うこと。
そして、作品集のなかにあってジャックさんが選んだ作風に近いものを描くこと。
そしてふたりのペインティングははじまった。

YAOAOとの取材があり、
ずっと見ることはできなかったけれど、
戻ってきたら、ふたりの渾身の絵が完成に近づいていた。


日本的でありながらも、
いたるところにふたりの遊び心も隠されている。


最後にハンコのようなサインを入れて、絵が完成した。

DACAHAMBOのメンバーもかけつけ、
絵の完成をみんなで祝った。

偶然の出会いだったのか、それともgravity freeの運が引き寄せたのか。
そのどちらでもかまわないけど、
ふたりが目していたように、絵を描くことができた。
旅を共にしているみんなが、
ひとつひとつ夢を近づけていく。
それを一緒に体験しながら、同じ時間と場所を共有する。
本当に幸福な体験だった。
ACEホテルの306号室。
ここに泊まる人は、ふたりの絵を見て、
どんなホテルでの時間を過ごすのだろうか。
(TK)
古いビルをリノベーションしてオープンしたホテルだ。


このホテル、日本のメディアでもかなり注目を集めているという。
なんでもナンバーナインとコラボレーションしてのだとか。
そしてこのクールなホテルが注目されているのは、
各部屋の内部のイラストを、
アーティストが描いているということ。
gravity freeのふたりが日本出発前にこの話を聞きつけ、
ホテルの一室を描くことも、
gravity freeにとっては目的のひとつだった。
とはいっても、何のコンタクトもない。
好都合にも、keenフェスの打ち上げの食事会の会場が、
aceホテルのレストラン、ということだった。
keenのスタッフを通じてaceホテルの人を紹介してもらう、
それが我々の目論みだった。
けれど…。
打ち上げ会場はaceホテルではなく、
他のレストランに変わった。
あえなく目論みは撃沈…
となるはずが、そのレストランに偶然aceホテルのスタッフが食事に来ていた。
ふたりは渡米直前につくった作品集を見せる。
そして翌日(つまりこの旅の最終日なのだけど)
aceホテルの代表、ジャックさんに会うアポイントをとりつけた。
本当に描けるのか、描けないのか。
gravity freeの作品集を見たジャックさんは、
彼らの絵を気に入ってくれたようで、絵を描くことを快諾してくれた。
注文は、少ない色数を使うこと。
そして、作品集のなかにあってジャックさんが選んだ作風に近いものを描くこと。
そしてふたりのペインティングははじまった。

YAOAOとの取材があり、
ずっと見ることはできなかったけれど、
戻ってきたら、ふたりの渾身の絵が完成に近づいていた。


日本的でありながらも、
いたるところにふたりの遊び心も隠されている。


最後にハンコのようなサインを入れて、絵が完成した。

DACAHAMBOのメンバーもかけつけ、
絵の完成をみんなで祝った。

偶然の出会いだったのか、それともgravity freeの運が引き寄せたのか。
そのどちらでもかまわないけど、
ふたりが目していたように、絵を描くことができた。
旅を共にしているみんなが、
ひとつひとつ夢を近づけていく。
それを一緒に体験しながら、同じ時間と場所を共有する。
本当に幸福な体験だった。
ACEホテルの306号室。
ここに泊まる人は、ふたりの絵を見て、
どんなホテルでの時間を過ごすのだろうか。
(TK)