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the band apartのライブに行ってきたよ【2012/2/12 studio coast

tha band apart SMOOTH LIKE BUTTER TOUR short spring
2012年2月12日 新木場studio coast スタンディング
(ゲストバンド:GUSH)


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


バンアパのライブに行ってきたよ。
チケットはオフィシャルサイト先行で入手。だったかな・・・。


今回は特にアルバムやシングルを引っさげてのツアーでも無し。
ということでさしたる目新しいことは無し、と思ったら、
なんと、フランスのバンドGUSHとの対バンツアーとのこと。
そして今回がそのツアーのファイナル。
ツアーの集大成が見られるだろうということで楽しみ・・・。


ということで行ってきました。
一言で感想を言うと、いやぁ良かった・・・。って月並みな表現になっちゃうけど。
演奏も音も、フェスを含めて今まで数回見たバンアパのライブの中で一番良かったかも。
パフォーマンスでグイグイと引っ張られた・・・。
お得意のオシャレなコードの歌ものっぽい曲やフュージョンチックなキメキメ曲はもちろん、
特に曲の途中でロックに爆発するような展開の曲にグッときた・・・・。
そんなロックバンドとしてのバンアパの魅力を再確認した今回のライブでした。


そしてまた音が良かった・・・。
PA卓横の一段高くなったあたりにいたんだけど、ホントいい音だった。
各楽器もきれいに聞こえるし、歪んだベースまでちゃんと聞こえた。
そういうこともあって、バンド自身のパフォーマンスも良く聞こえたのかも。
音量も満足できる大きさだったし。


セットリストの方はライブでの定番曲で固めつつ、
わりと最近のシングルとかミニアルバム的なものからのセレクトといった感じ。
あとは最近あまりやってなかったらしい「Moonlight Stepper」が聞き所だったのかな。


そしてツアーファイナルということでの、お祭り騒ぎもあり。
アンコール2曲目の「Waiting」の途中で、バンアパの前にパフォーマンスしたGUSHをステージへと呼び込む。
そしてギターやドラムをGUSHのメンバーに渡して無茶振り。
手の空いた荒井はパーカッション、ドラムの木暮にいたってはハンドマイクで熱唱・・・。
とはいかず、ファルセットだか地声だかわからないような情けない歌声で何度か歌おうと試みる。
が、木暮いわく「キーが高すぎる」とのことで尻すぼみに。
後に自分のツイッターで「あれはツェッペリンの移民の歌を歌おうとしたので・・・」と告白。
ただ、熱唱は断念したものの、その後に名誉挽回とばかりにお得意?のラップを披露。
こちらは、なかなか様になってました・・・。
そんなツアーファイナルならではの、お祭り騒ぎでした。


その無茶振りされたGUSH、バンアパの前にパフォーマンスしたんだけど、これがなかなかカッコよかった・・・。
なかなかジャンル分けしにくいような雑多な音ではあったけど、ベーシックなロックといった感じ。
とはいっても、リバイバルロックとかガレージロックみたいな感じではなく、あくまでもポップなロックという感じ。
わりとアップテンポな曲が多いなぁという印象。
お客さんをつかむために、前半でアップテンポな曲を並べたのかもしれないけど。
メンバーも器用なのか、ベースの人が鍵盤やギターをやったり、
そのベースがいない間は別のギターの人がベースをやったりなんてことも。
それより何より魅力なのが、メンバー4人全員が歌えるということ。
みんなメインボーカルができるらしく、曲によってメインボーカルがチェンジ。
なので当然、コーラスもバッチリ。
ロックバンドだと3声のコーラスってのはかろうじているけど、
4声のコーラスってのはなかなかいないんじゃないかと。
ほんとに4声でハモってたかはわからないけど・・・。
そんな感じなので、最後には4人のアカペラとギター1本だけでパフォーマンスなんてことも。
ということでまったく予習無しに聞いたGUSHだったけど、なかなか楽しめたかな。


そんな素晴らしいGUSHとバンアパのパフォーマンスのおかげか、
まさかのダブルアンコールがお客さんから沸き起こったりも。
さすがにこれは予定してなかったのか、曲はやらず、原さんと木暮さんが出てきてお客さんと1本締めでシメ。
バンアパファンとしてはもうちょっと聞きたい!って感じだったかも。


さて、そんなダブルアンコールがあったりすると、ファンが期待するのはワンマンでのライブ。
アルバムが出たりしないとなかなかやらないんだろうけど・・・。


=セットリスト=


・the band apart
 1.Moonlight Stepper
 2.Free Fall
 3.bind
 4.FUCK THEM ALL
 5.shine on me
 6.higher
 7.Circles and Lines
 8.the Noise
 9.Eric.W
 10.The Sun
 11.I love you Wasted junks & Greens
 12.Photograph
 ~アンコール~
 13.Snow Lady
 14.Waiting

version21.1 fourthに行ってきたよ 【2012/2/11 横浜アリーナ】

version21.1 fourth
2012年2月11日 横浜アリーナ
出演:サカナクション / the telephones / OGRE YOU ASSHOLE / andymori
/ THE BAWDIES / 9mm Parabellum Bullet / DJ:前田博章


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


version21.1 fourthに行ってきたよ。
チケットは公式サイト先行で入手。だったかな?


このイベント、ここ数年は毎年開催されてきたイベントの様子。
そして今年は会場をいつものライブハウス規模からアリーナ会場へとスケールアップ。
出演者も立ち上げメンバーのサカナクション、the telephones、OGRE YOU ASSHOLEに加えて、
andymori、THE BAWDIES、9mm Parabellum Bulletなんていう豪華メンバーが追加。
そんな豪華メンバーのライブを一同にみられるとあって、楽しみ・・・。


会場へは開演予定の1時間ほど前に到着し、入場列に30分ほど並び入場。
そしてクロークへ荷物を預けようとするも、こちらもかなりの大行列・・・。
クロークの袋を買うのに大行列、そして荷物を預けるのに大行列・・・。
こりゃ、開演に間に合わないかなぁとちょっとあきらめかけるも、
なんとか開演前に荷物を預けることができ、無事、場内へ入場。
そして最初のバンドで盛り上がろうと思ってたので、
アリーナのスタンディングゾーンへ降りようとするも、降り口がよくわからない・・・。
そんなことをしている間に場内が暗転しSEが鳴り出したので、ここはあきらめてスタンドで参加することに。
最初の登場はthe telephones。


「エッブリィーバーディー、クラップユァハーンズ♪」のいつものSEから、
「アーユーディスコ?!」の石毛の煽りで激しいギターリフが刻まれると1曲目へと突入。
1曲目はオープニングにはピッタリのアップテンポな曲「Urban Disco」。
サビではさっそく「歌えっ!」の石毛の煽りで「アイアムディスコッ!」のシャウトが客席から発生。
といった感じで始まった彼らのパフォーマンス、以降、初の日本語詩曲の新曲「D.E.N.W.A」、

最新アルバム「Rock Kingdom」からの曲「White Elephant」を挟みつつ、
ライブの定番曲を中心に進行。
個人的には並み居るディスコ!な曲達の中で、「SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!」が、
最近のライブの定番曲になりつつあるみたいでうれしい・・・。この曲好きなので。
あのイントロのギラギラしたシンセのリフが鳴り響くとテンションが上がる・・・。
そしてそこからの四つ打ちが気持ちいい・・・。
その「SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!」では、鍵盤のノブがイントロをミスするなんて珍事も。
イントロのフレーズの音程、1オクターブ間違えたのかな・・・。
ということで、いつものようにハイテンションなパフォーマンスで、
見事にイベントのオープニングを盛り上げてくれたthe telephonesでした。


続いての登場はandymori。2階スタンド席に座ってじっくりと鑑賞することに。
あまり詳しくないので、レポートは他の方のをどうぞ・・・。
最後の1曲がはじまるくらいで席を立ち、次の出演者をアリーナのスタンディングで楽しむために、
アリーナへと降りるための行列に並ぶ。

ほどなく並ぶとアリーナスタンディングゾーンへ入場。


次の出演者はTHE BAWDIES。
本番前のサウンドチェックにはボウディーズのメンバーが登場。
「リハってのもなんなんで1曲やります!」とのことで、
「I'm In Love With You」をたぶんまるまる1曲プレイなんてことも。
ステージに登場してたメンバーもいったん引っ込んだ後しばらくすると、
いつものSE「ソウルマン」が鳴り響き再びメンバーがステージに登場。
そしてそのSEのまったりとした雰囲気をブチ破るように、いきなり派手なドラムのフィルインが鳴り響くと、
ステージ後方の「THE BAWDIES」というデカイ電飾がパッっと点灯し華々しく1曲目がスタート。
1曲目はアップテンポな曲「A NEW DAY IS COMIN'」。ROYのシャウトが冴え渡る・・・。
といった感じではじまった彼らのパフォーマンス、新曲「ROCK ME BABY」を挟みつつ、

ライブの定番曲たちで進行。
そんな中、「B.P.B」ではちょっとしたハプニングも。
途中のブレイクのベースソロ的なところで、ROYが音を外して曲が中断・・・。
「こんな事引きずらねぇーよ!」的なことをその時ROYは言ってたけど、

たぶんあれ、相当落ち込んでるかと・・・。
MCでは「THE BAWDIES」のデカイ電飾が、実はJIMの実家に保管してあるなんて話も。
最後は「HOT DOG」「YOU GOTTA DANCE」「KEEP ON ROCKIN'」と怒涛の盛り上げナンバーを投入し、
きっちり盛り上げてくれたTHE BAWDIESでした。


ここでDJタイム。DJの前田博章がステージ横の小ステージでDJプレイ。
が、普通のDJとちょっと違うのが、なんと生ドラムとの競演。
DJ卓の横で、ドラマーが生のドラムをバシバシと叩く姿が・・・。
DJのテクノな感じの音に生のドラムがミックスされて、ちょっとロックな雰囲気になってたのかな?
このDJタイム、結構カッコよかった・・・。
フロアの前方やスタンドのDJステージに近いところで踊ってるお客さんもちらほら。
ちょっとあそこへ参加したい気持ちになるも、ここは後のことを考えて自重。
そしてこれまた、DJ前田がお客さんを煽る煽る・・・。
このDJタイム、このイベントを前回ZEPP東京で見た時もあったんだけど、
ライブハウスのせいかお客さんがギュウギュウ、そして体力温存のためもあってか、
かなり寂しい盛り上がりだったんだけど、今回は結構な盛り上がりでした。


続いての登場は9mm Parabellum Bullet。ここも2階スタンドでじっくり鑑賞。
フロアの方はアップテンポな曲達で大盛り上がり・・・。
最近ライブでよくやってる9mmにしては異色の、ロックバラードと言ってもいい曲「カモメ」も披露。
ということで、いつものハイテンションでハチャメチャなステージングを見せてくれた9mmでした。
しかしギターの滝さん、ものすごい跳躍力・・・。
ギター持ってのカエル飛びみたいなジャンプがすごい。


ここで2階スタンド席から離れて、クロークの荷物を引き取り1階スタンド席へと移動。
1階はスタンドはだいぶ席が埋まってる感じだけど、なんとか席を確保し次の出演者の登場を待つ。
次はOGRE YOU ASSHOLEの登場。


登場前の待ち時間の間に会場に流れてたBGMに重なって、

実はひそかに聞こえてきていたSE「明るい部屋」。
そのSEの音量が徐々に大きくなっていきBGMも止むと、

大音量のSE「明るい部屋」が鳴り響く中ゆっくりと場内が暗転していく・・・。
そんな中、メンバーがステージ上にいつのまにか登場し、
パーカッシブなドラムからゆったりとしたリズムがスタートすると、
ベース、ギターと順番に加わっていってバンドのアンサンブルに。そして1曲目の「ロープ」へ。
ステージ上は大量のスモークがたかれ、客席へはステージからの逆光のライトが放たれているので、
ステージ上がよく見えない・・・。
他のバンドの時は使われていた客席上空のスクリーンも消灯。
ということで、横浜アリーナの空間が幻想的な雰囲気に・・・。
そんな幻想的な雰囲気の中でステージは進行。
ゆったりとしたリズムのドラムとベースに、執拗に絡らみつくギター・・・。
そしてほとんどの曲で曲間がなく、曲が次々とつながって演奏される・・・。
最後はオープニングのSE「明るい部屋」に戻り、同じくオープニング曲であった「ロープ」へと戻ってくる・・・。
アルバム「homely」を引っさげてのワンマンツアーも見に行ったんだけど、あのまんまの雰囲気のライブでした。
いやぁ、こういうイベントでもこのステージを展開するかと。
今回久しぶりにオウガのステージを見た人は、これはちょっと度肝を抜かれたんじゃないかと。
他のバンドに比べると、かなり異色なステージを見せてくれたオウガでした。


そしてそのまま1階席へと残り、本日のトリ、サカナクションの登場を待つ。
場内が暗転すると、聞こえてきたのはSE的な曲「RL」。
そして「version21.1、サカナクション」というセリフが聞こえると、エレクトロなインストへと突入。
ボーカルの山口の「用意はいいかぁー!行くぞぉー!」という煽りが入ると、さらにダンスな音に変化・・・。
そしてそのインストからつながるようにドラムのフィルインから始まったのが「モノクロトウキョー」。
これでサカナクションのパフォーマンスがスタート。
以降、アルバム「DocumentaLy」からの曲を中心に進行。
お得意のエレクトロなインストナンバー「DocumentaRy」では、
メンバー5人全員がステージ前方に横1列にならんで、それぞれが台に乗った楽器をイジくるなんて場面も。
そしてその「DocumentaRy」から次の曲「ルーキー」へと曲間無しでつながる。これがカッコイイ。
このタイミングで大量の緑レーザーも発射・・・。
最後はおなじみの「アルクアラウンド」「アイデンティティ」でガッツリお客さんを盛り上げて終了。
そしてこのイベントのトリということでアンコールもアリ。
アンコールはワンマンライブのアンコールでもおなじみ「ナイトフィッシングイズグッド」。
これでサカナクションのパフォーマンス、そしてこのイベントも終了。


ということで、約8時間にもわたる長丁場のイベントでした。
イベントの冒頭に開幕宣言としてサカナクションの山口が、
「今日はバンド同士の勝負の日でもある」って言ってたみたいなんだけど、
まさに各バンドが火花を散らしてパフォーマンスを出し切ったという感じでした。
それぞれのバンドがそれぞれの個性・いい所を見せつけてやろう、
と、そういう意気込みが感じられたライブでした。
逆に、それだけ個性の強い、似たもの同士で無いバンドが集まったイベントだったのかも。
特にOGRE YOU ASSHOLEのインパクトはかなりのものがあったんじゃないかと。
以前やってたようなポップでキャッチーな曲がまったく無いとは・・・。
って、去年のワンマンライブを見た人は知ってたと思うんだけど。


それと冒頭にも書いたように毎年開催されているというこのイベント、
今回は初のアリーナ会場での開催ということだったんだけど、
会場の感じはというと、同じような感じで毎年開催されているNANO-MUGEN FESと似たような感じ。
横浜アリーナを横にして使い、アリーナ席はブロック分けされたオールスタンディング、

スタンドは1階2階ともに自由席。
ただNANO-MUGENと比べると、ちょっとアリーナへ下りにくい感じ・・・。
というのも、集まったバンドのカラーなのか、スタンディングで楽しもうというお客さんがたくさん・・・。
かなり前から列に並んでないと、お目当てのバンドをスタンディングで見られないといった感じに。
それともただ単にNANO-MUGENより入場者数が多かったのか、

スタンディングの収容人数が少なかっただけか・・・。
出演バンドを1バンドくらい減らしてもいいので、入場者数を減らした方が快適だと思うんだけどなぁ・・・。


それから、入場時のお客さんの整理番号とかがなかったので、
開演時刻近くでの入場待ちの列とクローク待ちの列に人が集中・・・。
これもNANO-MUGENみたいに入場順番分けみたいなのをして入場させた方がいいんじゃないのかなぁと。
タイムテーブルが当日のギリギリになってからじゃないと出なかったのも、

開演時刻付近に人が集中した原因かも。
そういう風に考えると、NANO-MUGENも伊達に歴史を重ねてきたわけじゃないんだなぁと。
あっちはそういうストレスを感じることがほんとどなかったので。


そんなちょっとした不満はありつつも、
肝心の音楽の部分では存分に満喫できたイベントだったので、
もし可能であるのならば来年以降も開催してくれればいいなぁと。
とは言いつつも、幹事3バンドが来年以降もはたして元気に活動しているのかどうか・・・。


=セットリスト=
(オフィシャルサイトより転載)


・the telephones
 1. Urban Disco
 2. sick rocks
 3. D.E.N.W.A
 4. A.B.C.DISCO
 5. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
 6. I Hete DISCOOOOOOO!!!
 7. White Elephant
 8. Monkey Discooooooo
 9. HABANERO
 -we are DISCO!!!-
 10. Love&DISCO


・andymori
 1. everything is my guitar
 2. 革命
 3. ユートピア
 4. Sunrise&Sunset
 5. 投げKISSをあげるよ
 6. ベースマン
 7. クラブナイト
 8. 16
 9. 1984
 10. グロリアス軽トラ
 11. ベンガルトラとウィスキー
 12. Peace
 13. 愛してやまない音楽を


・THE BAWDIES
 1. A NEW DAY IS COMIN'
 2. IT’S TOO LATE
 3. JUST BE COOL
 4. LOVE YOU NEED YOU
 5. ROCK ME BABY
 6. B.P.B
 7. HOT DOG
 8. YOU GOTTA DANCE
 9. KEEP ON ROCKIN'


・9mm Parabellum Bullet
 1. Living Dying Message
 2. Cold Edge
 3. The Revolutionary
 4. Vampiregirl
 5. キャンドルに灯を
 6. カモメ
 7. 新しい光
 8. Discommunication
 9. Black Market Blues
 10. Punishment


・OGRE YOU ASSHOLE
 1. ロープ
 2. フェンスのある家
 3. ふたつの階段
 4. バックシート
 5. ロープ(Long ver.)


・サカナクション
 1. RL
 2. モノクロトウキョー
 3. セントレイ
 4. 仮面の街
 5. エンドレス
 6. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
 7. DocumentaRy
 8. ルーキー
 9. アルクアラウンド
 10. アイデンティティ
 EN. ナイトフィッシングイズグッド


↓タイムテーブル


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

Perfumeのライブに行ってきたよ 【2012/1/28,29 さいたまスーパーアリーナ】

Perfume 3rd Tour 「JPN」

2012年1月28日 さいたまスーパーアリーナ 400レベル419扉3列417番
2012年1月29日 さいたまスーパーアリーナ 200レベル224扉27列506番


Perfumeのライブに行ってきたよ。
チケットはP.T.A.先行で入手。


今回はアルバム「JPN」を引っさげてのアリーナツアー。
あーちゃんの言葉によれば、最初はホールツアーの予定だったんだけど、
アリーナツアーにしてもらったとかなんとか・・・。
そして、今回の会場であるさいたまスーパーアリーナは、
なんと、3万人以上が収容できるスタジアムモードでの開催!これはすごい・・・。
個人的にはこのスタジアムモードは初体験なので楽しみ・・・。


会場へは28日は開演予定1時間前ごろに到着。
そのまま寒空の下グッズ売り場に並び、30分ほど並んでパンフレットを購入。
と、グッズの列を見てみると、まったく並んでないじゃん・・・。
そして入場し席へ。28日は400レベルサイドの前の方の列、29日は200レベルサイドの後ろの方の列。
さすがに400レベルの席はすごい眺め・・・。ものすごい広大な空間がそこにはありました。


席についてステージを見てみると、今回もエンドステージから伸びる花道が二つあり。
一つはエンドステージすぐ両脇に伸びる花道、そしてその先端に小さな丸いステージ。
もう一つが、エンドステージからまっすぐ客席方向へ伸びる花道、そしてその花道の先端がT字型に。
T字型の両脇には、こちらも小さな丸いステージが。


そんなことを観察しつつ開演を待っていると、
開演予定時刻から5分ほど過ぎた頃ステージ上の照明が落とされる。
客席が「開演か!」と沸き立つも、スクリーンにはスポンサーのキリンのCM。
続いて開演にあたっての注意事項などのアナウンスが流れ、
まもなく開演しますという言葉に続いて場内の照明が落とされると、
ステージ上の照明?機材らしきものがSEとともにステージ上空へとゆっくり持ち上がっていく。
そして「JPN」というツアータイトルがPerfume声でゆっくりと一言ずつ、
「ジェー、ピー、エヌ・・・」という感じで告げられる。
一瞬の沈黙の後、静かに聞こえてきたのはアルバム「JPN」のオープニングにもなっている曲「The Opening」。
そしてステージ上に設置された高台にPerfumeの3人の姿が浮かび上がる。
「The Opening」が鳴り響く中、Perfumeの3人が高台からステージ前方を指差すと、
高台からステージへと降りる階段がゆっくりと伸びて行く。
階段が完全に出来上がると3人がその階段を一歩ずつ降りていき、
ついにはステージへと降り立つと同時に「The Opening」が終わりステージが暗転。
そして聞こえてきたのは「レーザービーム」のサビ。
ステージ上にはいつのまにかフォーメーションを決めたPerfumeの姿が。
オープニングはアルバム「JPN」同様の流れで「The Opening」からの「レーザービーム」スタート。
アップテンポな曲で会場は一気に盛り上がる。


そしてここからオープニングの勢いそのままに、
「VOICE」「エレクトロ・ワールド」「ワンルーム・ディスコ」と、アップテンポな曲を続けて。
「エレクトロ・ワールド」ではステージ前方から炭酸ガス噴射。


アップテンポな曲でひとしきり盛り上がった後、ここで一息。
「3人合わせてPerfumeですっ!」のいつもの自己紹介を終えると、
3人がエンドステージからT字型センターステージの方へとゆっくりと歩いていきつつの、客いじりコーナー。
ここがかなり長い・・・。30分くらいやってたかな?
そして一通り客いじりも終わりセンターステージへの移動も完了すると次の曲へ。


まずは「新曲やります!」というあーちゃんの言葉から、
「Have a Stroll」「時の針」とアルバム「JPN」のからの曲を続けて。
「時の針」では3人がT字型のセンターステージの先端にそれぞれ立ち、
おもちゃの人形?パントマイム?っぽいカクカクとした振り付けを。
続けてそのままセンターステージで「微かなカオリ」「スパイス」とミドルテンポな曲を続けて。


ここでステージ上から3人の姿が消え、
「music by 中田ヤスタカ(capsule)」というスクリーンの文字と共に、
聞こえてきたのはエレクトロなインスト。
静かな感じで始まり、四つ打ち全開になると会場は一気にクラブな雰囲気に・・・。
ステージ上のスクリーンには音と連動したCG映像が映し出される。
Perfumeの3人が近未来的な緑色のメタリックな衣装を着て、
映画マトリクスみたいに格闘する映像などなど・・・。
そして再び「ジェー、ピー、エヌ」という声がそのインストに重なり合って聞こえてくると、
ステージ上の高台には、映像ではないリアルかしゆかが登場!
そしてすぐ後ろのスクリーンの映像と連動するようにダンス・・・。
かしゆかが腕を振ると、それに合わせてスクリーンの光の玉が飛んでいったり・・・。
見た目にはかしゆかがスクリーンの光の玉を打ち返してるような感じに。
しばらくするとのっち、あーちゃんもステージへと登場し、
エレクトロなインストに乗ってスクリーン映像と共にダンス。
ということで、Perfumeのライブでは定番になりつつある、
中田ヤスタカのインストに合わせたCG映像・ダンスのコーナーでした。


インストコーナーも終わると、高らかに聞こえてきたのは「GLITTER」の印象的なイントロ。
と同時にT字型センターステージの先端それぞれから、Perfume3人が登場。
3人の足元からは上空に向かって緑レーザーがバシバシと放たれ、
3人のダンスと連動し放射状になったり1本になったりさまざまに変形。
そして「GLITTER」へとなだれ込み、会場はアップテンポな曲で再び盛り上がる・・・。


続いて聞こえてきたのは「シークレットシークレット」のイントロ。
と思いきやイントロだけで終わり、「不自然なガール」のイントロへとつながる。
そしてそのまま「不自然なガール」の歌メロへ。
とくれば、ここはもしやメドレーか?と思ってるとやっぱり、
「不自然なガール」もワンコーラスで終わり「Take me Take me」のイントロへ。
そんな感じで「Baby cruising Love」「575」「I still love U」「love the world」とメドレー形式で披露。
最後は再び「シークレットシークレット」へと戻ってくるとメドレーも終了。


28日にはここで、あーちゃんの長いMC。震災を受けてのPerfumeの思いなど・・・。


続いてここからはライブ後半の盛り上げコーナー。
「男子!女子!そうでない人!」のおなじみの声出しから、めぐりめぐるよ「ポリリズム」、
そして「P.T.A. のコーナー」を挟むと、「踊れーー!」のあーちゃんの絶叫から「FAKE IT」、
「ねぇ」「ジェニーはご機嫌ななめ」「チョコレイト・ディスコ」と続く。
アップテンポな曲が続き、まさに、「さいたまスーパーアリーナが、ダンスフロアーに♪」。


「P.T.A. のコーナー」ではいつもの「サバイバルダンス」「ウルトラソウル」に加えて、
「恋じゃない!YES!」のフレーズが印象的な早見優の「夏色のナンシー」も追加。
「ジェニーはご機嫌ななめ」では3人それぞれがT字型センターステージの先端へ移動すると、
リフトアップする台に乗ってパフォーマンス。


ひとしきり盛り上がったところで「みんなで手をあげてねっ!」という言葉から、
「手のひらが世界中~」の歌いだしではじまったのは「MY COLOR」。
これで本編は終了。


そしてアンコールに答えて3人が登場!
が、これが普通の登場の仕方じゃなくて、なんと、アリーナ席後ろのお客さん用の入場口から登場。
そしてそのまま、アリーナ席の一番後ろにあったお立ち台にあがる。
これにはスタンドも含め、後方のお客さんから大歓声!
そしてひとしきり後ろの方のお客さんとコミュニケーションをとったところで「Dream Fighter」へ。


後方ステージでのパフォーマンスも終わると、ここで、あーちゃんから提案。
ただ普通に後方ステージからセンターステージに戻るだけでは面白くないので、
誰がセンターステージに一番早く戻れるかを競争しようじゃないかと。
センターステージにはいつのまにか立てられた「JPN」フラッグが1本そそり立つ。
そしてグーパーによって2人と1人に3人が組み分けされると、
お客さんの「スタート!」の掛け声を合図に、アリーナ席内の通路を通ってセンターステージへ。
その結果、28日、29日ともあーちゃんが1位でゴールして「JPN」フラッグをゲット。
そしてスタート前に、客席にいたスポンサーであるキリンの人の了解をステージ上から無理やり取り付けた、

1位の賞品、キリン氷結1年分もゲット!


という感じでセンターステージに戻った3人、
「まだやってない曲があるでしょ!」という言葉から、上上下下の振り付けが印象的な「Puppy love」へ。
続いてエンドステージに戻ると、「ぐるぐるぐるパンッパンッ!」という振り付けがつけられた「心のスポーツ」へ。
これでアンコールも終了。約3時間のライブでした。


ということで、大きな会場ならではの演出が盛りだくさんなライブでした。
レーザーや照明、そしてT字型のセンターステージや後方ステージなどなど・・・。
まさに、スタジアムモードの大会場の空間をフルに使った豪華な演出でした。
セットリストの方はアルバム「JPN」からの曲を中心に、プラス、ライブの定番曲といった感じに。


それとたぶん、これはPerfumeのライブでしか出ない話題かもしれないけど、
ちょっとだけ生歌が増えたのかな?
以前から生歌だった「ジェニーはご機嫌ななめ」に加えて、
アルバム「JPN」からの曲「MY COLOR」、そして「Puppy love」のサビは、
生歌だけの歌声だったような・・・。


そして初体験だったスタジアムモードは、やっぱりバカでかかった・・・。
アリーナモードでいう400レベルサイドの席を両端からひっぱったような感じの客席全体。
天井も高くしてあったのかな?
このスタジアムモード、MCであーちゃんが言ってたけど、
日本人の単独ライブでは10年ぶりだそうで・・・。
前回はもしかして、2003年の氷室京介「CASE OF HIMURO」かな?


音の方はやっぱり会場が大きいせいか、そこそこといった感じ。
一応、ステージ真ん中、T字型センターステージに上の方に、
後方席用のスピーカが追加されてたけど、丁度その真下あたりの位置だったので、
その追加スピーカの恩恵にもあずかれず・・・。
悪くはないんだけど、ちょっと迫力不足な感じだったかも。
後方席用といえば、真ん中からちょっと後ろあたりにスクリーンがぶら下がってたりも。


さて、ツアーはまだはじまったばかりなので、これからといったところ。
2DAYS参加した感じだと、まだMCの内容とかも含めて固まってないような感じだったので、
ツアー終盤でどんな感じになってるか楽しみ。行ける予定はないんだけど・・・。
と思ってたら、5月には武道館4DAYSの追加公演も決定!
1回くらいは武道館で見たいかなぁ・・・。


=セットリスト=


1.The Opening
2.レーザービーム
(Album-mix)
3.VOICE
4.エレクトロ・ワールド
5.ワンルーム・ディスコ
6.Have a Stroll
7.時の針
8.微かなカオリ
9.スパイス
10.インスト
(music by 中田ヤスタカ)
11.GLITTER (Album-mix)
12.メドレー
  シークレットシークレット
不自然なガールTake me Take meBaby cruising Love
  
575I still love Ulove the worldシークレットシークレット
13.ポリリズム
14.FAKE IT
15.ねぇ
16.ジェニーはご機嫌ななめ
17.チョコレイト・ディスコ
18.MY COLOR
~ アンコール ~
19.Dream Fighter
20.Puppy love
21.心のスポーツ


追記:5/8、5/9の武道館追加公演にも参加。
セットリストはアンコールの「Puppy love」がカットになって、代わりに本編に「コミュニケーション」が追加、
アンコールの「Dream Fighter」が「Spring of Life」になってました。


そして、アルバム「JPN」のブックレットで使われてるJPNのオブジェが武道館の外に。


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記