いつも一人ぼっち・・・ライブ日記 -2ページ目

木村カエラのライブに行ってきたよ 【2012/3/3、3/4 日本武道館】

木村カエラ KAELA WEB TOUR 2012
2012年3月3日 日本武道館 2階南スタンド R列24番
2012年3月4日 日本武道館 2階南西スタンド D列39番


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


木村カエラのライブに行ってきたよ。
チケットは公式サイト先行で入手。


今回はアルバム「8EIGHT8」を引っさげてのライブハウスツアーの追加公演。
武道館という大箱での追加公演となっております。そして3DAYS。
その3DAYSのうち、土日の2DAYSに参加。
武道館ということで、大会場ならではの特別な演出もあるのかな・・・。


会場には両日とも開演予定時刻の30分ほど前に到着し、早速入場し席へ。
今回の席は3日は2階南スタンド後方、4日は2階南西スタンド前方。
まあまあの席といったところか・・・。


席について会場を見渡してみると、
アリーナ席上空にはアルバムのコンセプトに合わせてか蜘蛛の糸のようなものはりめぐらされてて、
ステージ脇には蜘蛛の足らしきものと、ステージ前方には8つの目玉。
ああ、ステージ全体が蜘蛛のボディーというコンセプトなのね・・・。
それからステージから両脇に伸びる花道と、
エンドステージからアリーナ席中心に向かって伸びる花道andセンターステージもアリ。


席について開演を待っていると、開演予定時刻から15分ほど過ぎたころ照明が落ちSEが鳴り出す。
すると、センターステージに蜘蛛の足の衣装を装着したダンサー達が現れ、創作ダンスのようなダンス。
SEが止みドラムのリムショットからディレイがかかった印象的なギターリフが聞こえ出すと、
蜘蛛ダンサー達がセンターステージの中心を取り囲む。
するとその中心からカエラがゆっくりとリフトアップされて登場!
そして歌いだすとそのまま1曲目の「8EIGHT8」へ。
怪しい、おどろおどろしい雰囲気の中ライブはスタート。


続いてそんなオープニングの空気を打ち破るかのように軽快なリズムと明るいギターリフが聞こえてくると、
アルバム「8EIGHT8」のオープニング曲でもあるアップテンポな縦ノリ曲「Make my day!」へ。
カエラも「ぶどうかぁーーーーん!」の絶叫で客席を煽る。
そのままの勢いで「リルラ リルハ」「STARs」「deep beep」「L.drunk」「KEKKO」と、
ライブではおなじみの盛り上がり鉄板な曲たちで一気に駆け抜けて、会場をロックに盛り上げる。
「KEKKO」ではカエラがアコギを弾きながら歌うなんてことも。


MCで一息つくと、かわいらしい曲をいくつかというカエラの紹介から、
アルバム「8EIGHT8」からの曲「うたうらら」「ホシノタネ」「lollipop」、
さらに「A winter fairy is melting a snowman」と続く。
「lollipop」では再びダンサー達が登場し、

ミュージカル映画ウェストサイドストーリーのような寸劇をカエラと共に。
「A winter fairy is melting a snowman」ではセンターステージ上空から金テープがキラキラ舞う。


ここでバンドとカエラはセンターステージに移動。
そしてアコースティックセットで「ありがとう」というのがテーマだという曲「チョコレート」をしっとりと披露。
続いてそのままカエラだけセンターステージに残ると、
「一人じゃないというのがテーマの曲」という紹介から「orange」へ。


「orenge」が終わると、カエラはセンターステージ中心から下に消えていく。
そしてCMでおなじみの「Ring a Ding Dong」のイントロが鳴りはじめると、
エンドステージ後方センターにいつのまに出現したドアから、
センターステージから瞬間移動のごとくカエラが登場!

音符?なかぶりものをかぶったダンサーも登場し盛り上げる。


続いてロックなカエラとはちょっと違うニューウェーブっぽい曲を続けて。
まずは化粧品のCMでおなじみの曲で「Moon Light」、
そしてライブでのお客さんのタオル回しがおなじみの「Circle」。
「Moon Light」ではレーザーがステージから客席方向に向けて発射・・・。


そしてここから後半の盛り上げコーナー。
カエラの「アリーナ!」「1階!」「2階!」の煽りから「You bet!!」「Yellow」、
メンバー紹介をはさみつつの「TREE CLIMBERS」、
最後は「マスタッシュ」「BEAT」「喜怒哀楽 plus 愛」と続けて怒涛の盛り上がり。
「BEAT」ではカエラがエレキギターをかき鳴らす。
大盛り上がりの中、これで本編は終了。


ちなみに4日には「アリーナ!」「1階!」「2階!」のカエラの煽りのくだりで、
カエラの提案から最近本人が出演してるCMにちなんで、
アリーナが「カ!」1階が「エ!」2階が「ラ!」と叫んで、
最後は全員で「泣くでぇ~」なんて言って盛り上がったりも。
さらにカエラの指示で、その「泣くでぇ~」の部分を「大好き!」に変えて、
「カ!エ!ラ!大好き!」とお客さんに言わせたりも・・・。


アンコール待ちには、ステージ後方のスクリーンに蜘蛛のキャラが登場。
蜘蛛のキャラの心臓がドキドキと脈打つたびにお客さんが拍手。
それをアンコールの拍手にしてお客さんはカエラの登場を待つ。
そしてカエラとバンドがステージに再登場すると、
「幸せになれる歌を歌います」という紹介から「Butterfly」。
後半にはサビのフレーズの「ラララ」を会場のみんなで合唱なんてことも。
そして最後は再びダンサーが登場しての「BANZAI」、
あなたの笑顔が見たい「Magic Music」で再び盛り上がるとアンコールも終了。


と思ったら、ダブルアンコールもアリ。
「どうやったら幸せになれるんだろうと思ってた時に作った曲」という紹介から、
久しぶりに歌う歌だという「happiness!!」。

ここでは曲頭に客電が点灯し場内が明るくなり、まさにハッピーな雰囲気に。
これでアンコールも終了。約2時間半のライブでした。


ということで、かなり盛りだくさんの内容のライブでした。
曲の方はアルバム「8EIGHT8」から全曲と、ライブの定番曲を洩れなくやりましたという感じ。
実はこの武道館公演の前にあったライブハウス公演も見に行ってたんだけど、
その時からは「You know you love me? 」「誰」がほかの曲に変わって、
プラス、2曲追加ということで、大盤振る舞いなセットリストでした。
そのセットリスト、もともとアルバム「8EIGHT8」はアップテンポなロックな曲が多かったので、
そこにさらにライブの盛り上がり定番曲が追加になって、かなりアゲアゲな感じの今回のライブでした。

個人的には「Moon Light」がかっこよかったかなぁ。

カエラの声もこの曲では存在感バツグン。


それからライブハウス公演とは違って、大規模会場ならでは演出がいくつも。
センターステージにダンサーに金テープにレーザーなどなど・・・。

ステージ前方にあった8つの目も、目玉が時々動いたりして細かい仕様に・・・。


音の方は1日目の2階南スタンド後方列の席がよかった・・・。
もう1曲目のギターリフからガツンときた・・・。ギターかっこえぇって。
各楽器の音もクリアだし音量的にもそこそこあって満足。
ドラムとギターが綺麗に聞こえたなぁ・・・。


バンドメンバーはいつものメンバーが集結。
ギターのアイゴンもライブハウス公演の時点から参加。
パフォーマンスの方はさすがにこのメンバーandツアー終盤ということもあって素晴らしい・・・。

注目はやっぱりドラムのキャシーこと柏倉隆史。

CD音源のフルコピーかどうかはわからないけど、手数が多い多い・・・。

それと、あっ、このフィルインかっこいい!と思って2周目に期待してるとやらなかったり。

ってことは、同じフィルインはあんまり繰り返さないのかなぁ・・・。

もちろんキメ的なフレーズはCDを踏襲してるんだろうけど。


それよりなにより、カエラの声の調子が絶好調。

伸びのある歌声を聞かせてくれました。

それとまあ、よく踊る・・・。

ただ単に動く人ならたくさんいると思うけど、

文字通り、あそこまで踊るポップロックシンガーはいないのでは・・・。


そんな感じで、なんだかんだ言って集大成的なライブになった今回のライブでした。
ここまで出しちゃって、次はどうするのかなぁ・・・。


あ、それから、4日にはWOWOWのカメラが入ってた模様。
もらったフライヤーによると5/6に放送予定とのこと。


=セットリスト=


・3/3、3/4 日本武道館


 1.8EIGHT8
 2.Make my day!
 3.リルラ リルハ
 4.STARs
 5.deep beep
 6.L.drunk
 7.KEKKO
 8.うたうらら
 9.ホシノタネ
 10.lollipop
 11.A winter fairy is melting a snowman
 12.チョコレート
 13.orange
 14.Ring a Ding Dong
 15.Moon Light
 16.Circle
 17.You bet!!
 18.Yellow
 19.TREE CLIMBERS
 20.マスタッシュ
 21.BEAT
 22.喜怒哀楽 plus 愛
 ~アンコール~
 23.Butterfly
 24.BANZAI
 25.Magic Music
 ~アンコール~
 26.happiness!!


・2/15 ZEPP TOKYO


 1.8EIGHT8
 2.Make my day!
 3.KEKKO
 4.You know you love me?
 5.deep beep
 6.L.drunk
 7.STARs
 8.誰
 9.lollipop
 10.うたうらら
 11.Ring a Ding Dong
 12.orange
 13.リルラ リルハ
 14.You bet!!
 15.喜怒哀楽 plus 愛
 16.Yellow
 17.TREE CRIMBERS
 18.マスタッシュ
 19.BEAT
 20.チョコレート
 ~アンコール~
 21.A winter fairy is melting a snowman
 22.Butterfly
 23.BANZAI
 ~アンコール~
 25.Magic Music

スキマスイッチのライブに行ってきたよ 【2012/2/24 大宮ソニックシティ】

スキマスイッチ TOUR 2012 musium
2012年2月24日 大宮ソニックシティ 2階16列31番


スキマスイッチのライブに行ってきたよ。
チケットはSOGO東京先行で入手。


今回のツアーはアルバム「musium」を引っさげてのツアー。
ということで、アルバム「musium」からの曲をたくさん聞けるだろうし楽しみ・・・。


会場には開演予定時刻10分ほど前に到着。
さっそく入場し席へ。席は2階の真ん中よりちょっと後ろといったところ。


開演予定時刻から10分ほど過ぎた頃BGMが止み、足音のような音が鳴りだす。
ステージ後方にはフクロウのオブジェが浮かび上がる。
足音も鳴り終わると静かに鳴り出したピアノのイントロ、
そしてステージがぼんやりとした光に映し出されると、ゆっくりと歌いだす大橋。
そのままボーカルとピアノ意外のバンドも入ってきて、
サビに差し掛かると同時にステージ前方を覆っていた半透明の幕がパッ!と落ちる。
といった感じで始まったのは、アルバム「musium」のオープニング曲でもある「時間の止め方」。
しっとりとした感じでライブはスタート。


そんなしっとりとした雰囲気を打ち破るように、ここでアップテンポな乗りのいい曲を続けて。
まずはBメロでのお客さんの細かい拍手とサビの合唱が印象的な「ふれて未来を」、
そしてアルバム「musium」から「アイスクリーム シンドローム」「センチメンタル ホームタウン」、
ちょっと哀愁あるメロディーが印象的な曲「糸ノ意図」と続く。


ここで大橋の「ライブは長いので」という話からお客さんを着席させると、
ミドル・スローテンポなちょっと懐かしい曲たちを続けて。
まずはメジャーデビューアルバムと言えるかも知れないミニアルバム「君の話」から「太陽」、
オリジナルにはないギターの小曲的なイントロから「雨待ち風」、
そしてこの曲もオリジナルにはないギターの弾き語り風のイントロから「きみがいいなら」と続く。


次にはじまったのは聞いたことの無いイントロ。

ファンキーなリズムに軽快なホーンとオシャレなコード。
なんの曲かなぁと思ってると、はじまったのはなんと「螺旋」。

この大胆なアレンジは驚き・・・。
オリジナルよりちょっとBPMを落としての、
ファンキーなホーンの効いたフュージョンチックなアレンジになってました。
ジャジーなピアノソロもアリ。
ということでこれはやっぱりファンクというよりフュージョンって言葉がピッタリかな?
その後のメンバーのMCでは、「都会的、アーバン、ニューヨーク」ってキーワードが、
この曲のアレンジについての話で上がってたけど。


メンバー紹介を挟むと、アルバム「musium」から、
「石コロDays」「LとR」「Andersen」とミドルテンポな曲たちを続けて。
このあたりでようやく座ってたお客さんが徐々に立ち上がり始める。


そして終盤のバンドの盛り上がりが熱い「ズラチナルーカ」、
ピアノの小曲からのバラード「さいごのひ」、
言葉遊び的なリズミカルな歌詞が面白い曲「ソングライアー」と続いたあと、
ファンクなバンド演奏が熱い2曲「キレイだ」「スモーキンレイニーブルー」と続く。
「スモーキンレイニーブルー」では途中でバンドのソロ回しもアリ。
しかしこのファンクコーナーは熱い・・・。
そしてそのファンクな盛り上がりをそのままに、ライブ終盤の盛り上がりコーナーへと突入。
「キレイだ」「全力少年」と続けて。


ひとしきり盛り上がったところで、ライブ本編の最後はしっとりとした感じで。
アルバム「musium」から「晴ときどき曇」、
そしてライブのオープニング曲「時間の止め方」の静かなピアノにイントロへと再び戻ってくる。
最後はオリジナルに無い歌詞「今日のこの景色を忘れないで」、
「寂しくなったらいつでもこの場所にいるから、また戻ってきて、僕らもまた来るから」、
というライブの本編最後にはピッタリのメッセージを歌い上げると本編も終了。


アンコール待ちの時間には、お客さんがハッピーバースデーの大合唱。
なんでも、明日がメンバーの常田の誕生日ということらしい。
そしてその大合唱に答えるように、まずは常田が一人ステージに登場。
が、それに続くはずのメンバーがなかなか登場しないので、一人、ステージ上で所在なさげな常田・・・。
その後の大橋の発言からすると、メンバーの放置プレイかな?これは。


そんなちょっとした誕生日イベントの後、アンコールはインスト曲「ガレポンク」でスタート。
ここでは大橋が珍しくアコギじゃなくてエレキギターをかき鳴らす。
途中のギターソロ的なものや、リフ的なものも弾いたりも。


続いて大橋がアコギに持ちかえると、
ちょろっとギターの出音を確かめて歌いだしたのは「ハッピーバースディトゥユー♪」。
そして会場のお客さんとハッピーバスデーの合唱の中、ステージ脇からケーキが登場。
が、34歳の誕生日なのに35歳ってケーキに書かれてるとかなんとか・・・。
そして大橋が、誕生日ということでプレゼント考えたんだけど、
今回は「物」じゃなくて手紙を書いてきたとのこと。
常田がその大橋から渡された手紙を開けてみると、そこに書かれていたのは「ガラナ歌唱権」。
ということで、この後、常田が大橋に変わりガラナをバンドをバックにフルコーラスで歌うことに・・・。
最初はなかなか渋って嫌がっていた常田も曲が始まるとノリノリ。
ピアノを離れて、スタッフから渡された歌詞カードを見ながらハンドマイクで熱唱。
さらに大橋からワイヤレスマイクを渡されると、ステージ脇の花道まで飛び出してアピール。
最後は大橋よろしく、ピアノの上に登ってからの飛び降りての曲のシメの合図。
ということで、誕生日ならではのサプライズでした。


そんなサプライズで盛り上がったところで、
アンコール最後は福耳でおなじみ「惑星タイマー」で終了。
これでライブは終了。約3時間もの長丁場でした。


ということで、誕生日サプライズというのもありつつの素晴らしいライブでした。
なにが素晴らしいかというと、単純に歌と演奏が素晴らしい・・・。
豪華メンバーをそろえたバンドの鉄壁の演奏、そしてライブならではのアレンジなどなど。
スキマスイッチってバラードばかり歌ってる軟弱な人たちってイメージがあるけど、ライブはかなり熱い。
オリジナルからアレンジを変えてる曲があったり、バンドのセッション的なコーナーがあったり。
こういうライブをやる人たちこそ、ライブに行く価値があるアーティストなんじゃないかと。
そしてなにより、大橋の声の調子がいいかも。

今まで何回かライブ見た中だと苦しそうなことが多かったけど、今回はそれも無し。
最初の数曲こそメロディーラインを変えたりしてつらそうな感じだったけど、
そのあとはまさに絶好調という感じ。特にバラードは絶品でした。
そんな感じで、ライブならではのスキマスイッチを堪能できたライブでした。


バンドメンバーは前回のツアーから引き続きと言った感じだったのかな。
ドラムが村石雅行、ベースが種子田健、ギターが石成正人、鍵盤が大島俊一、とまさに豪華メンバー・・・。
このメンバーで演奏が悪かろうはずが無い・・・。
それとホーンが2管とパーカッションという構成でした。


さて、スキマスイッチは今度はファンのリクエストによる、
セルフカバーベスト的なものが出る様子。
ということは、それに伴うツアーもあるのかな・・・。

=セットリスト=


1.時間の止め方
2.ふれて未来を
3.アイスクリーム シンドローム
4.センチメンタル ホームタウン
5.糸ノ意図
6.太陽
7.雨待ち風
8.きみがいいなら
9.螺旋
10.石コロDays
11.LとR
12.Andersen
13.ズラチナルーカ
14.さいごのひ
15.ソングライアー
16.君の話
17.スモーキンレイニーブルー
18.キレイだ
19.全力少年
20.晴ときどき曇
21.時間の止め方
~アンコール~
22.ガレポンク
23.ガラナ
24.惑星タイマー

EMI ROCKS 2012に行ってきたよ 【2012/2/19 さいたまスーパーアリーナ】

EMI ROCKS 2012
2012年2月19日 さいたまスーパーアリーナ 200レベル212扉2列222番


EMI ROCKS 2012に行ってきたよ。
チケットは公式サイト先行で入手。


去年に引き続いて開催されたこのイベント、
そのイベント名の通りEMIミュージック・ジャパン所属のロックな人たちが一堂に集合。
邦楽ロックが好きな人にはたまらない、豪華メンバーが終結してるので楽しみ・・・。


会場へは開演予定時刻の30分ほど前に到着。
タイムテーブルは当日の会場内にて公開だったんだけど、
このネット社会、家にいる段階でタイムテーブルを確認。
最初の出演者を見るために、早々に会場に到着し早速入場。


今回のイベントはアリーナはスタンディング、スタンドは座席指定となっていたんだけど、
わたくしては座席指定のほうをチョイス。
スタンディングで盛り上がりたい気持ちは山々なんだけど、なんせ長丁場なので・・・。
ちなみにこのイベントは、アリーナとスタンドはチケットが分かれてるので、
それぞれ選択したどちらかの席でしか見ることができません。


席についてしばらくすると場内が暗転し、Coldplayの「Every Teardrop Is A Waterfall」にのって、
スクリーンに最初の出演者が紹介される。トップバッターはBase Ball Bear。
そしていつものSEに乗ってメンバーが登場すると、
ドラムのシンプルなビートに徐々に楽器が乗っかっていきはじまったのは「夕方ジェネレーション」。
まったりとした感じでBase Ball Bearのステージはスタート。
以降、最近の曲「short hair」「新呼吸」、プラス、
「祭りのあと」「CRAZY FOR YOUの季節」といったライブの定番曲たちで進行。
途中、「十字架 You and I」ではおなじみ、ダンス湯浅将平のコーナーも。
約30分のステージで終了。み、短い・・・。
せめてあと1曲あれば・・・。


15分ほどのセットチェンジをはさんだ後、次は赤い公園の登場。
オープニングSEで聞こえてきたのは、

「風のなかのスーバルーー♪」の歌いだしでおなじみ中島みゆきの「地上の星」。
そんなおどろおどろしい雰囲気の中ステージにメンバーが登場。

そしてはじまった彼女たちのステージ、
まったくの初見だったけど、ちょっとエキセントリックなバンドといった感じ。
セオリーからはずれたようなフレーズがあったり、ボーカルがちょっと奇抜なかんじだったり・・・。
ギター入り女性バンド版のモーモールルギャバンといった感じかも。
リズム隊は重い音で、ベースは音を歪ませたりなんてことも。
ギターもちょっとノイジーな感じになったりも。
ということで、お客さんが終始置いてけぼりになってしまった、
そんな赤い公園のステージでした。


ここでいったん休憩し、昼飯をとることにする。
ロビーにいくつか屋台みたいなのが出てたけど、
ここは無難にいつもの味、ケンタッキーのサンドとポテトで済ませる。


その休憩中にはThe SALOVERSがパフォーマンス。
最後の2曲だけを客席入り口付近で立ってまま聞く。
前に一度だけイベントで見たことあったけど、
うーん、ボーカルがこんな泥臭い感じのバンドだったっけかな・・・。
それとも単に、声が出なくて苦しそうな感じにしてただけなのかな・・・。
そのボーカル、ギターを置いて最後はハンドマイクでステージ上を練り歩いたり、
「今日は他の先輩バンドに下克上を挑みにきた!」とか言ってたり、
ちょっとエレカシの宮本を思い出させるような感じもあったり・・・。


そして次の出演者は清 竜人。

シンプルなバンドサウンドに切ないメロディーと歌詞が乗る彼の曲は結構好きだったりも。
と思ってたんだけど、なんじゃこりゃ・・・。はじまってみるとステージ上に楽器がひとつも無い。
そしてステージ上がパッと明るくなると、ステージ上に横一列に並べられた椅子。
そこに座るのは、中学か高校の学生服を着た清竜人。
同様に学生服を着たスペイン、中国、フランスなどの各国の学生服姿の人たち・・・。
そしてはじまったのは、まさに舞台とかミュージカル風な寸劇。
さすがにこれはオープニングだけの余興でしょと思ってるも、
なんと、この寸劇だけで清竜人のステージは終了。
えーーー、というお客さんの声が終了と共にあがったけど、まさに同感。
ヘッドセットマイクをつけて歌ってるようなシーンはあったけど、
まさか楽器が一個も登場しなくて、寸劇だけで終わるとは・・・。
まったく何が起こったっていうんだ、清 竜人に・・・。
そんな、会場の度肝を抜いた今回の清 竜人のステージでした。
なにやら、この寸劇でCDリリースとライブというかショウもやるらしい・・・。


続いての登場は雅-MIYAVI-。
ちょっと昔にはやってたキザイア・ジョーンズのように、

ベースでいうスラップみたいにギターの弦を指で引っ張ったり叩いたりして音を出す彼、
ドラムのBOBOとガッチリ組んでのアッパーチューンを連発。
でも楽器がギターとドラムだけなので、どの曲も似たような感じに・・・。
それを補うためか、現在、「侍セッション」中という彼、今回はステージにゲストを呼んでのセッション。
まずは元東京事変のヒイズミマサユキ、そしてKREVAとも別の曲でセッション。
そんな雅のステージでした。


続いての登場はthe telephones。
「エッブリバーディー、クラップユァーハーンズ♪」のいつものSEにのって登場すると、
ぶち込んできたのはいつものディスコな曲達。アップテンポな曲で盛り上げる・・・。
新曲の初の日本語詩曲「D.E.N.W.A」も披露。
最後は「Monkey DISCOOOOOOO」でサルのように踊って盛り上がって終了。
いつものようにハイテンションで盛り上げてくれたthe telephonesでした。


続いては元スマパンのギタリストという肩書きの、James Iha。
登場前にはスクリーンで、有名人の推薦文やらなんやらが映し出されて散々あおる。
そしてアコギのサポートを1人加えての登場。
アコギ2本と朴訥とした歌声で、アコースティックなサウンドを聞かせてくれたJames Ihaでした。
まさに夏の草原が似合うような爽やかな曲とサウンドが気持ちよかった・・・。
でもボーカルが一本調子なので、ちょっと飽きるかも。
歌が本職じゃないのはわかってるけど、楽曲がいいだけにちょっと残念・・・。

バンドスタイルになると印象も変わるのかな。


そして次は、今日一番見たかった人が多いであろう東京事変。
会場にはいつのまにか、たくさんの東京事変印の手旗がはためく・・・。
そして、コールドプレイではない他の出演者とは違うBGMにのって、
スクリーンに東京事変の名前が映ると大歓声が起こり、始まったのが「新しい文明開化」。
椎名林檎は派手な色の爆発ヘアーで登場。
以降、最後の作品「color bars」から2曲ほか、アップテンポな曲を中心に進行。
最後は「キラーチューン」でお客さんの左右に振る手旗に見送られるように、
林檎は曲の途中でステージ上からはけて、曲も終わると東京事変のステージは終了。
すでに解散を発表してる彼ら、これでライブはワンマンの数公演を残すのみということで、
短い時間だったけれど貴重なパフォーマンスでした。
ツアー中ということからなのか、音がよかった・・・。


ここでDJタイム。DJは片平実。
なんだけれども、休憩のためロビーにでる。
たまにもれ聞こえてくる音を聞くと、どうやら、ボウイとか布袋とかを流してる様子・・・。
EMIの楽曲縛りということなんだろうけど、片平さん、
1週間前のversion21.1のテクノなDJとは違って、これまた随分とベタな選曲で・・・。
DJタイムも終わると会場の中に戻る。ここからがいよいよ、真打登場といったところ。


まずはストレイテナー。
前回のワンマンツアーと同様に「A LONG WAY TO NOWHERE」でまったりとスタートすると、
「DISCOGRAOHY」「VANISH」とアップテンポな曲を続けて、会場を一気に盛り上げる。
そしてたぶん珍しい選曲であろう、アルバム「NEXUS」からのホリエが鍵盤を弾くバラード「イノセント」、
ストレイテナーの中でこういう曲調は他にはないだろうという、
オリジナリティーあふれるミドルテンポの曲「羊の群れは丘を登る」と続いた後、
最後は「Melodic Storm」「BERSERKER TUNE」と問答無用の盛り上げ曲を投入し、
ストレイテナーのパフォーマンスも終了。
いつものように、「カッコイイ」という言葉が似合うロックを聞かせてくれたストレイテナーでした。


次はACIDMANの登場。
登場SEにアルバム「ALMA」のオープニング曲「最後の国」が流れ出すと、
そのリズムに合わせあてお客さんの手拍子が入り、メンバーが登場。
そして1曲目の「world symphony」続いて「ストロマトライト」と、
アップテンポな曲でパフォーマンスはスタート。
以降、「赤橙」からミドル・スローなテンポの曲が続く。
最後は「ある証明」でキッチリ盛り上げて終了。
アップテンポな曲でもうちょっと盛り上げてくるかなぁと思ってたんだけど、
意外とおとなしめな今日のACIDMANでした。
なんせ時間が短い・・・。もう1曲くらい最後にアップテンポな曲があれば。


そしてバンドのアクトとしては最後になる9mm Parabellum Bulletの登場。
こちらは最初から最後まで怒涛の盛り上げ曲で勝負。
もうおなじみになりつつある、9mmにしては異色の曲「カモメ」も披露。
最後は「歌ってくれー!」という菅原の煽りで、
「新しい光」のサビをお客さんが大合唱で盛り上がって終了。
とうことで、いつものように会場を盛り上げてくれた9mmのステージでした。
ここで個々のバンドのアクトは終了。


最後は吉井和哉と9mm Parabellum Bulletとのセッションコーナーとのこと。
SEに乗って吉井と9mmのメンバーがステージに登場すると、
まずは吉井のソロ曲「CALL ME」を吉井と菅原が交互にボーカルを取り、

イエローモンキーの曲「SPARK」へと続く。
そして吉井が「EMIリスペクトといえば、この人たちでしょう!」という宣言をすると、
なんとはじまったのがボウイの「B・BLUE」。続けて「ONLY YOU」「DREAMIN'」なんかも披露。
ギターの滝は、あの白黒の幾何学模様のギターを持ってのパフォーマンスという念の入れよう・・・。
普段の彼らのカラーには似合わない曲が飛び出し、ちょっと驚き。
そして最後は9mmの「Discommunication」になだれ込み、盛り上がって終了。


これで予定されていたアクトはすべて終了ということで、アンコールの手拍子が客席から。
すると、明るくなったステージに今日の出演者全員が登場。ベボベだけはいなかったのかな?
そしてビートルズの「ALL YOU NEED IS LOVE」を全員でかわるがわる歌う。
これで今回のイベントはすべて終了。約9時間にもなる長丁場のイベントでした。


ということで、いろいろな出演者のライブをつまみぐいのように楽しんだイベントでした。
そういうことなので、やっぱり、それぞれの持ち時間が少なくて物足りない・・・。
あと5分長ければもうちょっと満足感があったのになぁと。
来年以降またやるなら、出演者を減らすかDJタイムみたいなのをなくすかして、
各出演者の持ち時間をもう少し長くしてほしいところ。


とはいっても、各出演者のパフォーマンスはそれぞれ楽しめて満足。
清竜人だけは、ちょっと面食らったけど・・・。
特に東京事変は個人的に解散ツアーのチケットも取れなかったので、
このイベントで見ることができてよかった・・・。
まあ、あとはいつも見てるバンドなので、たいした驚きも無いんだけど・・・。


それから席について。
前回に引き続いて今回も座席指定の席を確保したんだけど、
やっぱり、盛り上がるのには物足りない感じ。
次回もしあるとすれば、スタンディングの方にするかなぁ。
できればスタンド席とアリーナを自由に行き来できればいいのになぁ。


=セットリスト=
(オフィシャルサイトより)


・Base Ball Bear
 1.夕方ジェネレーション
 2.祭りのあと
 3.short hair
 4.十字架 You and I
 5.新呼吸
 6.CRAZY FOR YOUの季節


・赤い公園
 1.のぞき穴
 2.今更
 3.魂
 4.透明
 5.ふやける


・the telephones
 1.I Hate DISCOOOOOOO!!!
 2.sick rocks
 3.D.E.N.W.A
 4.Yeah Yeah Yeah
 5.Urban Disco
 6.HABANERO
 7.Monkey DISCOOOOOOO


・東京事変
 1.新しい文明開化
 2.今夜はから騒ぎ
 3.sa_i_ta
 4.能動的三分間
 5.空が鳴っている
 6.閃光少女
 7.群青日和
 8.キラーチューン


・ストレイテナー
 1.A LONG WAY TO NOWHERE
 2.DISCOGRAOHY
 3.VANISH
 4.イノセント
 5.羊の群れは丘を登る
 6.Melodic Storm
 7.BERSERKER TUNE


・ACIDMAN
 1.world symphony
 2.ストロマトライト
 3.赤橙
 4.リピート
 5.ALMA
 6.ある証明


・9mm Parabellum Bullet
 1.The World
 2.Black Market Blues
 3.Termination
 4.カモメ
 5.The Revolutionary
 6.Living Dying Message
 7.Talking Machine
 8.新しい光


・吉井和哉×9mm Parabellum Bullet
 1.CALL ME
 2.メドレー:SPARK~B・BLUE~ONLY YOU~DREAMIN'
 3.Discommunication


↓今回のタイムテーブル



いつも一人ぼっち・・・ライブ日記