あるキリスト者のつぶやき… -13ページ目

直人

最近の話題といえば、日本各地に出没している「伊達直人」に関することだろう。何でも漫画「タイガーマスク」の主役の名前らしい。タイガーマスクといえば私が子供の頃流行ったものであるから、私の世代なら知っている人がほとんどかもしれないが、今もそうであるように当時から世間の流れから外れて生きていた私はよく知らない。

ことの起こりは去年の暮れに「伊達直人」名義で児童福祉施設にランドセルが送られたことである。その後、二番煎じ、三番煎じが出てきたが、今では日本各地に100人以上の「伊達直人」がでてきたそうな。それどころか、「仮面ライダー」やら「矢吹丈」やら「スティッチ」と言った、いろいろなキャラクターからランドセルやら文具やら、現金、商品券、所によっては米や白菜が送られたそうな。

我が地元の横浜でも「偽善者の会代表」を自称する「伊達直人」が出てくる始末である。しかしだね……偽善者の会って何だよ!?皮肉を込めて言っているのだろうか。だとしたら、なかなか洒落てると思うんだけれども、本気で使っているなら、日本語の意味を知らないということだろうか。うーん、分からんねぇ。

おもしろいところでは、交番に持ち込んで「流行っているから」と言って、文具を置いていった人もいたらしい。まぁ、交番に持ち込まれても困るだろうにねぇ。でも、理由がすごい!流行っているから、だそうな。でもきっと本人にしてみれば、勇気を振り絞って、顔を真っ赤にしながら、恥ずかしい思いをしながらやったんだろうなぁと勝手に想像してしまうのだ。

一部ではこの一連の動きを「偽善」と評しているらしいが、でも、偽善でもいいんじゃねーかって思えてしまうのだから不思議である。基本的にみんな匿名でやっていることを考えると、売名行為ではない。また安易に現金を渡すのではなく、ランドセルだの文房具だの必要となるであろう現物を提供しているところが同意できる。災害とかで被災地、被災者に千羽鶴やら励ましの手紙を実名で送ることもあるようだけれども、それとくらべたら遙かにいいんじゃなかろうか。何か「善行」をして、その結果何らかの「快感」、たとえそれが自己満足や自己陶酔であったとしても、を得られるのであればそれはそれで構わないのではないだろか。誰に何かを強制しているわけでもないし。何より与える側と受ける側の双方の欲求・必要が満たされるのだから、万々歳と言ってもいいかもしれない。

そういえば、直人は直人でも、内閣総理大臣の菅直人の名義での贈り物ってないよね。あ、贈賄になっちゃうからか。なかなか洒落っ気があっておもしろいと思うんだけどなぁ。

そういえば

普通であれば一年の目標というのは、一年の初めに決めるのであるが、今ふと気付いてみたら、目標らしい目標というのを立てていないことを思い出した。もちろん、仕事始めの日には、目標を言わなければいけなかったのだけれども、あれはあくまでも仕事の上でのことであって、私個人の目標というわけでもない。

だからと言って、今さらながらに私個人の目標というのを考えるのも、何も思いつかないというか、時すでに遅しという感じでもある。もっとも目標を立てないでいるよりは、何らかの目標を立てた方がよいのは十分すぎるほどに分かっているのであるが、そうであるがゆえに目標を立てるとそれに自分が縛られてしまうような気もする。様々なことに縛られている自分のことを考えると、必要以上に自身の自由を奪い去るようなものを増やすのも、いかがなものかと思う。

しかし、やはり何もしないというのは、ちょっと後ろめたい……というか、気付いておきながら何もしないというのは、ちょっと心苦しいような。かと言って、実現不可能なことを考えるのも意味がないし、宝くじに当選などのように他力本願的なものでは、目標にもならないだろう。

さてと……そんなことを考えていたら、ひとつ思ったのである。

今年はブログで否定的なこと、愚痴やら不平不満、他人への非難、誹謗中傷、妬み……等々ネガティブなことを書かないで過してみようかとね。

さてさて、ひねくれた性格の私であるが、物事を前向きに肯定的に捕らえてみるのもよいだろう。類は友を呼ぶとも言うではないか、おめでたいことを考えていりゃ、それこそおめでたいことが本当に起きるかもしれないし。

休みの休みの日

一体全体、成人の日を今日に設定したのは誰なんだろうか。誰にせよ、正月休みの直後に成人の日を持ってきたのは、天才と言うべきか、それとも確信犯と言うべきか……正月休み休みだけだと十分ではないから、この日にしてしまったのだろうか。

もちろん、そんなわけはないのであろうが、数年前にハッピーマンデーというチープな名称の制度が成立してから、正月休みの次の週末には必ず三連休になるようになったので、なおさらに「編み出した人は賢い!」と思ってしまう。

時期が時期だけに、ただの三連休というよりも、気持ちとしては年末年始の休暇の延長に思えて仕方がない。むしろ、あれこれとバタバタとして休めない休暇よりはこの連休の方が休みらしい気分になる。

うーん、成人の日とは言うものの、成人になる人やその関係者以外の、私のような一般人には、「正月休みの休みの日」と言っても過言ではあるまい。

娯楽

三連休の中日というわけで、せっかくだからDVDでも見たいと思いつつ、DVDが使えないことを思いだし、教会の帰りにハードオフに寄ってみた。確かに中古品なので安い。でも、当然ながら安いけど古い。我が家のDVDレコーダーと大して変わらない程度のものばかり。それでも動作すれば問題ないとは思ったんだけれども、古いということはいつ寿命が尽きても不思議ではない。前の所有者がほとんど使っていなければしばらくは大丈夫かもしれないが、もしHDDに録画しまくったり、DVDを再生しまくったりしていたら、それこそすぐに壊れてしまう可能性も否定はできないだろう。取説も含めて付属品が揃っていたとしても、我が家のDVDレコーダーだって、取説もあれば、ケーブルもあるし、保証書だってちゃんとある……もちろん、だいぶ前に期限切れにはなっているけど。

なんてことをハードオフの店内で考えていると、やはりもう一度改めて新品の値段を確認したくなった。

今日は教会の役員会があったので、妻と娘たちは一足に先にクルマで帰宅してしまったので、私は役員会の後、ハードオフを見て、さらに駅まで歩いて……というのが今日の帰る道順になる予定だったのだが、どうせ一人だし、どうせ電車なんだからと思い、ちょっと足を伸ばして、再度ヨドバシとヤマダに寄ってみようかとも思った。もし手頃なのがなければCostcoを見てみるのもいいかもしれない……と帰り道にあれこれ考えていたのだが、ちょっと時間もあることだしと思って古本屋に寄ってみた。

さてさて、絶対的な流通数が少ないのか、あまり古本屋では見掛けない麻生幾の新作がほぼ新品の状態で売られているのを見つけてしまった。あまり悩むこともない。躊躇うことなく購入。タダでさえ所持金が少ないのに、また散財だ。でもね、本とクルマのことに関しちゃ財布の紐が緩くなってしまうのは仕方ない。もともと高いもんじゃないんだから、ちょっとくらい勘弁してくれ。本は買うなら古本だし、クルマのパーツだって中古だ。

で、本を買ったら、DVDレコーダーを見に行く気力が失せてしまったよ。DVDレコーダーはもうちょっと我慢できそうだ。

DVDを見れない

昨年、DVDレコーダーのDVDドライブ部分が壊れてしまったので、同僚から譲り受けたPC用のDVDドライブとの交換修理を自力で試みて、なんとか使うことができていたのだが、最近また調子が悪くなってしまったようだ。前回はトレイの破損(娘たちが遊んでいたときに、何かのはずみでディスク取出しボタンに触れたらしく、ディスクトレイが出てきたら、これまた実にタイミングよく、次女がそこに足をおろして踏んづけてしまったという……)ということで、装置自体を交換することができたのだが、こんどは何のDVDを入れてもER7000とエラーが表示されてレコーダーが応答しなくなってしまうという具合で、どうやら内部的な障害であるらしい。部品の交換なら出来るけど、内部のソフト的な問題であるとすれば、私にはどうすることもできない。

さて、新しいDVDレコーダーでも見てみるかと思ってヨドバシに行ってみたのだけれども、なんとDVDレコーダーというのが少ないじゃないですか。もうほとんどがブルーレイなのでちょっとびっくり。DVDで全然問題ないじゃんって思っている私だから、そもそもブルーレイが何かよく分かってないので、これには困った。そればかりか、価格が高いときたもんだ。DVDが再生できて、HDDに録画できればそれで十分なんだけれども、どうも私の要求に見合う商品が見当たらない。どれもこれも、必要以上の機能があって、許容できない高額である。

何だ、何だ?これからはブルーレイが主流になっていくのか?

ヨドバシの近くにあるヤマダにも行ったけど、そこも似たような感じである。店員が勧めてきたのは、確かに私の要求を満たすことができるのだけれども、HDDが1テラもある。現状160ギガで満足しているというのに、そんなにあっても意味ないだろう。HDD容量は3分の1でもいいから、値段をさげてくれ。もっとも店頭展示品を販売していたので、値段は元値の7万ちょっとから3万ちょっとになっていたから、考えようによってはお買い得なのかもしれないけどね。

何というか、時代の進歩にはついていけないねぇ。そんな優れた商品はいらないから、基本的な機能を持ち合わせて、それでいて安価な商品って、ホント少ないねぇ。携帯にしてもそうだし。