2022年10月11日〜3月末まで、バイクに乗って日本一周してきました。
厳密に言うと、今回で日本二週目!
このブログでは、初心者ライダーの無謀な挑戦を綴っております。
Instagramの方が更新が早いので、よければそちらもご覧あれ↓
balineko_mutter
初めてこのブログをご覧になる方へ
今、話題になっているこのニュース。
Booking.comの宿泊費未払い問題。
利用する私には害はまだありませんが、支払いがされていない宿泊施設のみなさんが本当に気の毒…
しかも、今回が初めではなく、以前もあったそうで(´・ω・`)
旅をするうえで、Booking,comとagodaにはかなりお世話になっているからね。
なんなら両方ともVIPメンバーだし。
Bookig.comがなくなるのも時間の問題かしら…
旅人としては見過ごせないニュースでした。
では旅記事の続き〜
宮崎県から福岡県に行くには、熊本県も通過していかなければいけません。

時間がもっとあれば、もう一回ミルクロードを走りたかったなぁ。
今日泊まるところは、かなりの山奥にあるお宿でして、周りにスーパーなんてものはナシ。
朝、晩御飯は用意してくれるとオーナーさんは言っていたんですけど、念のためスーパーで買い出し。
スーパーの駐車場からも、阿蘇のカルデラがよく見える(^^)
購入したのは、いつもの発酵食品達。
できることなら、他にも買いたいんだけどね。
なにせ、バックパックに入る荷物は限られてるのよ。
途中みかけたローソンの色が、珍しかった!
これも、阿蘇の景観を壊さない為の色なのかな?
順調に目的地に進んでいたけど、途中お手洗い休憩も。
そして、悲報…
北海道からずっと使っていたスマホホルダー(2代目)のチャックが閉まらなくなりました。
Google Mapを見ながらじゃないと、目的地に辿り着けないから、これは困る!!!
とりあえず、セブンイレブンの店員さんにセロハンテープを少し恵んでもらい、スマホが飛び出ないように補強。
もう旅も一ヶ月なので、それまでもって欲しかった。
できるだけ節約したいので、新しいものを買うのは避けたい。
それか、今日泊まる所で直せたりできないかな??
福岡県入りして、向かうは八乙女市。

なかなかの田舎っぷり。
どんどん坂道を上がっていくのですが、本当にこんなところに宿があるんかいな?と心配になりながらも、看板が見えてきた。
そう、宿の名前が『天空の茶屋敷』って言うぐらいなので、山の集落のてっぺんにあるし、周りにはお茶畑だらけ。
タイミングが合えば、お茶摘みのお手伝いもできるよ。
こちらが、古民家を改装したゲストハウス。
ここが、みんなで集まってご飯を食べる場所。

まだまだ寒いのでこたつもあるよ。
こたつの中からにゃんこが登場〜。
二階に行く階段が急すぎてヤバい(写真暗くてわかりにくいけど)
傾斜70〜80°くらい??
おじいちゃん、おばあちゃんにはキツイかと。
夏場はいいもしれないけど、今の時期(2月)は絶対寒そう^^;
外にはトランポリンもあったり。

本日のお部屋、一泊4000円也(明日も雨が降るので、結局2泊することにした)
朝、晩御飯付で、さらにお土産つきというコロナ期間中のかなりお得なプラン。
今はもうないかも。
そして、ここの宿のオーナーの治郎さん↓
にゃんこにスリスリしようとして、拒否られてる(-∀-`; )
私がここの宿の存在を知ったのは、福島の『La UNION』の伊藤さんから。
伊藤さんと治郎さんは、お互いに世界一周中に知り合った友達でして。
そんな旅人が、福岡の山奥の集落に作ったゲストハウスなんて面白そう〜と思い、今回来てみました。
電車やバスでは到底来れない場所だからね。
バイクがあってよかった。
お話してみると、なかなか個性的なお方で。
やはり旅人というのは、どこかネジが一本外れた感じの人が多い傾向にあるのよね(褒め言葉です)
治郎さんの経歴って、めちゃめちゃ面白くって。
本も出版しているから、興味がある人は是非読んで見てほしい。
この本にまとめられている話の一部↓
1005日の世界一周 / オーロラの見える町で犬ぞり操縦ガイドとして働いた話 / ヒッチハイクで大陸横断した話 / 地下ストリップクラブに監禁され命からがら脱出した話 / 犬に2回殺されかけた話 / 大きな家を無料でもらった話 / 世界一尊敬する人、ウルグアイのムヒカ大統領に謁見できた話 / オンラインで知り合ったフィリピン人に出会って二日でプロポーズし半年で結婚した話 / 新婚早々コロナによって妻と一年間も引き裂かれた話 etc.
もう、タイトルだけですでに面白い(笑)
しかも、坂本治郎って本名じゃないのよ。
いや、本名なんだけど、元の名前が嫌いで、名字も下の名前も改名したんだって(゚A゚)
日本の社会に馴染めない性格で、世界に飛び出たのも理解できるし、でも結局日本に戻ってきたのも理解できる。
話してみると、引き出しが多いので楽しいですよ。
そして、晩御飯の時間になったら、作ってもらえると思っていたら、まさかの自分で作るスタイル!

この日は私以外に3人ゲストがいて、キッチンは狭いから二人が限界。
治朗さんともう一人誰かが作る感じで、
「誰が作る?」
みたい
な空気になった時、みんなパソコンでお仕事をまだしなくちゃいけない様子。
じゃあ…
私が作ります…
お米はお釜で炊いてくれてるよ。
おこげ、美味しそう(´ρ`)
冷蔵庫にあるものは、好きに使って料理していいというユルさ。
うーん、冷蔵庫もなかなか汚いな…
とりあえず、白菜✕豚肉でなんか作るか。
調味料も色々あるけど、賞味期限が大分前のものばかりで使えない(-∀-`; )
白ワインがあればそれで煮込みたいんだけど、ないので調理酒で煮込み、コンソメで味付け。
20分くらいで
「もう御飯にしますよ~」
と、準備を始める治朗さん。
えっ、まだ煮込みたいし、他にもう1品作りたいのに。
そんなに凝った料理は作る時間はないのね。
とりあえず一緒の食卓につき、いただきながら、その間にジャガイモをレンチン中。
マヨネーズと、野沢菜があったので、潰したジャガイモと混ぜまた料理も作りました。
楽しいと言えば、楽しいけど
宿の汚さも含め、すでに1泊だけで帰りたくなっている私です(^-^;