Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -21ページ目

Linux初心者の入門と基礎「デバイス(5)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「デバイス(5)」です。

ブロック型装置のデータ最小アクセス単位を「ハードセクター」といいます。
カーネル内部では、すべての装置への入出力はバッファ・ヘッドと呼ばれる512バイト
サイズのメモリー領域で取り扱われます。カーネルは、この512バイト単位で
並んだ「カーネル・セクター番号」でデバイスドライバに入出力要求を送ります。
デバイス・ドライバは、カーネルセクター番号を装置内のセクター番号に変換して
変換して装置へアクセス命令を発行します。

Linux初心者の入門と基礎「デバイス(4)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「デバイス(3)」です。

ブロック型デバイスの代表的なのは、ハードディスクです。磁気ディスク円心円上に配置
されたトラックがセクターというアクセス単位に分割されています。

ハードディスクでは、このセクター単位にアクセスします。CD-ROMなどもアクセス単位で
あるセクションが配置されています。

装置ごとにブロック番号はさまざまです。シリンダ番号、トラック番号、そしてトラック内
でのセクター番号という複数の数値を組み合わせてブロックを特定します。

Linux初心者の入門と基礎「デバイス(3)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「デバイス(3)」です。

ブロック型デバイスは、現在位置の概念がありません。固定長のバイト数からなるブロックの
連なりで構成されます。ブロック長は、ハードウェアにもよりますが、4096バイトや8192バイト
が代表的です。

ブロック型デバイスでは、カーネルからのアクセス要求のたびに「アクセス・ブロック番号」と
「ブロック数」が指定されます。あるブロックに含まれる1バイトのデータにだけアクセス
したくても、そのブロック全体を読んだり、書き込んだりしなければなりません。