「何もできない子を育てすぎ」
助産師でありながら
思春期の子どもたちの性の問題から
食にたどり着いた内田美智子先生の言葉が、
あの上映会の後から脳内リフレインしています。
続きです♡
内田美智子先生は、
「はなちゃんのみそ汁」の
はなちゃんのママ 安武千恵さんが
繋げてくれたご縁で、
講演会でご一緒したことも何度もあった。
そして千恵さんと出会ったとき、
はなちゃんは4歳だった。
5歳の誕生日からみそ汁を作らせることを
始めたことをブログを通じて、
リアルタイムで見させてもらっていた。
そのとき私はまだ死産した後で、
実際の子育ては始まる前だったけど、
内田先生や千恵さんのお話から、
子育てで本当に大切にしたいことを
見つけた。
それは
「生きる力を育てること」
何でも与えてばかりではなく、
やってあげてばかりではなく、
自分でできる力を育むこと。
5歳のとき味噌汁を作る三男
今の子どもは圧倒的に経験が少ない、
と言われるけれど、
その後、4人の子育てしたり、
以前は先生を招いて親子料理教室なども
やっていた中で分かったのは、
本来やりたがる時期が必ずあるし、
大人が思っている以上に
やれる力を持っているということ。
やらせないのは大人だったりする。
特に家の中で、
子どもを”お客さん”にしすぎていませんか？
って思うんです。
子どもの好きなものを作ってあげて
全部お膳立てして、
それが大変だからと
出来合いのものを買う、外食・・・
さらには、大きくなって
一人暮らし始めても何もできない。
結婚して親になっても何もできない人が
多いと内田先生の話から聞いて、
やっぱりそれっておかしいなと思った。
自分の身の回りの世話くらい、
自分でできる子にしよう。
そう思って、
小さいうちからやらせるようにしてきた。
というか基本やりたがるから、
それを阻まないようにしてきた。
そして感じたのは、
子どもは大人が思っている以上に
できるし、その力があるとということ。
本来、自分でやりたい、
やってみたい生き物なのだ。
大人の仕事は信頼して見守ること、
環境を作ってあげること。
そしたら勝手に本来の力を
発揮していくのだと思う。
最初は大変だし面倒だし
危なっかしいし散らかるし時間かかるし、
やらせない理由はいくらでもある。
だけど、それでも
やらせることを優先してきた。
(作りたがる時点でもう一品を諦めるとかして。笑)
そしたら、
そのうち頼れる戦力になることは
上の子たちで実証済み。
長男は小学生の頃、
四男が具合悪くて私が付き添ってるときに
夕飯に肉じゃがを作ってくれたり、
料理作る気しないなぁというときに、
下の子たちの分までうどんやそうめんを
茹でてくれたりしてくれたこともあった。
小学校最後の遠足のお弁当も
私の地味なお弁当には
ご不満だった長男も、
文句言うなら自分でやる精神(笑)
自分で作って誇らしげだった。
中学生になった今でも
ときどき作ってくれるし、
長男が大好きなお好み焼きを
食べたいときは、
作るのもほぼ長男の仕事。
1人で家にいるときも、
カップ麺とかじゃなく(笑)
自分でごはんを鍋で炊いて食べたりしている。
コロナで休校になったとき、
子どものごはん3食作るの大変〜
というママのお声も多かったけど、
そんなときこそ時間もたっぷりあるので
どんどんやらせていたから、
大変というより
いいチャンスだと思っていた。
ちゃんとできる力が育っている。
小さいうちから面倒でも
やりたがることを邪魔してこなかっただけ。
(もちろんどうしても無理！ってときは無理はしないですよ笑)
大変なのは最初だけ。
子どもが料理できるようになれば
子ども自身の喜びにも経験にもなるし、
大人も助かるときがやってくる♡
日常にのまれて
忘れることも多々あるけれど😂
私はやっぱり子育てにおいて、
こんなことを大事にしたいなと
改めて思い出させてくれたのでした。
そして、実際、
三男に続いて四男も作るようになった話、
次に続きます☺︎
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