" 木の住まい " に出会って、杉の家 -120ページ目

ビアードさんの本

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大好きな「ビアードさんのパンの本(BEARD ON BREAD)」(写真右)。
高校生の時に、本屋の棚に並んでいたこの本と出会った。
少し黄色っぽい紙に茶色いインクで書かれたこのレシピ本に一目惚れ。

この本を手にした数年後にビアード氏は81歳でこの世を去ったのだが、
それから随分たってパスタの本に出会い、迷わず購入(写真左)。
傷み具合から、パンの本ほど利用していないのがわかるが、
こちらもなかなかおもしろい。

パンの本の初刊が昭和51年、パスタの本が昭和62年、
表紙のビアード氏の絵が年をとっていて、なんとなくショックだった。
今はもう同じものは絶版のようで・・・
ちなみに、私は昭和57年に1,500円で購入した。
パスタの方は2,500円。同時期にパンのほうも2,500円くらいだったと思う。

この本には写真が一枚も載っていない。
表紙の絵と同じように、やさしいイラスト入りの本で、
レシピ云々よりも、本そのものの風合いに惹かれて買ったのだが、
レシピもまた、素晴らしいものだと思っている。

中はこんな感じ。
わが家では重くてきれいな写真満載のレシピ本よりうんと役に立っている。

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手持ちのブレッドメーカーにちょうどよい容量に換算して作るのだけれど、
記載の分量が容量なので標準の重量に換算してもそのとおりに行かないことが多い。
特に粉類の「カップ1」はぎゅうぎゅう詰めとふんわりで随分違うものだ。
アメリカでは1カップ=250mlらしく、
翻訳者が日本の200mlでのカップ数に換算してくれてあるらしいが、
たまに疑わしいものもある。
まあ、要はそのシーンに合わせて加減すればよいわけで、
経験が浅いうちは、毎回違う出来上がりになる、人間向きの本(笑)

この本は主にドライイーストを使うレシピなので、
これを天然酵母に置き換えて応用することも考えているのだけれど、
もう少し(かなり?)天然酵母と仲良くなってから。
今年は失敗ばかりで、ムキになってパンの記事ばかりだったな・・・

ついにこの日が(10月28〜29日東の窓から見える景色)

10月28日、朝からチェーンソーの音。
何年か前に近所の人から「娘の家を建てるために買った」と聞いていた敷地。
仕事から帰って来た時には真っ暗でよく見えなかったけれど、
翌朝、ちゃんと見ると、家族みんなでちょっぴり寂しい気持ち。
たった10年足らずのおつきあいだというのに。
残りの大きな木を切るとのことで、もう1日作業は続いた。

「静岡空港の立ち木の気持ちがちょっぴりわかるような気がするよ。」と夫が言い、
「写真、忘れずに撮っといてよ!」と娘は言い放って学校へでかけた。
でも、切られる直前の写真がないよ・・・
「あけび、もう、取れないんだね。」と息子、
食べてたわけじゃないんだけれど、毎年手が届くところにできていたから。

毎朝、葉を磨きながら眺めていたお気に入りの四季折々の景色は住宅へと変わる。
外に出ると聞こえないのに家の中には響き渡る鳥のさえずりとも、さようなら。

081107-1  数年前の写真
今年は紅葉を迎えることなく、終わりを遂げた。
081107-4  2008年10月29日朝

081107-3  2階の窓から

今昔
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たまたま同じ角度から撮っていた雪景色
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2年前に変わってしまった南側の景色にも今では慣れてしまった。
この東の景色もいつしか・・・。

ピカロネス(ペルー)

10月25日 
いもやかぼちゃの季節には作りたくなるピカロネス。

081105-1  シロップはもっとべったりがいい

081105-10  昨年の10月

081105-11  昨年の10月 ドーナッツガンで

ALFAJOR(アルファフォル)を紹介してくれたJちゃんのお母さんに
何年か前に教えていただいた。
「簡単よ、すごく簡単!」とJちゃんが言うから、それならばと、
子ども向けのクッキングイベントのメニューにしよう、との目論みだったのだが、
この日、Jちゃんが自分で作ったことないから「簡単」なんだという結論に達した。

約束の日、Jちゃんのお母さんは、何やら中身が入ったバケツを下げてやってきた。
「あれ?もう、生地ができてるの?(」lll ̄ロ ̄)」」
彼女たちの「適当」や「目分量」を数値にするための作業が必要だから、
すでに出来ていては困るのだ。

私たちの困惑顔を察して、
「違う、違う。これを今から作ります。これは、昨日、作ったよ。」
と説明してくれた。
つまり、この料理は2日がかりであることも、この日わかった。
生地を前日に仕込み、一晩寝かせて発酵させるのだ。
今でこそ、数日がかりでパンを焼くから、ああ、それと同じ感じね、と思うけれど、
当時はなんと手間がかかる料理なのだと思ったものだ。

どうやら、
(かぼちゃ+いも):粉:(水+卵)=1:1:1らしい。
秤は使わずに、「これくらい」がこの重量比にほぼ一致している。素晴らしい。
イーストを使うけれど粉は薄力粉を使う。
この後、一度間違えて強力粉を使ってしまったが、これはこれで弾力があっておいしい。
ただ、ドーナッツガンで生地を油に落とすには弾力がありすぎて振り回さなければならず、
強力粉100%の場合は、手の方が扱い易いことを知った。
今回は,薄力粉が足りなかったので、強力粉と半々で作ってみた。
揚げている間の待っている生地も発酵して膨らむくらいだから、
時間をかければドライイーストを使わなくてもできるのかも?

<今回の材料>
かぼちゃ(正味) 340g
さつまいも (正味)320g
水600g
卵2個
薄力粉 330g
強力粉 330g
ドライイースト 大さじ半分
シナモンパウダー 少々 (ペルーではシナモンをカネラというらしい) 
アニスはなかったので、省略

081105-2  24日 煮てミキサーでつぶす

この後、ちょっと様子を覗きに行った職場でハマってしまい、

何故か夕方遅くまで仕事するハメに(ToT) 帰って来てから作業の続き。


081105-3  24日 19:10 粉や卵を混ぜた生地

イーストが入っているので、どんどん膨らんで・・・

081105-4  25日0:00 こんな時間に揚げるのは嫌(ToT)
一晩置くはずだし・・・

081105-5  7:30発酵しすぎ?軽いアルコール臭が・・


081105-6  ガス抜き

Jちゃんのお母さんは手に油を塗って、
この柔らかい生地をちぎって(というほど堅くない)丸くのばしながら
中央に穴も作って,揚げ油の中に投入していた。
柔らかい生地ではこれがとても難しい。

081105-7  やっぱ無理

途方に暮れて考えた・・・
ドーナッツガンは使いたくない気分だったから・・・。

081105-8  おたまですくって箸で穴をあけてみた
↑この方法、いけるかも♪

081105-9  こんなにたくさん

でも、Jちゃんのお母さんは、粉を1kg使ったんだよ・・・この3倍。

<昨年、ドーナッツガンで作ったとき(薄力粉100%)>

081105-12  作業中にもどんどん膨らんであふれそう!Σ( ̄□ ̄;)

081105-13  形はきれいだけど趣がないかな?

081105-14  生地の断面。これはやわらかすぎた。
フレンチクルーラーみたいだった

シロップは、砂糖をからいりしてからアニス水を入れ、イチジクの葉も入れて作るらしいが、
この日はブラウンシュガーをちょっとだけ炒って、シナモンパウダーをふり入れ水で煮詰めた。