【2016回顧録③-2 ~スワローズ編・後編~】 | 監督のささやき戦術

 年末の慌ただしさなんぞどこ吹く風と、牛歩のごとくちんたら進めている桃色的「2016回顧録」

 観戦試合数が多く前後編となった3球団目のセリーグ第5位、東京ヤクルトスワローズ編の後編をお送りする。

 ※前編はこちら

 

 

⑧5月1日(日) VSジャイアンツ(神宮球場

 

○スワローズ 11 - 2 ジャイアンツ●

先発 原樹理 - 高木勇 

 

 天候=晴  P.B.=18:00  試合時間=3:08  観客=27662名

 ゴールデンウィーク中のジャイアンツ戦が、今季初神宮ナイターであった。

 

 オープン戦から数えて登板試合にぶち当たる事既に四度目の原樹理投手が、開幕から約1か月、都合六度目の先発でプロ初勝利(ついでに初安打初打点)を上げたメモリアルな試合となった。

 

 

⑨6月12日(日) VSマリーンズ(QVCマリン

 

○マリーンズ 7 - 1 スワローズ●

先発 唐川 - 原樹理 

 

 天候=晴  P.B.=13:00  試合時間=2:52  観客=30035名

 交流戦のQVCマリンに配布物に釣られて行ったら、対戦相手がスワローズであったという一戦。

 

 先発はまたまた原樹理投手。その原投手が粘れずじりじりと失点し、打線も要所で打てずにスワローズ完敗

 

 

⑩6月25日(土) VSドラゴンズ(神宮球場

 

○スワローズ 13 - 9 ドラゴンズ●

先発 デイビーズ - ジョーダン 

 

 天候=曇  P.B.=14:00  試合時間=3:18  観客=20571名

 お客様から頂戴した招待券で出勤前に足を運んだ神宮のデイゲームは、今季初観戦となる「クルーユニ」着用試合であった。。

 

 両軍合わせて6本のアーチ(生で見たのは初回の山田選手のスリーランのみだが)が飛び出した乱打戦は、20安打13得点のスワローズがドラゴンズの猛追をかわして勝利。ちなみに、狙っていた先着5000名配布の畠山選手下敷きは寝坊により貰いそびれる

 

 

⑪7月8日(金) VSイーグルス(神宮球場・イースタンリーグ

 

 ○スワローズ 2 - 0 イーグルス●

先発 石川 - 辛島 

 

 天候=晴  P.B.=11:00  試合時間=2:29  観客=396名

 例年数試合神宮で行われるヤクルト二軍戸田スワローズの主催試合が、今季は珍しくデイゲームであったため足を運べた一戦。

 

 ベテラン石川投手の快投と、期待のホープ廣岡選手のホームランなどで、戸田スワローズが快勝したこの試合は、とにかく空いていて快適であった。

 

 

⑫7月10日(日) VSドラゴンズ(神宮球場

 

 ○スワローズ 8 - 3 ドラゴンズ●

先発 杉浦 - 吉見 

 

 天候=晴  P.B.=17:00  試合時間=3:03  観客=26509名

 「燕パワー」ユニを回収に出向いた、7月の神宮球場。

 

 王手をかけてから1週間足踏みした山田選手の通算100号本塁打に立ち会ったこの試合は、今浪選手の今季1号スリーランなどもあり、スワローズの快勝

 

 

⑬7月18日(月) VSベイスターズ(神宮球場

 

 ○スワローズ 9 - 3 ベイスターズ●

先発 石川 - 久保康 

 

 天候=晴後雨  P.B.=17:00  試合時間=3:37  観客=30032名

 神宮創建90周年記念試合に足を運んだ、海の日のナイトゲーム。

 

 序盤から終始スワローズペースでさくさく進んだ試合だったが、終盤に両チームとも中継ぎが乱れ、終わってみれば3時間半超のダレた展開に。一時1点差まで詰め寄られたが、ベイスターズの投壊に助けられてスワローズ勝利

 気付けば7月のこの試合が、レギュラーシーズン最後の観戦となったのだった。

 

 

⑭11月5日(土) VS東京六大学選抜(神宮球場

 

 ●六大学選抜 1 - 12 スワローズ○

先発 星 - 石山 

 

 天候=晴  P.B.=13:00  試合時間=2:44  観客=24090名

 夏から秋にかけてすっかりご無沙汰となっていた神宮に、久々に訪れたのは11月

 神宮球場創建90周年のメモリアルイヤーのトリを飾るイベント「東京六大学選抜VSスワローズ」の一戦である。

 

 ドラフトで指名された注目選手も多数いた東京六大学選抜であったが、スワローズがプロアマの格の違いをまざまざと見せつけ、12-1で圧勝

 大引選手の10年越しの2試合連発は見事であった。

 

 

 以上、無駄に前後編にわたってお送りした2016シーズンのスワローズの観戦試合は、一軍二軍他合わせ全14試合。戦績は7勝6敗1分の貯金1

 本拠地が当スタジアムから2番目に近いという地の利ゆえ、やはり今年も観戦数が多くなった(12球団中3位・セ1位)

 

 

 球場以外での今季のスワローズの思い出と言えば…

 3月に横浜で開催された「セリーグファンミーティング2016」で、それしか買えなかったからという超消極的理由とは言え、ドラ1ルーキー原樹理投手から手渡しで直筆サインを頂戴する、というような事があった。

 観戦試合の振り返りで述べてきた通り、その後どういうわけか登板試合にぶち当たりまくり(全14戦中6試合)、記念すべきプロ初勝利にも立ち会うに至って、何か浅からぬご縁を(勝手に)感じるところがあるので、来季もひそかに応援を続けたいと思う。

 

 

 スワローズのドラ1右腕と言えば…

 11月の『LILIES BASEBALL LIVE(LBL)24』で、2006年の高校生ドラフト1位でスワローズに指名された増渕竜義さんにお越し頂いたのは、記憶に新しい。

 

 

 神宮から銀座線で1本20分弱という立地もあり、当スタジアムに集うスワローズファンのお客様は、老若男女問わず比較的多いが、チームは今シーズン常に誰かが怪我をしていて全くベストメンバーが揃わなかったり、守護神がブチ切れてシーズン途中で突如いなくなったりと明るい話題に乏しく、前年のセリーグ制覇から一転Bクラス5位に沈み、当スタジアムの燕ファンの皆様も、山田選手の話題以外は一様に元気がなかった

 来季に向けた大きな補強の動きなどは今のところないが、「野村監督時代の歴史を紐解けば、優勝の翌年のBクラスは、その翌年優勝の瑞兆!!」という強引な理論を根拠に、来季は当スタジアムで勝利の「東京音頭」を歌うお客様が増える事を願っている。

 

 

 今回のスワローズのように、観戦試合数が二桁に達した球団は前後編でお送りする予定だが、よくよく数えてみたら今季は6球団がそれに該当…。ぼやぼやしてたら滅茶苦茶キリの悪いところで越年となってしまいそうなので、誰にも求められないとは知りつつも、勝手にペースアップしてゆきたいと思う。

 

 

 おかげ様で連夜野球忘年会で盛況の当スタジアム。今週、来週とも、やはり週の後半にかけてはご予約多数で残席僅少となっているので、ご検討中の方はお早めにご連絡を頂ければ。

 残り少ない2016年の最後まで、引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。