【ミーティング at 横浜 ~桃色行脚'16~】 | 監督のささやき戦術

 ここ数年、野球を見る以外で横浜に行ったことがないな…、という事にふと気づいた、昨日のとあるミーティングの話をさせて頂く。

 

 うっかり乗り過ごしそうになった事で、前述の事実に気付いたのだが、降り立った駅は通いなれた関内駅ではなく、ひとつ手前の桜木町駅

 目的の場所である海っぺりの巨大会議場までは、徒歩10分少々。

 スクリーンがいまいち見えないが、やって来たのは『セリーグファンミーティング2016』

 通算4回目にして「東京ビッグサイト」から「パシフィコ横浜」へと会場が変更になったこのイベントには、2014年の第2回から3年連続で参加している。

 

 

 セリーグ6球団が合同で開催している、なかなか気合の入ったこのイベントは…

 オープン戦真っ只中にもかかわらず、監督が勢ぞろいして舌戦を繰り広げたり…

 

 マスコットも全員集合して、個性を競い合い…

 

 各球団、限定グッズを引っ提げて物販ブースを構えるほか…

 

 普段は球場でしか味わえないスタジアムグルメなども楽しめ…

 

 ペッパーもいる…、というような盛りだくさんの内容なのである。

 

 

 会場が変わったとはいえ、さすがに3年連続で参加していると、目新しさもなくなってくる

 というマンネリ打破のため、今年は「ドラ1サイン付きチケット」なるものをゲットしてみたのである。

 

 このチケット、文字通り各球団のドラフト1位ルーキーのサインを、選手本人から直接手渡しで貰える、というスペシャルな特典がついているのだが、こちとらイーグルスファン。残念ながらオコエ君はいない…

 

 では、誰のサインが貰えるチケットをゲットしたのかというと…

 並んでいるのは、つば九郎の列。そう、スワローズドラ1の原樹理投手のサインを選んだのである。

 

 …たった今ついた嘘を訂正しておく。本当は、なかなか繋がらなかったチケット発売日に、アクセスできた時点で残っていたのがスワローズのみであったため、選ぶ余地もなく原投手を指名した、という次第なのである…。

 

 

 事前に書いてあるサインを渡すだけなので、さくさく進む行列。あっという間にやって来た自分の番。

 憧れの原投手が目の前に…(棒読み)

 写真にはばっちり記録されていた、これ以上ないくらい「なんだこいつ…?」という無言のメッセージが込められている、原投手の視線…

 

 スワローズファンの行列を捌いているところに、突如としてどこのファンとも判然としない、少なくともスワローズファンではなさそうな事だけは一目でわかる、桃色装束の不審な中年が現れたら、そりゃそんな顔にもなろうものである。

 

 実際のところ、内心ではどう思っていたかは分からないが、怪しいピンクのおっさんがかけた「頑張ってください」という紋切り型の応援コメントに、さすがに返事くらいはしてくれた原投手であった。

 

 

 そんな顛末で入手した、原樹理投手のサインがこちら。

  今回の一件と、既にオープン戦で登板試合にもぶち当たっているというご縁から、今シーズンは原投手を密かに応援したいと思う。このサインに「新人王が開幕前に書いた」というコピーがつくことを願って…。

 

 

 サインをもらったところで、仕事に向かうために会場を後にしたのだが、その後ちょっとした事件が勃発する。

 こいつは、ジャイアンツ亀井選手の実使用バッティンググローブである。

 

 『セリーグファンミーティング』では、入場時に配布される抽選券を希望の球団の箱に放り込んでおくと、抽選でその球団の選手の実使用グッズ等が当たる、というプレゼント企画がある。

 着いた時に適当にジャイアンツの箱に抽選券を放り込んで、その抽選が行われる前に会場を離れる時刻になったので、最後まで参加するうちのスタッフに託してそのまま忘れていたのだが、恐ろしい事にその抽選券が当選したのである…。

 

 思わぬ形で思わぬお宝が手に入り、欲しくてしょうがなかったジャイアンツファンの皆様には申し訳ない気分に若干なったが、ありがたく頂戴し、当スタジアムのお宝のひとつに加えたいと思う。

 

 

 そんなわけで、原樹理投手のサイン色紙と、亀井選手のバッティンググローブを手に入れる事となった今年の『セリーグファンミーティング』。

 関東近郊で開催される限り、また来年も足を運びたいと思う。基本的にはパリーグファンなのだが…。

 

 

 亀井選手のバッティンググローブは、クロマティ選手のグローブと一緒に飾っておきたいと思う。

 

 そんな当スタジアムの思わぬ戦利品を見物がてらでも、引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。