【2016回顧録② ~バファローズ編~】 | 監督のささやき戦術

 年末の「今年を振り返ろう」気運の高まりに乗じて、当スタジアムも毎年この時期に行っている1年の活動の総決算、桃色的「2016回顧録」

 第2回はパリーグ第6位のオリックスバファローズ編をお送りする。

 

 

①3月12日(土) VSライオンズ(西武プリンス・オープン戦

 

○ライオンズ 12 - 1 バファローズ●

先発 牧田 - ディクソン 

 

 天候=曇  P.B.=13:00  試合時間=3:14  観客=7140名

 「これぞ春先のプリンスドーム!」という極寒の3月のオープン戦が、今季のバファローズ始めとなった。

 

 プリンスドームのショートを守る中島選手、という懐かしさを覚える光景を見る事が出来たが、先発ディクソン投手が大乱調で、初回からその姿を25分間も見続ける羽目に…

 途中離脱した試合は、結局12-1でバファローズの大敗だった模様。

 

 

②4月19日(火) VSイーグルス(東京ドーム)

 

●イーグルス 2 - 3 バファローズ○

先発 塩見 - ディクソン 

 

 天候=晴  P.B.=18:00  試合時間=3:57  観客=44159名

 イーグルスの毎年恒例行事となった東京ドームでの主催試合に足を運んだら、今年は相手がバファローズであったという一戦。

 

 ウィークデイで仕事に戻らねばならなかったため、正味15分ほどしか観戦しておらず、個人的にはほぼ何も語るこのない試合は、延長戦の末に小谷野選手の一発でバファローズが勝利を収めた。

 

 

③5月7日(土) VSマリーンズ(QVCマリン)

 

○マリーンズ 3× - 2 バファローズ●

先発 スタンリッジ - 松葉 

 

 天候=晴  P.B.=14:00  試合時間=3:32  観客=29209名

 QVCマリンに「CHIBA」ユニを貰いに行ったら、相手がバファローズであったという一戦。

 

 ほぼユニフォーム回収のみが目的であり、滞在僅か30分でろくすっぽ観戦できなかった試合は、最終回に平野投手が打たれてバファローズのサヨナラ負けだった模様。

 

 

④5月10日(火) VSファイターズ(東京ドーム)

 

 ○ファイターズ 4 - 0 バファローズ●

先発 有原 - ディクソン 

 

 天候=晴  P.B.=18:30  試合時間=2:46  観客=21801名

 前の試合から中2日。今度は東京ドームにファイターズの「WE LOVE HOKKAIDO」ユニを貰いに行ったら、対戦相手がバファローズであったという一戦。例によってほとんど試合は見ていない。

 

 観戦4試合目で登板試合に当たる事既に三度目のディクソン投手がファイターズ打線に3発のホームランを浴び、打線も有原投手に封じられて、バファローズが完封負けを喫した模様。

 

 

⑤8月7日(日) VSホークス(タマスタ筑後・ウエスタンリーグ

 

 ●ホークス 5 - 10 バファローズ○

先発 松本 - 吉田凌 

 

 天候=晴  P.B.=18:00  試合時間=3:16  観客=1780名

 今年開場した新球場「タマスタ筑後」に初めて足を運んだら、対戦相手がバファローズであったという一戦。

 

 ボグセビック選手、ブランコ選手、クラーク選手、コーディエ投手と、ある意味今季のチーム状況を象徴する助っ人外国人たちが一堂に集結。その重量打線で10点を奪った北神戸バファローズが快勝

 

 

⑥9月12日(月) VSイーグルス(Koboスタ宮城

 

 ○イーグルス 11 - 2 バファローズ●

先発 美馬 - 赤間 

 

 天候=曇時々雨  P.B.=18:00  試合時間=3:43  観客=16802名

 この時点で既にほぼ消化試合となっていた、9月のKoboスタ宮城。

 

 消化試合らしく、と言ってはなんだが、プロ初先発となった赤間投手、プロ初登板となった齋藤綱記投手と、若きホープたちに実戦経験を積ませるような起用が目立ったが、それぞれプロの洗礼をきっちり受けて、バファローズ大敗

 なお、この試合の3番手で登板した大田阿斗里投手は、これが最初で最後のバファローズでの一軍戦出場となったのだった…。

 

 

⑦9月25日(日) VSマリーンズ(QVCマリン

 

 ●マリーンズ 0 - 2 バファローズ○

先発 唐川 - 山田 

 

 天候=晴  P.B.=13:00  試合時間=2:33  観客=30113名

 サブロー選手の引退試合を見に行ったら、対戦相手がバファローズであったという一戦。

 

 場内の95%くらいがマリーンズファンで埋め尽くされるこれ以上ない程の敵地の中、先発山田投手からの4投手で見事完封リレー

 ちなみこの試合、主役であるサブロー選手ばかりを追いかけていたため、あとで見返したらバファローズの写真をほとんど撮っていなかった…

 

 

 以上、2016年の「桃色行脚」のバファローズ観戦は全7試合(12球団中8位)で、2013年1試合→2014年2試合→2015年3試合と例年少数であった観戦試合数が今年はにわかに倍増。戦績は3勝4敗の借金1

 増えた試合の大半が「○○しにいったら対戦相手がバファローズであった」という、いわば相手が誰でもよかった試合ばかりなのはご愛敬。

 

 ざっと写真を眺めれば一目瞭然だと思うが、いずれの試合も選手が着用しているのはネイビーのビジユニ。そう、ホームゲームを1試合も見ていないのである。

 本拠地京セラドームに行くには行ったのだが…

 これは3月の侍ジャパン強化試合でのこと。昨年まで毎夏参戦していた「Bs夏の陣」に、今年は都合が合わず行けなかったのは残念であった。

 雨天中止のリスクを嫌って回避し続けているほっともっとフィールド神戸に足を運ぶことが、来季以降の目標である。

 

 

 開幕から一度たりとも貯金を作る事が出来ず下位に低迷し続け、史上初のオープン戦、交流戦、レギュラーシーズン、そしてファームの「最下位四冠」を達成するという屈辱的なシーズンを送った今季のバファローズ。

 それに呼応するかの如く、2014年のクライマックスシリーズの際に当スタジアムを埋め尽くした皆様はどこへ消えてしまったのか…?、と安否が気遣われるレベルでめっきり減った、今季の当スタジアムのバファローズファンの皆様(ポンタの持参率は妙に高かった)。

 来季はその2014年以来の優勝争いを演じて、在京バファローズファンの皆様がまた当スタジアムで盛り上がって頂ける日々が戻って来る事を願っている。

 

 

 こんな塩梅であと10球団分続く桃色的「2016回顧録」。年末の繁忙期につぶすのに困る暇を持て余している方は少ないかとは思うが、暇つぶしがてらにでもお付き合い頂ければ幸いである。

 

 皆様も、野球仲間と2016年の振り返りなどを行う時期であろうと思うが、そんな野球忘年会はぜひ当スタジアムでどうぞ。

 引き続き皆様の当スタジアムへのご来場を心よりお待ちしております。