人間の脳には、
網様体賦活系:RAS(ラス:reticular activating system)
という機能があります。
このRASによって、
脳が必要だと判断した情報だけをピックアップしています。
習慣化しているものは良く目につくけれど、
習慣化してないものや興味がないものなどについては
身落としていることがあると思います。
それは、脳が変化を嫌うからなのです。
自分に必要な情報を身落としているのを
ストコーマ(心理的盲点)と言い、
過去の記憶を元に、
今の五感と結び付けてしまう脳の働きと、
重要な情報だけを記憶しようとすることで
「見えなくなってしまうことがある」ことを言います。
要因は、
知識がないから見えないか、
自分にとって重要ではないから見えない
の二つです。
このような固定概念があると視野が狭くなり、
見えるものも見えなくなってストコーマを生んでしまうのです。
この固定概念を取り除くには柔軟的思考を持つことです。
本当に好きなことか?
本当にやりたかったことか?
本当にうれしいことか?
本当に必要なことか?
を自問自答すると、
案外そうではなかったことに気付くことが多いです。
自問自答して、
本当に心のからの「GOAL」がはっきりすれば、
ストコーマによって身落としていた回りがはっきりと見えてくるはずです。
GOALがはっきりし、
嬉しい、楽しい、清々しいという気持ちを持ち、
緊張や恐怖もなく、
自然に行動できる心地よい環境=コンフォトゾーンを
拡げることで
更にストコーマが外れてきます。
ぜひ、実践してみましょう。