今日は情報起業について、
自分にとって情報起業という仕事が向いているのかどうか?
考えていました。
まず、好きか嫌いかで考えたんですが、
断然好きですね。
要は、
悩みに対する解決策としてのノウハウ商品を開発する、
商品開発であるということ、間違いなく
モノ作りです。
僕は子供のころからモノを作るのが大好きでした。
プロレスが好きで、ドリーファンクジュニアの持つNWAのチャンピオンベルトなんか
すぐに作っちゃってましたから。
小学校の時、夏休みになると毎回のように、自由研究という課題の宿題があって、
何を研究課題にしたらよいのかが、わからないという、同級生たちは、
みな僕の周りに集まってきて、「ハムカツおごるから教えてくれないかなあ」
ということで、ネタを教え、途中までコンサル無料で付き合ってあげたりしてました。
新しいものを考え出したり、突拍子もないことを実行して、
みんなを驚かせたりするのも好きで楽しんでやってました。
想像力が逞しいというか、無いものを創造するのが好きというか、
好きでしたね。
次に考えたのは、やはり、妥協せずに全力投球できるほどの
収益性があるかどうか?
つまり、
価格決定権を握り、川上で、大本として、
最大限の儲けを作り出せるポジションにあるのかどうか?
どうせ同じ時間と情熱をつぎ込むのであれば、
商売であればこの位置で稼ぐのが一番儲かるからです。
このことについては、子供の頃、人気のあった遊びを通して、このことに気づいていました。
小学生のころ、ビー玉遊びが大人気でフィーバーした時期がありました。
近くの公園は日曜日になるとビー玉遊びの子供たちで賑わっていました。
昔の公園には結構大きな砂場が必ずありました。
砂で山を作ったり池を作ったり、穴を掘って何かを埋めたりと、
もうありとあらゆる遊びの原点がそこにはありました。
子どものころ一番人気のあった遊びが、
その砂場を使った、ビー玉のパチンコ屋的な遊びです。
具体的にはこういう遊びになります。
まず、水をまいて砂を湿らせ、整えて整地化します。
最低でも50センチ四方の砂地部分が必要ですが、
そこに酒屋から集めてきたビール瓶やウイスキー瓶のキャップを埋め込んでいき、
スタート場所から、少しずつ傾斜をつけてある所に向けて任意の方向にビー玉を転がすだけの
単純なゲームです。
転がったビー玉が大きめの缶のふたに入ると
2倍の2個になって返ってくる、
つまり1個儲かる、という遊びです。
小さめの蓋に入ると5個だ10個だと懸賞が付いている訳です。
円錐形の山のような中をくり抜いたお店もありました。
また、単純に、ふたは1個も使わないで作ったお店で、スピードと称するお店を作って
いる子供もいました。
これは、とにかく遠くまで飛ばしたものが、
参加したビー玉の半分を取得できるという、かなりギャンブル性の高いお店でした。
要するに、お店を作ってお客さんを集客して稼ぐ子どもと、
あくまでもお客さんの立場で楽しむだけの子供、この2タイプの子供がいたのです。
しかし、僕は考えがあってこのどちらでもなく、元締めとして稼いでいました。
それは、朝一番早く起きて公園の砂場に向かい、
砂地全部を販売する権利を先に取ってしまうのです。
バケツ1個を持って行き、公園の水道蛇口から水を汲んできては何回もまいて整地化し、
竹の棒で線を引きながらいくつかの区分けされた砂地に分け、一番価値のある場所、
4か所ある角地から順番に、お店を出す子供に、だいたいビー玉50発分で売却、
ほぼ1時間で完売、ビー玉1000個くらいになりました。
それを日本酒の一升瓶に詰めて持ち帰るという、ちょっとした商売だったんです。
出店費用に要したビー玉数の6倍くらいは稼がせていましたから、
ショバ代が高いとかというクレームは聞いたことありませんでした。
売り終わると、今度は、買ってくれた店主のお店の、お店作りの手伝いや、
集客の応援など、お父さんと一緒にはじめて訪れてくれた低学年の子供に、
どのお店がビー玉を増やしやすいかの説明をしたりの宣伝をして、お勧めをしたりと・・・。
要するに、子供の遊びのなかにも、稼ぐポジションはあったわけです。
僕は稼いだビー玉を、ビー玉がなくなってしまってさみしそうな子供に分け与えたりしてました。
だいぶ寄り道した話になってしまいました。
今思い出してもワクワクドキドキがありましたね。
あのころの遊びってみんな楽しくておもしろかった。
ここで、一度まとめます。
情報起業には、基本、在庫を持たなくて出来る商売なので、
売れ残るリスクが皆無です。
商品開発のキモは、すべて相手が人間の持つ悩みであり、
人が好きであれば向いているということです。
大元締め的要素は、価格決定権を握れるということです。
そして、モノ作りの創造的な仕事だということ。
あとは、
自分がいなくてもまわる、再現性の高いシステム化を成し遂げればいい。
ここまでくれば、そのほとんどのプロセスにおいて外注化が可能になるからです。
やっぱり、どう考えても、この仕事は僕に向いていると思いました。
何だか考えているだけで楽しくなってくるね。
今日の気分はこの1曲かな。
>>> TELL ME The Rolling Stones ザ・ローリング・ストーンズ