~お陰様~
「まける人のおかげで勝てるんだよなあ」…なかなか深い言葉ではありますが、これは先日東京出張の時に入ったラーメン屋さんで目に留まった「あいだみつをカレンダー」の5月のところでした。
これを読んでいると、昔オートバイでレースをしていたときを思い出し、二位以下がいるから一位があるし、参加台数が少ないより多いほうが一位になったときの嬉しさは大きいし、予選落ちがあるから初めて予選通過をした時の喜びは半端ないモノだったけど、確かにそれは相手がいるからそう思えたんだよなと、若干酔っぱらってはいましたが、一人で餃子とビールをいただきながらその言葉をかみしめていました。
今振り返れば何となく分かりますが、当時は正直、勝った負けたという感情しかなかったので、「おかげ(お陰様)」なんて考えたこともありませんでした。
相手がどうこうではなく、自分がどうしたか(どうするか)ということだけ考えていましたから、この「おかげ(お陰様)」という考えが出来ていれば、もう少し今とは違った人生を送っているのかなと思ったりします。
ただ、普段の生活の中では、この「おかげ(お陰様)」を感じることはなかなか出来ないのです。
世の中が便利になってしまい、色々なことが当たり前に感じているからかもしれません。
極論すれば生きていることすら当たり前だと思っている人がいるかもしれませんが、よく考えてみれば、当たり前のことは何一つないことに気づきます。
この「おかげ(お陰様)」ということを感じることが出来れば、そこには「感謝」の気持ちが生まれます。
感謝すれば、それに「恩」を感じるようになります。
また「恩」を感じることが出来れば、それに「報いる」と気持ちになります。
つまり、感謝すれば終わりではなく、その感謝(恩)に報いることで初めて感謝したことになるのだと思います。
恩に報いるということは、言葉ではなく行動で示すものなので、決して簡単なことではありませんが、難しいからこそそれが出来た時の意味(意義)は大きいのではないでしょうか。
「お蔭様で…」はよく聞く言葉ですが、そのことに対してキチンと報いることが出来ているかどうかで、人生は大きく変わっていくのではないかと思います。
5月13日は母の日でした。お母さんに感謝の言葉や気持ちを伝えられた方も多いと思います。
まずは感謝することからですが、母の恩に報いるとはどういうことかも、せっかくのチャンスですから是非考えてみてください。
出来れば、来月やってくる父の恩も一緒に…(^-^;
~どういう働き方をしたいですか?~
先日の日経新聞に、「65歳定年 3社に1社 収入維持、シニア士気向上」という記事が出ていました。
今でも再雇用制度を導入して、定年後も仕事が続けられる企業もありますが、多くの場合は給与がそれまでより下がってしまいます。それが、給与水準を維持して定年延長をするという動きが広がっているようです。
定年が伸びた要因としては、様々な思惑がありますが、老後の準備が出来ていない人からすると助かったと思い、逆に準備が出来ている人からすると、さらにゆとりを作ることが出来るのでチャンスと思っているのではないでしょうか。
働かないと生活出来ないのか、働かなくても生活出来るのかでは、同じ65歳まで働くにしてもモチベーションは全く違ってきますので、どちらの働き方が良いか悪いかでなはく、自分が働くとしたらどちらの働き方をしたいかを考える必要があると思います。
同じ働くのなら、「働かされる」のがいいか、「働く」のがいいか。ですね。
これからの時代は貯蓄だけでは老後のゆとりを作るのは難しく、またそれを補うだけの年金の支給も難しいので、国としてもNISAやiDeCoといった制度を作って、人が働くだけではない仕組みを何とか活用してほしいと思っているはずですが、金融庁「国民のNISAの利用状況等に関するアンケート調査」(2016年2月実施)では、投資未経験者のうち、約8割が「有価証券への投資は資産形成のために必要ない」と回答。その理由としては、「そもそも投資に興味がない」等と回答。さらに、投資教育を受けた経験がない人が約7割であり、そのうち3分の2が、「金融や投資の知識を身に付けたいと思わない」と回答しています。
いくら制度を作っても、そもそも本人にやる気がないのですから、それで老後のゆとりを作るには難しい部分はありますが、「お金」が働くのも手段のひとつですから、興味ないとか嫌だからといった感情的な部分ではなく、自分自身の人生においてそれが必要かどうかという観点で考える必要があるのではないかと思います。
それが嫌なら「人」が働くしか手段が残っていないので、必然的に生涯現役になってしまいますが…。
つまり、「働かされる」のか「働く」のか、どちらの状態になったとしても、周りや環境のせいではなく自分で選んだ(決めた)結果だということを知っておきましょう。
やがてやって来る「65歳定年」を、嫌々働くのではなく、活き活きと働けるような準備をしっかりとして、豊かな老後を満喫したいですね。
~懲りずに走っています、ホノルルマラソン~
五十の手習いで始めたホノルルマラソン(毎年12月の第二日曜開催)も、昨年で4回目の参加となりました。
今年こそは心が折れないようにとトレーニングはしているのですが、年を追うごとに心の折れるポイントが早くなっているような気がしています。
毎回心が折れているということでもありますが…。
「ホノルルマラソン走っています」というと、42キロもよく走れますねと言われます。
基本的に走るのが好きじゃない、なんちゃってランナーなので偉そうなことは言えませんが、歩かずに走るか途中で歩くかは別として、途中で諦めずに足を前に出して進んでいれば、時間はかかりますが、いつかはゴールするんですよね。
ちなみに、最初から走らずに歩いてゴールする方も意外といます。
しんどい時は、途中で諦めたほうがその時は楽な気がするのですが、諦めた後のことを考えれば諦めずに続けているほうが、実は楽なことが多いのかもしれません。
過去に一度ハーフマラソンで体調不良で途中棄権をしたことがあるのですが、そのことは今でも思い出しますし、決していい思い出ではありません。
結局、諦めるか諦めないかだと思います。諦めなければ前に進むし、諦めればそこで止まってしまいます。
走るか歩くかは手段なので、悩むのはそこではなく、目的を達成するためにはどうすればいいかを考えることが大切だということです。
世の中に成功者と呼ばれる方が沢山います。何を持って成功者と呼ぶかはありますが、共通しているのは諦めないということではないかと思います。
これは人生も同じではないでしょうか。
手段に拘って諦めるよりも、目的(結果)に拘って諦めないほうが、楽しい人生が待っています。そのためにも自分が何をしたいか?どうなりたいか?というゴール設定がとても大切です。
周りや他人を軸にするのではなく、自分を軸にして活きていくと、少々のことではブレなくなるので、そうなった人のことを成功者と呼ぶのかもしれませんね。
いつかはホノルルマラソン…と思っている方。ぜひ一歩踏み出してみてください。
一緒に苦しみ、楽しみましょう!
今年のホノルルマラソンに向けて、トレーニングを開始した中村でした。
