このメッセージをどう受け止めますか?
6月4日の新聞に「人生100年2000万円不足」という見出しの記事がありました。
定年退職後95歳まで生きるには夫婦で約2000万円の金融資金の取り崩しが必要になるとの試算を金融庁が示したようです。
えっ今さら…という気もしなくはないですが、2000万円という金額がどうこうではなく、このままだとダメだということを国として示したのは良いことだと思います。
TVやネットでも色々な意見も出ているようですが、現実問題として年金だけで何とかなると思っていた人は少ないと思います。
金融庁は、公的年金に頼るのではなく長期分散の資産運用の重要性をアピールしていますが、運用に限らず正しいお金の勉強をしていない人が多い訳ですから、いきなりそんなことを言われてもという気持ちも分からなくはないですね。
文句を言いたい気持ちは分かりますが、今回の試算がすべての人に当てはまる訳ではないので、そもそも自分は足りるのか足らないのか。もし足らないとすればいくら足らないのかを確認することが大切だと思います。
いくら足りないが分かって初めてどうやって準備するかを考えるようになります。
金融庁のいう長期分散の資産運用も手段の一つです。それがすべてではないので、収支の見直しや勤労収入を上げる(伸ばす)等、様々な手段を考え、その中から自分に合っているものを見つける(組み合わせる)ことが必要です。
そのためは、今だけを見るのではなく、これからの世の中がどうなっていくのか、はっきりとは分からなくても方向性は分かりますから、今後どう変化していくか、そしてそれにどう対応していくかを考えることが大切になってきます。
例えば、トヨタ自動車ですら今後の終身雇用は難しいと言っています。時間給から能力給。確定給付から確定拠出。定年再雇用から定年延長。働き方や稼ぎ方もどんどん時代に合わせて変化していきます。
世の中は変化しているのに、自分の生き方が変化しないということはあり得ませんよね。
つまり、そういう世の中の変化に自分の生き方をどう対応させていくかを考えることで、手段は変わってくるのです。
国がこのままだと厳しいぞとメッセージを発信しています。
このタイミングで発信したということは、まだ間に合うということでもあると思います。
このメッセージを素直に受け止め、文句ではなくどうすればいいかを考えることが将来の自分の生き方を変えるポイントになると思いますよ。
今年の最大10連休のGWはどう過ごしますか?
いよいよ、これまでに経験したことのない最大10連休のゴールデンウィークが始まりますね。
テレビやネットを見ていても、レジャー特集やまだまだ間に合うといった言葉を見かけます。
つい先日はキャンセルが出ました!という広告もありました。
10連休というと月の三分の一が休みですから、浮かれるのも仕方ないかもしれませんが、GWの10連休を楽しみと思う人は約4割と半数以下というデータもあるようです。
つまり6割の人は楽しみではないということですが、その理由の第一位は「混雑・渋滞」で第二位は「お金が無い」、第三位は「疲れるから」でした。
確かにGWに限らず、特に連休になると観光地やレジャー施設、そして一般道も高速道路も混雑や渋滞しますので、それが嫌だという方は多いようです。
ただ、お金が無いというのは少し寂しいですね。
今年のGWが10連休に決まったのは昨日今日のことではないので、本当にやりたいことがあるのなら準備が出来るのではないかと思います。
やりたいことがあるからお金を準備するのか。お金があるから何かをするのか。何を主人公にするかで行動も結果も変わってきます。
今回はGWという連休ですが、将来定年退職するとその後は10連休どころではない超長期の休みが待っています。
今後は退職年齢が変動する可能性はありますが、自分は何年後には仕事を辞めるという時期が分かるはずですから、「お金」か「自分(やりたいこと)」のどちらを主人公にするのかで、老後の長い休みは良くも悪くもなります。
一事が万事といいます。今回のGWに限らず、「お金」を主人公にした人生ではなく、常に「自分(やりたいこと)」を主人公にした人生を送るように意識してみるといいと思います。
お勤めの方は、今回のような長期の休暇はなかなか取れないと思いますので、お金を使ってどこかに行く、またお金を使って何かをすることだけではなく、この休み(時間)を使って何が出来るのかを考えると、今回のGWはネガティブだと感じている方は、少しはポジティブなものに変わってくるのではないかと思います。
ちなみに、楽しみな理由第一位は「好きなことに時間を使えるから」第二位は「リフレッシュできるから」第三位は「リラックスできるから」でした。
どこかに行くことや、お金を使うことが目的ではないということですね。
なんだかんだいっても、10連休というのはそうそうあるのもではありませんから、将来やって来る超長期の休みのために、今年のGWを使って時間とお金の使い方の予行演習をしてみてはいかがでしょう?
キャッシュレスの時代がやってきますね
今年10月の消費税増税に合わせて、キャッシュレスでの支払いで5%の還元が始まります。
9か月間の期間限定で、還元の対象がまだ確定していない部分はありますが、ざっくりと年間の四分の三の支出にかかる還元ですから、かなりのインパクトがあります。
普段クレジットカードや電子マネーなどを使っていない方からすると、いくら使ったか分からないとか、そもそもカードを使うことに不安がある等のネガティブな感情が湧いてくる方も多いと思います。
しかし、現実問題として9か月分というとかなりの支出になりますから、単純計算しても5%だとかなりのポイントになるはずです。
そして実施前後にはテレビや雑誌でも、「最強クレジットカードはこれだ!」とか、「電子マネーのお得な使い方」のような様々な情報が溢れてくるのではないかと思います。
昨年末、たった10日ちょっとで100億円還元を使い切った○○ペイもありましたが、お得な情報が溢れてくると、人間はどうしても欲が勝ってしまい頭では難しいと思っていても心がざわついてしまうので、なんだかんだ言ってもキャッシュレスに動いてしまう方も多くなるのではないかと思います。
そして実際に始まっていくと、テレビや雑誌だけでなく、周りからも「○○が良いらしいよ」という感じの出所のはっきりしない情報も溢れてきます。
そんな情報に右往左往しないためにも、これからやってくるキャッシュレス時代に向けて、今のうちから少しずつ準備をしておくことがとても大切だと思います。
確かに現金だと使ったら使った分だけ目に見えて無くなっていきますからある意味分かりやすいですが、現金もカードも基本どちらも管理が大切です。
普段使っていない方だと、いきなりカード決済や電子マネーもハードルが高いと思われるので、今のうちに公共料金や携帯料金など毎月定期的に支払があるもの等からカード決済にして、毎月一回パソコンやスマホで明細を出して、何にいくら使っていくかを確認することから始めてみるといいと思います。
実際に使っていれば、様々な情報も精査することがある程度出来ますが、使っていなければいいか悪いかさえも判断できなくなりますから、まだそれほど情報が湧いていない今がチャンスだと思います。
それと、還元率も大切かもしれませんが、そのポイントをどう使うかのほうが重要ですから自分にとって一番使いやすいポイントが貯まるカードにしておくことが重要です。
これからは、人や物が働いて得る収入だけでなく、決済することでの収入もバカにならない時代になってきますね。
慌てる何とかは貰いが少ないといいます。慌てず騒がず、されど怠らずの気持ちで10月を迎え、賢くカードを使っていきましょう。