〜キャッシュレスのいい習慣を身につけよう〜
10月1日、いよいよ消費税が10%になります。
様々な取り組みのおかげか、一部駆け込み需要はあるようですが、これまでの増税時と違って思った以上に盛り上がり?に欠けているような気がして、本当に税率が上がるのかという感じがしていますが、残念ながら消費税は上がってしまいます。
そして消費税アップと同時に5%還元を起爆剤とした本格的なキャッシュレスの時代に入ってきます。
消費の全てが5%還元になる訳ではないので、この9ヶ月間でどれだけの還元があるのか分かりませんが、人やモノやお金が働いて稼ぐ所得だけでなく、消費の決済方法を変えることで生まれるポイントという所得もバカにならないものになってきます。
5%還元自体は9ヶ月で終わりますが、その後もカード決済することでポイントは付与されますので、キャッシュレスに抵抗のある方も多いようですが、今回をきっかけにして使い方をマスターすれといいと思います。
そして、受け取ったポイントをどう活用するかが実は重要です。
お金の使い方には、投資、消費、浪費の三つがあるといいますが、この受け取ったポイントもどういう使い方をするかで、その後の効果が変わってきます。
どの使い方がいい悪いということではないですが、ポイントだとどうも実感が湧かず、ついつい浪費してしまいますので、ポイントもお金だと思って使い方を考えてみてください。
そうすると何のためにという目的が出てきますので、その目的にあったカードや決済方法を選ぶことが出来るようになります。
還元率がいいとか身近にお店があるからとか、勧められたからではなく、自分の目的にあったものを使うことが結果無駄のない使い方になります。
せっかく受け取ったポイントですから、目的を持って次に繋がるいい使い方、いい習慣を身につけていきたいですね。
資産形成は何のため?
世間を賑わした老後資金不足問題から、iDeCoやNISAの申し込みが増えたそうです。
きっかけはどうであれ、自分の将来を考え行動することはとてもいいことだと思いますし、未だにギャンブル的な感じで思っている人も多いので、資産形成の抵抗が少しでも無くなればいいなと思っています。
ただ、iDeCoにしてもNISAにしても資産形成の手段の一つなので、制度の仕組みやメリットデメリットを確認したうえで、それが自分に合っているかどうかで決めることが大切です。
将来の不安とはお金だけではありませんし、お金があればすべてが解決する訳ではないので、将来が不安だからというのはきっかけとしてはいいかもしれませんが、将来の何が不安なのか、不安の本体を明確にしておかなければ選ぶ商品が間違ってしまいます。
せっかくいい制度があっても、下振れのリスクが怖いからと定期預金のようなただ積み立てるだけの商品だと将来の不安の解消にはなりません。
制度を始めることが目的ではなく、将来のゆとりを作ることが目的のものですから、iDeCoやNISAはあくまでも入り口なので、その中での金融商品選びはとても大切になります。
まして運用は長期にわたるものです。今後の生活環境の変化や経済状態の変化、昇給やリストラ、転職や起業等による収入の変化等、予測できないものが沢山あるので、今だけはなく、今後の変化にどう対応していくかが重要になりますから、初めて終わりではなくやり続けるということを前提に考えていきましょう。
資産形成は手段なので、まずは目的を明確にすること。つまり将来の不安の正体と大きさ(いつの何がどれくらい足りないのか)を知ることが最初です。
ここを間違うと、手段選択も間違い、結果やらなければ良かったと将来後悔してしまう可能性が高くなります。
不安を解消する名目で色々な金融機関から様々な商品(手段)が出ていますが、不安だからといって安易に手段に走らず、また後悔しないためにまずは目的を明確にして、その目的にあった商品選択をしていくようにしましょう。
どんな仕組みや商品を選んでも、すべて自己責任です。後々文句を言わないように、周りに流されないように自分中心で考えていきましょう。
専門家と総合家
老後の生活資金不足問題が、まだまだ世の中を賑わせています。
前回のブログで今さら何を言っているのだろうと書きましたが、世間の想像以上の反応に驚いています。
年金だけではゆとりを持って生活できないことは薄々気がついているものだと思っていましたが、そう思っていない(もしくは思いたくない)人がこれほど居るとは、本当にビックリです。
ネットでの反応や国会議員の発言も予想外のものでしたし、東京ではデモまであったようです。
今回の問題に対して、テレビや新聞、ネットなどでも様々なコメントが出ていますが、特に専門家と称される方のコメントは基本的に否定的なものが多いのですが、なるほどそう解釈するかと唸らせるものもあります。
その方面からみればそう取れるというものが、あたかも総論のように語られているもの沢山あり、何も知識のない人からするとその意見を鵜呑みにしてしまう気がしました。
今回の問題だけではなく、世の中で起こっていることは様々な要因が複雑に絡み合っていることが多く、専門的な知識はもちろん必要ですが、一面だけではなく多面的に総合的に考えることのほうがより必要だと思います。
起きた問題を問題にするのではなく、起きた問題をどう解決するかのほうが生きていく上では重要だからです。
世の中には様々な専門家と呼ばれる方がいます。言っていることは間違っていないと思いますが、それが自分に合っているかどうかは別です。
7月9日の日経新聞に金融機関に属さない独立系金融アドバイザー(IFA)の記事が出ていましたが、金融商品を売ることを目的にするのか、金融商品を活用してその人の生活を良くすることを目的にするのかでアドバイスも選ぶ商品も変わってきます。
なぜなら、生活を良くしようと思えば、偏った商品ではなく、それぞれの商品の特徴(メリットデメリット)を踏まえて組み合わせることが必要になってくるからです。
今回の問題で将来の不安が明確になった方は、どうすれば解決するのかを、専門家と総合家の両方の話を聞いてみてください。あまりの違いに驚くと思います。
ただし、どちらがいい悪いではなく、どちらが自分に合っているかで選ぶことが大切ですから、紹介だからとか、この人を信用できるからとかで選ばないようにしましょう。