相手を責めるな
相手を憎むな。
相手はいつかの
あなたの姿なのだから。
タ・カーラ
インナーチャイルドとは
ふとした拍子に出てしまう
子供のような自分の一面
を表しますが
今回はインナーチャイルド続編として
前回のコインの王子に続き
「カップの王子」に
参りたいと思います
↓前回の記事。
カップの王子の人格
カップの王子は
他愛もないお話が大好きで
なんの意味も無いアートや物に
「素敵さ」を見出せるような
純粋な感性の象徴です
私たちの子供の頃を
思い出してもらうと
わかりやすいのですが
- 意味なく好きだったブランコ。
- なんだか心がときめいた絵。
- 見るだけで嬉しい気持ちになる、おもちゃのアクセサリー。
- 一生懸命あつめた石。
- くだらない話が楽しかったあの頃。
そんな感じで
そこに意味も理由もないけれど
「好き」「楽しい」「面白い」
と感じられるものを
思い出してね！
という時に
このカップの王子は
あなたの元に出現します。
カップの王子をもっと
大人の我々に沿ってイメージすると
- 意味のないラインが好き。
- 用事が無くても連絡しちゃう。
- 挨拶がとっても嬉しい。
- 目を見てくれると喜んじゃう。
- 雑貨を意味なく集めちゃう。
という感じが該当しますよ
なので、カップの王子が良く出る時は
そういった気持ちを大切にすると良い時
なのです。
魚の声が聴こえなくても
「自分が話しかけたいんだから
それで良い」
と思っているような感じで
魚が何か言っているように感じたら
「自分がそう感じたんだから、
それでいいでしょ」
と、なんの保証もなく思えるような
自分の世界を大切にしているような…
そんな印象です。
ですが、逆位置になると
こじらせてしまったり
承認欲求が強くなります。
承認欲求に注意！
カップの王子あるある
「感じたこと」
を大切にするカップの王子は
こじらせると
「言わなくても良いことを言ってしまう」
所があります。
「君が好き」だけで良かったパターン。
悪気無くいっているけど
相手を傷つけているパターン。
※さかな君なら絶対言わない。
自分が感じたことを伝えたがる
カップの王子は
「今はそうじゃないけど
前にこう思ったよ！」
という
情報までも伝えたがります。
しかし彼的には一応
最大級の誉め言葉
なのです。
でもこの様子を
我々大人に例えると
「今の髪型、最初は変だなと思ったけど、今はすごく似合うと思う！」
➡褒めているつもりで悪意はないけど相手はモヤモヤ。
※その髪型、とっても似合うね！だけで良くない？
「前はあなたの事苦手だったけど、今はすごく好き！」
➡今こんなに好きなの！と伝えたいのだけど、失言で台無し。
※あなたの事が好き！だけで良くない？
【この後の変化を楽しみにしててね！】
と言われた後に
「なんかまだピンと来ないけど、わかりました。」
➡「この後の変化を楽しみにしてね」と言っているのに「今」ピンと来ない…って当たり前では…？
※「わかりました」だけで良くない？
みたいな感じです。
これは
小学生男子が
「先生の事前嫌いだったけど今は好きです！」
と言ってるのと同じニュアンスです。
「先生の事前嫌いだった」という情報はいらんよ…。大人でも傷つくぞぃ…。
どうしてカップの王子は失言するのか？
カップの王子が失言をするのは
「自分がそう思った事を
全部聞いてほしいから」
です。
悪意はありません。
悪気もありません。
だがしかし
相手にも、心があります
多目に見てくれる人も
世の中には沢山いますから
許される事もあるでしょう。
でも、心の中で
そっと線を引かれる事もありますよね。
気付いたら、友達だと思っていた人が
皆離れていた…という事も
経験したことがある人もいるはず。
私自身も
過去を振り返ると失言だらけで
ホント、その時に許して下さった人たちに
心から御礼を申し上げたいくらいですが…
暖かく見守ってくれてありがとう！！！
もちろん、自分の無礼さにより
離れて行った人たちもいましたよ
言葉一つで崩れる人間関係があります。
言葉一つで怒りを買う事があるからです。
しかし
「余計な一言を言いたいのは
自分の承認欲求のせいだ」
と、自覚する事で
あなたの衝動性は少なくなります。
そして
配慮一つで培える人間関係があります。
配慮の「慮（おもんばか）る」という字には
よくよく考える。
考えはかる。
おもいめぐらす
という意味があるそうです。
そして
「相手を慮る」という言葉には
相手の立場になって考え
相手のためになるように動く
という意味があるのです。
カップの王子は
正位置だとそれが出来るのですが
逆位置だとどうしても
自己中心的になってしまいます。
こじらせカップの王子
その他
↑
すぐ被害者になる。
魚くん、心の声
「ため息をつく権利を下さい。」
↑
魚くん心の声
「人には人のタイミングがあるって
知って欲しい。」
カップの王子が
暴走をしないために。
カップの女王
「相手に優しく接したいな」
「相手の事を大切にしたいな」
と思うのであれば
まず、自分が自分を大切に
する事から始めていきましょう。
認めてほしかったよね。
わかって欲しかったよね。
だから、ついつい色々言っちゃったね。
と、自分にまず伝えてあげるのです。
そして、心の底から
- 今まで失言をして傷つけてしまった人たち
- そして、それでも笑って受け止めてくれた人たち
に、謝罪をしてください。
※心の中で大丈夫です。
でも、もしもその時に
- 私だって傷ついてる！
- 私だってこんなに頑張ってる！
- 私だって、こんなひどい事言われた！
- これでも配慮しましたけどっ！！
- また我慢しろっていうの！？
という気持ちが湧いてきたら
それはあなたの心の傷、記憶です。
なので
辛かったね。
苦しかったね。
我慢してきたね。
と、あなたの中のこじらせカップの王子を
労わってあげてくださいね
まとめ
いかがでしたでしょうか？
こじらせカップの王子だった経験は
私も腐るほどあります。
さらに、失言を受ける側の立場も
腐るほどあります。
今の私は自分からの
失言の数がかなり減りましたので
不必要なトラブルを起こす事は
ほとんどなくなりましたが
思い当たる方はぜひ
気を付けてみて下さいね＾＾
それだけであなたの人生の質や
人間関係は格段に良くなっていく
はずですから
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