こんにちは
シリーズでお届けしている
NLPの前提についてです。
ラスト、ひとつとなりました。ちょっと長めの文章ですね。
* * *
NLPの前提【14】 私たちが『現実を体験する方法』=『解釈の方法』を変化させる能力を使う方が
現実の内容そのものを変化させるり、はるかに効果的であることが多い。
私たちは、それぞれの『地図』 をもっていて
現実(事実・出来事)を体験し
そのことに、意味づけを行い解釈しているのでしたね。
言葉を変えると・・・
現実(事実・出来事)に体験したことを
それぞれの『地図』にそって、それぞれのストーリー、物語として
受け止めているということです。
日々の暮らしの中で
どうも価値観が違う・・・と感じたり
苦手な相手だなぁ・・・と思ったり
コミュニケーションが、スムーズにいかないなぁというような時
つい、私たちは、相手が変わってくれることを
期待したり、求めがちです。
けれど、そのように思うとき、その思い=相手が変わってくれれば・・・
はどこから来ているかというと・・・
自分の価値観や信念、大切にしていること
自分の『地図』に照らして=相手が変わるべき、変わって欲しい
と思っているのですね。
そんなとき、まず、相手の『地図』によりそう・・・
というスタンスだと、どう変化するでしょうか。
相手の、地図を理解するために、そこにはどんな地図があるのか
感じてみる。
相手になったつもりで、その地図の中に立ってみる。
相手と自分の地図をながめ、違いを照らし合わせてみる・・・
それは、相手が、どのようにこの『地図』を得たかを
追体験していくことでもあります。
そして、相手を深く理解してゆくことにもつながります。
そこにある『地図』が理解できれば、相手の『地図』によりそって
自分の対応やアプローチを変えていくことができます。
これが『解釈の方法』を変えてみるということですね
それは、相手をコントロールしたり、変えようとするよりも
はるかに効果的なことが多い、ということです。
相手を変えようとするよりも、まず自分から・・・
このことは、今ある現実を変化させてゆくことにつながりますし
過去の出来事さえ、変化させてしまうこともあります。
過去の現実(事実・出来事)の『解釈の方法』・・・
それを見る『地図』が変われば
そのことの意味が、変化します。
自分にとって、試練としか思えなかったような出来事が
素晴らしいGiftであったことに、気づく・・・といったように。
NLPには、『過去を書き換える』と呼ばれるワークもありますね
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