一日一歩一ミリの成功 -141ページ目

31日目 夢

牧場で働き初めて一ヶ月がたちました。

その間の10日間は日本にいたので実質一ヶ月も働いてませんが、

かなりこの場所が気に入っています。


日本にいたときと違ってワークライフバランスっていうやつがきっちり整っています。

最近気づいたのはノーストレス状態だと人間は太ったりしないということです。


知っている人は知っている。

実は僕は小学校1年生から大学一年の最初まで完全に太っていました。

自分で言うのもなんですが完全に “デブ” ですね。


大学に入学したてのころは90キロ!!

それが大学2年生のころに55キロくらいまで減少、その後は62キロくらいをキープしています。

結構踊驚くくらい痩せましたよね。

そして62キロは身長と体重の関係から見ておそらく日本人の平均値だと思います。

つまり僕は、ダイエット成功者だと言い切っていい人の中の一人です。

なんで痩せたかというと

「食べずに走った」

これです。すみませんしょうもなくて。


思い返せば高校から大学にかけて乗っていた “原付ベンリーCL50”

高校時代は完全にバイクが「ひーひー」言ってました。


Happy Life Diary カナダ トロント編


大学に入って30キロくらい体重が落ちた時のベンリーはスタートダッシュがまるで違いました。

「やせたなー」と実感できた瞬間でした。


社会人になり東京にでて、少し裕福になって、平日は夜ビール、週末は寿司とか平気で食べるようになって

やや体重が増量しました。67キロくらいまで増えましたね。

そんな東京時代を経て

そして今は62キロ弱くらいかなと思います。


ダイエットは自分の精神状態や、おかれている場所に左右されてきたなあということです。


今住んでいるところは自然に囲まれ、自分の好きな勉強がいつでもでき、

仕事は8時から15時までと適量かつ肉体労働、ワインは飲み放題だけど、

米などの炭水化物を摂取しずらい状態です。

これは痩せるという感じではなくまさに “健康” そのものです。


日本に帰ってもこの状態を保ちたいなあと思います。

そんな視点で仕事も見つけれたらいいなと思います。


また “恋愛” もダイエットに大きく貢献するのは確実です。

僕の場合、大好きな人と初めてのデートの時などは目の前のご飯が喉を通りません。

逆に失恋後はものすごくご飯がすすみます。これはもはや気取る必要がなくなりやけ食い状態になるからかと思います。

少しでもかっこよく見せたい、かわいく見せたいなあと思うと

太りやすい体質の人は特にご飯がすすまないのではないでしょうか。


ごほん、えー、あー、元90キロの松田光一です。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします☆


上の写真はここの馬さん“チョコレート”との2ショットです。

誰かが撮っていると思いきや、一人タイマーショットです(ちょっとさびしい)。
チョコレートは女の子。この日この馬に初めて乗りました。


さて、タイトルとブログの内容を合致させていきましょう。

僕の “夢” はカナダに住むことでも乗馬のマスターでもダイエットでもなんでもありません。


ここのマネージャー ジェスはこの間乗馬の大会で優勝したそうです。

彼女はオタワの馬関連の大学を出て、牧場で馬の調教師として働き、大会で優勝しています。

まさに馬のスペシャリスト。

そんな彼女を見ていてつくづく思いました。

「おれはなんのスペシャリストなんやろなあ。」

今はファーマーですが、これはとてもスペシャリストというにはほど遠いです。


芸術大学を経て芸術家になるのを拒み、何処へ向かうのか。

僕は絵に関わらず、 “クリエイトすること” と、

なによりも “問題の根底を見出し改善すること” が得意です。

そして、 “歌うこと” は大好きです。

僕の夢はあの世界でスペシャリストになることのようです。

「○○○の松田光一」

になります!


誰かが突っ込みます。

「え?ビジネスシンガーじゃなくて?」

「えー、そうですねー、うーんと、まあいいじゃないすか。ははは」

28日目 道

実は広大な裏庭があったことを知らされ、
その場所の草刈りを命じられた僕は、
ものすごく花粉症のような状態になってしまった松田光一です。


もう鼻ずるずる目かいかい。
腕にはぶつぶつができて大変です。
日本でこんな状態になったら発狂ものですが、

ここではなんとなく「どうでもいいな」という感じ。

典型的潔癖気味の日本人だった僕が、少しは進歩したものです。


そんな僕のためにジェスがアレルギーによく効く薬をくれてランチの後に飲んだところ、ものすごい眠気が。。。
これは時差ぼけの影響もあると思いますが、昨晩は9時間近く眠ったのでやはり薬のせいかな。
眠たい目をこすりながら午後の仕事をこなしました。

シャワー浴びてベッドに横になったらすっかりディナーの時間まで寝てしまい、

そんな甲斐もあってか、腕のぶつぶつとくしゃみがピタッと止まったから驚きです。

「外国の薬はすごいなあ」


昼寝してしまって今夜眠れるか心配です。
最近すごくいやな夢を見て、そこからパッチリ目が覚めてしまいます。

「その割には昨日9時間も寝てるやん」という声が聞こえてきます。

その通り!別に元気に眠れています。


なにも起こらない何の変哲もない毎日が流れていきます。

仕事の後、ベランダに座って池を見下ろしながらワインを飲んでいると

すごく贅沢な気持ちになるとともに、少し寂しくもなります。

でも「これはすごいいいかもしれん」

という気持ちにもなります。


英語は、、、
なんのために英語やってるとかもう考えないようにしています。

やっぱりメインアイデアのわからないカナディアン同士の会話はいまだに難しいです。
しかしながらドイツ人のジュリアとの会話で困ることはまずなくなってきました。
唯一「進歩したなあ」と実感できるところです。


友達は、、、

昨日韓国人のボブが電話をくれました。

「おまえ明日うちで引越しパーティーするから来て!」

という内容でしたが、仕事でとてもいけないのでキャンセル。

ボブにめっちゃ会いたいのに会えないもどかしさを感じます。


黒人のシルベスタはメールで「6月18日に家でパーティーあるから来て!」

と誘ってくれました。この日はきちんとオフなので行けそうです。

彼とは毎日のようにメールをやりとりしています。ステキな友達ができました。


いろいろありましたがトロントがとっても恋しい場所になっています。

「住めば都やなあ。きっと日本に帰る時に少し泣けるんやろなあ」

出会いと別れの連続。ジュリアも7日に帰国してしまいます。

なんともやるせないけど、かけがえのない出会いがいっぱいです。

ドイツ人のジュリアは今台所に座って超頭のいい犬ベアのお腹をひたすら触って遊んでいます。

「こんな感じ、ええわな~」






そうそう、
昨日倉庫の奥の真っ暗な物置みたいな場所で自転車を発見しました。

キャシーの許可ももらって蜘蛛の巣だらけの自転車を掃除。
「これでサイクリングができるぞー!」

またこの乗り物からスタート。

週末あのまっすぐな道をひたすら走ってみよう。

25日目 生き方

日本に帰ったときにのぼりやんがお勧めしてくれた

稲盛和夫さん(現在京セラの会長)の本。


「生き方」という本。結構前に発売され、僕もampmで立ち読みしたことがあった本ですが、

今の状況で読み直すと、のぼりやんの言うとおりしっかりと胸にささるものがありました。


日本にいたときに僕は東京のど真ん中で働きマンさながらに働いていました。

それはもう朝から晩まで働いて、週末は旅行して、夜はビールを飲んで、たまにパーティーを開いたりして。

和歌山から上京してきた僕にとってはまさに理想的な暮らしを実現することができていた、、はずでした。


しかしながら何の不自由もない生活に

なにかわからない恐怖や疑問がいつも僕の脳裏に焼きついて離れませんでした。

もちろん日々のストレスは膨大なもので、

でもストレスだけでは説明しきれない自分の中のひっかかり。

それは稲盛さんの本の中にもあるように

「私利私欲」の概念だったのかなあ、と今ふと感じるのです。


僕はいつもこんなふうに考えていました。

「僕と僕の彼女、そして家族が裕福に暮らせたらええなあ」

そんな思いで自分の年収を気にしながら一生懸命働きました。

僕も3年やそこらで給料がバーンと跳ね上がるとは思っていませんでしたし、

そのときの給料で買えないものといえば家や車などの大きな買い物を除けば、

なんとか購入する目処は立ちました。


やはり単純に私利私欲のために働いていた気がします。

それなのに僕の口癖は

「なんか世の中の人のためになるようなことがしたいなあ」


確かにすべての人がなんらかの形で、人のためになることを仕事にしているはずです。

どんな仕事でもお金が発生していればそれはだれかがその仕事によって助けられている証拠です。

しかしながらそのことを感じられず、いつのまにか裕福なものに囲まれることを目指してしまっていたのです。


稲盛さんは

「家族のためにはたらくんや」とか「この会社のためにはたらくんや!」

そいう考え方もある意味否定しています。

それはグループの尺は違えど「私利私欲」に他ならないからでしょう。

これを突き詰めていくと果てしないし、様々な意見が衝突するでしょう。僕の解釈も違う可能性もありますし。

要は追いかけるものの視点を変えなければ一向に幸せはやってこないということなのかなと思います。


幸せってなんだろう?永遠のテーマですね。

我々は絶大な力の元に生き、短い一生を過ごしていきます。そこになにを残したいか。

それを考えながらまさに「生きて」います。

与えられた仕事に対してしっかりと謙虚な姿勢で取り組む。

ひとつひとつ丹念に仕事をこなしていく。


文才がなく、うまく表現できませんが、カナダに来て、日本を見て

そしてまたカナダに戻ってきて、また日本に帰る。

少し浦島太郎状態の中でひとつ、仕事や人生観に洗練を感じます。

小さくまとまったような感覚もありますが、そうではないと思います。


僕は一人の小さな人間として真面目に謙虚に毎日を過ごして行こうと思いました。

今日も「考えすぎですよ」とたくみくんにつっこまれそうな松田光一です。

この考えすぎな感じ、仕事にならないかなー。


さーて謙虚にお皿洗いしようっと! 今日も“ど”がつくでっかい鍋! もーキャシー。

むずかしいねー。