東京で桜の開花宣言がされましたね。
春がますます近づいてくるように感じます。
こんにちは。
ご訪問いただきありがとうございます。
ありのままのあなたで
あなたの人生を創る
アドラー流自己実現サポーター
武田真由子です。
みなさん、幸せな心で過ごしていますか?
いきなりこんなことをいうと「何を能天気なこといってるの」という人もいるかもしれません。
ですが、考えてみれば、「幸せ」は人間の普遍的な価値。
もし「ハッピー」という言葉が軽薄で能天気にしか聞こえないとすれば、そのほうが問題だと思いませんか。
気持ちは分かります。
最近はテレビも新聞もネットも、心が暗くなる話題が多いです。
職場などまわりの環境に、寒々しい空気を感じている人もいるでしょう。
幸せが足りないと、心はなんとなく不機嫌になります。
ワクワクやウキウキが感じられず、ムスッとした顔になる。
もしかしたらあなたも、はた目にはそう見えているかもしれません。
そんな「不機嫌な時代」の処方箋として、
これまで紹介してきたアドラー心理学の考え方を振り返りながら、
「不機嫌な時代」を「幸せな心」で過ごす方法を考えてみました。
1、不機嫌の原因を探してもハッピーになれない
アドラー心理学で大切な考え方に「原因を追究しないこと」があります。
あなたが、何となく不機嫌で疲れた気分になっているとしましょう。
体もなんとなくだるいし、やる気が出ない。
その原因を考えると、仕事の忙しさや家族の無理解、職場の人間関係など、思い当たることがいろいろあるでしょう。
原因としては、これらは的を射ているかもしれません。
ですが原因を分析できたとして、それで幸せになれるかといえば、答えは「ノー」です。
なぜなら心の問題を分析すると、ほぼ「悪いのはあの人だ」という犯人探しに陥ります。
そうやって他人を責めても、心が晴れることはあり得ません。
むしろもっと不機嫌になるのです。
今は社会全体に、他人を責める空気が満ちています。
そんな不機嫌な世の中にいると、自分も「あの人のせいだ」という思考に陥りやすいものです。
でも「それでは幸せになれないよ」と、アドラー心理学は伝えています。
2、 「ヒト」と「コト」を分けコトを改善する行動を
それでは、どうすればいいのでしょうか。
今できることから「行動する」のがアドラー流の解決策。
アドラー心理学では、あらゆる心の問題は人間関係に起因すると考えます。
ですから、自分が不機嫌になりがちな状況での「コミュニケーション」に目を向けてみましょう。
自分の不機嫌な心を解決しようとする中で、無意識のうちに周囲に非難やイライラを含んだメッセージを伝えていませんか。
そんなときは、「『コト』と『ヒト』を分ける」
不機嫌なのは「誰かのせい(=ヒトの問題)」と考えるのではなく、不機嫌な気分にさせる「コト」の問題ととらえ、その「コト」を改善するために行動するのです。
たとえば、仕事が忙しいとします。
暇そうな同僚に愚痴や不満を漏らしたくなるかもしれませんが、それを口に出しても誰も幸せになりません。
それならば、「ここを手伝ってもらえないかな」と「コト」を改善する提案します。
人に頼るのは苦手だと考える人はいませんか。
わたしはそうでした。
ですが、それで不機嫌な空気を放ち続けるぐらいなら、明るく「手伝って」といわれるほうが、周囲もよほどありがたいはずではないですか。
「ヒト」と「コト」をしっかり分離したコミュニケーションなら、周囲はあなたの声に耳を貸してくれるものです。
「そんなに簡単に気持ちを切り替えられない」かもしれませんね。
でしたら、散歩やストレッチなど体を動かしてみませんか。
これも「行動する」こと。
そうして心を切り替えてから、周囲に声を掛ければいいのです。
「今、できること」は必ずある、それを見つけて実践する。
やるべきことは、原因分析より「行動」。
「ヒト」を責めるのではなく、不機嫌のもとになる「コト」を改善するために何をすればいいかを考えよう。
カギは「コミュニケーション」。
対話を通じて、やってほしいことを伝え、関係改善を図る。
できることは必ずあるはずです。
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いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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