つい先日、母校である岡山大学・歯学部の同窓会誌が送られてきました。同大学は全国でも最後発の歯学部ではありますが、はや創立50年に迫ろうとしています。卒業すれば自動的に同窓会員になるのですが、もっとも若い会員の先生方も40期生くらいになるのではないでしょうか。送られてきた同窓会誌をめくると各方面で活躍されている同窓の先生が紹介されており、誇りに感じます。そんな同窓会でもやはり気になるのが、どの先生がどの大学の教授をされているのかということで、今回送られてきた最新号には教授、准教授をされている先生の一覧が掲載されていました。50人以上の先生方が全国で活躍されおり、またまた誇らしい限りです。でもちょっと寂しいのは、私の同期(9期生)の先生で教授をされているのはお一人だけでした。決して出来が良くないというわけではないでしょうが、大学の人事はタイミングが結構大事な要素ではないかと思います。そういった面で不運なケースもあったかもしれません。あとはある程度まとまった業績を残すには10年以上を要すると思います。ほとんどの大学で教官は65歳で退官します。であるならば、やはり遅くとも50歳前後で教授にならないといい仕事はできないかもしれません。そのせいか逆転人事(教授の方が准教授よりも後輩など)といった現象もおこります。年功序列至上主義ではありませんが、人生百年時代、少子高齢化で労働人口の減少をくいとめるために、一般企業では定年年齢の繰り上げといった対策も取られていると聞きます。大学組織もこれに倣い定年退官を70歳くらいに繰り上げてもいいのかもしれません。
暦上では立春を迎えましたが、全国的に極寒世界。体調を崩される方も多いようで一日に必ず一人は体調不良で予約キャンセルが入ります。くれぐれもこじらすことのないようにご留意ください。スギ花粉症の私からすれば「もうしばらくは寒くてもいいかな、雨も少し降ってほしいな」といったところです。 昨年あたりから、マウスピース矯正、インプラント治療など主に審美歯科関連で患者さんと歯科医院でトラブルになり訴訟問題まで発展する事案をニュースでよく耳にするようになりました。そもそも歯科医院(歯科医療)は科学的根拠に基づいて診断し、医療行為を施すことによって患者さんの要求に応え健康増進へ導くものだと思います。要求には病的な状況(痛い、腫れたなど)の改善からより快適さ(もっと綺麗に、白く)の追求といったものまで幅広く存在します。健康保険制度は主に疾病の治療・予防に重きを置いているため、病気とまでは言えないけど、より快適さを求める審美歯科領域は自費治療になるケースが多いと思います。このような要求を持つ方は、はじめから自費治療になることを承知されていることが多く、治療費は高額になり歯科医院側の利ザヤも大きくなります。その分、歯科医院側は高度な知識と技術でニーズに応えなければニュースになってしまいます。 当院にも昨年若い方がお二人、「前歯を綺麗にしたいからラミネートべニア(以下べニア)治療をして欲しい」といった主訴で来院されました。お一人目は虫歯リスクがとても高いようで、主訴の前歯に虫歯が多発していました。これはべニア以前の問題と思い、虫歯治療と予防をおこない、虫歯リスクを減らさないと根本解決にはならない事を説明しました。お二人目は歯並びがよくなく、いわゆる乱杭歯で、これはまず矯正専門医(近所の連携している岡大の後輩の先生)に相談すべきであると説明しました。さてお二人はその後どうなったでしょう?。答えはそれっきり来院されませんでした。もし審美、審美と前のめりになって無理やりべニア治療をしていたら・・・、どうなっていたかは想像に難くありません。願わくばあの若いお二人が健康意識に目覚め適切な医療を受けられたことを祈るばかりです。
昨年7月から約半年間、蕁麻疹に悩まされていました。原因を探ると令和の米騒動でお米が手に入りにくかった時期に一致します。私、主食は基本お米なのですが、数年来ヨーグルト玄米を食べていました。玄米一合に大匙一杯分のプレーンヨーグルト(某大手コンビニチェーンのPB製品がベストです)を混ぜて炊くだけなのですが、これが実に良いのです。ぬか臭さもなくなるし、腸活にもなるし、とにかく体調がすこぶる快調でした。ところが昨年夏以降、玄米の入手が困難になってしまい仕方なくレンチンごはんで食いつないでました。そんな食生活になった矢先に蕁麻疹を発症。抗アレルギー薬も一時的には効くのですが、あまり長期間は服用したくありません。秋も深まり、ようやく令和6年産の玄米が予約注文できて、ヨーグルト玄米生活に戻してしばらくしたら蕁麻疹もすっかり治 りました。今や私の体調維持には欠かせなくなった玄米食、沼にはまってしまった感はありますが、これからも続けていくつもりです。 ちなみにヨーグルト玄米は、炊き立てよりも一度冷凍してレンジで解凍して食べた方がもちもち感があっておいしいと思います。
元トップアイドルで今や屈指のMCになったタレントさんの突然のスキャンダル報道。事実は当人どうししか知り得ない事、誰かを悪者にしなければ収まらない過熱ぶり、何でもかでもハラスメント、コンプライアンスだと敏感に反応する時代背景も相まって、仕方ない事かなと思いつつも辟易します。コンテンツ提供者は法に則った上で受け手側の求めに最大限に応えることを第一義だとすると、今は面白みに欠けているのかなと外部の人間は考えます。
大学受験生の皆さん、2日間にわたり大学入学共通テストお疲れさまでした。この時期、ニュース等でこの話題が報道されると、アラ還になった今でも胸がゾワゾワします。その原因をふりかえってみると、何といっても人より少し長く受験生時代を過ごしたことや大学教員に着任中に試験監督官をさせていただき、緊張感を第三者の立場で直に感じる経験をしたことなどが挙げられます。受験生時代は手ごたえが感じられなくて不安になったこと、翌日自己採点して思うような点数が取れずに途方に暮れたことなど苦い思い出しかありません。最終的に合格した年も共通一次試験(当時はこの名称でした)と二次試験が終了した時点で、全寮制の監獄のような厳しい受験指導で有名な予備校の資料を取り寄せていたくらいです。結局収監(?)されずにすんだのですが、今思えば私の自分本位のこうした受験 生活を何一つ小言も言わず、静かに見守ってくれた家族に今さらながら感謝しています。今回、テストを終えた受験生の皆さん、一喜一憂、悲喜こもごも、いろいろな感情が交錯していることでしょう。思い通りにいかなかった人の方が多いのではないでしょうか。人生百年時代、まだ80年あります。楽しんでやろうじゃないかくらいの気持ちで健闘をお祈りします。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。皆さん思い思いの年末年始を過ごされたことでしょう。私はと言えば、何か特別な経験でもすればネタもあるのでしょうが、何となく残務をこなしながら、あっという間に8連休は終了しました。諸々の届け出(今般はペーパーレス、郵便料金の値上げの影響でネットを介することが多くなりました)に四苦八苦、被災地に思いを馳せながら募金箱の中身を送金し、今後の診療に役立 てばと、オンデマンド研修を受講したりといった具合でした。来年こそは日常を忘れてリゾート三昧だ、と思ってみても実現したためしはありません。 昨年はスタッフ一人不足状態で8か月を耐え忍びました。今年は新規スタッフも加入し、充実した体制で皆様の健康増進に微力ながらも貢献できれば良いと考えております。よろしくお願いいたします。 この年末年始も国内外で毎日のようにニュースが報じられていました。生活に直結する物価高のニュースなどには皆さん関心があることでしょう。しかし、一見自分とは無関係に思えるニュースでも、「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、巡り巡って自分にも影響してくるという目でニュースを見れば、また視点が変わって興味深いものが多いように感じます。今年もいろいろな方向にアンテナを張って、思ったことを拙文にしていこうと思います。
昨日で年内の診療は終了しました。新年は1月6日からの診療となります。歯の痛み、腫れなどはTPOをわきまえず突如襲ってきます。万が一耐えられない症状に襲われた場合は岡山市内であれば、「岡山市休日急患歯科診療所」が対応いたしますので、
そちらまで時間と番号をお確かめの上連絡お願いします。岡山市歯科医師会会員の当番歯科医師が適切に対応してくれます。幾分古い資料ですが参考までに。
当院のような小規模歯科医院では肩書は院長といえども実際は学校の用務員(校務員)さんみたいなもので、診療時間外であっても院内の雑務、雑用もこなさないといけません。今日も12月分のレセプトのまとめはもちろん、年末なので窓ふき、エアコンや空気清浄器のフィルターの手入れ等々、やろうと思えばいくらでもきりがありません。専門業者に頼むのも一手ですが、時間の段取りとかいろいろで結局拘束されることに変わりはないので、できることはやってしまえって事になってしまいます。
そろそろかなと予想はしていましたが、大谷選手の奥様がご懐妊されたとのこと。おめでたい事ではありますが、またまた周囲のざわつきの暴走が懸念されます。ジョークだとは思いますが、今のうちにドジャースと契約しておけとか、いろいろ騒いでいるようです。男児か女児かも不明ですし馬鹿馬鹿しすぎます。ただ偉大過ぎる人間を親に持つという十字架を背負って生まれてくるという事実はごまかしようがありません。アイデンティティの維持にはわれわれ小市民には理解しがたい苦労もあるのではないでしょうか。乱暴なやり方ですが、ハイスクールを卒業したら縁を切るくらいの覚悟がいるかもしれません(それこそ大きなお世話ですね)。ま、「末永くお幸せに」、これだけは万人の願いだと思います。 知人に「お前のブログ、けっこう毒吐いてるよ」と言われました。読んでいただいている方も少ないですし、あくまでひとり言です。誰も傷つくことはない毒だと思っていますので、これからも同じスタンスで思いつくことを書きなぐっていきます。 今年一年ありがとうございました。来る年が皆様にとって実り(福)多く、幸に恵まれる一年でありますように。
年の瀬のとある総合病院の夜間救急、冬らしい寒さとなり、いろいろな感染症も流行している最中、予想通り急病人で混みあっていました。私は病人を連れて付き添いで訪れました。みなさん辛いのを我慢して静かに順番を待っています。そんな中に必ずいらっしゃるんですね、待たされ嫌いな人。なりふり構わず声を荒げて苦情を主張していらっしゃいます。 ある地方紙に掲載されていた医療職の過酷な労働環境に関する記事。救命救急の医師に限って言えば、一般的な職種に比べて残業時間の上限が緩いらしく、中には月に150時間以上の残業もあり、過労死ラインをはるかに超えて、まさに自らの命を削って他人の命を救っているという事実。 そんな過酷な環境に身を置いて、急病人の処置に当たってくれている医療現場の方々のご苦労を考えると待たされ嫌いな人に一言言わずにはいられないのです。「順番待ちに時間を奪われるのがどうしようなく嫌いなあなた、そんなあなたは本当に一分一秒を大切に生きているのですか?。」と。
開業して20年も経つと患者さんの年齢層も変わってくるわけでして、当時赤ちゃんだった子供も成人するといったように、月日の流れを実感することも多々あります。家庭の事情等で来院が途絶えた人もいるでしょうし、特にここ最近めっきり減ったなぁと思うのは患者さんの通う学校の吹奏楽部の演奏会への協賛金の寄附依頼です。つい先日久しぶりに患者さんから依頼があって、歓んで協力させていただきました。その患者さんも当院初診時はまだまだ幼く、その子が高校生になったという事実に目を細めるばかりです。 演奏会といえば思い出す忘れ得ぬエピソードがあります。プログラムが完成したら、協賛金の対価(?)として招待チケットもいただいたりするのですが、何かと理由をつけて滅多に行くことはありませんでした。ただ一度だけ、たまたま時間ができたのでフラッと覗いてみたことがありました。観客席に座り、患者さん本人の演奏が終わったら帰ろうかと軽い気持ちだったのですが、なぜかプログラム一曲目から最後の曲目まで涙が溢れて止まらなかったことがあります。一生懸命練習したその成果を発表する姿に感動したためかどうか未だに理由がわからないのですが、周りからは変な人だと思われていたかもしれません。おそらく私の人生でも指折りの不思議な体験だったと思います。 私が小学校の頃は年一回学習発表会なる行事があって(今でもあるのでしょうが)、寸劇・合奏・合唱などを保護者を中心とした観客に披露します。今でも記憶に残っているのは、寸劇では狂言(題目は附子だったと記憶しています)をしたこと。あとやはり音楽関係はよく覚えていて、合奏では「太平洋行進曲」、「君が代行進曲」を演じた記憶があります。考えてみれば、昭和41年生まれの私が小学生当時はまだ第二次世界大戦終戦から30年余りしか経っていなくて、この選曲も納得がいきます。合唱で思い出すのは中学生のお兄さんお姉さんが歌っていたリズミカルな「じんじん(沖縄の歌)」と壮大な「モルダウの流れ」です。自分も早く中学生になって歌いたいと羨望の眼差しで聴いていたことを思い出します。
歌手で俳優の中山美穂さんが急逝されました。ご冥福をお祈りいたします。 当院の待合スペースのマガジンラックにはLEEという婦人誌を置いています。もう10年以上前になるでしょうか、「何か待合室に置く雑誌で適当な物はないか」と書店の平積み雑誌を物色していた時にふと目にしたのが表紙の中山美穂さんでした。 そうです、その雑誌こそがLEEだったわけです。特に他に理由もなく、ただ表紙写真が中山美穂さんというだけで選びました。以来毎号購入しています。当然今では表紙を飾るラインナップも様変わりしていますが。 私、実はアイドル時代から密かなファンでして、一時期海外に生活拠点を移されてから表舞台に立たれなくなりました。最近になってまた芸能活動を積極的にされメディアの露出も増えて、第二黄金期を予感していた矢先の訃報でした。 哀しい別れの時はちょっとニュアンスは違うかもですが、二宮愛さん歌唱の「さよならも言わないままで」、Boys II Menの「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday」など聴きながら思い切り哀しみに浸りきりましょう。 先日、四季ではなく二季と申しましたが、日本人はやはり四季の変化に合わせて生活するのが一番なのかなと、急激な気候の変化に体がついていけなくなりそうです。 別件ですが、風の便りに当院に通院いただいていた方が突然死されたと聞きました。女性の突然死は40~50歳台で多くなるそうです。皆様もご自分の体の事を知り、少しでもリスクが減るようご自愛ください。
なにか暗い話になりましたが、明るいニュースも飛び込んできました。「サッカーJ2ファジアーノ岡山、ついに悲願のJ1昇格決定!!」。私は特にサッカーファンというわけではないのですが、それでもワクワクうれしい気分になります。ファンではないので冷静に、「かつての徳島ヴォルティスのようにはならないでね(徳島ファンの皆様ご無礼をご容赦ください)」といった心境です。市内北長瀬エリアにはスポーツアリーナの建設もほぼ決まったとのことです。これからますます岡山県勢の席巻が見られそうです。
