高性能な携帯端末
スマートフォン」の競争が激化しています。

国内では、ウィルコムが発売したことを機会に、
各社も類似機種を相次いでリリース、
最後まで参入を様子見していたKDDIも、
ついに法人向け市場への参入を発表しました。



 

国内市場では、2005年末にウィルコム
W-ZERO3」を発売。
PCに近い操作感覚で人気を呼びました。

調査会社の調べでは、06年のスマートフォンの国内出荷台数は62万台なのに対し、
2010年には631万台にまで達すると予測。
携帯電話市場の13%程度を占めると見られています。



特に各社が力を入れつつあるのが、
法人向けのサービスです。


NTTドコモでは、06年9月に、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)社製スマートフォン
ブラックベリー」を法人向けに発売。

NTTドコモでは販売台数を明らかにしていませんが、
国内では、外資系を中心に約2万台が売れたとされています。
人気だったため、
08年8月1日からは、個人向けにも販売をはじめました。


7月にソフトバンクモバイルが発売した
大人気携帯iPhoneも、
スマートフォンです。



○KDDIがついにスマートフォン参入

スマートフォン参入を見送っていたKDDIも、
08年9月11日になって、09年春に法人向け端末を投入する、と発表しました。

発売されるのは、スマートフォン専業の
HTC(台湾)製の「E30HT」。

E30HTは、OSにWindows Mobile 6.1 Professional Editionを搭載したスマートフォン。

約2.8インチのVGA液晶(480×640)を搭載し、
数字キーを最上段に配置した5列QWERTYキーボードを搭載する。

タッチパネル方式を採用していて、10キー入力アプリケーションを使えば、片手で日本語を入力することもできます。


同社製品は、すでに日本市場では
NTTドコモ、
ソフトバンクモバイル、イー・モバイル
から発売されています。

今後、個人向けのスマートフォンの発売を期待しています。
ネット上で個人間の融資を仲介するという
ソーシャルレンディング
日本でも、いくつかの事業会社がサービスを2008年秋にも始めます。

この新しい市場に注目が集まっています。




「結婚が急に決まっため、その費用をおぎないたい。」
「子どもが生まれたから、大きなワゴン車に買い換えたい」



こういった望みを個人による融資でかなえようというのが、
ソーシャルレンディング、もしくは
P2P(People to People)融資です。

欧米では最近、サブプライム問題で銀行の貸し渋りが増えたこともあって、市場として急成長しつつあります。

たとえば、Aさんが、海外旅行したいが、貯金が足りないため、
事業会社のソーシャル・ネットワーキング・サービスのサイトで、月収36万円といった自分のプロフィールと、
借りる目的「ヨーロッパ旅行2週間」とともに、
希望する融資額25万円、金利9%、借入期間6か月と書きます。

それを見て、貯金を増やして新車がほしいBさんら3人が、
融資を申し出、オークションで鈴木さんら2人が一番低い貸出金利7%で落札。
それぞれ10、 15万円を小笠原さんに融資することになる、
という仕組みです。



日本で初めてこのサービスを2008年9月中にも始めるのは、
maneo」です。

maneoの妹尾賢俊社長は、三菱東京UFJ銀行の出身で、
英大手Zopa社のサービスに興味を持ち、
07年4月3日に会社を立ち上げました。

銀行の融資利率は、法人は会社によって決まるのに、個人では一律。
しかし、ソーシャルレンディングなら、
個人が自分の信用度によって金利を安くできると知ったことが事業の動機です

と話しています。


貸し手にとっても、銀行預金より高い金利で資金を運用できるのがメリットです。



ソーシャルレンディングには、
英Zopaが、08年中の日本参入を目指して、同年3月7日に「Zopa Japan」を設立したと発表。

また、米最大手プロスパー・マーケットプレイスも、07年8月6日にSBIホールディングスと合弁会社
SBIプロスパー」を日本で設立することで合意し、08年中の開業準備を進めています。





○プライバシーの問題がネック

ただ、ソーシャルレンディングでは、プライバシーをどう守るかという問題があります。

maneoでは、実名、住所、顔写真を出さない匿名を原則としています。

そのうえで、源泉徴収票などから年収を、
全国信用情報センター連合会から借入状況を同社がチェックします。

日本には、個人対象の格付会社はありませんが、
同社で点数制の
maneo score」を作成し、判断材料にしてもらいます。

例えば、バイクが好きな人のコミュニティを作り、趣味で人となりを表現してもらいます。
そこで、匿名でも信用してもらえるようになれば、
『うちの子も塾で大変だったので、お金を貸してあげたい』となるのでは。


日本は、相互扶助の土壌があるので、次第に融資の抵抗感が減ると考えています」と話しています。


このサービスに詳しいITジャーナリストの佐々木俊尚さんは、
日本でもうまくいく可能性は十分あります。

ソーシャルレンディングでは、借り手が銀行より安く借りることができ、
貸し手も金利が低い銀行預金やハイリスク・ハイリターンの株投資に比べてミドルリスク・ミドルリターンです

といっています。

この仕組みはは、しっかりとした不払い時の回収問題、プライバシー侵害などをある程度解決したシステムが出来上がればかなり広がるだろうと思います。

内容次第では、急遽必要な資金などを借りたいと思いますね。
アメリカのベンチャー企業でテレビメーカーの
ビジオ(VIZIO)が日本に上陸し、
42型液晶テレビを9万8000円の破格の値段で販売をはじめました。

2008 年9月3日に札幌市、
4日からは神奈川県川崎市などコストコホールセールジャパンの8か店で発売開始。
その売れ行きにコストコは
「予想以上」と驚いています。





テレビメーカーとしては、日本ではまだ聞きなれない
「ビジオ(VIZIO)」ですが、
北米のシェアは2007年第3四半期で10.2%と、
韓国サムソン電子に次いで第2位になっています。

安価な42型と47型の液晶テレビを武器に売上げを伸ばしてきました。
06年の売上げが約7億ドル、
そして、07年には約20億ドルになっています。

42型液晶テレビが10万円を切った価格で買えるのはとても魅力的です。

しかし、日本では認知度の低いメーカーだったり、
「安かろう、悪かろう」の印象があったりと、
ただ安いだけでは売れないません。


しかし、いま日本で唯一「ビジオ」の液晶テレビを販売している
コストコホールセールは、
われわれが予想していた以上に、大変売れ行きがいい
と話しています。

2011年に、地上デジタル放送への完全移行を前にして、
低価格テレビの需要は高まりつつあります。

ビックカメラのランキングでは、
42型液晶テレビの最安値は19万8000円
(シャープ「AQUOS LC-42DS3-R」)。
ユニデン製は16万9800円です。


さすがに10万円を割り込む製品はありません。

国内メーカーの液晶テレビの価格も下がりはじめたとはいえ、
さすがに9万8000円の値段では販売できません。
ビジオは他社製品より、
飛びぬけて安く価格を設定しています。






○ビジオが低価格でテレビ販売できる理由

ビジオが低価格で提供できるのは、徹底した外部調達にあります。

日本の大手メーカーのような自前の工場をもたず、
物件費や人件費をかけていません。

企画、設計から開発、製造に至るまでコストを抑え、
その分の値下げを可能にしています。


製造委託先が台湾や中国企業というと、どうしても品質を疑いますが、
ある家電量販店では、
ビジオの画質は悪くないと聞いています。そうでなければ、米国でも売れていないと思います
と話しています。

 
ビジオは米国内でもコストコホールセールを通じて販売して火がつき、家電量販店に取り扱いが広がりました。
日本でもまずコストコで、
450台を限定的に「試験販売」し、
その後様子を見ながら拡大を検討していきます。


格安液晶TVの出現で、シャープやソニーといった国内家電メーカーにとっては大きな価格の引き下げが求められる可能性がありそうです。

ちょうどTVを買い換えようと思っていましたが、
この動きを見極めてから購入しても遅くはないようです。
今年の夏は、東京で救急搬送された熱中症発症者が過去10年間で最高を記録しました。
全国主要都市の発症者も急増しています。





こういった状況のなか、
熱中症を予防する飲料を相次いで発売しています。

飲料や塩メーカーが塩分補給に着目し、サラリーマンを主な購買層として開発しました。

サラリーマンだけでなく、建設現場、運動会やゴルフプレーヤーなど、予想外の需要があるようです。



ポッカでは、「発汗で失ったナトリウムを補給するのに適切な塩分濃度は0・2%だが、この濃度では塩辛く感じる。

そのため、スポーツドリンクの多くの塩分濃度は
0・1%。
これではナトリウムが不足する

と話しています。

同社は今年6月、塩分濃度0・2%のスポーツドリンク風飲料
エンジョイサマー」(150円)を発売。
酸味と合わすことで0・2%でも塩辛くならないように工夫しています。


また、食塩を製造する赤穂化成は、
ミネラルバランスを汗に近い配合にしたドリンク
熱中症対策水」を5月に発売しました。

同社では、8月までに年間販売予想数の3倍が売れ、
小学校の運動行事などでの注文が来ているそうです。


熱中症は、気温、湿度、物体表面温度で構成する
「暑さ指数」(WBGT)が上昇すると増える傾向があります。



気象業務支援センターでは、
営業業務など外回りのサラリーマンの発症が意外に多いことが推測できる
と分析。

製鉄所で塩の錠剤を置くことを義務づけられているように、体を使う仕事をする人の多くは塩分補給が大切であることを認識している。
しかし、エアコンの効いたビルで働く時間が多いサラリーマンの間ではまだ塩分補給の重要性が浸透していない

と話しています。



                
○熱中症の予防

熱中症の予防には、水分補給とともに、発汗で排出した塩分を補給する必要があります。

塩分を取らないで水ばかり飲むと、
血液の塩分濃度を一定にしようと発汗や排尿で水分を排出し、脱水症状に陥るのです。


気象庁は3カ月予報で、ぐずついた天気が続いた8月後半から一転して
9月は例年に比べ平均気温が高くなり、
残暑の厳しい日が続くと予測しています。

今月も熱中症にはくれぐれも注意が必要なようです。
欧州日産は、
10月2日に開幕するパリモーターショーで新型
ピクソ』を世界初公開すると発表しました。



ピクソは『マーチ』よりもひと回り小さいコンパクトカーで、
欧州における日産の入門車に位置づけると同時に、
インドなど新興国での販売も視野に入れた世界戦略車です。


ボディサイズは全長3565mm×全幅1600mm×全高1470mm、
ホイールベースは2360mm。

マーチと比較すると、全長は160mm短く、全幅は 60mm狭く、全高は55mm低くなっています。

パッケージングを徹底的に煮詰めた結果、コンパクトボディでありながら、
大人4名が座れる居住性を実現しました。

エンジンは新開発の1リットル直列3気筒。
軽量なボディの効果もあって、圧倒的な燃費性能を達成しているという。
このクラスとしては珍しくATが全車4速となります。


生産は2006年6月に交わされた日産とスズキの事業拡大提携契約に基づき、インド・デリーにあるスズキの工場で行い、
2009年春から販売がスタートする予定。
かなりの低価格で販売が予定されています。





○トヨタが小型の新型車を年内発売

トヨタは、年内に新型車「iQ」を発売します。

iQは全長が3メートル未満で、iQは、軽自動車よりも全長が短いが、
軽よりも大きい1000cc以上のエンジンを搭載し、
走行性能が高く、
燃費は現時点では未公表だが「1リットル当たり20キロは超える
(トヨタ)としています。


エアコンを小型化し、助手席の位置を運転席よりも前に出すなど車内レイアウトを工夫し、
4人が比較的ゆったり座れるような設計になっています。


価格は未定ですが、100万円台半ばとコンパクトでも高性能なためか、
意外に高めに設定されているようです。

今後も、小型車市場では、自動車各社の競争激化が予想されます。
ディーゼルエンジンの新型
クリーンディーゼル車」が、
ガソリン車に比べて燃費が良く二酸化炭素(CO2)排出量を抑制できるため注目を集めています。





日産自動車は、来年10月から導入予定の新排出ガス規制に対応した次世代ディーゼルエンジンを搭載したSUV
エクストレイル」を発表しました。
新規制をクリアしたディーゼル車の発売は初めてです。

ディーゼル車は、欧州では
エコカー”の主流となっています。

日産の新型車は、資本提携している仏ルノーと共同開発した新型ディーゼルエンジン
M9R」を搭載。
さらに、独自開発の触媒技術などを加えて国内新規制をクリア。

販売車種は手動変速機(MT)のみで、
価格は299万9850円。

 

日産は当初、平成22(2010)年をめどに日米両市場で次世代ディーゼル車を発売する計画でしたが、
日本での投入を2年前倒しして、
環境技術をアピールしています。


日本でディーゼル車は排ガス問題や騒音などイメージが悪いため普及が進んでいません。

しかし最近、メーカー間の開発競争で排ガスに含まれる粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOX)などの有害物質を軽減する技術が進歩し、
国内でも有力な環境対応車として注目を集めているのです。

最近では、次世代ディーゼル車の国内投入の動きが相次いでいます。

ホンダは来年をめどに日米で発売する計画です。

また三菱自動車は来年から、
富士重工業も22年以降に投入を予定しています。

ドイツ勢ではメルセデス・ベンツが現行の規制に対応したディーゼル車を19年冬に発売。

VWアウディも21年中に投入する方向で検討しています。


しかし、ディーゼル乗用車が日本でさらに普及するには課題もあります。

ひとつには製造コストの高さ。

それと、小型車を中心にガソリン車の燃費が飛躍的に向上しきていて、
ディーゼル車を選ぶメリットが薄れてきています。


業界最大手のトヨタは、
投入の準備はできているが、現時点では市場ニーズは少ないと考えている
と慎重に機会をうかがっています。

今後、環境にやさしいエコカーとしての需要があるのか、
注目が集まります。
ゲームソフトメーカー老舗の
テクモがパートナーに選んだのは、
国内ソフトメーカー最大手の
スクウェア・エニックスではなく、
業界9位のコーエーとの提携でした。

ゲーム業界は2003年から企業の統合・合併による再編が始まり、企業の巨大化が進んでいます。

開発費の高騰に耐えるための体力強化と、世界戦略を加速させるためでしたが、
なぜか、今回はその流れに反するような合併になっています。





テクモは1967年設立のゲームソフトメーカーの老舗です。

そのテクモが08年8月29日、
「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」シリーズなどの大ヒットソフトを出している
スクウェア・エニックスから、
友好的TOB(公開買付け)を仕掛けられました。


買い付け価格は当時の株価に 30%のプレミアムを付けた920円。08年9月4日までを期限に、
賛同が得られない場合はTOBを撤回する、
というものでした。

スク・エニによると、テクモと株の買収交渉を始めたのは08年5月からです。

この頃のテクモは、社員から給与未払い問題で提訴され、
社員の大量退社の噂が流れるなど内部でゴタゴタ続き、
08年6月の中間決算では純利益が前年同期比で52%減。


スク・エニはこの頃からテクモの幹部社員などとも接触していて、
TOBに賛成する社員も相当数出たのですが、
テクモは08年9月4日、突然、スク・エニの TOBを断り、
ゲームメーカーのコーエーとの統合を発表しました。

コーエーもゲームソフトメーカーの老舗で、
「信長の野望」「三國志」「真・三國無双」
などヒットシリーズの発売で実績があります。


テクモはそれまで、スク・エニのTOBを受けるかどうかを検討していたようですが、
コーエーの誘いに気持ちが変わったようです。



テクモの柿原康晴会長兼社長は、統合発表後、 
スク・エニの提案は開示資料以上の具体的な内容がなかった。
大株主である私の家族とも検討したが、スク・エニの提案には反対だった。
従業員の中にはスク・エニの提案を受け入れるよう求める意見もあったが、
何をもってスク・エニの方が良いのか判断できなかった

(日本経済新聞08年9月5日)
と話している。


テクモはゲームソフトで業界23位、
コーエーは9位です。
業界再編が続き、企業は統合・合併で巨大化する方向にあるのに、なぜ小さな統合を決めたのでしょうか。

ゲーム業界に詳しいジャーナリストは、
老舗メーカーだからこそ、後発のスク・エニの傘下になるのを嫌ったのではないか」と話しています。

スクウェアの時代に、大量の開発者を高給でライバルメーカーから引き抜いことがありました。

テクモもコーエーも被害者意識を持っていて、
『あんなところの傘下になりたくない』
と、今でも思っている経営者がいるようなのです。


スクウェア・エニックス側に、正式な返事がないので憶測ですが、
今後も、ゲーム業界の再編は続きそうです。
食品業界で商品の容器や包装を簡素化する工夫をした商品が続々と登場しています。

地球温暖化防止に関心が高まる中、原料となる石油など資源の節約や、二酸化炭素(CO2)排出量の削減が、
企業側に求められているるため、
食品各社が“エコ容器”開発に取り組んでいます。




カップめん代表
カップヌードル」(日清食品)は、
昭和46年に誕生して以来、現在では48の国と地域で発売され、これまでに累計270億食以上が食べられました。

昨年、「楽しく食べてエコスタイル」と題し、詰め替え用のめんと具材
カップヌードルリフィル」と、
それを食べるための専用プラスチック製カップ
マイヌードルカップ」を発売しました。
食後にこのカップを洗えば、何度でも使うことができます。
 
また、今年4月からは、容器の素材を発泡スチロールから、特殊加工の紙に切り替えました。

これで、1個製造するのに従来の容器に比べ
22%のCO2を削減できるそうです。



キリンビールは、「資源の有効活用」を掲げ、
主力のビール缶の軽量化に取り組んでいます。

強度を従来の水準に維持しながら、素材のアルミを薄く、軽くしています。

350ミリリットル入り缶の重さは、昭和50年に20・5グラムだったが、
平成6年には15・2グラムまで軽くなりました。

これで、年間約2・6万トンのアルミを節約し、
CO2の排出量を27%減らすことができました。



コカ・コーラ」(日本コカ・コーラ)は、容器の1・5リットル入りペットボトルの重さを25年前に比べ
約36%軽くしています

ポカリスエット」(大塚製薬)は、500ミリリットル入りペットボトルの重さを従来に比べ約30%軽い18グラムにすることに成功し、
昨年、商品を切り替えました。



さらに、ミツカンの納豆パック商品
金のつぶ」は、
今月1日から、
パッケージの中の納豆を覆うビニール製のフィルムや、
たれの入った小袋をなくした商品を発売しました。


特に、たれはゼリー状に固めてパッケージ内に入れることで、もれなくする工夫を施しています。

開発のきっかけは、実は消費者からの利便性に対する苦情でした。

たれ入りの小袋に対し、
「たれが飛び散るのがいや」
「開けるのがめんどう」といった声が寄せられていたのです。

この改良で、従来のパッケージに比べ、包装製造時のCO2排出量は約6%削減、家庭ごみは年間45トン削減できると、同社は算出しています。

これからも一工夫することで、
余計な包装などをやめて環境にやさしい商品が登場することを期待しています。
マイクロソフトが販売している
Xbox 360
は国内で苦戦が続いていました。

しかし、RPG
テイルズ オブヴェスペリア
の人気が追い風となり、
主力モデルが品切れになるなど販売が予想以上に好調で、
ハード販売は数倍に増えたようです。




そして今回、年末商戦に向け、
9月11日から最廉価モデルを
1万9800円
任天堂“Wii”以下の価格に値下げし、
スターオーシャン 4」など国内メーカーの大作を引っさげて攻勢に転じます。


Xbox 360は、
「Wii」や
「プレイステーション 3」(PS3)に約1年先駆けて2005年12月に発売し、
今年6月末までに全世界で2000万台出荷しました。

しかし、国内の累計販売数は68万4695台
(8月24日時点)と振るわず、
Wiiの666万6860台、
PS3の231万8077万台に遠く及ばない状況です。


そのため、本体の値下げで購入のハードルを下げ、
販売をてこ入れします。

HDDを搭載しない「アーケード」は8000円値下げし、
Wii(2万5000円)より安価な
1万9800円に、
通常版はHDD容量を従来の20Gバイトから60Gバイトに拡大した上で、現在より5000円安い
2万9800円に、
120Gバイト HDDを搭載する
エリート」は、8000円安い
3万9800円で販売します。




○国産の新タイトルで攻勢をかける

Xbox 360のヒットタイトルは米国で人気のアクションゲームなどが主流。
日本のユーザーが求めるRPGなどが少ないと指摘されてきたが、
秋から来年にかけて国産の大作を投入し、巻き返しを図ります。


スクウェア・エニックスは人気RPGの最新作
スターオーシャン 4」をXbox 360専用ソフトとして発売。

インフィニットアンディスカバリー
ラスト レムナント」も投入します。

フロム・ソフトウェアの新作
NINJA BLADE」は、Xbox 360専用ソフトとして登場します。

国産人気ゲームの続編として、
バンダイナムコゲームズから、
ガンダム無双2」が、
カプコンからは
ストリートファイター IV
バイオハザード 5」が、
コナミデジタルエンタテインメントからは
ワールドサッカーウイニングイレブン2009シリーズ
が発売される予定です。

また、年内にXbox Liveのユーザーインタフェースや機能を一新して、
NEW Xbox EXPERIENCE」としてWiiの「Mii」のようなアバター機能や写真共有機能を追加します。




○年末商戦で勝負

マイクロソフトは06年、
07年の年末商戦期にもXbox 360を実質値下げしています。


06年にはソフトをセットにした割安な
コアシステム」を発売し、
Wiiより安いとアピール。

07年には標準モデルを約5000円値下げしたがあまり効果はありませんでした。

今回は、次世代機のなかで最安値という思い切った低価格に設定した上で国産の大作ゲームを引っ下げ、
「テイルズ」の追い風を受けて積極展開します。


早くも、年末商戦へ向けてかなり力が入っています。
デジカメや携帯に新しい時代が到来しようとしています。

それは、ソニーが提案している高速無線通信の新規格
Transfer Jet」です。





現在、デジタル機器市場では、新たな通信規格が大流行中。

もうすでに、
無線LAN」や「Bluetooth」といった通信サービスをお使いの方も多いでしょう。

今後USBは、HDMIを無線化する流れも見えてきています。

つまり、ケーブルがどんどん無線に置き換わってきているのです。

以前は、これらの規格は使いこなすのがかなり大変でした。

各機器を設定して認証することや無線の場合にはセキュリティにも気を遣う必要があります。
使い慣れてしまえば便利ですが、一般ユーザーにはハードルが高いのものです。


たとえば、携帯電話にBluetoothを搭載しているモデルが増えているが、それを日常的に使っているユーザーはそれほどいないでしょう。

そんな無線規格が乱立する中、
今回紹介する
Transfer Jet」が便利なのです。

この規格は、「ケーブルをつながずに遠くまで情報を飛ばしたい」という、
無線のあり方とは違うコンセプトで生まれてきました。

デジカメを通信アダプターに乗せるだけでファイルを転送できる手軽さがあります。

利用方法としては、
フェリカで改札を通るように、デジタルカメラなどの機器を各種の通信アダプタにかざすだけでデータを転送できる仕組みなのです。

これまでパソコンとケーブルをつないだり、メモリカードを抜き差しして写真をやりとりしていたスタイルを変えようとしています。


つまり、デジカメに溜まった画像を通信アダプタにかざすだけで、パソコンに転送できるようになるのです。

 

Transfer Jetが従来の通信と違う点は、
超近距離で使うことです。

利用できる範囲は数センチに限られ、
「データを減衰させずにできるだけ遠くまで通信しよう」と考えてきた従来の通信サービスとは基本から考え方からして違うのです。



ソニーは、
通信を取り巻く環境の変化もあって生まれた規格ですが、技術的には5年前でもできたかもしれません」と話しています。
 
Transfer Jetは、まるで逆の発想から生まれた。遠く離れたところまでデータを飛ばすのではなく、
数センチ離しただけで通信が途切れるように作っています。

肝心なところは、技術開発よりも
発想の転換」なのです。


今までは、いろいろな周辺機器をパソコンやテレビにつなぐために、数種類のケーブルを使い分けなければいけませんでした。

今後、Transfer Jetが普及すれば、
機器接続のためにケーブルをいくつも使い分ける作業から解放されるのです。


このシステムは、できることがシンプルでわかりやすいからこそ、うまくいけば一気に普及する可能性も高いのです。

かなり、便利な技術ですから、
ぜひ、各社統一して一般に普及してくれればと期待しています。