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グランツの馬券ミステリーの旅

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5/31(日) 東京10R 日本ダービー



今週は平日にそれなりに分析しておいたので、予想は簡潔に。



懸念されていた天気も良く時計の出る良馬場でのレースとなる。

馬場傾向は、今週からDコースに替わったことで内もまずまず伸びるかなという印象。

展開の鍵を握るのは、16番枠のスピリッツミノルだが、テンも二の脚も速い馬ではないので強引に行ききるかどうかだが、どこかでハナは叩きには行くだろう。極端なSペースは考えにくく、ある程度平均ペースで流すはず。キタサンはスピリッツの後を追いかけ2列目あたりかなと。内からはコメート、サトノラーゼンもポジションは取りたい口なので、全体的締まった流れにはなると想定。



◎⑬リアルスティール

折り合いを心配する声もあるが、個人的には心配ないかなと思う。スタートが悪くない上に、取ろうと思えばポジションも取れる。M寄りの流れならポジションと動きだしは非常に重要な要素であるし、今のスピードが生きる馬場も味方するだろう。主な長所は、週中に記載しているので、省略するが、今日の馬場を見てもある程度の位置は欲しいし、抜け出す時の脚が出せれば皐月賞からの巻き返しは濃厚だと思う。



○⑪サトノクラウン

前走はスタートのビハインドがそのまま結果となってしまったが、普通に出てさえくれればポジションは無理なく取れる。スピードもスタミナ面でも不安はないので、この条件でもなんら不安はないし、スムーズな競馬さえできれば、もっと肉薄したオッズになったはず。急加速にも対応できるし、スタミナ面でも不安はない。総合的に強いので、リアルとセットで買いたい。違いはスタートの巧拙、スタミナ面ではリアルよりは信頼があるというくらいかなと。



▲⑰キタサンブラック

この馬の長所は何と言ってもポジションが取れて立ち回りがうまいこと。今の競馬はそれだけで良い競馬ができる。それプラス何か大きな武器がなお良いのだけど、スタミナ面でも目途は立てているので、3強より前で競馬ができ、直線向くところではある程度のリードが欲しいし、展開さえ向けばある程度やれるくらいの実力派備わってるのかな。



注②タンタアレグリア

実力的に2枚は落ちるので、拠り所は、内枠と距離実績のみ。正直勝ちきるまでは厳しいかなと思うが、好枠を生かせれば馬券圏内まであっていい。



△⑭ドゥラメンテ

3強の中では一番難しい競馬になると思っている。枠が外になったことで後方から進めることになるだろう。皐月賞で見せた瞬発力が先行しているが、それまでは脚とは異種のもので、本来は徐々に加速して脚を出し切るような馬だった。馬が変わったという見方もできるが、あの1戦でそこまで抜けた強さがあるとは思えない。折り合い面でも不安が残り、後方からの競馬でどこまでやれるのか不安のほうが大きい。



結論

そこそこ流れて力勝負になると思うので、総合力に優れている馬を中心にする。ポジションが取れて力を出し切りやすいリアルと巻き返し濃厚のサトノクラウンから前々でしぶとい競馬ができるキタサンに立ち回り次第でタンタ、抑えでドゥラメンテ。



買い目

3連複 ⑬⑪-⑬⑪⑰②⑭-⑬⑪⑰②⑭ 9点

3連単 ⑬⑪-⑬⑪⑰②⑭-⑬⑪⑰②⑭ 24点

前売りオッズでは7~9人気ほどの馬だが、同条件の青葉賞2着を含めて穴馬っぽい資質はありそうなので、分析してみたい。


初勝利まで3戦を要したが、その初勝利の5走前から見ていく。未勝利の中距離戦にしてはまずまず流れたかなと思うが、平均よりやや遅いくらいで逃げ馬のペース配分。4角前に一旦緩んで、コーナーから徐々に加速する先行馬有利の流れだった。それを後方から豪快に差し切ったわけだが、終い落ち込むラップではなかったので、長く脚を使えて、スタミナ面でもそれなりのものはあるなという印象。直線向いてからややモタついた場面もあったので、反応面に関しては休み明けとプラス体重の影響もあったのかもしれない。


4走前のホープフルSは、ポジション取れて、器用さを求められたレースで後方から進めた組には厳しかった。外回してもダメだし、内は大渋滞でそんなレースで0.5差なら度外視してよいレベル。


3走前のゆりかもめ賞は、明け3歳の時期には厳しい条件だし、S寄りの流れからほぼラスト3Fの勝負で、12.4-11.5-11.0-11.5とコーナーが速かったので外を回しながら押し上げつつラスト2F目の最速部分で伸びきるにはきつかったかなと。それでもラスト1Fで少し落ち込んだところでまた伸びていたので、脚の持続性に関しての良さは窺えた。勝ち馬は内々をロスなく回って抜けてきたので、こちらの方が2枚くらい上の競馬はしたと思える。


前々走の大寒桜賞もSペースからの後半の脚比べだったが、11.8-11.4-12.3の12.3と落ち込んだラストで差しきれたのだけど、11.4の地点では優位性を確保できていないので、スピード面では抜けてはいないと見ている。急加速するようなラップでもたついたりスピード勝負で出し抜けができていないが、使える脚が短いわけでもないし、終い落とすラップでも伸びきれるスタミナはあるが、このレースは、メンツ的にも何枚か落ちるでも現状では一線級とは差があるのかなという印象。


前走の青葉賞は、2着までの権利を意識した乗り方での2着だった。このレースもSペースで流れたのだけど、残5Fからは徐々に加速して直線向いたところで最速ラップを刻んでいるので、各馬スムーズに脚を出し切れた一戦だったかなと。中団で折り合って、少しずつポジションを押し上げて直線でも脚を出し切った形での2着。スムーズに加速できたことでトップスピードに入れることはできたが最後に勝ち馬の切れ味に屈したわけだけど、安定感で見ればレーヴよりはこちらだと思う。ほぼSペースしか経験していないので、もう少し流れたときにパフォーマンスを落とさないかという問題はあるが、持久力面で全く未知数というわけではないので、極端な流れにならなければ不安は小さいのかなと思う。


今年の青葉賞組のレベルが少々疑問だし、この馬自身、ここまでのレースが皐月賞組と比較しても何枚も落ちているので、善戦するにはプラス要素が欲しい。


条件面では2度経験している強みがあるので、コース、距離に不安がない。レース振りも安定しているので、自身の力は出せるだろうし、2番枠を引いたことで立ち回り次第ではもう少し高いレベルの走りを見せることも可能だと思う。それに加えて、ドゥラメンテやリアル、サトノが折り合いを欠いて後半落とすような展開だったり後ろから行く馬だから進路確保に手間取ったなどの運もないと勝ち負けまでは厳しいかなという評価。枠はいいので、有力馬よりも一歩前で先手先手の立ち回りができれば馬券圏内も期待はできると思う。
2戦2勝で臨んだスプリングSの時からそれほど評価していなかったし、皐月賞でも当然の消し評価。前走の皐月賞は前2頭に離されたとは言っても3着だし、ここまでのレースを見直して、客観的な視点で分析してみたい。


新馬は、もうほとんどの中距離の新馬はこんな流れになってしまうのだけど、3F~6Fが13秒台で推移するドスローからの上がり勝負。中盤大きく緩んでいる割には終い3Fが、11.8-11.5-11.7と強調できる点はなかった。前残りでも仕方ない展開を中団後ろから差し切ったわけだけど、相手も微妙だったので評価はできず。


2戦目の条件戦は、逃げ馬が離し逃げを打って速いペースで飛ばしはしたが、2番手以降は押さえていたので、実質S寄りの流れだった。2番手の内をロスなく進み、直線で抜け出して2着サトノラーゼンに3馬身差勝利。折り合い面では全く不安はなさそうだし、ポジションも取れた事は評価できる。抜け出すときもモタつきはしなかったが、その後の走りを見てもどちらかというとワンペース型で持久力が勝ったタイプなのかなという印象。


3戦目のスプリングSは、かなりのSペースを2番手で上手く立ち回り、仕掛けのタイミングも完璧でやはり折り合い面と立ち回りの上手さを見せた1戦だった。このレースは2着のリアルの方がクローズアップされていたが、勝ち馬はキタサンであり、折り合いの不安がなくレースセンスの高さから来る勝利であったことは間違いないのかなと。(リアルの仕掛け遅れは置いといて)抜け出す時にややモタついたので、加速という点ではそれほど強調できないが、ラストの1Fを落としてないし、リアルには詰め寄られたが、持久力タイプのダノンプラチナやベルーフには差を詰められていないので、やはりキタサンはワンペース型の持久力タイプの馬という判断で大方間違ってはいないのかなと思う。


前走の皐月賞は、テンから出して行ったが、クラリティが外から行くのを見て2番手で抑えが効いていたし、折り合い面やポジショニングで不安がないのは大きいのかなと思う。
平均で流れて後半徐々に加速していくラップバランスとなり4角地点の加速区間で少々モタついたのでやはりスピード面での限界はあるのだと思う。ただその後盛り返してクラリティは差してブライトの追撃は抑えているので、決して弱くないんだろうなと。


ここまで4戦のみで、しかも恵まれてるようなイメージが先行していたので、高評価していなかったのだけど、自分の形が確立されているし、その形になれば良い競馬はできるのだと思う。ここまで大きく崩れてはいないし、人気よりも上位に食い込むので馬券的な妙味も大きい。


上位人気馬と比較した場合、どうしても上がりの脚や能力で劣ってしまうのは拒めないが、ポジショニングと立ち回りの上手さを生かせれば善戦以上まで期待できるのかどうか。その際に重要になってくるのは展開面と北村の騎乗になるのだけど、スタイルとしては位置を取って、切れないがバテない脚を使い切って粘りこむしかないのかな。直線向いたところである程度のリードは欲しいし、そのためには逃げるであろうミノルの2番手は欲しい。着かず離れずの距離感を保ちつつ後ろは気にせず脚を出し切れるように乗れば、圏内なら十分に期待できる1頭だと思うが。
皐月賞では1人気を裏切って6着と負けはしたが、大きな不利もあったので挽回の余地はあるし、おそらく3人気であろうサトノクラウンを分析してみたい。


4走前の新馬は、中距離ということもあり序盤から中盤まで緩んでからのスピード勝負となったわけだけど、3着のヴァンガードシチーが早めに押し上げたことで残3Fが、11.3-11.2-11.4という一瞬の切れよりはスピードの持続力を求められる展開になった。加速地点で難なく押し上げて前を射程に入れた後は鞍上の仕掛けに素早く反応して良いスピードを持ち合わせていることは確認できた。


続く2戦目の東スポ杯は、序盤で流れた後、中盤が緩んで、そのまま直線入っても各馬密集したままペースが上がらず残2F地点でようやく動くという少し特殊な流れ。サトノは若干後手を踏んだことで後方から進め、コーナーから直線入口にかけて押し上げて行くも内と外から閉じ込められ、前も開かずに進路を探すが、全く空かずそのまま馬群の中でひたすら我慢して、ラスト100mくらいでようやく空いた僅かなスペースに突っ込んでクビ差だけ出で勝利というレースだった。スピードとその持続性は確認できていたし、反応面でも悪くはなかったが、このレースで、瞬時に加速して抜け出す競馬ができたこと、馬群の中でも怯まず割って出てこれるくらいのタフさがあることがわかった。ただ、2戦ともに基本Sペースからの反応とスピードで勝ったようなものなので、スタミナ面での裏付けは未知数には変わらずと言ったところだった。


前々走の弥生賞は良い意味で裏切ってくれたわけだが、序盤から緩まない流れに加え残5F地点からペースアップする先行馬には苦しい展開を好位追走から難なく抜け出し、スタミナ自慢のブライトエンブレムを押さえて勝ったのだから強かった。良質で持続力のあるスピード、仕掛け時の反応の良さ、スタミナで良さを見せてしまった以上弥生賞が終わった段階では、少なくともスタミナ面で未知であるリアルよりは上の位置づけで問題ないし、世代で一番強いと判断せざるを得なかったので、皐月賞1人気は妥当な評価だったと思う。


前走の皐月賞は、色々不運で力負けとは言い難い6着だったのでダービーで巻き返しの余地は十分あると思う。まずスタートで出負けして包まれたことで後方になり、その後の展開が全て後手になったこと、道中緩まない流れで外を回らされたことによって勝負所での押し上げも効かず、更に4角で致命的な不利を受けてしまった。それでもめげずに最後まで脚は使っていたし、持久力面ではやはり良さを見せていたのでどちらかに偏りなどはなく、総合力タイプの馬と判断して良いと思う。


ダービーの舞台に替わってどうかだが、材料は好転するだろう。スタートに不安を見せているので、まずは普通に出てくれるかどうかだが、距離延長によりある程度のポジションは取りやすくなるだろうし、持久力も求められることが想定できるのであれば、皐月賞よりは確実にパフォーマンスは上げるし、評価を下げる必要は無いかなと。2歳時に見せていたスピード、瞬発力のイメージが少し薄らいだかもしれないが、基本地力勝負型だと思うので、どんな展開でもやれて不思議ない。皐月賞でリアルもそれなりの持久力は見せているので、同等くらいの評価はできるし、同じ評価なのにオッズに偏りがあるのであれば、サトノを中心にしても良いだろう。
2人気が予想されるリアルスティールは4戦しているわけだが、新馬から振り返ってみたい。


4走前の新馬は、序盤から遅く、道中13秒後半のラップまで刻むようなSペースから新馬にしては若干仕掛けが早めの4角から加速してラスト2F目が最速の10.7という加速力とスピードの持続力も求められたレース。ここで楽に3馬身突き放して、最後は流しての楽勝だったのだが、勝ち時計は遅くても勝負所の仕掛けポイントとその後のスピードはモノが違った。新馬なので、これで即重賞級とも言い難いのだけども。


3走前は、新馬後、重賞初挑戦になる共同通信杯で3人気に推され、ドゥラメンテを内から差し切って勝利。このレースは、序盤は流れたが、中盤で2F程緩んで4角付近から動き出してラスト2F目が11.0の最速ラップを刻んだわけだが、全体で見れば、稍急-緩-稍急-急と言った構成の流れになったと思う。終始内の好位で進めて緩急にも対応し、直線にかけての加速したい箇所では前が詰まり、外からは蓋をされてロスのある競馬になってしまい、新馬直後の馬に取っては厳しかったのではないか。それでも慌てずに立て直して進路を確保してGoサインを出すと一気の加速でドゥラメンテを差し切ったのだから強い内容だった。それを最速ラップの区間でやってのけたのだから瞬時にギアをトップに入れ、しかも鞍上の促すままに上げ下げができるのは相当のアドバンテージになる武器になるわけで、ここまでの競馬を見ると、リアルの長所としては、折り合いに問題はなく、操縦性が利き、スムーズにトップスピードに入れることができることかなと。ドゥラメンテが折り合いを欠いて本来の力を出し切れなかったかもしれないが、このような展開になればリアルの方が強いという印象も受けたレースだったことは間違いない。


2走前のスプリングSは当然の如く断然の1人気に推されたが、キタサンブラックの完璧な競馬に及ばずの2着。個人的にもあの流れであの位置はいくらなんでもないよなと思ったけど・・。少頭数だったこともあり、序盤から遅く、中盤も緩んでそのまま終盤まで緩み、正味最後の2Fのみのような競馬となったのだけど、ラスト3Fが11.8-11.2-11.5という流れで、中山で言うと残2F目は4角地点でそこが最速、しかも逃げ馬が刻むラップなのだから後続が外を回して追い込むには厳しかった。しかも急坂のある中山でラスト1Fが11.5とほぼ落としてないのだから中山では常識的に差せるわけがないので。しかし、こんな流れの中、ほぼ最後方から仕掛けも遅れて、大外を回してクビ差の2着なのだからリアルの方が3枚は強いのは明白だった。トライアルという位置づけにしても勝てるレースを落としたという感は拒めないにしても、このレースでも世代最上位を思わせるくらいのスピードとその持続力は覗えたと思う。福永の仕掛けが遅すぎたが、それでも仕掛けてからは馬は瞬時に反応して脚を出しているので、機動力もあるし、欠点も少なく、近代競馬に実に融合している強い馬だと判断できたのではないか。


前走の皐月賞は、序盤から緩むことなく平均的に流れ、後半徐々に加速していくようなレースになり、リアルは無理なく好位を確保してレースの流れに乗りながら直線で抜け出す強い競馬だった。ドゥラメンテの圧倒的な強さに屈した形ではあったが、ポジション、進路、仕掛けどころと誤りはなかったし、スマートで強い内容だったことからもこの世代では一歩抜けた馬だと思う。この敗戦をどう見るかだが、厳しい流れの経験がなかったので、スタミナ面で未知の部分はあったのだけど、ポジションが取れて抜け出す時の脚の速さも見せていたが、この馬の特性をより生かすには緩急があったりやや遅めの流れから動き出しと加速力で抜け出す競馬が合うのかなとも思えた一戦だった。ドゥラメンテには完敗の着差でも3着のキタサンは離しているのだから総合力で見れば高いレベルでありどんな展開でも力は発揮できる万能タイプの馬なんだと思う。


ここまでの4戦を見て、対ドゥラメンテを考えてダービーの条件で逆転はあるのか。総合力で優れていて、操縦性があり動き出しも良い。尚且つ加速力は半端ないくらいのものを持っている。負けるとすれば、皐月賞と同じように淀みなく流れてスタミナ面を問われたり、長所が生かし切れない展開に持ち込まれたりした場合に限られるのかな。それでも他馬とは一線を引くくらいの力があるので遅れを取ることは考えにくいし。安定して力は出す馬だと思うが、福永の手腕に依っては120%にも70%くらいにもなるくらい鞍上に依るところが大きいのかもしれない。気性面でも安定してるし、少なくともドゥラメンテよりは今回の条件でも強い競馬ができると思うし、好走の幅も広いと見て良い。他馬を見渡しても、太刀打ちできそうな馬はいないしリアルスティールがダービー最右翼かなと考えている。今年のダービーはリアルスティールとドゥラメンテの2強が抜けていて、半歩下がってサトノクラウンかなということで、次回時間があれば、サトノクラウンの展望をしたい。