ご訪問くださいまして、 

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

田坂広志さん著、

能力を磨く - AI時代に活躍する人材「3つの能力」 -

を紹介しています。

 

今回で4回目です(^^;

 

AIに代替できない能力を紹介しています。

前回までは、

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

を紹介しましたが、

今回は、

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

 

の、マネジメント力のほうを、

紹介します。

 

マネジメントの仕事についても、

実は、多くはAIに代わるといいます。

 

いわゆる、管理業務。

「人事管理」「資材管理」「予算管理」

「工程管理」「プロジェクト管理」

などです。

 

たしかに、これらは、

AIのほうが確実そうですね。

 

では、人間にしかできない、

マネジメントは何か?

 

「心のマネジメント」

です。

 

それは、3つあります。

 

第一「共感協働のマネジメント」

 

部下やメンバーが、

自発性や想像力、協調性や共感力を遺憾なく発揮し、

互いに協力し合って

優れた仕事を成し遂げられるようにすること

 

第二「働き甲斐のマネジメント」

 

部下やメンバーが、

仕事に意味と意義を見いだし、

働き甲斐や生きがいを感じられるようにすること

 

第三「成長支援のマネジメント」

 

部下やメンバーの不満や不安、

迷いや悩みに真摯に耳を傾け、

その不満や不安、

迷いや悩みを契機として、

部下やメンバーが人間的に成長していくことを支えること

です。

ここで気を付けないといけないのは、

「心のマネジメント」

は、マネジメントといえども、

心を「管理」したり、「操作」するものではないんですね。

 

それを、著者は、

「創発的マネジメント」

(複雑系のマネジメント)

と名付けています。

 

「創発的マネジメント」とは、

部下やメンバーを「操作しよう」とせず、

彼らの自主性を大切にし、

その自発的行動を支援することによって、

結果として、

そこに新たな技術や商品、

サービスやビジネスが、

自己組織的なプロセスで

「創発的」に生まれてくることを促す

マネジメントのスタイルである。

 

たしかに、

これができれば理想ですよね(^^;

 

部下が自主的に動いてくれれば、

いうことはない。

 

では、リーダーは、

どうすればいいのか?

 

部下の、

自主性にまかせればいいのか?

我々マネジャーやリーダー自身が、

その職場において、

自発性と想像力、

協調性と共感力を発揮していくことである。

そして、

我々自身が、

仕事に意味や意義を見いだし、

働き甲斐や生きがいを感じることである。

 

(中略)

 

昔から

「部下の姿は、上司の心の鏡」や

「職場の空気は、リーダーの心の鏡」

といった言葉が語られるが、

「心のマネジメント」とは、

ある意味で、

この言葉を実践する極めて高度で成熟した

マネジメントでもある。

「部下の姿は、上司の心の鏡」

「職場の空気は、リーダーの心の鏡」

 

どきっ、

田坂先生は、どこまでも厳しい(^^;

 

そして、

第三「成長支援のマネジメント」

は、ある意味、

「カウンセリング」や
「コーチング」とも

呼ぶべき仕事だといいます。

 

著者は、

マネジメントの道を歩む中で、

河合隼雄氏のカウンセリング論を参考にされたようです。

 

その中で、非常に役に立ったのが、

「聞き届け」

という技法だといいます。

 

「聞き届け」とはどのような技法か?

 

単に表面的に相手の話を「聞く」のではなく、

相手が語る話を、深い共感の心を持って、

自身の心の奥底まで届くような思いで

「聴く」

という技法である。

私は、師匠から、

カウンセリングの考え方を、

「自分のくつを脱いで、相手のくつを履く」

と学びましたが、まさにそういうことですね(^^)

 

そして、このとき、

心に置くべきは、

「その人にとっての真実」

という言葉である。

 

なぜなら、面接などにおいて、

我々が部下やメンバーの話を聞くとき、

多くの場合、相手の話を、

自分の価値観で判断して聞いてしまうからである。

どきっ、

これはやってしまいがちです・・・

 

例えば、

一人の部下が、

あるマネジャーの所にきて、

退職の意志を伝えるとともに、

こう言ったとする。

 

「職場の田中先輩は、

鬼のような人です。

後輩など仕事の道具だとしか思っていないんです。

もうこんな地獄のような職場にはいたくないんです」

 

このとき、

このマネジャーは、

表面的には、

その部下の言い分を黙って聞くが、

しばしば、

心の中では、

こう思いながら聞いている。

 

「いや、それは思い込みではないかな・・・。

田中君は、それほど酷い人物ではないよ・・・」

 

「この職場が地獄のような職場だというのは、

少し被害妄想ではないかな・・・。

自分は、多少の問題はあっても、

良い職場だと思うが・・・」

 

このマネジャーの考えは、

社会常識的に見て、

それほど間違った考えではないが、

カウンセリング的な視点から見ると、

必ずしも正しいとはいえない。

 

なぜなら、

この思考を抱きながら、

部下の話を聞いているかぎり、

それは、

「聞いている」だけであり、

「聞き届け」になっていないからである。

 

もし、我々が、

本当に部下やメンバーの声に耳を傾け、

「聞き届け」をしたいならば、

この「その人にとっての真実」という言葉が、

重要な意味をもつ。

 

すなわち、

この部下が、

 

「田中先輩は鬼です」

「この職場は地獄です」

 

と言っているのは、

今、彼にとっては、

田中先輩が鬼のように思え、

職場が地獄のように思えてならないのであり、

それが彼にとっての「真実」なのである。

 

そうであるならば、

この瞬間に、

マネジャーやリーダーは、

心の中で彼の言葉を

 

「それは思い込みではないか、

被害妄想ではないか」

 

と批判的に判断しながら「聞く」のではなく、

 

「そうか、君にとって田中先輩は鬼のように思えてならないか・・・。

職場は鬼のように思えてならないか・・・。

職場は地獄のように思えてならないか・・・。

それは辛いだろう・・・」

 

という共感の心を持って、

まずは、

しっかりと「聞き届ける」べきであろう。

 

ただし、

この「聞き届け」ということは、

決して、

その部下の言い分を

「そのまま鵜呑みにする」

ということではない。

また、その言い分に従って、

何かの判断を下すという意味でもない。

 

この「聞き届け」

ということの最も大切な点は、

部下やメンバーの主張や言い分が、

どのようなものであろうとも、

一度、

その主張や言い分を

「その人にとっての真実」

という視点から受け止め、

そうした思いに苦しんでいる部下やメンバーの姿に、

一人の人間として

「共感」することである。

 

このように、

深い共感の心をもって、

部下やメンバーの話に耳を傾けると、

不思議なほど、

彼らの心の中に、

何かの良き変化が起き、

心の成長を遂げていくといいます。

 

著者の田坂広志さんは、

マネジャーやリーダーとしての歩みの中で、

そのような経験をされてきたそうです。

 

---------------------------------------

 

マネジメントに、

「心のマネジメント」

「カウンセリング」の手法を取り入れていくというのは、

私の理想でもあります(^^)

 

ただし、

現実は、なかなか難しい・・・

きれいごと?

 

やはり、

手っ取り早く、

役職の力で無理矢理やらせる手法や、

操作主義的な手法が、

求められることが多いのが現状です。

 

「心のマネジメント」は、

時間がかかりますし、

何より、リーダーの

「真摯な姿勢」「人間力」が問われます。

 

付け焼刃ではだめ、すぐにメッキが剥がれます。

 

難易度は、相当高いですが、

しかし、私は、

「カウンセリング」の手法を取り入れた、

「心のマネジメント」というものに、

チャレンジしてみたい!

と、この本を読んで強く思いました(^^)

 

そのためにも、

カウンセリング力やコーチング力を、

さらに、磨き、高めていきたいです!

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

のリーダーシップの部分を紹介します(^^;

 

ご訪問くださいまして、 

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

田坂広志さん著、

能力を磨く - AI時代に活躍する人材「3つの能力」 -

を紹介しています。

 

前回から、

現代の知的労働の現場において

求められる能力の中で、

AIに代替できない能力のひとつ、

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

を解説しています。

 

前回は、その中の、

「非言語的コミュニケーション力」

を紹介しましたが、

今回は、

 

「共感力」

 

を紹介します(^^)

 

なぜ、「共感力」は、

AIには真似できないのか?

 

なぜなら、

「共感」とは、文字通り、

「共に感じる」こと

だからである。

 

それは、

人間の持つ、

喜びや悲しみ、楽しさや苦しさ、

安心や不安、友情や孤独、

愛情や憎悪、

といった生身の感情を共有することだからである。

言わずもがな。

そもそも、

AIには、感情というものがありませんからね。

 

共感は、人間にしかできません。

ただし、気をつけたほうがいいことがあります。

 

「共感」ということと、

「同情」や「憐憫」を混同するという誤解である。

 

(中略)

 

「共感」とは、

「相手の姿が、自分の姿のように思えること」

である。

「同情」や「憐憫」という感情には、

どこか、相手を「上から見る」眼差しが潜んでいるといいます。

 

たしかに、

それはあるかも・・・

 

特に、

経営者やマネジャーや、リーダーなど、

部下やメンバーを預かる人は、

極めて大切だといいます。

 

それこそ、相手にも、

非言語的コミュニケーションで、

伝わってしまいますよね。

 

気をつけねば(^^;

 

では、

この「共感力」を、

どのように身につければいいのか、

ということですが、

これは、いくら本を読んでも決して身につかないと、

田坂さんはおっしゃいます。

 

仕事や人生の経験や体験を通じてしかつかめない、

「体験的知恵」なんですね。

 

では、どのような経験を積めばいいのか。

 

「苦労」の経験です。

 

なぜなら、我々は、

自分自身に、

それなりの「苦労」の経験が無ければ、

何かに苦労している人に対して、

本当は「共感」できないからである。

 

例えば、

仕事人生において、

たまたま幸運に恵まれ順調に歩んできたリーダーには、

仕事での不運なトラブルで苦しんでいるメンバーの心境は

分からないだろう。

その気持ちに本当には共感できないだろう。

 

例えば、

若い頃から優秀だと言われ、

挫折も知らず、

エリート街道を歩んできた人間には、

仕事で能力を発揮できず、

挫折も経験し、

劣等感を抱いて歩んでいる人間の心境は

分からないだろう。

その気持ちに本当には共感できないだろう。

たしかに・・・

 

手っ取り早く、共感力を身につける秘訣など、

ないんですね。

 

「苦労」の経験。

 

田坂さんの言葉は、容赦ないですが、

納得できます。

 

ただ・・・

そうは言っても、

できれば、苦労はしたくないというのが人情ですよね(^^;

 

共感力はつけたいけど、

できれば、ひどい苦労はしたくない。

そこそこの苦労にとどめたい・・・(笑)

 

そんな、私たちに、

田坂さんは、問います。

 

「人生における苦労」

というのもを、どう見ているか。

 

どのような思想を持つべきか。

 

 

「苦労の中でこそ、我々は、成長していける」

 

その思想を持つべきであろう。

 

たしかに、誰といえども、

人生や仕事における苦労や困難を

喜んで経験したいとは思わない。

著者もそうである。

しかし、永い年月を歩んで、

人生を振り返るとき、

一つの真実に気がつく。

 

「あの苦労や困難が、自分を成長させてくれた」

 

その真実に気がつく。

だとすれば、

我々は、

「人生における苦労は少ないほど良い」

「いかに苦労の少ない人生を歩むか」

という安直な人生観を持つべきではない。

う~ん、手厳しいデス・・・

では、

我々は、

いかなる人生観を持つべきか。

 

「人生や仕事において

我々に与えられる苦労や困難は、

自分という人間を成長させるために与えられたものであり、

その苦労や困難には、

すべて、深い意味がある。

それゆえ、

その意味を考えて歩むとき、

我々は大きく成長できる」

この人生観こそ、

リーダーが持つべき人生観であるといいます。

 

(中略)

「・・・そうであるならば、

いま与えられているこの苦労、

この苦労を乗り越えることによって、

お互いに大きく成長していこう。

 

そして、

世の中のためになる、

素晴らしい仕事を成し遂げていこう」

このように、

深い信念を持ち、

仲間や部下に語れるのならば、

リーダーが預かる組織やチームは、

想像を超えた素晴らしい力を発揮できるといいます。

 

すなわち、

リーダーに求められるのは、

その「逆境観」。

 

苦労や困難、失敗や挫折、

挫折や喪失といった「逆境」を、

どう受け止めるか。

どう解釈するか。

 

決して不運なわけではない。

 

その「逆境観」の根本にあるのは、

 

「人生において与えられる、

すべての逆境には、深い意味がある」

 

という覚悟だといいます。

 

そして、

その覚悟を定めて歩むとき、

我々は、いつか、共に歩むメンバーから、

こう思われるようになっていくだろう。

 

「あのリーダーと話していると、

辛いとき、苦しいとき、励まされる」

 

「あのリーダーと一緒に仕事をしていると、

人間として成長できる」

なるほど、

 

たしかに、

こんなリーダーなら、

ついていきたくなりますね(^^)

 

この「逆境観」、

田坂さんの他の著書でも、

よく述べられています。

 

困難に直面した時に、

田坂さんの文章を読むと、

いつも、勇気づけられます(^^)

 

「その苦労や困難には、

すべて、深い意味がある」

 

ただ、

田坂さんの考え方を、

受け止めて、「実践」するのは、

なかなか、難易度が高いです(^^;

 

私などは、

できるだけ苦労を避けようとしてしまうのが、

正直なところなのですが、

 

「人生において与えられる、

すべての逆境には、深い意味がある」

 

と、自分に言い聞かせて、

何とか、逆境を受け入れられるようになりたいと思っています。

(人生の課題ですね)

 

ちなみに、

「逆境観」といえば、

飯田史彦さんも、

同じようなとらえ方をされています。

 

ソウルメイト

という本の最後に、

 

「逆境よ、もっと来い。」

「逆境よ、ありがとう!」

と述べられています。

 

逆境ナイン

という映画を観た影響だそうです。

 

私も、この映画、見ましたが、

笑えて、かつ、勇気がもらえますよ(^^)

(原作コミックもいいです!)

 

ということで、

今回は、

「共感力」の源は

「逆境観」に辿り着くという

意外(?)な展開になりましたが、

次回は、

AIには代替できない、

もうひとつの能力、

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

 

を紹介します。

こちらも、意外な展開をしますよ(^^;

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

ご訪問くださいまして、 

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

田坂広志さん著、

能力を磨く - AI時代に活躍する人材「3つの能力」 -

を紹介しています。

 

前回、

今の知的労働の現場において、

求められる能力は、

次の「五つの能力」だと述べました。

 

第一 「基礎的能力」

(知的集中力と持続力)

 

第二 「学歴的能力」

(論理的思考力と知識の習得力)

 

第三 「職業的能力」

(直感的判断力と知恵の体得力)

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

この中で、

AIでも代替できる能力は、

第一と第二。

 

人間にしかできない能力は、

第三と第四と第五。

 

今回は、その中の、

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

を紹介します。

 

「対人的能力」

の分かりやすい例としては、

「ホスピタリティ」(接客力)

があります。

 

いわゆる、

「おもてなし」

のことですね。

 

しかし、

この「おもてなし」

表面的なものであれば、

AIでも代替できます。

 

変なホテル

など、ホテルの受付にも、

出始めてますよね(^^;

 

では、

本当の意味での、

「ホスピタリティ」(接客力)

を発揮するために、

必要な能力はなんなのか。

 

それは、

「コミュニケーション力」

だといいます。

 

ただし、この場合の、

「コミュニケーション力」

とは、いわゆる、

「話し方」や「話術」ではないのです。

 

「ノンバーバル」

すなわち、

「非言語的コミュニケーション」

のことなのです。

 

コミュニケーションの

専門的研究によれば、

我々のコミュニケーションの80%は、

言葉によるものではなく、

眼差しや目つき、

表情や面構え、

仕草や身振り、

姿勢やポーズなど、

言葉以外によるものである。

逆に言えば、

言葉によるコミュニケーションは、

コミュニケーション全体の20%程度にすぎない。

うーん、たしかに、

同じ言葉を言っても、

これらによって、

伝わり方が全然違いますよね。

 

世の中で活躍している一流のプロフェッショナルは、

職種を問わず、分野を問わず、

この「非言語的コミュニケーション力」

が優れているといいます。

 

この能力を身につけるためには、

高度な「推察力」「想像力」、

すなわち、

相手の表情の奥を推察する力や、

相手の気持ちを想像する力が求められます。

 

では、どうすればその能力が身につくのか?

 

有効な方法が紹介されています。

 

(1)会議や商談の後、

参加者や顧客の無言のメッセージを推察する

 

(2)会議や商談の後、

自分の無言のメッセージが相手にどう伝わったか想像する

 

例えば、

 

「Aさんは、言葉では賛成と言っていたが、

その表情からは、あまり乗り気でない気持ちが伝わってきた」

 

「Bさんは、あの瞬間、黙っていたが、

自分を見る眼差しからは、温かいものが伝わってきた」

 

「Cさんの発言中、自分は、小さく頷いていたが、

それで、こちらの思いは伝わったようだ」

 

「Dさんは、あのとき、自分が時計を見たので、

次の予定があると思って、話を切り上げてくれたのだろう」

 

といった形で、

その場での「無言のメッセージ」の交換を振り返り、

そこに起こった

「非言語的コミュニケーション」を振り返ることである。

著者の田坂広志さんは、

新入社員の頃から、

この「無言のメッセージ」の交換を振り返る

という習慣を続けてきたそうです。

 

私などは、

会議や商談のあとは、

振り返るどころか、早く忘れたいと思ってしまいますが・・・

さすが一流の人は違いますね(^^;

 

「無言のメッセージ」の交換を振り返るというのは、

もちろん、

ビジネスの会議や商談以外でも、

できると思います。

 

たとえば、

家族や身近な人とのシーンでも(^^;

 

私は、決して、

相手の表情の奥を推察ことや、

相手の気持ちを想像することが得意ではありません(^^;

 

AIに職を奪われないように、

なんとか、この、

「非言語的コミュニケーション力」

を磨きたいと思っています。

 

が、しかし、

相手を推察したり、想像するというのはホント難しい・・・

なかなかの修行(^^;

 

カギとなるのは、

まずは、自分の気持ちに気づけるようになること、

そして、それを、

感じて、味わえるようになることだと考えます。

 

「自分の感情を自覚すること」

 

意外と難しいですが、

まずは、そこから始めたいと思います(^^;

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、

対人的能力を高めるための、

もう一つのポイント、

「共感力」について解説します(^^)

 

ご訪問くださいまして、 

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回から、

田坂広志さん著、

能力を磨く - AI時代に活躍する人材「3つの能力」 -

を紹介していきます!

 

この本、

数ある田坂広志さんの著作の中でも、

ビジネス色の強い本ですが、

それはやはり田坂広志さんの本。

 

単なるハウツー本ではなく、

論理的で、かつ、深く、本質的。

とても腑に落ちる内容でした。

 

帯のキャッチがどきっとします・・・

 

学歴社会が崩壊し

知的職業の半分が失業する時代が来る

 

その前に

いかなる能力を身につけるべきか

 

誰もが、AI失業を語る

しかし、誰も、その対処法を

教えてくれない

ほんとそうですよね(^^;

 

特に、新型コロナの影響もあり、

オンライン化、デジタル化が、

加速している時代・・・

 

AIに多くの職業が奪われるのは分かっている。

 

では、どうすればいいのか?

 

この本には、

その対処法が、

具体的に述べられています(^^)

 

それは順を追って解説するとして、

まずは、そもそも、

何故、いまさら「能力を磨く」

必要があるのか?

 

3つの理由が述べられています。

 

(1)能力の急速な陳腐化

(2)学歴社会の崩壊

(3)AI時代の到来

 

です。

 

(1)能力の急速な陳腐化

とは何か。

 

一昔前なら、

若い修行時代に身につけた能力で、

一生、食べていけましたが、

今は、変化の激しい時代、

その能力は急速に陳腐化する。

 

さらに、人生、100年時代。

一つの人生で、

職業そのものを何回か変える必要がある。

 

だから、

新たな能力を身につけ、

磨き続ける必要があるということです。

 

(2)学歴社会の崩壊

とは何か。

 

20世紀の工業社会では、

「勉強ができる」

ことが、

「仕事ができる」

ということを意味しました。

 

しかし、

21世紀の高度知識社会においては、

必ずしもそうではない。

 

学歴とはあまり関係のない、

「イノベーション力」

「ネットワーキング力」

「リーダーシップ力」

が、求められるからです。

 

これらの能力は、

今のこの国の教育制度では

なかなか身につかないですよね。

 

たしかに、

入社試験や一部の資格取得に際して、

学歴が有利になるのは、

厳然たる事実ではありますが、

ただし、その後、

活躍できるかどうか、幸せになれるかどうかは、

まったく別の話。

というのは、

私も実感します(^^;

 

それなのに、

親は、子どもに、

「学歴」という価値観を押し付けがちです。

 

子どもが勉強しないと「不安」になり、

子どもに、ついつい、

「勉強しなさい」

と強制してしまうという。

 

う~ん、わかっちゃいるけど・・・

なかなか難しいですね(^^;

 

(3)AI時代の到来

とは何か。

 

いわずもがな。

これが一番大きいですよね。

 

本にも、

これから10年以内に、

税理士や会計士の仕事の半分が、

弁護士や司法書士の仕事のかなりの部分が、

AIに置き換わっていく可能性がある、

と述べられています。

 

そういった、いわゆる

「サムライ(士)業」だけでなく、

企業の知的職種、

たとえば、

銀行の審査業務、法務や経理、人事もしかりですね。

 

だから、改めて能力を磨く必要がある。

 

現在の、知的労働の現場において、

求められる能力を整理すると、

次の「五つの能力」だといいます。

 

第一 「基礎的能力」

(知的集中力と持続力)

 

第二 「学歴的能力」

(論理的思考力と知識の習得力)

 

第三 「職業的能力」

(直感的判断力と知恵の体得力)

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

しかし、

この五つの能力の中で、

 

第一 「基礎的能力」

(知的集中力と持続力)

 

第二 「学歴的能力」

(論理的思考力と知識の習得力)

 

は、AIに取って代わられるというのです!

 

たしかに、

集中力、持続力、論理的思考力、

などは、AIに勝てっこないですね。

そして、

この2つは、

高学歴の人が得意とするジャンル。

 

「博覧強記」は、ほめ言葉にならなくなってしまう・・・

 

では、これから、人間に求められるものは、

いったい何なのか?

 

第三 「職業的能力」

(直感的判断力と知恵の体得力)

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

 

だというのです。

 

いわゆる、

「人間の心」「顧客の心」

を相手にするジャンルですね。

 

この中でも、

特に私が「なるほど!」

と感じた、

 

第四 「対人的能力」

(コミュニケーション力とホスピタリティ力)

 

第五 「組織的能力」

(マネジメント力とリーダーシップ力)

 

について、

次回から解説していきますね(^^;

 

今回もお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

ご訪問くださいまして、 

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

野口嘉則さん著、

人生は「引き算」で輝く

という本を紹介しています。

 

今回で、4回目になります(^^;

 

前回までの簡単な振り返りをします。

 

主人公の男性が、

子どもの頃の劣等感をバネに、

会社に入ってから、がむしゃらに頑張り、

大出世を遂げます!

 

地位や高収入、多くの部下、

ステキな彼女も手に入れます。

いわば「足し算」ですね。

 

しかし、

仕事で大きなミスをしたことをきっかけに、

それらをすべて失います。

いわば「引き算」です・・・

 

茫然自失となり、

アパートの一室で、

一人、号泣しますが、

劣等感、孤独感や悲しみ、

といった感情に、

しっかり向き合うことによって、

等身大の自分を取り戻します。

 

その後、

主人公の男性は、

出世とは縁がなくなりましたが、

地に足をつけて仕事をしました。

 

仕事を通じて、自分の才能も発見できました。

 

やがて、愛する人と結婚をして、

子どもも3人授かり、

仕事も独立をして、

充実した日々を過ごしていたのですが・・・

 

だれもが経験する、

大きな「引き算」が忍び寄ってくるのです。

 

それは何か?

 

「老い」

ですね。

 

主人公は、語ります。

人生には、

老いという壮大な引き算がセットされています。

 

これはすべての人間の人生に仕組まれた仕掛けなのです。

 

人間は、自分一人では何もできない状態で生まれてきて、

その後の人生で、

いろいろなことができるようになっていきます。

 

しかしそればかりがいつまでも続くわけではありません。

ある時期からは、できていたことができなくなっていきます。

記憶力も落ちていくし、体力も衰えてきます。

 

私も高齢になってはじめて、老人の気持ちが分かりました。

老いというものの悲しさを知りました。

 

それまで、できていたことができなくなるのですから、

その悲しみは深く、喪失感も大きい。

本当に辛かった。

たしかに、

「老い」というのは、

どんなにあがいても、

誰にでも強制的に訪れる、

「引き算」ですね。

 

私は、今、48歳なので、

まだあまり、老いの実感は湧きませんが、

体力や気力の衰えは、

ひしひしと感じています(^^;

 

ちなみに、

私が、20代で社会人なりたての頃は、

48歳のおじさんのイメージは、

いい意味で「人生を達観」している、

「成熟した大人」だと思っていました。

 

孔子の論語にも、

「齢40にして惑わず」

「齢50にして天命を知る」

 

とありますしね。

 

しかし、

自分がその年齢になってみると、

まだ、煩悩まみれで、日々迷いまくり、

天命の影すら、まだ見えず・・・

 

20代の頃と、

あまり変わっていないような気がします(^^;

 

人生100年時代になり、

ユングのいう「人生の正午」は、

かなり後ろ倒しになっているとは言いますが、、

 

ちょっと、焦ります・・・

 

 

話がそれました(^^;

主人公の語りです。

そして私も、いよいよ年老いて、

生活していくのに、

人の世話にならざるを得ない状態になりました。

 

私は、そんな自分をみじめに感じました。

「これまでは自分の力で生きてきたのに、情けない」

と思ったのです。

 

しかしあるとき、

私は気づきました。

 

「自分の力で生きてきたというのは錯覚ではないか。

自分は生まれてから今日まで、

さまざまなものの

お世話になりっぱなしで生きてきたのではないか。

 

親や家族に、

そしてさまざまな職業の人たちに、

動物に、植物に、微生物に、

太陽に、空気に、水に、

それらすべてに、お世話になりっぱなしではないか。

 

人間は生まれて以来、

ずっとお世話になりっぱなしなんだ」

 

自立して生きているような気になっていても、

本当はさまざまな人やもののお世話になって

生きているのですね。

 

さらに私たちは、

この宇宙に抱かれ、

この地球に支えられ、

この大自然に包まれて生きている。

 

人間はみな、年齢に関係なく、

お世話になりっぱなしで生きている。

 

しかしそれを勘違いして、

自分の力だけで生きているような錯覚を起こしてしまう。

 

その錯覚から目覚めていく過程が

老いなのだと思うのです。

なるほど、

 

私も、年を取ったら、

主人公の老人のような境地に達したいなあ、

と思います。

 

老人は、

お世話になりっぱなしの、

恩返しをすることにしました。

 

二つの恩返しです。

 

一つは人の気持ちに共感することです。

 

私が回りの人の気持ちに共感してあげることは、

周りの人たちへの恩返しにもなるし、

またそれは、世の中への恩返しでもあり、

この地球や宇宙への恩返しでもあります。

 

幸い私は、

人生でさまざまな引き算を経験したので、

失うことの悲しさを十分に知ることができました。

孤独になることの辛さも味わったし、

老いることの不安も痛いほど経験しました。

 

それゆえ私は、

人の悲しみに心から共感できるのです。

その人の痛みを心からわかってあげることが

できるのですよ。

海援隊(武田鉄矢さん)の、

「贈る言葉」の一節が降りてきました。

 

「人は、悲しみが、多いほど、

人には、やさしく、できるのだから~♪」

共感の言葉を口に出して相手に伝えることもあれば、

心の中でそっと共感することもあります。

 

いずれにせよ、

共感は相手に伝わります。

そしてそれが、

相手と私のつながりを作ります。

そのことが、

わずかでも相手の心の慰めになるものと

私は信じているのです。

わずかどころか、

共感は、相手の心の大きな癒しにつながります。

 

苦しい時、悲しい時、つらいときに、

共感してもらうだけで、

どんなに気持ちがラクになることか・・・

 

嬉しい時に、共感してくれる人がそばにいるだけで、

どれだけ、喜びが増すことになるか・・・

 

そして私の恩返しはもう一つあります。

 

それは感謝です。

 

私は、世話をしてくれる人たちに、

周りの人たちに、

そしてこの世の中に、

この地球に、宇宙に、

心から感謝することにしました。

 

直接言葉に出して感謝を伝えることもあれば、

心の中で感謝することもあります。

 

いずれにせよ、感謝の気持ちは伝わるものです。

感謝の気持ちが伝われば、

相手の中に喜びが生まれます。

人間だけでなく、

地球や宇宙だって喜んでくれます。

 

だから私は、

すべてに感謝することにしたのです。

人から感謝されるとき、

どれだけ勇気づけられるか・・・

そして、

本人も、相手も、

どれだけ、あたたかい気持ちになるか・・・

 

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年を取ったら、

「共感」と「感謝」を

よりどころにして生きる。

 

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私は、この本を読んで、

老後の目指したいモデルを見つけることができました(^^)

 

この老人のような人になりたい。

 

たしかに、

まだ、だいぶ先のことですし、

本音をいいますと、

まだ当面は、

煩悩を味わいたい気持ちもあります(笑)

 

これから先の人生、

もっともっと、

「足し算」と「引き算」の経験

(という名の修行)

を積む必要があると思っていますが、

でも、

目指す理想のイメージが得られたことによって、

老後の不安が軽減されたというか、

年を取るのが少しだけ楽しみになりました。

 

「年を重ねるのも悪くないかな」

と。

 

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この本は、

人生の節目、

60歳、70歳、80歳になっても、

また読み返したいと思います。

 

その時、

私は、どんな風に感じるだろうか。

 

この老人のように、

「共感」と「感謝」

をよりどころにして、

生きているだろうか。

 

恨みつらみで、

生きていないことを祈ります(笑)

 

 

野口嘉則さん著、

人生は「引き算」で輝く

 

今まで、4回にわたる紹介は、

一部の引用だけですので、

魅力が十分に伝わっていないかもしれませんが、

本文のストーリーは、

とても言葉が美しく、

詩的で、心に染み入ります。

 

(紹介していない、意外な展開もあります(^^;

また、著者のあとがき

「引き算の美学、そして永遠に失われないもの」

は、すばらしいメッセージです!)

 

ちなみに、

この本(単行本)は、

いわゆる絶版(品切重版未定)になってしまったようですが、

文庫本、

最高の自分をつくる「心眼力」

という本の後半部分に、

ばっちり収録されています!

 

文庫本、

最高の自分をつくる「心眼力」

は、

これも名著の、

心眼力(CD付)と、

紹介した、

人生は「引き算」で輝く

がドッキングされた本です。

 

CDの音源(文庫版はダウンロード方式)

がついていますが、

この音源も、とてもすぐれものです!

 

「心の視力を高めるイメージワーク」

というもので、

心を「感謝」と「幸せ」にチューニングするための瞑想が、

6つ入っています。

(計40分くらい)

 

繰り返し聴ける、この音源だけでも、

正直、1万円くらいの価値があると思いますが、

音源付きで、

本2冊分の中身で、

文庫版は、なんと税込880円!

 

これは買わない手はありません!

心からおすすめいたします(^^)

 

今回も、最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、別の本を紹介させていただきます(^^;