ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

明治大学文学部教授で、カウンセラー、

諸富祥彦さんの著作、

 

「本当の大人」になるための心理学

 心理療法家が説く心の成熟

 

 

という新書を紹介・解説しています。

 

今回で、4回目になりました(^^;

 

前回から、

本書で述べられている、

 

「成熟した大人が持つべき

六つの人生哲学」の2番目、

 

 

②人生は、思いどおりに

ならないものである

 

 

を紹介・解説しておりますが、

ここ、諸富先生が強調されたいのか、

けっこう長く説明されています。

 

日本では、

「私のことをわかってほしい」

という、承認欲求が強い人が

増えていると述べられていますが、

これには、いくつか、

理由があるといいます。

 

 

ひとつは、

日本社会という

システムによる

マインドコントロールです。

 

旧聞ですが、

ここ数年の芸能人の

不倫騒動に対する

マスコミの反応に

示されているように、

人から嫌われるのは

よくないことだという空気、

雰囲気が、

日本という国には

異様に強いのです。

 

人から嫌われたら

おしまいだ、

人から嫌われたら

価値がないという雰囲気が

日本という国全体を

覆っている。

 

これは日本特有の

対人恐怖の文化です。

 

 

そうですね~、

私はあまり詳しくはないのですが、

有名人へのバッシングに関しては、

 

「事情もよく分からないのに、

よくここまで、叩くことができるなあ~」

 

という感じで、

傍観することが多いのですが(^^;

 

「人から嫌われたら、おしまいだ・・・」

という対人恐怖の文化って、

たしかに、日本にはありますよね。

 

よくいわれることですが、

いわゆる、

「世間様をお騒がせしました・・・」

「世間様に顔向けできない・・・」

 

世間様って、

いったいどこのどいつだ?

 

という感じもしますが(^^;

 

いずれにしても、

日本には、対人恐怖的な文化というのが、

根強く残っていると思います。

 

 

「人から嫌われるのが怖い」

「他者に見捨てられたら

おしまいだ」

 

―これを心理学では、

「失愛恐怖」

と言います。

 

この失愛恐怖、

他者の愛を失うことに

怯えながら生きる傾向が

日本人には強いのです。

 

自分はこの

「失愛恐怖」

が強いなと思ったら、

日本というシステムに

相当強く

マインドコントロール

されていると

疑ってみると

いいと思います。

 

 

「人から嫌われるのが怖い」

という失愛恐怖・・・

 

たしかに、

私も、子供のことから、

ずっと・・・

 

いや、今でも、

けっこうあります・・・

(以前よりは、

だいぶ、ましになりましたが(^^;)

 

 

日本という国に

住んでいる人は、

みな、このシステムに

多かれ少なかれ

マインドコントロール

されています。

 

もちろん、

私も例外ではありません。

 

人から嫌われるのは、

ちょっと怖いです。

 

けれども、

そのマインドコントロール

されている度合いというのは、

人によってかなり

異なります。

 

ですので、

決して自分を責める必要は

ないのです。

 

ただ自分が、

日本というシステムに

マインドコントロールされている

ということについて

自覚をもつことは

大切です。

 

自覚を持って、

悪いのは自分でなくて、

日本というシステムなのだと

意識化して生きることが

必要だと思います。

 

 

そうですね・・・

 

「失愛恐怖」

 

日本にはこのようなシステムがあり、

知らず知らずに、

飲み込まれてしまいがちだということを、

まずは、「自覚」していきたいですね(^^;

 

 

失愛恐怖が強いのは、

個人の問題としては、

子ども時代に

ありのままの自分を

受け入れてもらうという

愛や承認の体験を

十分に持てなかった人です。

 

こういう人は、

やはり失愛恐怖に

なりやすい。

 

自己価値観も形成しづらい。

 

だからこそ

ファンタジックな万能感に

しがみつかないと

生きていけない状態に

なりやすいのです。

 

子どもは、

親からの承認なしには

とても生きていけません。

 

承認を失うのではないか

という不安に

絶えず怯えながら育つと、

失愛恐怖になりやすい

ということが言えると思います。

 

幼い時に母親から

十分に受け入れて

もらったことがないと

失愛恐怖になるのです。

 

 

ただでさえ、

「失愛恐怖」になりがちな、

日本社会において、

さらに、母親から、

十分に受け入れて

もらえなかった場合・・・

 

う~ん、

きついですね・・・

 

ただ、幼い頃に、

100%ありのままの自分を

受け入れてもらえた経験のある人は、

あまり、いないような気がします・・・

(親も生身の人間ですから(^^;)

 

そう考えると、

日本人の多くが、

「失愛恐怖」に陥るのも、

無理もないですね。

 

 

このことを強調した

精神分析家に、

ドナルド・ウィニコットという、

心理学の分野では

日本でも有名な方がいます。

 

ウィニコットは、

「一人でいることが

できる能力」

を持つことが

人格の成熟の証であると

言っています。

 

そしてこの能力は、

乳幼児期の母親との

関係の中で育つと

指摘しています。

 

ウィニコットは、

人間が一人でいることが

できる能力は、

乳幼児期の

 

「母親と一緒に

いながらにして一人である」

 

というある種の逆説的な

体験によって育まれると

言います。

 

つまり、

他者と一緒にいながらにして

一人でいるという体験です。

 

わかりやすく言うと、

母親がそばにいるということが

わかっているからこそ、

子どもは安心して

夢中で遊べるわけです。

 

母親が

そばにいてくれるかどうか

確かではなく不安な時には、

子どもは遊びに没頭することが

できません。

 

つまり、

母親が本当にこっちを

見てくれているかなと、

絶えず確認しながらでないと

怖くて遊びに専念することが

できないのです。

 

 

母親がそばにいるという

安心感があればこそ、

子どもは、一人になれる。

一人で遊びに没頭することができる。

 

逆に言えば、

母親がそばにいるという

安心感がないと、

不安で、常に、

母親の愛情を求めてしまう。

 

「失愛恐怖」

つまり、一人でいることができない。

 

これは、たとえば、

働く人にとっても同じですね。

 

最近、

「心理的安全性」

ということがよく言われますが、

会社やチームに守られている、

という実感があれば、

従業員は、失敗を恐れずに、

個々の個性を発揮して、

のびのびと活躍できる。

 

しかし、

終身雇用が崩壊した現在、

能力主義、成果主義による競争・・・

 

あまりにも競争が激しすぎると、

「不安」が先行して、

従業員は、かえって委縮してしまう。

 

「思い切ってやってみろ!」

と上司に言われても、

なかなかチャレンジできなくなる・・・

 

そりゃ、そうですよね(^^;

 

 

子どものころに

「私は十分愛された」、

「いつも守られている」

という安心感を

持つことができないと、

しがみつきが起きる。

 

もっと人から愛されたい。

嫌われたくないという

失愛恐怖が起きてきます。

 

この失愛恐怖によって、

心の中は

絶えず怯えと不安で

いっぱいになるのです。

 

日本人には、

この失愛恐怖に

とらわれている人が

すごく多いのです。

 

核家族化や

共働きの増加が、

子どもと母親が

一緒に過ごす時間の減少に

歯車をかけていることも

あります。

 

失愛恐怖に

とらわれるゆえに、

人生ががんじがらめに

なってしまっているのです。

 

 

もちろん、

完璧な母親など存在しませんし、

現代社会においては、

程度の差こそあれ、

多くの人は、

「失愛恐怖」

を抱いているのだと思います。

(私も、ご多分に漏れず・・・)

 

 

失愛恐怖に

とらわれている

デメリットはふたつあります。

 

ひとつ目は、

人から認められない

行動はするまいと、

人生がいつも

守りの姿勢に

なってしまうことです。

 

つまり、

消極的な人生になって、

冒険ができなくなります。

 

ふたつ目のデメリットは、

常に人から

嫌われることに対する

怯えと不安に

つきまとわれてしまうことです。

 

好きでもない人と

無理に関わり続けることで、

神経をすり減らしてしまいます。

 

 

どきっ・・・

 

私も、だいぶ緩んではきましたが、

こういった傾向、あります(^^;

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

どうすれば、

「失愛恐怖」を減らせるのでしょうか?

 

本書では、

「マインドフルネス瞑想」が、

勧められています。

 

自分の中に生じている

すべての気持ち(感情)を、

たたそのまま

認めて眺めていくという

瞑想法ですね(^^)

 

他には・・・

 

私が思うに、

やはり、

信頼できるカウンセラーから、

受容的、共感的な、

カウンセリングを受けること。

 

それ以外には、

私の心の学びの師匠、

野口嘉則さん

から学んだ考え方なのですが、

 

「親替え」

をするということです。

 

親替えの親は、

身近な生身の人間だと、

なかなか難しいので、

 

「大いなる存在」

 

がおすすめなのですが、

情緒的、人格的に関わる必要があるので、

何か名前を付けるといいです。

 

たとえば・・・

 

「宇宙さん」でも、

「神さま」でも、

「阿弥陀さま」でも、

「お釈迦さま」でも、

「イエスさま」でも、

「マリアさま」でも、

 

遠藤周作さん流に言えば、

「玉ねぎ」でも、

 

何でも・・・

 

「亡き人」や、

「ペット」でも

いいのかもしれません。

 

そして、その名前に、

情緒的に、

「~さーん!」

という感じで、

呼び掛けるんですね。

 

「ねえ、きいてよ~」と。

 

そうやって、

日ごろから、甘えられる存在。

 

至らないところもある

ありのままを自分、

煩悩まみれの自分を、

そのまま受け入れてくれる存在。

 

そんな存在(大いなる存在)がいれば、

心の安定につながり、

様々なことにチャレンジすることが

できるようになるかも

しれませんね(^^;

 

参考にしていただければ

嬉しいです(^^)

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回に続きます(^^;

 

 

---------------------------------------------------------

 

 

 

東京・赤坂の日枝神社。

 

仕事ついでに、ちょっと寄り道。

都会のオアシスですね(^^)

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

明治大学文学部教授で、心理療法家、

諸富祥彦さんの著作、

 

「本当の大人」になるための心理学

 心理療法家が説く心の成熟

 

 

という新書を紹介・解説しています。

 

今回で、3回目です(^^;

 

前回から、

本書で述べられている、

 

「成熟した大人が持つべき

六つの人生哲学」

 

について、紹介・解説をしておりますが、

今回は、②の、

 

 

②人生は、思いどおりに

ならないものである

 

 

を紹介・解説します。

 

さっそく、引用します。

 

 

心が未熟な人というのは、

言葉を換えて言うと、

 

「万能感に

あふれた人」です。

 

万能感はどうやって生じるか。

 

それは、

ジークムント・フロイトが

言ったように、

母親の子宮の中に

いた時です。

 

母親の子宮の中に

いる時には、

安全だし、

完全に守られている

状態です。

 

完全なる万能感に

ひたっていられるのです。

 

(中略)

 

これを減少させていくことが

すなわち、

成熟する、大人になると

いうことです。

 

現実を受け入れて、

「自分は万能ではない」、

「すべては思いどおりには

いかないものだ」

ということを

受け入れていくのが、

成熟するということです。

 

人格の成熟というのは

「万能感の喪失」

と共に進んでいく

ものなのです。

 

言葉を換えて言うと、

大人になれない人というのは、

いつまでも万能感にあふれた、

未熟な人だということです。

 

 

どきっ、

 

万能感にあふれた人は、

いわば、母親の子宮の中にいる時と、

同じ気分でいるということですね・・・

 

 

では、

未熟な人には

どういう万能感があるのか。

 

代表的なのは、

 

「がんばっていれば

人は理解してくれるはずだ」、

 

「努力していれば

人は理解してくれて当然だ」

 

という考え方です。

 

この万能感は

努力家に多いものです。

 

努力に過剰に

価値を置いている。

 

勤勉な努力家の多くは、

自分のその努力する

ということに

あまりにも大きな

価値を置いているのです。

 

しかし、現実には、

 

「いくら努力しても

理解してもらえない」

時がある。

 

「いくら努力しても

評価してもらえない」

ことがある。

 

これが人生の現実です。

 

それがわかっていて、

なお、

 

「それでもくさらずに

がんばり続ける」

 

のが、

大人になるということです。

 

けれども、

なかなか

そうなれない人が多い。

 

 

痛っ・・・

 

私は、決して、

努力家というわけではありませんが、

やっぱり、

 

「自分が努力した分は、

きちんと認めてもらいたい」

 

「評価してもらいたい」

 

と、つい思ってしまいます(^^;

 

「評価されないことがあっても、

くさらずにがんばり続けるのが、

大人になるということ」

 

そうですね・・・

 

なかなか難しいときもありますが、

たしかに、

私もそうありたいです(^^;

 

 

この本を

手に取ってくださっている方は、

「真に成熟した大人になりたい」

というお気持ちの方が

多いと思います。

 

そのために、

まず、

自分はどれだけ子どもなのか、

どれだけ未熟なのかと

いうことを

知っておく必要があります。

 

(中略)

 

真に成熟した

大人というのは、

 

「理解を求めない人」です。

 

人から理解されることを

求めない。

 

というのも、

「理解してもらえなくても

自分には価値がある」

ということが

わかっているからです。

 

揺るがない

自己価値観がある。

 

そこに心の余裕が生まれます。

 

すると、

人にわかってほしい、

理解をしてほしいという

気持ちは

そんなに持たなくて

すむようになります。

 

同時に、

成熟した大人というのは、

自己を生きる、

自分自身を生きる、

自分らしく生きるということが

できている人でもあります。

 

そのためには、

やはり自己というものを

きちんと確立している

必要がある。

 

そうでないと、

「わかってもらえなくてもいい」、

「理解してくれなくてもいい」

とはなかなか思えない。

 

自己が確立されていると、

わかってほしいとか、

リスペクトしてほしい

という気持ちを

それほど強くは

持たずにすむでしょう。

 

 

なるほど~、

 

「自己を生きる」

「自分自身を生きる」

「自分らしく生きる」

ことができる人が、

成熟した大人なんですね・・・

 

私、若い頃は、

むしろ、逆、

 

自分(自我)を殺して、

周りの期待に答えるべく

我慢できるのが、成熟(大人)で、

 

自分らしく生きることは、

未熟(子ども)である。

 

と、思っていた節があります(^^;

 

そうではないのですね・・・

 

 

子どもは、

他者の期待に応えなければ

自分というものに

価値があるとは

思えない存在です。

 

だから、

子どもは、親の期待に

応えてなんぼ、

 

と自分のことを

思っています。

 

親に見捨てられたら大変だと

子どもは思っているのです。

 

それはなぜかというと、

子どもは

親からの承認なしでは

生きていけない

存在だからです。

 

親から承認されることなしには

生きていけない

弱い存在だからこそ、

親からの承認を

強く求めるのです。

 

真に成熟した大人というのは、

この真逆です。

 

真に成熟した大人というのは

他者から承認されなくても、

自分のことを

価値ある存在であると

感じることができるのです。

 

それは、

他者からの承認がなくても

自分はもう

十分に生きていけるし、

自分で自分のことを

価値ある存在だと思うことが

できるからです。

 

このように、

「承認欲求と自己価値観」

はワンセット、

裏表の関係にあるのです。

 

 

たしかに、

子どものときは、

親の庇護なしでは生きていけませんから、

親の承認を第一に求めるのは、

無理もないですよね・・・

 

しかし、

大人になった今は、

必ずしも、他者の承認がなくとも、

生きていける。

(もちろん、まったくないというのは、

かなり、しんどい生き方ですが(^.^;)

 

現代社会は、

特にSNSの普及によって、

「承認欲求の肥大化」

が急速に進んでいると、

述べられています。

 

それは、たしかに、

ありますよね・・・

 

 

もちろん、

中高年になっても

承認欲求そのものが

なくなることはありません。

 

いくつになっても

承認欲求が

なくなることはない。

 

成熟した大人でも

人から認められたいという

気持ちはあります。

 

ただ

成熟した大人にとっては、

それはもはや

自己価値観を保つために

必要不可欠なものでは

なくなるのです。

 

これはとても

重要なことです。

 

 

成熟した大人にとっては、

人から認められることが、

自己価値観を保つために

必要不可欠なものではなくなる・・・

 

たしかに、そうですね。

 

マズローの欲求5段階説

にもあるように、

私は、努力をして、認められ、

ある程度、承認欲求を満たすことも、

次の「自己実現」の段階にいくためには、

必要なステップだと思います。

 

しかし、

いつまでも、

承認欲求にとらわれていると、

成熟した大人にはなれない

ということですね(^^;

 

 

真に成熟した大人と、

未熟な人との一番の違いは、

承認されることが

自己価値観を保つために

マスト(不可欠)か否か

ということです。

 

もし人から

認められなければ

自己価値観を保つことが

できないというのであれば、

それはその人の心が

未熟な証拠です。

 

真に成熟した大人と言うのは、

たとえ人から承認されなくても

自己価値観を

十分に保つことができる、

 

そういう安定した

自己価値観が

確立されているのです。

 

もちろん、

何があっても

まったく揺るがない

自己価値観を持っている人など

いません。

 

どんなに罵倒されても

自信はまったく揺るがない。

 

そこまでの自信を

持っている人は

めったにいるものでは

ありません。

 

ほどよく安定した

自己価値観が、

成熟した大人になるためには

やはり必要です。

 

人から批判されただけで

すぐに自分が崩れていくような

恐怖を感じる人は、

やはり成熟した大人とは

言えないのです。

 

 

私は、

人から批判されると、

けっこう、

動揺してしまうタイプなのですが・・・(^^;

 

「ほどよく安定した自己価値観」

が必要なんですね。

 

 

多少のことを言われても

びくともしない

自己価値観を確立していく。

 

この

「ほどよく安定した

自己価値観」

も持っているということが、

成熟した大人になるために

必要な前提条件であると

私は思います。

 

 

「ほどよく安定した自己価値観」

 

では、

これを持つためには、

どうすればいいのでしょうか?

 

過去のブログでも、

いろいろと述べさせていただきましたが、

 

まずは、

「自己受容」

 

自分の感じたことを、

いい・悪いの価値判断、ジャッジをせず、

受け入れる。

 

特に、自分が今まで、

抑えつけてきた感情(シャドー)を、

感じて、受け入れる。

 

それが、

「自己実現」

につながります。

(簡単なことではなく、

一生かかるテーマですが(^^;)

 

一人では難しい場合は、

信頼できるカウンセラーと

一緒に取り組むことをおすすめします。

 

あとは、

「自分の価値観を明確にする」

 

自分がほんとうに

大切にしているものを、明確にする。

 

優先順位をつけて、

それに沿って生きる。

 

実際に書き出してみるのがポイントです。

(ディマティーニ・バリューファクター

という手法が有効です)

 

過去ブログ、

 

 

で少し紹介していますので、

よかったらご覧ください(^^)

 

長くなりましたので、

次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

明治大学文学部教授で、心理療法家、

諸富祥彦さんの著作、

 

「本当の大人」になるための心理学

 心理療法家が説く心の成熟

 

 

という新書を紹介・解説しています。

 

諸富先生の著作は、

けっこうシリアスで深い内容のものが

多いのですが、

動画などを拝見すると、

おちゃめな一面も感じられます(^^;

 

「グットラック!」

「人生最高!」

と言って、親指を立てたり・・・(笑)

 

あと、若かりし頃の、

TV出演された、すごい映像があるのですが、

それは最終回にご案内しますね(^^;

 

さて、

この本の内容ですが、

本書には、

 

「成熟した大人が持つべき

六つの人生哲学」

 

が述べられています。

 

6つあるのですが、

その中の1番目は、

 

 

①人はわかってくれないものである

 

 

です。

引用します。

 

 

大人の持つべき

人生哲学の第一は、

 

「人はわかってくれないもの」

 

「わかってくれる人だけ、

わかってくれればそれでいい」

 

「すべての人に

わかってもらう必要はない」

 

大人になるためには、

こうしたある種の諦め、

割り切りが必要です。

 

 

なるほど~

そう考えた方が、

たしかに、楽に生きられるかもしれません。

 

しかし、

私たちは、どうしても、他人に

「分かってほしい」

「理解してほしい」

と求めてしまうのが人情ですが・・・

 

 

人格が成熟するには、

「垂直性(心の深みの次元)

を生きる」

ことが大切です。

 

垂直性を生きる―

 

精神性の深みを

生きるようになることが必要です。

 

そして、

垂直性の次元(精神性の深み)

を生きるようになるためには、

それに先立ってまず、

水平性の次元

(他者との関係性の次元)

に心の中心軸を置くのを

やめること、

 

他者との表面的な

関わりに軸を置いて生きるのを

やめることが必要です。

 

それが可能になるためには、

「すべての人に

わかってもらおう」

とする未成熟な万能感を

捨てること。

 

「人はわかってくれないもの」

だし

「わかってくれる人だけ、

わかってくれれば、

それで十分だ」

 

という心構えを

身に付けることです。

 

これが大人になるための

第一歩です。

 

 

垂直性の次元(精神性の深み)

を生きることが必要で、

水平性の次元(他者との関係性)

を中心軸におくのはやめる。

 

それが、

人格を成熟させるためには、

大切だということですね。

 

なるほど・・・

 

私は、30代のころまでは、

自らの人格を磨いて、成長すれば、

すなわち、

それなりに努力すれば、

 

「すべてとは言わないまでも、

多くの人に

理解してもらえるのではないか」

 

と考えていたところがあります。

 

しかし、それって、

未成熟な万能感なんですね~

 

 

人にわかってもらおうとする。

成功したいし、

お金をもうけたい。

 

生きていくには

こういったことも

もちろん大事ですが、

それらは水平性の次元に

あることです。

 

しかし、

水平性を生きるのは、

「人生の午前」、

 

せいぜい40代前半までの

課題です。

 

それ以降は

「人生の午後」

を生きることになります。

 

人生の前半は、

水平性を生きていてよいのです。

 

外に向かって

どんどん突っ走っていけばいい。

 

社会的な地位を得る。

異性のパートナーを見つける。

いい車を買う。

家を建てる。

 

けれども、

40代半ば以降は、

そんな生き方はもう

通用しなくなる。

 

それだけでは

どこかむなしくなるのです。

 

それを転換して、

垂直性の次元へ、

精神性の深みの次元へと

心の軸を転換しなくては

なりません。

 

 

なるほど~、

私も、人生の前半は、

ご多分に漏れず、

 

「社会的な地位を得る」

「異性のパートナーを見つける」

「いい車を買う」

(これは違うかな、愛車ヴィッツなので(^^;)

「家を建てる」

 

をまっしぐらに追いかけました(^^;

 

しかし、

40代半ば以降は、

それだけだと

行き詰ってしまう・・・

 

もちろん、私は、

人生の前半で、

外的な世俗的な価値を追いかけるのは、

意味があることだと思います。

 

目の前に目標があると、

ハリが出ますし、

達成した時には、喜びを感じられます。

 

成功体験を積むことで、

自信が持てますし、

成長できる部分もあります。

 

マズローの欲求5段階説

にもあるように、

段階を踏んで、

欲求をひとつひとつ満たしていくことが、

必要だと思います。

 

しかし、

40代半ば以降、

そんな生き方だけでは、

通用しなくなる。

 

どこか、むなしくなる・・・

 

う~ん、

分かる気がします(^^;

 

 

では、

その一歩として

何が大切かというと、

水平性の次元を

切断すること。

 

余計な人間関係を切ることが

必要になります。

 

これはいわば、

人間関係の断捨離です。

 

余分なものを捨てるのと

同じように、

余分な人間関係の

しがらみを捨てる。

 

断ち切る。

 

人に助けを求めないと

いのちに関わる状況でも

ない限りは、

思い切ってそれを

切断しないと、

内面性、精神性へと

意識は深まって

いかないのです。

 

「いざとなれば、

誰にもわかってもらえなくていい」

 

「わかってくれる人が

いなくてもいい。

私は私でやっていける」

 

(中略)

 

ここがスタートラインです。

 

 

「余計な人間関係を切る」

 

諸富先生は、容赦ないですね(^^;

 

私は、なかなか、

ここまでの覚悟はできず、

 

自分の内面が変われば、

付き合う人も自然と変わってくる、

合わない人は、おのずと離れていく・・・

 

すなわち、

「来るもの拒まず、去るもの追わず」

 

という考え方をしておりますが、

 

でも、

あきらかに、しがらみだと感じたり、

無理して、惰性で付き合っている

苦しい関係は、

時と場合によっては、

「切断」する勇気も必要かもしれませんね。

 

 

----------------------------------------

 

 

「成熟した大人が持つべき

六つの人生哲学」

2番目は、

 

 

②人生は、思いどおりには

ならないものである

 

 

ですが、

それは、次回、

紹介・解説いたしますね(^^;

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

 

最近山に行くと、よく出会う蝶です(^^)

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

心理学関係の本が続きますが(^^;

今回から、

明治大学文学部教授で、心理療法家、

諸富祥彦さんの著作、

 

「本当の大人」になるための心理学

 心理療法家が説く心の成熟

 

 

という新書を紹介・解説していきます。

 

諸富祥彦さんには、

私、まだ実際にお会いしたことはないのですが、

悩み多き(?)青年時代から、

多くの本にお世話になっています(^^;

 

たとえば、

本棚で、まだ生き残っている本ですと、

 

トランスパーソナル心理学入門

 

 

1999年発行なので、

もう20年以上前なんですね(^^;

(ロングで、今でも発売していますよ)

 

写真の「講談社新書」の装丁、

懐かしい感じです。

(私は、この昔の装丁のほうが

あたたかみがあって好きです)

 

カウンセラーの資格を取る際には、

はじめてのカウンセリング入門(上)(下)

 

 

を繰り返し読んで、

勉強させていただきました。

 

他にも、

フランクルや、

カール・ロジャース関連の著作も、

熱い思いが込められていて、

素晴らしいのですが、

 

今回は、

「本当の大人」になるための心理学

 心理療法家が説く心の成熟

 

という本の紹介をさせていただきます。

 

「本当の大人」・・・

 

どきっとしますね(^^;

 

私自身、はたして、

成熟した「本当の大人」

になれているのか?
 

胸を張って言えるのか?

 

・・・ちょっと自信がないです(^^;

 

諸富先生は、

冒頭、こう述べます。

 

 

大人が大人になるのが

とても難しい時代です。

 

大人が真に内面的に

成長・成熟した大人となって、

心から満たされた人生を

生きるのが難しい時代です。

 

多くの人が、心のどこかで

迷いや不確かさを抱えながら

生きています。

 

 

そうですね、

たしかに、私も、

迷いや不確かさを抱えながら、

生きています・・・

 

 

なぜか。

 

それは、

今の日本社会では、

「いつまでも若々しくあること」、

「元気に活動すること」

といった外的な価値にばかり

重きが置かれていて、

「中年期以降における

内面的な成長・成熟」

ということは

ないがしろにされ、

それを重視する価値観が

生まれてこなかった

からです。

 

外的な活動性ばかりに

価値が置かれて、

内面的な成長・成熟が

軽視されてきたからです。

 

 

なるほど~、

 

これは、

パンデミックの時代になり、

少し様子が変わってきたかもしれません。

 

外出自粛が続く中で、

(私もそうですが)人びとは、

以前よりも内省的になったように

感じられます。

 

否が応でも、

自分の内面を見つめるようになった。

 

しかし、実際は、

世の中、まだまだ、

外的な価値に重きを置かれているのが、

現実だと思います。

 

たとえば、

資本主義において、

多くの企業は、生き残りをかけて、

成熟というよりも、

あくなき売上・シェア拡大を

目指さざるを得ないのが現状です。

(現状維持では生き残れない・・・

ほんとうか?)

 

そこで働く人たちも、

影響を受けるのはあたりまえですね。

 

多くの人は、

日々の生活に追われつつ、

「このままでいいのかな?」

という、ぼんやりとした不安やあせりを

感じながら生きている・・・

 

 

本書は、

そんな日本社会に生きながらも、

人格的に成長・成熟した

大人として

 

「心から満足のいく

人生を生きたい。

真に納得して、

何の悔いもなく

人生の中盤以降をまっとうして

生きていきたい」、

 

そう願っている人のための

ガイドブックです。

 

心理療法家の

カール・グスタフ・ユングによれば、

人間は、中年期

―今の日本で言えば

40代前半あたり―

に、「人生の正午」を迎え、

それ以降、

「人生の午後」

を生きることになります。

 

そしてそれにあたっては、

それまでの外的な活動性を

中心とした生き方から、

内面性に軸を置いた生き方へと、

「生き方の転換」

を図らなくてはならないと

説きました。

 

 

平均寿命が延びている

先進国においては、

「人生の正午」は、

アラフィフくらいかもしれませんね(^^;

(まさに私)

 

 

しかし、

現在の日本の

「若さ偏重」、

「元気な活動性偏重」

の風潮の中にあって、

それに逆行するかのように

生き方を転換するのは、

なかなかに難しい。

 

できる限り、

若い時の生き方を

そのまま継続するのがよい、

 

と考えがちです。

 

そのため、

大人が大人として

成熟することが

ますます難しくなっているのです。

 

実際、

今の日本の大人には、

自分はまだ半分大人で、

半分子ども。

 

そんなふうに感じている方が

少なくないのではないでしょうか。

 

「私たちが子どものころは、

大人たちは、

もっとちゃんと

”大人をしていた”気がする。

 

何だか、

私たちの世代は、

きちんと大人になれないまま、

”大人子ども”

しちゃっている人が多い・・・」

 

そう感じている人も

いることでしょう。

 

 

どきっ、

 

そうなんです(^^;

 

私も、子どものころは、

大人って、物事の道理をわきまえていて、

ある程度、達観している存在かと

思っていましたが、

 

実際に中年になってみると、

まったく、そんなことはない(^^;

 

孔子いわく、

 

「齢、四十にして惑わず」

「齢、五十にして天命を知る」

 

などと言いますが、

アラフィフにして、

天命を知るどころか、

惑いまくっているのが現状です(^^;

 

五木寛之さんが、

「下山の思想」

とおっしゃっていますが、

成長のピークを終えた日本社会は、

これからは、否が応でも、

下山、すなわち、

下り坂の社会に入っていく。

 

そこで、いかに

心ゆたかで成熟した社会を築けるかが、

人びとが幸せになれるかどうかのカギだ。

 

というようなことを、

述べられています。

 

私たち中年世代もそうですよね(^^;

 

人生の正午を過ぎて、

人生の午後を迎えるにあたって、

いかに、成熟できるか。

 

ユング的にいえば、

今まで、外的な価値を追いかける中で

抑圧してきた、

自らのシャドーを統合して、

いかに、自己実現ができるか。

 

それが、

人生後半を豊かに生きるための、

秘訣のような気がします。

 

「成熟した大人になる」

 

そういえば、

私の敬愛する、遠藤周作さんは、

老人になる前から、

「狐狸庵」という

ご隠居さんのような雅号を

名乗っていました(^^;

 

それによって、

変に若作りしたり、虚勢を張ったりせず、

楽に生きられたと、

おっしゃっていました。

 

もちろん、これは、

老け込んで、地味に生きることの

ススメではありません。

 

そうではなく、

「老い」や「衰え」に抵抗することなく、

「ありのまま」を受け入れた方が、

楽だし、自分らしく生きられるよ。

 

ということだと思います(^^)

 

(補足しますと、

芥川賞作家の遠藤周作さんは、

純文学のシリアスな作品も多いですが、

反面、狐狸庵モノといった、

ユーモアあふれるエッセーを

数多く残されています。

 

それによって、

ダメな自分、

至らない自分をさらけ出すことで、

ご自分のシャドーを抑圧することなく、

受け入れて、

統合されたのだと思います(^^;)

 

 

本書のテーマは、

そうした時代の中で、

中高年がいかにして

真実の人生を

生きることが可能かを

考えることです。

 

大人であることが困難な

社会の中で、

成熟した大人であることは

いかにして可能か。

 

たった一度しかない

人生の残りの時間を、

真に満たされた人生として

まっとうしていくことは

どのようにして可能になるのか。

 

 

本書では、

「成熟した大人が持つべき

六つの人生哲学」

が述べられています。

 

次回以降、

紹介させていただきますね(^^;

 

今回も最後まで

お読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

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私がよく散歩&動禅をする、

近所の鶴見川(^^;

 

晴れていると、

とても気持ちがいいです(^^)

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

龍谷大学教授で、心理療法家、

「匠」といわれている

東豊(ひがしゆたか)先生の新刊、

 

超かんたん 自分でできる 

人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー


 

の内容を中心に、

私が有益だと感じたことを、

紹介・解説してきました。

 

今回で、6回目になります。

最終回です(^^;

 

前回は、

「感謝行」の中でも、

 

「良いことを見い出す」

 

ということを中心に述べました。

 

今回は、

「感謝行」の応用編、

 

「P気のプレゼント」

 

について、

引用しながら解説していきますね(^^;

 

 

日々の感謝行によって

P気が充満した状態になると、

ある目的を持って

P気を一気に

大放出できるようになります。

 

ウルトラマンの

スペシウム光線みたいな

ものです。

 

ただし怪獣を

やっつけるのでは

ありません。

 

大切な人(家族や友人)

にP気をお裾分けするのです。

 

せっかく集めたものなのに

もったいないなんて

思わないでください。

 

放出した分は

日々の感謝行で

すぐに補充できますから。

 

 

主な目的は

大切な人の心身の健康回復

だといいます。

 

例として、

あなたが親で、

子ども(サトルくん)が不登校だった場合の

ケースが挙げられています。

 

 

「サトルくん、

ありがとうございます」

 

やはりこの文言を用います。

 

一番P気を乗せやすい

言葉だからです。

 

声に出しても、

心の中で言うだけでも、

どちらでも良いです。

 

全身のP気を集めて

その文言に乗せる

イメージです。

 

 

なるほど~、

このP気のプレゼントをするにあたって、

注意点が3つあるといいます。

 

1つめは、

「サトルくんの前に、自分自身」

ということ。

 

 

プレゼントは

あくまで

感謝行応用編です。

 

あなた自身が

すでに

日々の感謝行を通じて

ある程度のP気が

充電できていること。

 

これが大事です。

 

自分に余裕があるから

お裾分けもできるわけで、

エネルギー枯渇状態で

人助けは難しい。

 

自分はまだまだ

N感情がいっぱい、

N気がいっぱい。

 

このように感じる人は、

まずは普通に

日々の感謝行をおこなって、

自らの「気」を

調整しましょう。

 

他者の前に

自分の解決から

始めましょう。

 

一見遠回りのようでも、

それが確実なのです。

 

 

そうですね~

本書でも述べられていますが、

子どもを幸せにしたいのなら、

まずは、親が幸せになることだといいます。

 

その箇所を引用します(^^;

 

 

不幸な親が

子どもを幸福にするのは

なかなか難しと思います。

 

だから、

ちょっと乱暴な物言いですが、

子どもの幸福なんて

どうでもいいと

割り切って放っておく。

 

そしてまずは

自分が幸福になることを

考える。

 

私はしょっちゅう

お母さんに聞くんですよ。

 

あなた自身は

今幸せかいって。

 

「今は幸せかい~♪」。

 

佐川満男じゃないですけどね。

 

あっ、知りませんか?

 

 

佐川満男さん?

 

私には古すぎて、

いまいち、よくわかりませんが(笑)

 

さておき・・・

 

たしかに、

親(夫婦)が幸せそうなのが、

子どもにとって、

一番の幸せなんですよね。

 

私自身の子どもの頃を振り返っても、

そう思います(^^;

(親がケンカしていたり、

不平不満を言っているのを

見聞きするのは、

ほんと嫌でした・・・)

 

 

実はこれ、

職業人としての

心理カウンセラーにも

同じことが言えます。

 

N気を振りまく

カウンセラーでは、

クライエントは

大迷惑ですよね。

 

相談室内N循環、

診察室内N循環、

 

これではクライエントさんが

かえって具合悪くなりそうです。

 

 

どきっ、

ほんとそうですね(^^;

 

そういう意味でも、

カウンセラーは、日々の感謝行によって、

日ごろからP気を、

しっかり充電しておく必要が

ありますね(^^;

 

 

2つめの注意点は、

「ただ気を送るのみ」

ということです。

 

 

文言は、

「サトルくん、

ありがとうございます」

だけでよいのですが、

同時に

「サトルが

学校に行けますように」

などと祈る人がいます。

 

気持ちはわかりますが、

これはむしろ逆効果であると

考えてください。

 

その理由として、

ひとつには、

そのような文言は

「心配」「不安」などの

N感情の発露であると

考えられるからです。

 

親としての心配や不安は

すでに十分

サトルくんに伝わっていますから、

これ以上N気を浴びせる

必要はありません。

 

またひとつには、

これが現状否定の文言で

あるからです。

 

「学校に行かないサトルは

問題の子」。

 

この前提があるからこその

「学校に行けますように」

なのです。

 

 

前回のブログで、

「ご利益」はあまり期待しない方がいい

といいましたが、

同じ原理ですね。

 

たしかに、

いわれてみると、

これは、

「学校に行かないサトルは問題の子」

という「現状否定」

すなわち、

N気ですよね・・・

 

 

あなたのあり方としては、

サトルくんに

P気を送ることだけに

専心すればよいのです。

 

「ああなってほしい、

こうなってほしい」。

 

このような親心は

とりあえず横に置いといて、

今はただ

P気を送りこむことだけに

集中する。

 

そして、

首尾よくサトルくんに

P気が育ってきたら、

あとのことは

サトルくんの主体性に任せる。

 

ここが大事なのです。

 

(中略)

 

「サトルはこうなるべきだ。

ああなるべきだ」。

 

思い切ってこれを

捨ててしまいましょう。

 

ただただP気を送るのみ。

 

それだけがあなたの仕事と

割り切りましょう。

 

P循環が始まったら、

サトルくんには

間違いなく元気が出てくるし、

彼なりの主体的な活動も

増えてきます。

 

その際は

親としてますます

P気を送ってあげてください。

 

―「P気を送りつつ

自主性に任せる」―

 

よく言われる

「子供を見守りましょう」

とは、

まさにこういう意味なのです。

 

 

「子供を見守る」

すなわち、

「P気を送りつつ、自主性に任せる」

 

実際は、なかなか難しいところもありますが、

こうありたいものですね(^^;

 

 

注意点の3つ目は、

「サトルくんのアンテナを立てる」

ということです。

 

 

P気が効率的に

届くかどうかは

こちらの放出パワーも

大事ですが、

循環は相互作用なので、

やはり相手次第という一面も

否定できません。

 

すなわち、

P気の受け手のアンテナの

立ち具合が

大事なのです。

 

相手が

N感情満載ですと、

こちらから放ったP気の

1割も届かないかもしれません。

 

しかし

N感情を少しゆるめてあげてから

P気を放ちますと、

3割4割と届くように

なっていきます。

 

 

そうですね~

受け手のアンテナを立たせる、

すなわち、

N感情をゆるめる。

 

どうすればいいのでしょうか?

 

 

「話をしっかり聴く(傾聴)

 

「相手の立場に立つ(共感)

 

「否定しない(受容)

 

可能ならば

「少しのユーモアを利用する」。

 

このようなことで

達成できます。

 

これでP気が

届きやすくなります。

 

親子のやりとりが

P循環になりやすいのです。

 

もちろんできる範囲で良いです。

 

完璧を求めるわけではないので

堅苦しくは考えないでください。

 

 

できる範囲で、

「傾聴」「共感」「受容」「少しのユーモア」・・・

 

やっぱり、大事ですね(^^)

 

これらは、子育てだけではなく、

仕事、部下や後輩の育成にも

いえることだと思います。

 

 

以上、

P気のプレゼントをするにあたっての、

3つの注意点を述べました。

 

他にも、

この本には、

P感情を循環させる、

すなわち、

「幸せを循環させる」

ための知恵が満載です(^^)

 

たとえば、

「神社の活用」

「お神礼の活用」

「先祖供養の活用」

「守護霊の活用」

「N返しの技」・・・

 

などが紹介されています。

(一見、怪しいものもありますが、

けっこう役に立ちますよ(^^;)

 

興味のある方は、

是非、本書をお読みくださいね!

 

そして、

「これはいいかも~」

と思うものがあれば、

是非、実践してみてください(^^)

 

最後に、

ちょっと引用が長くなりますが、

本書の最後の部分が、

この本のエッセンスになっていますので、

紹介させていただきます(^^;

 

 

不真面目のすすめ

 

カウンセリングには

「おもしろくない毎日」

「つまらない毎日」

に悩んでいる人が

たくさん来られます。

 

よく話を聴きますと、

そういった人は

皆さんとてもまじめです。

 

(中略)

 

ところが、

何度かカウンセリングを

受けることで、

そのような毎日が変わった人は、

ほぼ間違いなく、

良い意味で

「不真面目」になっています。

 

「一生懸命悩まない」

 

「自分や他人の

ダメなところを気にしない」

 

「毎日を楽しくしようなどと

努力しない」

 

のです。

 

つまり、

問題点に注目して

それを変えようなどと

シャカリキにならない。

 

むしろ、

自分の失敗や欠点は

そのままに、

それを笑いのネタに

できるようになるくらいなのです。

 

お笑い芸人さん

みたいですね。

 

このように言うと、

 

「人生そんなことでいいのか」

 

「人は悩んでこそ

成長するのだ!」

 

といった真面目な声も

聞こえてきそうです。

 

もちろん、

そういった場合もあることでしょう。

 

しかし

最新の物理学や心理学では、

少し逆の提案をしているのです。

 

量子物理学の世界では

 

「人によって観察されるまでは

現象は存在しない」

 

などと言います。

 

心理学の世界でも

 

「現実は、

観察され(認知)、

意味づけされ(思考)、

言葉にされる

(コミュニケーション)

ことで構築される」

 

という考え方が

知られています。

 

ほぼ同じことが

言われているわけですが、

簡単に言うと、

 

「Aに注目すると

Aはますます大手を振って

のさばる」

 

ということなのですね。

 

つまり、

今のあなたの

「つまらない生活」も

あなたが日々の

つまらない出来事に

注目するから

ますますのさばってくる、

ますます存在感を

示し始めるのだと、

 

こういったことに

なるわけです。

 

 

そうですね・・・

 

では、

何に注目すればよいのでしょうか?

 

 

「今すでにあなたに

あるもののうち、

あなたにとって

役に立っているもの」

 

への注目です。

 

右腕に怪我をして

不自由ならば、

自由に動かすことのできる

左腕。

 

何でも買えるような

大金ではないけれども、

何とか生活できている収入。

 

贅沢な食事ではなくとも、

日々の栄養をいただける

目の前の食事。

 

立派な家ではなくとも、

雨露をしのいでくれる我が家。

 

そして、

あなたが今の

「つまらない毎日」

の中にあっても、

例外的に楽しかった出来事や

親切だった人など。

 

どんなに小さなことでも

いいのです。

 

まずは

意識を向けることが

第一歩です。

 

とは言え、

すぐに

「不足しているもの」

へ目が向いてしまうのが

私たちの悲しい性でもあります。

 

そこで次に

「感謝」を利用します。

 

今すでにあるものに対して

心の中で、

できれば言葉に出して、

 

「ありがとうございます」

 

を数回繰り返します。

 

たったこれだけです。

 

(中略)

 

感謝なんて本気になって

言えませんか?

 

大丈夫です。

 

最初は口先だけでも

いいのです。

 

繰り返すうちに

自然と身につきます。

 

最初から本気でなくても、

「フリ」から始めても

効果は同じようにあるのです。

 

こうしたことを続けていくと、

やがて

 

「すでにいろいろなものが

与えられていることへの感謝」

 

「毎日生かされていることへの

感謝」

 

「家族や同僚への感謝」

 

の気持ちが

しっかりと根付いて

いくことでしょう。

 

それはあなたの変化、

つまり毎日の柔和な表情や、

愛のある言葉として

観察できるはずです。

 

和顔愛語です。

 

そして、

それは確実に

周囲の人に伝わり、

今度は彼らがあなたに

感謝する機会も

多くなることでしょう。

 

人生はブーメラン。

 

与えたものが返ってきます。

 

こうして、

あなたの

「つまらない毎日」は

意図せずとも結果的に

「楽しく充実した毎日」

に変わっていきます。

 

何かを思い詰めたり

悩んだりするのも

人間ですから

結構なことですが、

 

「問題」や「悩み」を

握りしめないことが、

そこから自由になる道

かももしれません。

 

 

人生には、

「問題」や「悩み」は尽きませんが、

それを握りしめることなく、

今あるものに、「感謝」する。

 

それが、

幸せな人生を送るための、

秘訣なのかもしれませんね🍀

 

 

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以上、

 

龍谷大学教授で、心理療法家の

東豊(ひがしゆたか)先生の新刊、

 

超かんたん 自分でできる 

人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー


 

の内容を、

6回に渡って紹介、解説してきました。

 

この本の表4(裏表紙)には、

 

「読むだけでもちょっと気分が上向きに、

内容を実践すれば生きる力が湧いてくる」

 

「一家に一冊、

心の常備薬としてどうぞ」

 

とありますが、

その通りだと思います(^^)

 

読了後は、

東先生のカウンセリングを

実際に受けたような気持ちになれますよ!

 

おすすめの一冊です😊

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

読んでくださる皆さまが

いらっしゃるおかげで、

ブログを書き続けることができます。

 

ほんと、感謝、感謝です・・・🍀

 

有り難うございます(^^)

 

次回は、

別の本を紹介します。

 

 

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おまけです(^^;

 

私のお気に入りのパワースポット、

曹洞宗大雄山 最乗寺

 

 

 

 

境内の滝スポットです。

 

 

スマホの角度をちょっと変えて撮ったら、

何か神秘的な写真になりましたよ(^^;

(水辺だから?)

 

思わず、ありがたや~(合掌)

 

(ちなみに、私は、いわゆる、

スピリチュアルな能力はありませんが(^^;)

 

皆さまに、素敵な出来事が、

たくさん起こりますように😊