ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
溶けるような暑さが続きますね💦
金曜日に、
モデルナワクチン(2回目)を接種しました。
1回目の際、副作用で発熱したので、
ちょっと、びびっていましたが(^^;
今回は、解熱剤を飲んで備えました。
おかげさまで、
37度台の発熱で抑えられ、
翌々日の今日は、おかげさまで元気です!
私の場合、有り難いことに、
職場で2回とも接種できました。
接種を希望される方々が、
一日でも早く接種できることを、
祈っています・・・
さて、
今回、紹介する本は、
著者は、世界的なスピリチュアルリーダーの、
エックハルト・トールさん。
監修は、生まれ変わり仮説で有名な、
経営学者の飯田史彦さんです。
この本、
久しぶりに読み返してみましたが、
以前は、よくわからなかったところも、
人生経験や心理学の学びを深めた今となっては、
おかげさまで、
かなり、腑に落ちるようになりました(^^)
昔、読んだ本を読み返すもの、
いいですね(^^)
タイトルに、
「さとり」とありますが、
別に出家を勧めている本ではありません(^^;
英語の原題は、
「THE POWER OF NOW」
(こちらのタイトルの方が、
内容をよく表している気がします)
「いま、ここ」
にあることの大切さを、
謳っている本です。
いわゆる、
「マインドフルネス」
の考え方に近いと思います。
(源流なのかも)
以下、私が、
「なるほど」と思った箇所を、
皆さんとシェアしていきますね。
この本では、
「人間の本質」は、
「大いなる存在」
であるといいますが、
その、
「大いなる存在」
だということを、
私たちが認識するのを難しくしているのは、
「思考」だといいます。
その原因は・・・
自分の思考を、
「ほんとうの自分」
だと思い込むことです。
すると、
思考はコントロールが
気かなくなり、
勝手気ままに
活動してしまいます。
自分の思考活動を、
自分の意志で
ストップできないのは、
たいへんな苦痛です。
しかし、
ほとんどの人が、
この習性を持っているために、
わたしたちの感覚は
すっかり麻痺してしまい、
これが、
ごくあたりまえのことだと
思い込んでしまっているのです。
ひっきりなしの思考の騒音が、
「大いなる存在」
とひとつになって、
「心の平安」
の境地に到達するのを、
妨げているのです。
この場合の
「思考」の定義とは、
心理学用語でいえば、
「自動思考」
いわゆる、
無意識の
「自動操縦状態」
のことですね。
一説によると、
私たちの一日の約47%が、
無意識の
「自動操縦状態」
なんだそうです(^^;
たとえば、
一例を挙げますと、
朝、職場で、同僚に
「おはようございます」
とあいさつしたとします。
しかし、同僚は、
ノーリアクション・・・
その時、
勝手に思考が湧いてきます。
「私は嫌われているに違いない」
と思って、不安になったり、
「なんて無礼な奴なんだ」
と思って、怒りを感じたり・・・
これが、
「自動思考」ですね。
もしかしたら、
同僚は、何か考え事に集中していて、
あいさつが耳に入らなかったのかも
しれませんし、
そもそも、あいさつは、
返さくてもいいという
価値観の人かもしれません(^^;
仮に、私のことが嫌いで、
あいさつを返さなかったとしても、
それは、
「相手の課題」なので、
私が気に病む必要はない。
しかし、
私たちは、どうしても、
無意識の
「自動操縦状態」
になり、反応的になってしまう。
そんなことを、
日々、繰り返しているんですね(^^;
思考を、
「ほんとうの自分」
とみなしていると、
レッテル、
決めつけなどの
「くもりガラス」を通じて、
世界をながめます。
すると、
すべてのものが
ゆがんで見えるため、
万物と、
真の関係が築けなくなって
しまうのです。
わたしたちは、
この
「くもりガラス」を、
神や仲間であるべき
人間や自然に対しては
もちろん、
自分自身に対してさえ、
使っているものです。
この
「くもりガラス」
こそが、
「すべてのものは、
はなればなれである」
という、
幻想を生んでいるのです。
「別々の衣をまとっている」、
という
見せかけのレベルを超えた、
「自分はすべてとひとつである」
という
根本的な事実を、
すっかり
「忘れて」
しまっているのです。
この事実を、
「信じている」人は、
大勢いるでしょう。
でも、
これをあたりまえのことだと
「知っている人」は、
わずかです。
信じることも
なぐさめにはなるでしょうが、
知っていなければ、
心の底から、
自由になれません。
「くもりガラス」
なるほど・・・
心理学用語でいう、
「認知の歪み」
のことですね。
たしかに、私たちは、
自分は客観的に正しく見ているつもりでも、
どうしても、レッテルや決めつけという、
「くもりガラス」で、
物事を見てしまう傾向に、
ありますよね(^^;
それが、
「分離」の幻想を生むことにも
なってしまう・・・
思考をコントロールできないと、
自分を病気にしてしまうことも
あります。
病気は、
思考のバランスが
くずれた時に、
生まれているのです。
思考力は、
使い方次第で、
人間の最高の道具になります。
しかし、一歩
「使い方を間違える」と、
役に立たないばかりか、
有害にさえなってしまうのです。
より正確な表現をすると、
「使い方を間違える」
ではなく、
「使っていない」
になるでしょう。
なぜなら、
思考の側が、
わたしたちを使っているからです。
思考を
「ほんとうの自分」
だと思い込むことは、
大きな錯覚です。
本来使われるはずの道具が、
主人を使ってしまうことに
なります。
「自動思考」
というのは、
いわば、
「私たちが思考に使われてしまう」
ということなのですね。
「思考」が主人で、
「あなた」がしもべ、
それは、
「思考」を
「ほんとうの自分」だと、
思い込んでしまうから。
そんなの嫌ですよね!
では、どうすればいいのか?
まずは、
「思考を客観的にながめる」
ことだといいますが・・・
次回に続きますね(^^;
今回も最後までお読みくださって、
有り難うございました。