こんにちは。夫婦関係専門カウンセラーの松尾 聡子です。
自分の思いが相手に届かなくてつらいこと、ありませんか?
たとえば
ママ友のグループに入れず、孤立してしまったように感じたり。
一生懸命に営業したのに、結局断られてしまったり。
夫に気持ちを伝えても、まるで届いていない気がしたり。
そして、大人になった今でも
お母さんから優しくしてもらえてないように感じたり。
一方通行の思いはつらいし、切ないですよね。

そんなとき、よく言われるのが
「相手の気持ちを考えて伝え方を工夫してみよう」
ということです。
もちろん、それも大切です。
私も、カウンセリングや講座で伝わらない相手への伝え方の工夫は、たっぷりお伝えしています^^
けれども、残念なことに
どんなに努力しても、伝わらない相手もいるのも事実です。
なぜなら、相手にもそれぞれの事情や背景があるし、
その人自身が今、あなたの思いを「受け取る準備」ができていないこともあるからです。

そしてもう一つ、
「わかってもらえない人ほどどうしても気になってしまう」
「わかってもらいたくなってしまう」
そんな心の働きがあります。
それは、人が生まれたときから持っている「愛着」という心の仕組みと関係しています。
子どものころ、親や、大事な人に気持ちをわかってもらえなかった経験があると、
大人になっても「今度こそ、理解してもらいたい」と
無意識に、同じ構図を繰り返してしまうことがあるんです。
だから
「どうしてこんなに気になるんだろう」
「なぜ手放せないんだろう」
と感じるのは、
それだけ、一生懸命に「つながり」を求めてきた証でもあるんですね。

もし、どんなに頑張っても「どうしても届かない」と感じたら
一度、相手から、少しだけ目をそらしてみてください。
そして、深呼吸して、改めて周りを見渡してみると
あなたを大切に思ってくれる人、
あなたのことを好きだな、と感じている人、
あなたを必要としている人、が
必ずどこかにいることに気づくはずです。
わかってもらえない相手に注ぐエネルギーを、あなたの存在を受け止めてくれる人に向けてみる。
その小さな方向転換が、スカスカに感じていた心を、
きっと、あたたかで満ち足りたものに変えてくれます。

人間関係のつらさは、自分だけの努力や根性では解決できないこともあります。
人間関係やコミュニケーションは相手ありきのものだからです。
頑張ってみたけれど、どうしてもうまくいかないとき、
「もう、どうしたらいいかわからない」
「気力が残っていない」
と感じていたら、一度お話にいらしてくださいね。
エネルギーを取り戻すための小さな一歩、
一緒に見つけていきましょう。
まずは基本の伝え方も知っておきたい、という方は
こちらの無料メール講座がお役に立てますよ。





























