こんにちは。夫婦関係専門カウンセラーの松尾 聡子です。

うまくいかないことがあると、反射的に自分を責めてしまって

自分へのダメ出しが止まらなかったり。

あるいは逆に、相手を責めてイライラしてしまったり。

自分を責めるにしても、相手を責めるにしても

そんなネガティブな思いは、どんどん自分をつらくしてしまいます。

でも。

そんなネガティブな思いの中にも、大切なものがあるとしたらどうでしょうか?

受講生のSさんが、こんなことに気づきました。
 


前提として、全ての気持ちには「肯定的な意図」があるので、

まずは、その葛藤の中にある肯定的な意図に気付くことが

とても大事であるように思います。

うまくいかなかったり、ダメだなぁと感じて落ち込む時も、

その奥には、何かしらの肯定的な意図があると思うと

少し、そのままの自分を認められるような気がします。



それは相手に対しても同じで、

相手が自分に対して言ってくれた言葉を嫌に感じた時に

今までは否定したり、言い合いになってしまう、

という流れが多かった気がしますが、

その奥には、肯定的な気持ちがあるはずだから

まずは確認して、聞いてみようと思えるようになりました。

(Sさん)
 


講座のベースになっているニューコードNLPでは

「すべての感情、すべての行動には肯定的な意図(理由)がある」

という前提があります。

一見、どんなにネガティブな感情やダメダメな行動にも

そこには必ず、そうせざるを得なかった大切な意図、大切な理由があるのです。



たとえば、ママ友との集まりで

楽しい話題に自分も加わってみんなと仲良くなりたかったのに

気後れして会話に入れず、落ち込んでしまったり・・・

でも、そこにも大事な意図があったのかもしれません。

もしかしたら、昔、楽しくて夢中になってお友だちとおしゃべりしていたときに

うっかり余計な一言を言ってしまって場の空気が悪くなってしまった、そんな経験が

「もう、そんなことが起きないように」と

 

無意識に、口を閉ざさせてしまったのかもしれません。



これは、自分以外の誰か他の人にも同じです。

たとえば、夫が子どもに「高学年になったら勉強が大事だ!」と

大好きな野球をやめさせて、むりやり塾通いをさせてしまった。

子どもは毎日、悲しそうで、そんな子どもを見ているのもつらくて、

学歴にばかりこだわる夫の行動がほんと理解できない!ひどい人!

そんなふうに感じます。

でも、そんなひどいことをする夫にも、夫なりの大切な意図があるはずです。

たとえば、学歴重視の社風で、毎日、肩身の狭い思いをしていて、

「この子にだけは、将来、そんな思いをさせたくない」

という、愛するがゆえの意図があるのかもしれません。



もちろん、その意図が望ましい結果に結びついているか、ということは、別問題です。

少なくとも、むりやり野球をやめさせられたお子さんが

張り切って勉強に打ち込むことは難しいでしょうから

お父さんの意図は、残念ながら達成されないかもしれません。

Sさんが気づいたように「肯定的な意図があるのかも?」とまずは聞いてみる、

これが、とっても大事です。

その意図を知ることで、必要以上に相手を責めること、

そして自分を責めることも、きっと、なくなるはずです。

そして、その大切な意図が、望ましい結果に結びつくように

自分に、これから何ができるのか

新しい可能性を見つけることもできるようになります。



無意識の意図を見つけて、それを認めて叶えていくこと。

そんな方法を学ぶ講座です。

次回は今年の秋以降に開催する予定です。

詳細が決まりましたらこちらからお知らせしますね。

ご登録してお待ちください^^
 

 

 

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