こんにちは
韓国在住 日韓夫婦の日本人妻 Hyeri (ヘリ)です
怒涛の結婚式から、三週間が経ちました
大きな肩の荷が下りたせいか、直後の週はそれはそれは
モンテリましたよ・・
※モンテる
→멍때리다 (モンテリダ)
ぼーっとする という意味の単語。
日常生活に本当に良く出てきて、멍하다(モォンハダ)とも言ったりするけど、
文法的に正しいか不明。(笑)
シキョる = 食べ物の配達を注文する。
→시키다(シキダ) : (何かを)させる・出前を頼む。 が語源
とともに、私がルー大柴語・日韓バージョンでよく出てしまう言葉・・・
在韓の民は共感してくださるのでは・・・・(笑)
どうでもいい情報はおいておいて
とにかく、私も夫も心のどこかで引っ掛かっていた結婚式を無事終えて
ある種の抜け殻状態・・・
先週は秋夕(チュソク)もあったので、
三週間経って、やっとやっと日常を取り戻しつつあります
・・・で、今日は数少ないブログの読者様で、
なおかつこれから韓国に渡り結婚式を挙げる予定・・・
っていうアガシ(아가씨=若い女性・未婚の女性をさす)達のために、
韓国で結婚式を挙げるにあたり、
知っておくと役立つ単語
を紹介したいと思うのです
というのも、私自身結婚式の準備をしつつ
『ん??なにそれ初めて聞いたぞ・・・』
という単語がたくさんあってそのたびに、
夫やプランナーさんに聞いたり調べたりめんどくさかったんです。
夫とプランナーさんが韓国語で話しているときに、その都度聞いてもいられないしね・・・
そして厄介なのが、
既に知ってる易しい単語にも関わらず
日本と微妙に使い方が違うので勘違いを誘発してしまう系・・・・
なるべく、結婚の過程を時系列で追えるような順序で書きますね
私の記憶にある限り、箇条書きで
カタカナ表記はハングルがまだ・・・な方のために、カタカナとアルファベット子音を駆使してなるべく韓国語の発音に近くなるように表記してみました
では、早速参りましょう
약혼(ヤッコン)
・・・婚約のこと。早速紛らわしいシリーズ。なぜか韓国語では、「約婚」と表現します。
상경례(サンギョンレ)
・・・結納・両家顔合わせ。
漢字で書くと「相見礼」
웨딩박람회(ウェディンパンナmフェ)
・・・ウェディング博覧会。
日本でいう、『ウェディングフェア』です。
そのままなんですが、微妙に違うので私は最初なんのことかわからなかった・・・
まず韓国で結婚式場を探そうとする場合、
この『ウェディング博覧会』に行くことが多いです。
色んな業者が集まり、一通り見物することができます。
웨딩홀투어(ウェディンホルトゥオ)
・・・ウェディングホールツアー・・・いろんな会場を一気に見て回ることです。
예식장(イェシkジャン)
・・・式場の意味です。なぜか、韓国語では『式場』ではなく『礼式場』と言います。
식장(シkジャン)だけだと伝わらないこともあり。
혼수(ホンス)
・・・嫁入り道具・新婦側が準備する新居での家具家電家財道具
→韓国では、結婚する際男性側が家を、女性側が家の中で使用する家財道具を準備するという風習があります。漢字で書くと「婚需」
예단(イェダン)
・・・女性側から男性側家族親戚への贈り物。
韓国人同士の結婚でもしばしばトラブルの種になるこちら。(笑)
以前は、高級な布団や韓服を仕立ててあげたりしたそうです。
最近は省略したり、他の物で充当したりするそう。
・・・ちなみに私達は、現金50万ウォンを義父(故人)の弟二人にインターネット送金(笑)
※コロナで遠距離の移動が出来なかったので・・・本来なら高級プレゼントを携えて挨拶に行くのが風習だそうです。
예물(イェムル)
・・・漢字で書くと「礼物」上記예단(イェダン)と同意。
스드메(スドゥメ)
…スタジオ・ドレス・メイクアップの頭文字をとったもの。
パッケージになっていることが多いのでこのように表現しています。
웨딩촬영(ウェディンチャリョン)
・・・直訳すると「ウェディング撮影」ですが、要は前撮りです。
작가님(チャkカニム)
・・・個人的に一番ややこしいなと思った単語。
カメラマンのことをこのように、『作家先生』『作家様』と表現します。
원본(ウォンボン)
・・・原本。そのままですが、撮影した写真の修整前の状態。
수정본(スジョンボン)
・・・修正版。フォトショップなどで修正されたもの。
도우미(이모) (トウミ(イモ))
・・・介添え係。おば様が多いのでイモを付けたりしますね。
본식(ボンシk)
・・・結婚式のことです。漢字だと「本式」。なぜかこう表現します。
혼주(ホンジュ)
・・・新郎新婦の両親のことをこう呼びます。婚主と書くんだと思います。
신랑신부(シンランシンブ)
・・・新郎新婦。
신랑님(シンランニム)
・・・ご新郎様。このように呼ばれます。日本も一緒ですね。
신부님(シンブニム)
・・・ご新婦様。同上。
대관료(デグァンリョ)
・・・式場を借りる際の基本となる料金。閑散期ならまるまるカットしてくれることも。
식비(シkビ)
・・・ゲスト一人当たりの飲食代のことです。漢字で書くと「食費」
답례품(タンレプm)
・・・返礼品。そのままです。
액자(エkチャ)
・・・日本でいうウェルカムボードみたいな感じで、式当日に入り口に飾ります。
前撮りの写真から用意します。
한복(ハンボk)
・・・韓服。日本人にはチマチョゴリといった方がピンときますが、
韓国だとチマチョゴリだとわかりずらいことも・・・
「チマ」(スカートの意味。韓服の下半身)「チョゴリ」(韓服の上半身)と別々なら使います。
폐백(ペベk)
・・・新婦が新郎側の家族に挨拶をする儀式。伝統衣装で行われます。
식전영상(シkジョンヨンサン)
・・・式が始まる前に会場で流す動画です。
本人感覚でいうと中座のときにプロフィールムービーに近い・・・漢字だと「式前映像」
피로연(ピロヨン)
・・・披露宴。・・なんですが、日本人のイメージする披露宴ではありません。
ビュッフェ形式で食事をしているゲストのところに、韓服にお色直しした新郎新婦が挨拶に行く時間のことです。
日本の披露宴の中の「各卓写真」とかに近い。
축하금(チュッカグm)
・・・ご祝儀。漢字だと「祝賀金」
축가(チュッカ)
・・・祝歌。式の中で、新郎新婦の友人だったりが歌います。余興に近いイメージ。
プロに頼むことも可。
주례(ジュレ)
・・・日本人におなじみの「キリスト教徒でもないくせに会場併設のチャペルでキリスト教式を挙げる」時に登場する、神父様の役割をする方。
韓国はキリスト教ガチ勢が多いため、「結婚式の日だけキリスト教」は許されません。(笑)
親戚や知人に学のある方や名士がいたらお願いすることも。お金を払っての手配も可能。
しかし、最近は省略する場合が多い。
사회자(サフェジャ)
・・・司会者。だいたい新郎友人に頼みます。
행진(ヘンジン)
・・・行進。の意味なんですが、式の最後、新郎新婦が退場するときに使います。
ざっとこんな感じでしょうか・・・
他にも思いついたらまた書き足していこうと思っています。
とにかく、
結婚式って文化のぶつかり合い・・・
準備をしながら、え??なに???どうして??
と思うことがたくさんあると思います
私は、韓国に来る前の7年間、結婚式場で
ウェディングMC 挙式・披露宴の司会者
の仕事をしていたので、なおさらでした・・・(笑)
私たちが「え??」と思うのと同じくらい、旦那側も戸惑うことや、納得いかないことがあったのかもしれませんが、その辺をしっかり私が思いやれなかったのは、いまでもちょっと後悔している点でもあるのです・・・
韓国にきて数年経った方ならまだしも、来るや否や準備を始めなければならない場合、海外生活のストレスと並行していくので思った以上に大変かもしれません・・・
日本人同士でも、結婚式の準備でだいたい喧嘩するし、韓国人同士もそうらしい
韓国人にとっては、
結婚≠婚姻申告(日本でいう入籍)
ではなく、
結婚=結婚式を挙げること
なので、そのあたりから若干感覚のずれがあるのかな・・・とも思ったり・・・
とはいえ、席次がなかったり、招待状の郵送があまりなかったり引き出物もないので、日本での挙式披露宴よりは決めなきゃいけないことは少ないかな・・・
と思います。
これから結婚式を挙げる、すべての日韓夫婦にとって、当日が生涯忘れられない、
人生の大切な一歩になりますように・・・
では、今回はこのへんで
アンニョン
Hyeri From Korea