こんにちは
韓国在住 日韓夫婦の日本人妻 Hyeri（ヘリ）です
一か月更新が出来ていませんでした・・・
やはり私には持続力がない・・・
と若干自分に失望してます（笑）
言い訳でしかないですが、ここ一カ月ほどシンプルにやるべきことがたくさんあったり、
体調が悪かったり、心の調子が上がらなかったり・・・
まるっとまとめるとコンディションが芳しくなくブログを書く気が起きませんでした
コロナで特にお出かけもしないのでネタもないしね・・・
現在の韓国の状況はというと・・・
連日新規感染者が1000名前後と厳しい状態・・・
↑にもあるように、現在首都圏は2.5段階の措置です
ソーシャルディスタンスが
1.5段階→2段階 ※11月24日からだったと思う。
2段階→2.5段階 ※12月8日からだったと思う。
までやってきて、
今は外国人・韓国人関係なく在韓の民は
3段階いくんじゃねぇか・・・・
とこわごわ・・・不安でいっぱいです
個人的には３段階に上げた方がいいと思っています。
しかし
上げるのなら、1.5段階の状態から一気に3段階・・・
とまでは無理でも2.5段階くらい、
学年でいうところの飛び級で行かないと意味なかったと思うんです・・
ここで、日本にお住いの方のために整理・・・
韓国は数か月前に段階を下記のように整理し定めました
・1段階・・・平時。コロナ前みたいな。なのでしばらくここになることはないでしょう。
・1.5段階・・・感染者が散見されるが統制できている状態。
・2段階・・・都市部を中心に流行の兆しがみられる。
・2.5段階・・・都市部・地方でも流行が加速。医療体制もひっ迫し始める。
・3段階・・・週平均一日あたりの感染者数が、800～1000名。医療の危機が迫る状態。
まあざっとこんな感じです
飲食店の時間制限やカフェのテイクアウトのみ措置など、
一般市民への影響は2段階からがスタートって感じです
正直、1.5段階はそんなに平時と変わらないです
自分自身への戒めのためにも書きますが、
悪い意味での・・・コロナ慣れ・・・
みなさんも心あたりありますよね・・・
2月～春の時期にはコロナの一挙手一投足を注視して・・遠出もせず・・・
家にこもって注意していたけど、
人間には限界があります
春はみんなこう思ってたでしょう・・・
「2.3か月の我慢だ・・・」だから我慢できた・・・
でも、もう子供大人も限界・・エラモルゲッタ状態・・・・（笑）
※韓国語「에라 모르겠다!」（エラモルゲッタ） ＝ 日本語だと「もう、知らん！」とでも訳しましょう。
こうなってしまうともう、1.5段階から2段階に上がったくらいじゃ、
人々にインパクトを与えられません・・
なんなら、「もうすぐ段階あがりそうだから、今のうちにあそんどこ・・・」という思考になります。
なので、まだまだ大丈夫・・・という時期にバシッと厳しい措置をとるほうが良いのではないかと私個人の意見です
そして最近私を悩ますのが
日韓ダブルスタンダード現象
・・・日本・韓国のコロナ対策が根本的に大きく異なること。
またはそのはざまで精神的に翻弄される現象。
例：韓国在住の日本人が厳しめの規制のもとで生活する中、
在日本の友人が「go to」で旅行いったり、某夢の国に行ったり普段と変わらず遊び歩いている様子をSNS（主にインスタのストーリー）などで目にし葛藤したり怒りを覚える現象。
わざと小難しく書いたけど、要は、
日本、ゆるゆるすぎんだろ。
こちとら在外のストレスの上に制限された生活で限界なんじゃ！！イラっっ
ってことです。（笑）
やばい・・私も中々にストレス溜まってるな・・・
口が悪くてごめんなさい・・・
でもね、ほんとにそう。
最近日本人の友人のインスタ見ると、
え
むしろ前より遊びまわってんな～
と思う事が多々ありまして・・・
なかなかのストレス・・・・
人口の差を加味しても単純に感染者の数だけみれば、
韓国より日本の方がむしろ深刻なはずなんですが・・・
SNSみなきゃいいだけなんだけど、逃げの姿勢はなんかいや。（笑）
ただただストレスを受けるだけなのは悔しいので・・・・
葛藤の原因となっている、「日韓コロナ対策の差」
日本と韓国でなんでこうも対策が違うのか考えてみた・・・
①そもそも違って当然。
・・・人口や人口密集度、国土の広さ、法律、国民性、MERSの経験の有無・・・
すべてが違うのでそれに伴う対策が違うのも当然。
※MERSの時東アジアで唯一感染がひろまってしまい死者も出し国際的信用を落とした韓国、その時の反省から現在の「KCDC」ができたそうです。
コロナ初期のころ「MERSの二の舞になってたまるか」という雰囲気をすごく感じました。
②言語の違い。
・・・韓国語の発音の授業をしていた時に気が付いたんですが、そもそも韓国語って
ちきんと発音すると、結構な量の唾が飛ぶんです。（笑）
学習者ならなんとなく、聞き覚えありますよね？
「激音」「濃音」
「濃音」はむしろ息を出さず発音するので問題なし。
しかし
「劇音」は正しく発音しようとすればするほど息を強く吐き出さなきゃいけないんです。
そうしないと伝わらない。
なので、同じ内容の会話を同じ時間したとしても、相手への感染危険度は日本語会話時より韓国語会話時の方が
高いのではないか・・・
これは私のトンデモ理論だけど・・・（笑）
確実に、唾飛ぶ率は韓国語のが高いのであながち見当外れでもないような・・・
③経済構造の違い。
初めに告白すると、これは私ではなく夫が言い出した説。
そして私自身一番納得した説。今回のブログの主たる話。
夫曰く、
日本は「内需の国」
※そもそも「内需」とは
・・・「国内需要」の略で、国内向けの経済活動のこと。
日本人が日本国内で消費することはもちろん、
外国人観光客が日本で消費するのも内需にあたります。
そして、
韓国は「輸出入の国」
GDP（国内総生産）に占める「輸出入」の比率は・・・
日本が約30％ ・ 韓国が約70％
つまり
日本は「国内で生まれる利益が70％で主流。残りの30％を外国との取引で補填」
韓国は「外国との取引で生まれる利益が70％で主流。残りの30％を国内消費で補填」
（少々乱暴かもしれませんが）言い換えると・・・・、
日本は「国内産業に従事する人が70％。残りが対外産業に従事。」
韓国は「対外産業に従事する人が70％。残りが国内産業に従事。」
日本の立場では・・・
「国民の70％を路頭に迷わせるわけにいかん。感染者が増えても内需経済を回さねば」
韓国の立場では・・・
「70％の輸出入はコロナの有無に（ほぼ）関係ない。内需はせいぜい30％・・・
そこが打撃を受けても早く事態を収拾したい。厳しくいこう・・・」
何がいいたいかと言うと・・・
内需への依存度が著しく違うのです
※KOSIS（韓国国家統計情報サービス）記載情報から計算すると・・・（2019年基準）
内需をないがしろにすることで受けるダメージが
日本は韓国の、1.97倍
（↑・・・あ、計算したのは夫です。（笑）私は計算式すらイマイチわからん・・）
若干乱暴とも言えますが、内需がぐずれることで想定される被害が甚大なので、
感染者が増えようとも内需を優先させようとしているのではないでしょうか
ちなみにちょっと調べたんですが、
一般的に先進国（成長が終わったともいえる）は内需傾向
途上国（成長の最中ともいえる）は外需（輸出入）で利益を生み出す傾向にあるとか
なので、ドイツはおおむね日本と同じくらい、
アメリカは日本の非にならないくらい内需の占める率が大きいです
私は、経済に疎いしもちろん学者でも評論家でもないので、
信ぴょう性は皆無かもしれませんが、
まぁ、ふぅ～ん・・・そんなこともあるかもしれないなぁ・・・
位に考えていただければ・・・（笑）
というか正直、事実はあまり重要ではなくて・・・
私たちのように、母国ではない国で生活していると
母国のメンタルや常識を持ったまま
他国で生きていかなければならない
という状況に直面します
以前の記事でも書いた、いわゆるカルチャーショックにあたると思うのですが、
両国の「スタンダード」があまりに違うからこそ感じるストレス・・・
これをいかに解消するか、解消できなくても目をそらすことができるか・・・
私は決してメンタルが強いほうではないくせに色々考えがちなところがあるので、
とっちらかりがちな頭の中をしっかり整理して
自分のためにも家族のためにも心身の健康を保ちたいな～
と思います。
基礎体力の低下と、睡眠の質の低下を感じる今日この頃・・・
なにかおススメの健康管理方法などありましたら教えていただけると嬉しいです
12月8日で、私自身
日本の地を踏まず丸一年
・・・の記念日を迎えました（笑）
まだまだコロナ禍の出口は見えず在外邦人はもちろん日本にお住まいの方もストレスフルな日々が続きますが、なんとか踏ん張りましょう
アメブロでもTwitterでもお会いしたことのない日韓夫婦の方とインターネット上でもつながり苦労や葛藤を共有できること・・・本当に助けになっています
この時代でよかった・・・
相変わらずまとまりのない文章ですが、最後まで読んで下さった方ありがとうございます。
やはり、文章って書かないと文章力落ちる・・・
不定期ですがまた更新しますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします
ではではこの辺で
またの機会にお目にかかりましょう
アンニョ～ン
Hyeri
From Korea