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人生をムダにしない英語の勉強法のブログ

英語の勉強法を間違えると、あなたは人生の貴重な時間を大きく浪費(ムダ)することになります。

●海外ドラマを日本語吹き替えで観た方がいい理由


「24」の登場で海外ドラマの視聴市場は一気に膨らみました。

米国ハリウッドだけでなく、韓国ドラマも含めてずいぶんたくさんの海外ドラマがDVDやCS放送で観られるようになりました。

そこで、こういった海外ドラマを使って英会話のヒアリングの勉強をする方も多いようです。

できれば日常英語が使われている方が勉強になるということで、ヒアリングの勉強に使う海外ドラマはあの「フレンズ」がいいとよく言われます。

ただ、勉強のためには、それでいいのかもしれませんが、純粋にドラマを楽しむのであれば日本語吹き替えを観るべきです。

なぜなら、ドラマや映画の台詞というのは結構難しいからです。

どの程度難しいと言うか、こった表現をしているのかを知るには、英語音声を字幕で観た後に、日本語吹き替え音声をもう一度見直すとよく分かります。

相当、現地の言葉のみならず、文化に精通していないと翻訳できないような表現がばんばん登場するのです。

とても、英会話のヒアリングの練習をしている人には”理解”できない内容がでてきます。

ちなみに、聞き取れるのと、理解するのは大違いです。

普通のドラマや映画の台詞には、嫌み、ユーモア、あだ名など、その国の時事ネタ、文化、歴史などが分かっていないと理解できないことがたくさんでてきます。

英語勉強中のひよっこが理解するのは10年早いレベルでしょう。
●ほとんどの場合に英語はマスターできません


英語でコミュニケーションを取れるようになることと、英語をマスターすることとはかなり違います。

英語をマスターというと、ほとんどの方はネイティブ並に読み書きができるようになることと考えるかもしれません。

このレベルに到達するためには、その英語圏に住む他に方法はないともいえます。

しかも、1年程度ではお話にならず、できればその国の文化が分かってくる10年単位の時間が必要でしょう。

確かに、数年留学すると英語はかなり出来るようになりますが、それでも英語マスターにはかなり遠いと思われます。

つまり、日本に住む日本人が、英語をマスターすることは現実的には不可能です。

日本人のほとんどの人に英語は必要ないと思われますが、何割かの方には必要でしょう。

そこで英語のマスターを目指さずに、自分の仕事において十分使えるレベルを目標にすべきです。

そして、このような必要な方でも英語の習得に取り組む場合においては、目標をどの程度に置くかがとても重要です。

誤解を恐れずに言えば、どんなに英語を必要とする日本人であっても、ネイティブなみの英語を身につけることを目標にするのは道楽に近いでしょう。

外国語の学習分野として、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことの大きく4分野があります。

このうちの、聞くことと読むことの能力は一度習得すると、その能力ががくっと落ちることはありません。

ところが、話すことと書くことは、使っていないとその能力ががくっと落ちるという問題があるのです。

この特性を考えて、自分の目標とする英語のレベルを設定する必要があります。
●膨大なエネルギーを投資する価値のある英語学習


一昔前の人なら英語を学び始めるのは中学生でした。

小学校の6年生の終わりぐらいになると英語に対してワクワクした人も多かったかもしれません。

がんばって勉強すればペラペラ話せるようになるのではという幻想を抱くからです。

ところが、文部省が明治時代に作ったカリキュラムを基本とした英語教育が始まるとその夢が一気に砕かれます。

言語を学んでいると言うよりも、英単語の暗記と終わりのない英文法の学習を続けているだけとも言えたでしょう。

相当に勘の悪い人でもない限り、このような勉強を続けていても英語がペラペラ話せるようになるイメージは持てなかったに違いありません。

そこで、なぜか学校だけでも何百時間もの英語学習の時間があるのに、それに加えて高額な英語教材や、これまた高額な英会話教室に通うわけです。

一番高額な英語学習投資である海外留学までいってしまう人もいます。

そこまでやっても英語がぺらぺらになる人はほんの一部です。

もちろん、英語学習にはコツというか合理的な方法があるのでしょうが、一般的には膨大なエネルギーを必要とします。

もちろん、英語がぺらぺらになることに執念を燃やしている人は、膨大なエネルギーを投資してでもマスターしていただきたいです。

問題は、そうでない方々、特に英語を日常の仕事で全く使わない方々が、膨大なエネルギーを費やす価値のあることかということです。

外国語能力というのは、能力を習得するまでには当然膨大なエネルギーが必要ですが、その後のメンテナンスにも膨大なエネルギーを必要とします。

外国語能力は、使わないで放置していると退化していくからです。

冷静に考えてみれば、これほどコストパフォーマンスの悪い能力もありません。

そのように考えれば、必要な能力を最低限の労力で習得することを目標にすべきです。

少なくとも、その目標は英語がぺらぺらに話せるようになるではないはずです。
●ネイティブ並の英語を必要とする人などいるのか?



そもそも、ビジネスにおいてネイティブ並の英語を必要とする人などいるのか?いう疑問があります。

ビジネスで必要な英語は、表現の仕方が正しいかどうか別にして”英語もどき”で十分だと思われます。

英語もどきの問題として、最近、電車広告で次のようなあおり気味の広告をみます。

『あなたの英語、このように聞こえています』

一理ありますが、これが全部と思うのも大間違いです。

もちろん、極端に失礼な表現はまずいでしょう。

ただ、これは考え方の問題になりますが、許してもらえる範囲の英語もどきで、ビジネス相手として許してもらえる相手とだけ仕事をすればいいのです。

この程度のことを許容してくれるビジネス相手はいくらでもいます。

これは、逆の立場に立てば容易に理解できます。

例えば、自分のビジネス相手が”わざわざ”日本語で話してくれていたのなら、それが拙い日本語であっても、こちらとしては一生懸命聞いて理解しようします。

そして、その日本語の中で少々失礼な表現があっても別に腹が立つことなどないと想像できるからです。

もし、英語圏の人間がビジネス相手であって、その彼が「英語ぐらいできないのか?」という態度に出るようなら、そのビジネスをご破算にしてノートを閉じて帰ってくるぐらいの姿勢でちょうどいいわけです。

ちなみに、失礼な英語では問題のあるサービス業の場合は、その台詞はほとんど決まっているはずです。

つまり、話し込まない限り失礼に当たるような英語を話す機会はないのです。

趣味でやるならまだしも、ビジネスでの利用を目的とした場合は、ネイティブ並の英語など全く必要としないのです。

それに、英語を使っている国の間でも発音はかなり変わります。

そのため、どこかの国の英語を話せるようになったとしても自己満足とも言えなくはありません。

ただ、英語もどきを使ってコミュニケーションをとる場合も、読みと聞き取りはできないとうまくいきません。

そして、ヒアリング力を向上させるためには、正確な発音の練習をすると効果があります。

その場合は、どこかの国を対象にして発音を勉強した方がヒアリング力は早く上がります。

ハリウッド映画が好きなら、アメリカ英語を勉強材料に使っても意味があります。


●英語の実力とTOEICの点数は無関係


英語の実力がTOEICの点数と同じように測られるようになったのはなぜなのでしょうか?

確かに、TOEICは過去の英語の試験(たとえば、英語検定)に比べると優秀な英語力測定システムです。

一度でも受験したことがあれば(もちろん、英検も)、その理由が分かると思われます。

ただ、これもTOEICが登場してしばらくの間だけの話でした。

試験の弱点というのは、あくまで試験ということであって”試験対策”が出来上がってしまうのです。

つまり、テクニックが登場するため英語の実力が伴わなくてもそれ以上の点数が取れてしまうのです。

もちろん、TOEICの点数が目標に届かないと出世できない、あるいは採用試験の選考にもれるなどの深刻な問題があるのは事実です。

テクニックでなんとかなるならそのテクニックを使おうと考えるのが人情というものです。

テクニックを使わずにまじめに素で受験したとしても結局評価する側は点数しか見えませんから自己満足で終わってしまいます。

この英語の力をTOEICを使って手を抜いて評価する手法は学歴社会に似ています。

つまり、有名大学を出ていれば、イコールそこそこ優秀であるという評価を与える日本社会そのものです。

評価する側の肩を持つなら、何か指標がないと評価しにくい、自分の感性で評価して問題が発生したら責任を取れないなどの問題があるので仕方ない面はあります。