●ほとんどの場合に英語はマスターできません
英語でコミュニケーションを取れるようになることと、英語をマスターすることとはかなり違います。
英語をマスターというと、ほとんどの方はネイティブ並に読み書きができるようになることと考えるかもしれません。
このレベルに到達するためには、その英語圏に住む他に方法はないともいえます。
しかも、1年程度ではお話にならず、できればその国の文化が分かってくる10年単位の時間が必要でしょう。
確かに、数年留学すると英語はかなり出来るようになりますが、それでも英語マスターにはかなり遠いと思われます。
つまり、日本に住む日本人が、英語をマスターすることは現実的には不可能です。
日本人のほとんどの人に英語は必要ないと思われますが、何割かの方には必要でしょう。
そこで英語のマスターを目指さずに、自分の仕事において十分使えるレベルを目標にすべきです。
そして、このような必要な方でも英語の習得に取り組む場合においては、目標をどの程度に置くかがとても重要です。
誤解を恐れずに言えば、どんなに英語を必要とする日本人であっても、ネイティブなみの英語を身につけることを目標にするのは道楽に近いでしょう。
外国語の学習分野として、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことの大きく4分野があります。
このうちの、聞くことと読むことの能力は一度習得すると、その能力ががくっと落ちることはありません。
ところが、話すことと書くことは、使っていないとその能力ががくっと落ちるという問題があるのです。
この特性を考えて、自分の目標とする英語のレベルを設定する必要があります。