こんにちは
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

 

📝私の簡単なプロフィール

  • 2021年4月 経済産業省へ入省

  • 2023年7月 経済産業省を退職

  • 2023年9月 株式会社Lean Stack設立

  • 2025年2月 地上波テレビ番組出演

  • 弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

 

このブログはAI/DXの推進を目指す中小企業の経営者さん、他にもAI/DXについて理解を深めたい個人の方向けに書いております。

 

 

ぜひ最後までご覧ください。

 



 

突然ですが、社長、
あなたの会社は今、儲かっていますか?

 

 

「売上は過去最高だ」
「引き合いも多く、ありがたい悲鳴をあげている」

 

 

とても素晴らしいことです。

 

 

しかし、もしその言葉の裏で、あなたの眉間に深いシワが刻まれているとしたら…?

 

 

「現場は常に人手不足で疲弊している」
「募集をかけても、若い子が全く集まらない」
「ベテラン社員が辞めたら、この事業はもう回らない」

 

 

その”嫌な汗”を決して見過ごしてはいけません。

 

 

なぜならそれは、

 

利益が出ているにもかかわらず会社が潰れる「黒字倒産」という、最も残酷な結末への危険信号

 

かもしれないからです。

 

 

これは決して大袈裟な話ではありません。

 

 

今、日本の中小企業の間で、かつてないスピードで「人手不足」を原因とする倒産が急増しています。

 

 

なぜ、このような深刻なテーマについて警鐘を鳴らすのか。

 

 

それは、経済産業省で日本経済、中小企業の現実を目の当たりにし、

 

 

そして今、株式会社Lean Stackの代表として多くの中小企業経営者と向き合う中で、「このままでは、本当に日本が危ない」という強烈な危機感を抱いているからです。

 

 

本記事では、この「黒字倒産」という不都合な真実から目を背けず、その本質と、私たちに残された唯一の希望について、私の全てを懸けてお伝えします。

 

静かに、だが確実に蝕まれる日本経済の現実


「人手不足倒産」

 

数年前までは、一部の業界だけの問題だと思われていませんでしたか?

 

 

しかし、最新のデータは衝撃的な事実を突きつけています。

 

 

帝国データバンクの調査によれば、2024年1~7月の人手不足倒産は191件に達し、前年同期の2.2倍という驚異的なペースで急増。

 

 

特に建設業界、介護業界などはかなり深刻な状態です。

 

 

シンプルに人がいないんですね。

 

 

このままいけば、年間で過去最多を更新することはほぼ確実な状況です。

 

 

他にも物流業、医療、そしてIT業界まで。

 

 

もはや「うちの業界は関係ない」と言える場所はどこにもありません。

 

 

私が経産省でお会いした、ある地方の製造業の社長の言葉が今でも忘れられません。

 

 

「吹上さん、うちは技術力には自信がある。大手からの注文も絶えない。でも、その注文をさばく職人があと数ヶ月で定年なんだ。

若い子に技術を継承しようにも、そもそも入ってきてくれない。このままだと、注文を断るしかない。いや、会社を畳むしかないかもしれない…」

 

 

その方の会社は、決算上は立派な黒字でした。

 

 

しかし、彼の顔は未来への希望ではなく、絶望の色に染まっていたのです。

 

 

これが「黒字倒産」のメカニズムです。

 

  1. 仕事の依頼が増える(黒字)

  2. しかし、対応できる人材がいない

  3. 無理な残業で既存社員が疲弊し、離職

  4. 納期遅延や品質低下が発生し、顧客の信頼を失う

  5. 結果、事業継続が不可能になり、倒産へ…

 

売上がないのではなく、
売上を支える「人」がいない

 

 

この構造的な欠陥が、真面目に経営している企業ほど、その首を真綿で締め上げるように追い詰めていくのです。

 

「給料を上げれば解決する」という危険な幻想

 

「人が足りないなら、給料を上げればいいじゃないか」

 

そう考える経営者も多いでしょう。
もちろん、魅力的な待遇は重要です。

 

 

しかし、残念ながら、体力のある大企業と同じ土俵で賃上げ競争をしても、中小企業に勝ち目はありません。

 

 

そもそも、問題の本質はそこだけではないのです。

 

 

若者が求めているのは、
本当に「給料の額」だけでしょうか?

 

  • 意味のない単純作業の繰り返し

  • アナログで非効率な業務フロー

  • 個人の成長を実感できないキャリアパス

 

 

もしあなたの会社に、このような「時代遅れの働き方」が残っているとしたら、いくら給料を上げたところで、優秀な人材は定着しません。

 

 

彼らは、自らの市場価値を高め、より創造的な仕事ができる環境を求めているのです。

 

 

つまり、今、経営者が向き合うべきは、

 

 

目先の「人の数」をどう確保するかではなく、未来永続的に人が集まり、活躍できる「生産性の高い仕組み」をどう構築するか

 

 

という問いなのです。

 

絶望を希望に変える「AI」という処方箋


では、どうすればいいのか?

 

 

八方塞がりのように思えるこの状況で、私が唯一の希望だと確信しているもの。

 

 

それが「AI(人工知能)」の活用です。

 

 

「またAIか…」
「うちみたいな小さな会社には無理だよ」

 

 

そう思ったかもしれません。
しかし、断言します。

 

 

その思考停止こそが、あなたの会社を黒字倒産へと導くのです。

 

 

AIは、もはや一部の大企業やIT企業だけのものではありません。

 

 

むしろ、リソースの限られた中小企業こそ、AIを”最強の武器”として活用し、この人手不足時代を乗り越えることができるのです。

 

 

例えば、AIはあなたの会社でこんな風に働いてくれます。

 

  • 面倒な事務作業からの解放
    毎日数時間を費やしていた請求書処理、経費精算、議事録作成、メールの仕分け…これらは全てAIに任せられます。社員はもっと付加価値の高い業務に集中できる。
     

  • 24時間365日働く営業マン
    ホームページやLINEからの問い合わせに、AIチャットボットが自動で一次対応。見込み客を逃さず、営業担当は本格的な商談だけに注力できる。
     

  • ベテランの”勘と経験”をデータ化
    AIが過去の販売データや市場トレンドを分析し、最適な発注量や新商品のアイデアを提案。属人化していた業務を仕組み化し、技術を継承できる。
     

  • 求人・採用活動の効率化
    膨大な応募者の中から、自社にマッチする人材をAIがスクリーニング。採用担当者の負担を劇的に減らし、ミスマッチを防ぐ。


これらはほんの一例です。
「AIが仕事を奪う」のではありません。

 

 

「AIが、人がやらなくてもいい仕事を奪ってくれる」のです。

 

 

そして、創出された時間で、

 

 

私たち人間は、

お客様との対話を増やしたり、
新しいサービスを考えたり、
部下の育成に時間をかけたりと、

 

 

本来やるべき創造的な仕事に時間を使うことができるようになります。

 

 

ちなみに、国もこの流れを強力に後押ししています。

 

 

「IT導入補助金」など、AIやDXツール導入にかかる費用の半分以上を補助してくれる制度も充実しています。

 

 

元経産省職員の視点から見ても、今は中小企業がデジタル化に舵を切る絶好のチャンスです。

 

 

ぜひ最初の一歩を踏み出して欲しいですね。


ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

 

人手不足による黒字倒産は、もはや対岸の火事ではなく、全ての日本企業に突きつけられた現実です。

 

この大きな時代のうねりの中で、
私たちは選択を迫られています。

 

 

「ウチには関係ない」と目を背け、茹でガエルのように静かに沈んでいくのか。

 

 

それとも、「居心地の悪さ」を覚悟の上で未知の世界に飛び込み、AIを最強のパートナーとして未来を切り拓くのか。

 

 

私は、一人でも多くの経営者に後者を選んでほしいです。

 

 

そして、その挑戦を全力でサポートするために、株式会社Lean Stackを設立しました。

 

 

もし、あなたが少しでも

 

 

「このままではマズい」
「何から始めればいいかわからない」

 

 

と感じているなら、どうか一人で抱え込まないでください。

 

 

まずは情報交換だけでも構いません。

私に直接連絡をください。

 


LINEでもXでもfacebookでも何でも構いません。

 

 

共に、この困難な時代を乗り越えるための次の一手を見つけましょう。

 

 

波に流されるのではなく、
自ら波を創る側へ。

 

 

この記事が、あなたの会社にとって、そして日本の未来にとって、何かしらの分岐点になることを心から願っています。

 

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事もお楽しみに^^

 

 

株式会社Lean Stack代表
吹上由樹

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

 

📝私の簡単なプロフィール

  • 2021年4月 経済産業省へ入省

  • 2023年7月 経済産業省を退職

  • 2023年9月 株式会社Lean Stack設立

  • 2025年2月 地上波テレビ番組出演

  • 弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

このブログは、日本の未来を支える建設業・工務店の経営者様、そしてAI/DXの推進を目指すすべてのビジネスリーダーに向けて書いております。

 

 

ぜひ最後までご覧ください。



はじめに:あなたの会社は、5年後も“人”で戦えますか?

 

突然ですが、9/25リアルセミナーを開催します。

 

 

と言いますのも、やはり人手不足が本当に深刻すぎるからです。

 

 

その問題をいかに解決すべきなのか、その糸口を得るきっかけにしていただきたいですね。

 

 

僕は断言できます。

 

 

AIは、もはやIT企業や大企業だけのものではなく、今この瞬間にもビジネスのルールを根底から書き換え、企業間の序列を容赦なく塗り替えている、紛れもない”現実”であると。

 

 

AIを業務に活用するのが本当に本当に当たり前になってきています。

 

 

職人の高齢化、採用してもすぐに辞めてしまう若手、そして「2025年問題」という待ったなしの規制強化…。

 

 

今日も頭を抱え、資金繰りや人員配置に奔走されていることでしょう。

 

 

その苦労は、痛いほど理解できます。

実際に私もそういった生声をたくさん聞いております。

 

 

そこで本記事では、その確固たる理由と、あなたの会社が今すぐ踏み出すべき未来への一歩を、私のリアルな体験と、株式会社Lean Stackの代表として見据える未来と共にお話しします。

 

 

さあ、いきます。

 

なぜ「AI格差」が“企業格差”に直結するのか


「うちはアナログな職人の世界だから、AIなんて関係ない」 そう思っていませんか?

 

つい以前までは、それで良かったかもしれません。

 

 

しかし、その“常識”は、もはや通用しない時代に突入しました。

 

かつては「情報格差」が経済の格差を作ると言われていました。

 

 

ただ、AIの台頭により、誰もが簡単に情報を手に入れられるようになり、情報の価値は暴落しました。

 

 

そして今、新たな格差が生まれています。

 

 

それが"AI格差”です。

 

 

シンプルに言えば、AIを使いこなす企業と、そうでない企業の間に生まれる、絶望的なまでの生産性の差です。

 

 

これが本当に広がってきています。

しかも、とんでもないスピードで。

 

 

これは決して大企業とかメガバンク、行政だけの話ではありません。

 

 

むしろ、リソースの限られた中小の建設会社や工務店こそ、AIを”最強の武器”として活用し、一発逆転を狙える千載一遇のチャンスが訪れているのです。

 

 

今こういった課題に取り組まれている中小企業さんが少数ではありながらいらっしゃいますが、本当に素晴らしいなと思います。

 

 

ぜひともその背中を押し続けていきたいです。

 

 

考えてみてください。

AIは24時間365日、文句も言わず、疲れも見せずに働き続けます。

 

 

あなたが長年の経験と勘で判断してきたことを、AIは膨大なデータを基に、より速く、より正確に分析します。

 

 

若手が見積作成や日報作成に費やしている時間を、AIはわずか数分で終わらせます。

 

 

AIを導入したライバル企業が、圧倒的なスピードと低コストで見積を提示し、次々と仕事を獲得していく。

 

 

一方であなたの会社は、従来通りのやり方で時間をかけ、気づけば価格競争で敗れ、優秀な人材も流出していく…。

 

 

これは決して脅しなんかではありません。

 

 

これから日本中で起こりうる、現実的な未来の姿です。

 

 

AIは、仕事を奪う“脅威”ではありません。

 

 

人間を、“人間にしかできない仕事”に集中させてくれる“最強のパートナー”なのです。

 

明日から現場が変わる、AI活用のリアルな一歩


「そうは言っても、具体的に何をすればいいんだ?」
「専門知識もないし、導入コストも高いんだろう?」

 

 

その気持ちはよく分かります。
しかし、心配は無用です。

 

 

今や、専門知識がなくても、低コストで始められるAIツールは無数に存在します。

 

 

ここでは、明日からでも、いいえ、今この瞬間から始められる具体的な活用法をいくつかご紹介しましょう。

 

 

① 事務作業の革命:事務所の残業をゼロにする

  • 日報・報告書の自動作成:
    現場で撮った数枚の写真と箇条書きのメモをAIに渡すだけで、体裁の整った報告書が自動で完成します。若手社員が深夜まで事務所でPCと向き合う時間は、もう必要ありません。
     

  • 図面や請求書のデータ化
    紙の書類をスマホで撮影するだけで、AI-OCRが自動でテキストデータに変換。手入力の手間とミスから解放されます。
     

  • 問い合わせ対応の自動化
    HPにAIチャットボットを設置すれば、簡単な問い合わせには24時間自動で対応。あなたは、より重要な商談に集中できます。

 

② 現場の生産性向上:安全と品質を次のレベルへ

  • AIによる安全管理
    現場のカメラ映像をAIが解析し、ヘルメットの未着用や危険エリアへの侵入を瞬時に検知。ヒヤリハットを未然に防ぎます。
     

  • ドローン×AI測量
    これまで数日かかっていた広大な土地の測量が、ドローンを飛ばすだけでわずか数時間で完了します。
     

  • 最適な工程管理
    過去の工事データや天候データをAIに学習させ、最も効率的な工程計画や人員配置を提案させることが可能です。

 

③ 技術継承の革新:ベテランの技を未来へ繋ぐ

  • AIマニュアル作成
    ベテラン職人の作業風景を撮影した動画をAIが解析し、動きのコツや注意点を自動でテキスト化・マニュアル化。新人教育の質が劇的に向上し、誰でも高いレベルの技術を学べるようになります。

 

 

これらはほんのほんの一例です。

 

 

そして、こうしたITツールの導入には、国や自治体の補助金が活用できるケースが非常に多いという事実も、ぜひ知っておいてください。

 

 

元経産省官僚として、この分野の情報がいかに経営者に行き届いていないか、私は肌で感じてきました。

 

まとめ:あなたは傍観者か、未来の当事者か


ここまでお話ししてきたことは、建設業の未来を変えるAIの可能性の、ほんの入り口に過ぎません。

 

 

「もっと具体的なツールの名前が知りたい」
「自社の場合は、どこから手をつければいいのか?」
「使える補助金の最新情報を、分かりやすく教えてほしい」

 

 

そんなあなたの本気の疑問に、私、吹上由樹が直接お答えする場をご用意しました。

 

 

9月25日(木)、建設・工務店の経営者様向けの特別セミナーを開催します。

 

 

※建設、工務店とは書きましたが、ぶっちゃけどの業種の方にも参考になる部分は存分にあると思っています。

 

 

このセミナーでは、
本ブログには書ききれなかった、

 

  • 明日から使える具体的なAIツールの徹底比較と実演

  • 建設業におけるAI導入の成功事例と、絶対にやってはいけない失敗事例

 

など、あなたの会社の未来を本気で変えるための情報だけを厳選し、惜しみなくお伝えすることをお約束します。

 

 

今、日本は大きな岐路に立たされています。

 

 

「AIなんてウチには関係ない」と目を背け続けるのか、

 

 

それとも、「居心地の悪さ」を覚悟の上で未知の世界に飛び込み、このセミナーをきっかけにAIを最強のパートナーとして未来を切り拓くのか。

 

 

その選択は、あなた自身に委ねられます。

 

 

踊らされるのではなく、自ら踊る側へ。
波に流されるのではなく、波を作る側へ。

 

 

この記事が、あなたの会社にとっての歴史的な分岐点となることを願っています。

 

 

9月25日、会場であなたの本気の眼差しにお会いできることを、心から楽しみにしています。

 

 

会場は大阪になります。
もしご参加したい方がいらっしゃったら本記事にコメントをください。

 

 

詳細をお送りいたします。

 

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

また次の記事でお会いしましょう^^

 

株式会社Lean Stack代表
吹上由樹

 

こんにちは、

 株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

 

📝私の簡単なプロフィール

  • 2021年4月 経済産業省へ入省

  • 2023年7月 経済産業省を退職

  • 2023年9月 株式会社Lean Stack設立

  • 2025年2月 地上波テレビ番組出演

  • 弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

このブログは、AIという言葉に未来を感じつつも、どこか他人事のように感じてしまっている中小企業の経営者、活用したいけど、そもそも何に使えるのかが分からない方に向けて書いています。

 

 

今回はAI/DXの可能性について語っていきます。

 

なぜAI/DX推進が必要なのか?

 

まず大前提、今後の中小企業ではAI/DXはマストです。

 

 

理由はシンプルに働き手がいないからですね。

 

 

で、人口ピラミッドを見ていただいたら分かる通り、増えていく兆しもありませんと。

 

画像

 

まあ、こんな感じで人手不足というのは時間が経つにつれて深刻になっていきます。

 

 

そうなると当たり前ですが、何かしら生産性を上げる施策を打つ必要があるわけで、

 

 

大規模なところで言うと、ロボット導入だったり、小規模で言うと、何かしらのツールを入れることで人間がやらなくてもいい業務を任せていく必要があります。

 

 

まあ、こういっても、

 

「そんなのは分かっている」
「AI触れてるよ(ドヤ)」

 

と言われることがかなり多いのですが、ただ、やっぱり具体的な打ち手が見つからずになかなか行動できないとか、

 

 

現状維持を続けてしまっている経営者の方って結構多いです。

 

 

体感としては70%~80%はやっぱり本気で向き合おうとしてないんじゃないかなーと。

 

 

あるあるなのが、

 

「やっぱり業務効率化大切ですよねー、今度AI触れてみます!」

 

とは言うんですが、多分触ってない。

 


うん、絶対触ってない。

 

 

まあ、経営者も人間ですからそんなもんだろうとは思っているのですが、でも、この人手不足という課題って時間が経てばもう取り返しがつかないんですね。

 

 

倒産する中小企業だったり、リストラを実行する大企業がかなり増えてきていますが、

 

いずれも赤字で倒産、リストラを実行している会社だけではなく、

 

人手が足りないとか、後継者がいないとかね。

 

 

そういう理由で黒字にも関わらず倒産する中小企業が非常に増えてきているわけです。

 

 

こういうのを防がないとまずいぜって話でして、というか、めちゃ勿体無い。

 

 

必要とされているサービスを人手不足を理由で畳みたくないじゃないですか…

 

 

お仕事はどんどん入ってきてるのに人がいないから断らざるを得ないなんて。。。

 

 

で、やっぱり今後マストになってくるのは、

 

 

人間がやらなくていい仕事ってのはシステムなりツールなりに任せてしまうことです。

 

 

これはもうね、向き合っていかないと仕方がないんですわ。というか、人を雇うよりもいい側面もありますけどね。

 

 

文句言わず働いてくれるし、遅刻しないし、嫌われるんじゃないかと心配しなくてもいい笑。

 

 

最強の部下を作れるかって話です。


ただ、作るのは経営者自身ですからね。

 

だからこそAI/DXは欠かせないよって話です。

 

AI/DXは目的ではなく、あくまで手段

 

ここまでAI/DXについて色々と話してきたわけですが、一点注意して欲しいポイントがありまして、

 

それが、AI/DXの目的化ですね。

 

 

つまり、AI/DXを活用すること、導入することは目的ではないですって話です。

 

 

あくまで手段であって、AI/DXを活用した先にどんな未来を実現させたいのかってところが重要になってきます。

 

 

AIと一概に言っても色んなものが出てきています。

 

 

ChatGPTをはじめ、Claude、Gemini、NotebookLM、Cursorなどなど。

 

 

(ちなみに僕はGemini、notebookLM推奨派です。)

 

 

もうね、数えようと思ったらキリないですし、1ヶ月前の情報が古くなるってのも当たり前の世の中になってきています。

 

 

AIの台頭で解約が止まらないSaaSもたくさんあります。

 

 

ChatWork、notionとかもかなり業績落ちてるんじゃないかな。

 

 

あと、zoomもね。

 

 

僕からするとNotionは本当に画期的だったんだけど、

 

 

全部Googleのworkspaceにぶち込んだなら終わりみたいなことになってしまって、使う理由がなくなってきてるんじゃないかなーと。

 

 

って感じで、

 

 

そんな激動のこの時代にどうやって生き残るかというのが我々の大きなテーマになってくるわけですが、やはりその中心に存在するのはAI/DXだと思います。

 

 

ちなみに個人的には「非効率的なことに時間を使う」というのがAI/DXの目的として据えています。

 

 

例えば、人と人とのコミュニケーションとかね。

 

 

まあこういうのって資本主義100%で考えたらいらないわけですよ。

 

 

決まったことを淡々とロボットのようにこなしてくれた方が会社に貢献してもらえるからです。

 

 

でもね、広がりが生まれないというか、なんというか、レバレッジが効かないんですよね。

 

 

要は、蓄積されるものがゼロ。

 

 

AI/DX化がどれだけ進んだとはいえ、やっぱり人にしかできないことって必ずあるわけです。

 

 

例えば、人と人をつなぐだったりとか、信用を貯めるとかね。

 

 

これはAIには真似できないことである上に、未来に蓄積されていくという性質がありますよね。これこそ人間が生み出すことができる唯一の価値なんじゃないかな。

 

 

って僕は思ってます。

 

 

だから少しまでまではSNSで輝いてたら稼げるみたいな時代でしたが、これからはアナログが来ますよ。

 

 

一見矛盾していることを言ってるように聞こえるかもしれませんが、AI/DXを進めるというのはスタンダードの考え方になってきます(もちろん早い方がいいに決まっている)。

 

 

そうなるとデジタルの価値は薄れていき、相対的にアナログの価値が爆上がりするってことですわ。

 

 

やっぱりそこにどれだけ我々人間が目を向けることができるかってところが焦点になってくるんじゃないかなーと。

 

 

で、AI/DX化することで非効率的な時間を生み出す、余白を作り、人間にしかできない発想、クリエイティブなどを創出すること。

 

 

これがAI/DXを推進する一番の目的です。

 

 

まあ、ぶっちゃけ人間はアナログチックにワイワイして仕事とってきたり、一緒に仕事するパートナーを見つけてる時なんかが一番幸せなんじゃないかなーと思いますね。

 

 

僕自身も利益とかお金とか度外視で、知り合いとお酒飲みながら、ダーツとかビリヤードを本気でやってる時が一番楽しいです。

 

 

お金は人間が生み出した幻想とはまさにこのことかもしれませんね。

 

 

とは言っても、売上上げないといけないし、個人でも稼ぐ力は今後より問われてくるでしょうから、

 

 

AIのことやシステム開発・導入など色々と聞きたいことあればお気軽に連絡いただけると嬉しいです。

 

 

人間は仕事をしなくてもいい世界を一緒に作っていけますと幸いです。

 

 

▼株式会社Lean StackのHPはこちら


https://www.leanstack-buzz.com/

 

 

最後まで、僕の自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。

 


また次の記事でお会いしましょう。

 

 

株式会社Lean Stack代表

吹上由樹

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

📝私の簡単なプロフィール
2021年4月経済産業省へ入省
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2023年9月株式会社Lean Stack設立
2025年2月地上波テレビ番組出演
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このブログはAI/DXの推進を目指す中小企業の経営者さん、他にもAIについて理解を深めたい個人の方向けに書いております。

 

 

ぜひ最後までご覧ください。

 



 

突然ですが、ここ最近、日本経済新聞でよく目にするニュースがあります。

 

 

それが、
黒字倒産する会社が急増している。

という内容です。

 

 

黒字なのになぜ?となるところですが、

 


主な原因・理由はシンプルで、

働く人がいないから

です。

 

 

要するに「人手不足」です。

 

 

特に建設業、介護業、製造業、運送業のようなブルーカラーの職種では、人手不足による倒産が今後拍車がかかってくることでしょう。

 

 

実際、年間90万人以上の人口が減っているわけですから、仕方がないことです。

 

 

 

 

人口ピラミッド見ればもう約束されている未来なわけですよ。

 

 

ただ、そんな未来がやって来るのをボケーっと口に指を咥えて待ってるわけにもいかないですよね。

 

 

今後ブルーカラーの業界に残された選択肢は全部で3つ。

 

 

一つ目は、マンパワーで解決する。

 

 

要は人を採用してお仕事をたくさんこなしてもらうというパターン。

 

 

で、二つ目がデジタルの力で生産性を上げるパターンです。

 

 

そして最後が、

何もしない、現状維持を続けるパターン。

 

 

さて、あなたはどの選択肢を選びますか?

 

 

実際に建設業の倒産数は過去最多ですし、他の業界も同じ状況が目立ちます。

 

 

今回ご支援させていただいている社会福祉施設さんも同じ悩みを抱えられており、先手先手で動いていきたいと意気込まれています。

 

 

先を見据えて動けるリーダーがいる会社の未来はやはり明るいだろうなーと。

 

 

ここまでを簡単にまとめると、

 

 

①マンパワーで解決する。要は人を採用してお仕事をたくさんこなしてもらう。
②デジタルの力で生産性を上げる。
③会社が潰れるのを待つ。要は現状維持。

 

 

上記のどれを選択するか、

決断する時が刻一刻と迫っています。

 

 

今回は②の選択肢を選択された社会福祉施設さんの支援について簡単に語っていこうと思います。

 

 

参考にできる点があればやってみるといいかもしれません。

 

 

ちなみに、あなたは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を聞いて、どんなイメージを抱くでしょうか?

 

 

「全社を挙げて、業務プロセスを根底から見直す一大プロジェクト」


「莫大な予算と優秀なIT人材が必要な、壮大な改革」


「うちみたいなアナログな組織には、夢のまた夢…」

 

 

もし、そんな風に「DX=全身麻酔を必要とする大手術」のように捉え、無意識に身構えてしまっているとしたら。。。

 

 

厳しいようですが、その「壮大な物語」に囚われていることこそが、DX推進を阻む最大の壁なのかもしれません。

 

急激な改革が「リバウンド」を生むという不都合な真実

 

昨日、改めてヒアリングにお伺いしたところ、1時間を予定したヒアリングが2時間半も要しました。

 

 

何が言いたいかというと、そのくらいAI/DX推進できる余地があるということです。

 

 

むしろ、色々と話してもらっていたら、

あ、それも効率化できるんだとご理解いただけることが非常に多いです。

 

 

要は何を効率化できるのか、そもそもAI/DXって何?ワッツアップ?って企業さんが非常に多い。

 

 

これは、ChatGPTやGeminiを活用できていれば分かるかって言われるとそうではありません。

 

 

やはり、各企業ごとに行なっている業務が異なるわけですから、そこは自社に合わせた効率化、AIの活用方法を見出すことがマストになってくるわけです。

 

 

同じAIを使うにしても、そのAIをどのように学習させて稼働させたいのかはやはり十社十色です。

 

 

なので、ここまでヒアリングを重ねる必要があるわけですね。

 

 

で、ここからが割と重要なのですが、

2時間半もヒアリングをさせてもらっていると、

あれもできるね、これもDX化できるよね。

 

こんなのもいいんじゃない?みたいな感じで、無限にアイデアが湧き出てきます。

 

 

もちろん、システムを開発して〇〇ができるようになれば、社員が楽になるのでは?

 

というような、大規模な変革をもたらすであろう案も出てきます。

 

 

ここで注意なのが、

小さなところから着手するということ。

 

 

もっと厳密に言うと、

 

既存のシステムに関与しない部分で効率化を体験していただくこと。

 

 

が重要だと考えています。

 

 

いきなり大規模なDX化をしようとすると、社員から間違いなく反対の嵐がやってきます。

 

 

で、社員さんの協力を得ることができずに頓挫する、なんて事例は腐るほどあるわけです。

 

 

また、すでに導入しているシステム機能に関与する部分に手をつけると、既存のシステムを新規のものに変える必要が出てくる可能性が高く、これもこれでかなり大規模な変革をもたらすことになります。

 

 

要はいきなり大きく変化しようとすると、どうしても揺り戻しが来まっせって話ですね。

 

 

なので、ダイエットと同じく、まずはジムに行くことを習慣にすること。

 

 

DXで言うと、まずはAIを活用するのを当たり前にする、ルールにする。

 

 

会議を録音して、そのデータをAIに読み込ませて要約してもらう。

 

 

シフト表と勤怠システムのデータが合致しているかを目視で確認していたのを、AIに一次チェックしてもらう。

 

 

こういった小さいところからでいいと思うんですよね。

 

 

少しずつ社内にAIを活用する文化が根付いていき、いずれ大きな変革に繋がります。

 

 

特に今はまだ社員さんの理解を得るのが難しいフェーズにありますから、まずは社員さんの理解を少しずつ得るところから始めるでいいと思います。

 

 

短期決戦ではなく、長期戦。

 

 

この考えを肝に銘じておいていただければいいのではないかと。

 

なぜ、今「ブルーカラー」の現場なのか?

 

私が今、数ある業界の中でも特に「ブルーカラー」の現場に強い使命感を感じているのには、明確な理由があります。

 

 

先述と重なる部分があるのですが、日本は世界でも類を見ないスピードで超高齢化社会に突き進んでいます。

 

 

人手を必要とする企業は増え続ける一方で、現場を支える働き手は減っていく。

 

 

特にブルーカラーの現場は、深刻な人手不足という構造的な課題に直面しています。

 

 

まさに、日本の未来の縮図とも言えるのではないでしょうか。

 

 

私が経済産業省にいた頃、私はこの国の社会課題をマクロな視点で見てきました。

 

 

もちろん、補助金や制度設計といった政策的なアプローチも重要です。

 

 

しかし、それだけでは埋められない、現場レベルでのリアルな課題が山積していることも痛感していました。

 

 

「ブルーカラーの現場」は、最も”人間らしさ”が求められる領域です。

 

 

だからこそ、AI/DXは単なる業務効率化のツールであってはならない。

 

 

AIに任せられる作業は任せることで、職員の方々が、利用者一人ひとりと向き合う時間、心を通わせる時間、

 

 

つまり「人にしかできない、温かい仕事」に集中できる環境を創り出す。

 

 

これこそが、私たちが目指す「温かいDX」の核心です。

 

500名規模の組織に仕掛ける「スモールスタート」戦略

 

従業員500名という規模の組織は、素晴らしい文化や伝統がある一方で、長年培われた仕事のやり方が根付いており、変化への抵抗感が生まれやすい側面もあります。

 

 

だからこそ、私たちは「一気に変える」ことをしません。

 

 

まず着手するのは、現場の誰もが「これならできそう」「これなら助かる」と思えるような、小さな成功体験を積み重ねること。

 

 

例えば、

 

  • 日報や記録の入力作業:毎日、手書きや転記に費やしていた時間を、音声入力や簡単な自動化ツールで1/3に短縮する。
     

  • 会議の議事録作成:AIが自動で文字起こしと要約を行うことで、会議後の面倒な資料作成から解放される。
     

  • シフト作成の補助:複雑な条件を考慮したシフト案をAIが複数提案し、管理者が最終決定する時間を大幅に削減する。

 

これはもしかすると些細な変化かもしれません。

 

 

しかし、この「AIって、意外と使えるじゃん」「おかげで少し早く帰れた」という小さな”ポジティブな実感”こそが、組織全体の空気を変えていくのです。

 

 

「また新しいことをやらされるのか…」というアレルギー反応が、

 

「次はどんなことが楽になるんだろう?」というワクワク感に変わっていく。

 

 

火種は小さく。

 

 

しかし、その火を確実に燃え広がらせ、やがて組織全体の文化を変える大きな炎へと育てていく。

 

 

それが私たちの戦略です。

 

 

もちろん、こうしたDX推進にはIT導入補助金など、国や自治体の支援制度が活用できるケースも多く、元経産省としての知見を活かし、クライアントの負担を軽減するサポートも我々の強みです。

 

 

この挑戦の物語は、まだ始まったばかりです。

 

 

多大な貢献ができるよう、我々は今後も精進していきます。

 

 

この記事が、あなたにとっての小さな分岐点になれば、これほど嬉しいことはありません。

 

 

ご相談や、ちょっとした疑問でも構いません。

 

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

また次の記事もお楽しみに。

 

 

株式会社Lean Stack代表 吹上由樹

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

 

📝私の簡単なプロフィール

  • 2021年4月 経済産業省へ入省

  • 2023年7月 経済産業省を退職

  • 2023年9月 株式会社Lean Stack設立

  • 2025年2月 地上波テレビ番組出演

  • 弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

このブログは、AIの進化の先に待つ未来を見据えたい、すべての経営者、ビジネスパーソンに向けて書いております。

 

 

ぜひ最後までご覧ください。

 


AIがもたらす完璧に効率化された世界。それは本当に”理想郷”か?

 

これまで私は、このブログを通じて「中小企業こそAI/DXを推進すべきだ」と、その重要性を繰り返し訴えてきました。

 

 

資料作成、議事録、メール返信、広告クリエイティブ… あらゆるタスクがAIによって自動化され、人間の生産性は飛躍的に向上する。

 

それは紛れもない事実であり、私たちが目指すべき喫緊の課題です。

 

 

しかし、今日はあえて、あなたに一つの問いを投げかけたい。

 

 

「すべてが効率化され、無駄が削ぎ落とされた世界は、果たして本当に”理想郷”なのだろうか?」

 

 

AI推進の旗振り役である私が、なぜこんな哲学的な問いを立てるのか。

 

矛盾している、と感じるでしょうか。

いいえ、違います。

 


これは、AIを否定する話では決してありません

 

 

AIの進化の”その先”を見据え、この革命的なテクノロジーを真に使いこなし、

 

AI時代における勝者の条件を考える上で、避けては通れない本質的なテーマなのです。

 

 

僕は断言できます。

 

 

AIが普及すればするほど、皮肉なことに、私たちが最終的に行き着く価値の源泉は、最も”アナログ”なものになる、と。

 

 

さあ、AIのその先へ、

思考の旅に出ましょう。

 


価値の逆転劇。なぜAIは”アナログ”を輝かせるのか?

 

経済の最も基本的な原則。

 

 

それは「希少なものに価値が生まれる」ということです。

 

 

かつて、正確な「情報」や高度な「知識」は希少でした。

 

 

それを持っている専門家や企業が、大きな価値を持っていました。

 

 

しかし、ChatGPTをはじめとする生成AIの登場で、何が起きたか。

 

 情報や知識は、もはやコモディティ(ありふれたもの)になりました。

 

 

「ググる」という行為すら古く感じられるほど、誰もが瞬時に、専門家レベルの知識にアクセスできるようになったのです。

 

 

では、これから何が「希少」になるのでしょうか?

 


答えは、AIには絶対に創り出せないものです。

 

  1. 非効率な”体験”と”身体性”

    AIは最短ルートを提示しますが、人間は時に、遠回りな旅のプロセスそのものを楽しみます。焚き火の火をただ眺める時間、目的もなく仲間と交わす雑談、手作りの料理の不格好だが温かい味。五感を通じて得られる、非効率で身体的な”体験”の価値は、デジタル化が進むほど相対的に高まります。
     

  2. 共感と”熱狂”

    AIは論理的で完璧な文章や音楽を作れますが、人の心を揺さぶる”熱狂”は生み出せません。アーティストのライブで生まれる一体感、スポーツで奇跡的な勝利がもたらす歓喜、経営者が語るビジョンへの共感。この不合理で感情的な”熱”こそが、人を動かす最大のエネルギーです。
     

  3. 偶然の出会いと”化学反応”

    AIは最適化されたマッチングはできますが、予期せぬ”偶然の出会い”はデザインできません。たまたま隣に座った人と意気投合して新しいビジネスが生まれるような、予測不能な化学反応。これこそが、アナログな場の持つ最大の価値です.

 

つまり、

 

 

「検索すれば分かること」の価値はゼロに近づき、「その場でしか味わえない体験」や「その人からしか聞けない熱量のある話」の価値が天井知らずに高まっていく。

 

 

これが、AI時代に起きる”価値の逆転劇”の正体です。

 


AIは手段。目的は”人間性の解放”にある。

 

「じゃあ、AIなんて導入せずに、アナログなことをやっていればいいのか?」 それは違います。

 

 

むしろ、逆です。

 

 

AIを徹底的に活用し、非人間的な作業から人間を解放する。

 

そして、AIによって生み出された時間とリソースを、人間にしかできないアナログな価値創造に再投資する。

 

 

これこそが、これからの経営者が持つべき視座です。

 

 

例えば、
 

  • 旅館業

    予約管理、清掃、配膳の一部をAIやロボットに任せ、効率化を極める。その一方で、人間である仲居は、顧客一人ひとりとの対話に全ての時間を注ぎ、「最高のおもてなし」という究極のアナログ価値を提供する。
     

  • 製造業

    生産ラインの管理や品質検査はAIに任せ、不良品率をゼロに近づける。人間である職人は、その技術と感性で、AIには作れない”一点モノ”の作品創りに没頭する。


 

AIはあくまで手段です。
目的ではありません。

その先が大事なのです。

 

 

AIを使いこなし、生産性を上げることで、じゃあ次に何ができるか、どんな新たな価値を創造できるか。

 

そこにこそ、私たちの未来がかかっています。

 

そして、AIがどれだけ進化しても決してなくならない、むしろその価値が飛躍的に高まる究極のアナログ資産。

 

 

それが、「人との繋がり」です。

 

 

特にこれからの時代は、一人で全ての情報をキャッチアップし、最適な意思決定を下すのは不可能に近いです。

 

 

だからこそ、同じ志を持つ仲間と繋がり、知見を共有し、共に未来を創造していく「繋がり」そして「コミュニティ」の力が不可欠になります 。

 


まとめ:AIの先へ。あなたは、何をしますか?

 

AI革命の波は、私たちの働き方、そして生き方そのものを変えようとしています。

 

この変化を、単なる「効率化」の文脈だけで捉えるのは、あまりにもったいない。

 

AIによって、私たちは、やりたくない退屈な作業から解放されます。

 


問題は、その先に何を求めるか、です。

 

 

空いた時間で、顧客と深く向き合うのか。
空いた時間で、従業員と未来を語り合うのか。
空いた時間で、新しい仲間と出会い、世界を変えるアイデアに熱狂するのか。

 

 

AIに踊らされるのではなく、AIを使いこなし、人間性の価値を最大化する側へ。

 

 

波に流されるのではなく、波を作る側へ。

 

 

ぜひこの記事を、あなたの会社の、そしてあなた自身の「AIのその先」を考えるきっかけにしていただけたらと思います。

 

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

また次の記事でお会いしましょう。

 

 

株式会社Lean Stack代表

吹上由樹