こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA
 


はじめに

「顧問先を増やしたいけど、人手が足りない。」

 

税理士や社労士の事務所で、
よく聞く悩みです。

 

確かに、社労士なら女性活躍推進の助成金申請、税理士なら決算手続きなど、スポットで収入が入ることはあります。

 

しかし、メインの収入源は顧問契約

 

なんですよね。

 

となると、

シンプルに顧問先を増やすには、
担当者を増やす必要がある。

 

でも、周知の通り、

 

最低賃金は上がり続けているし、一度雇用すると簡単には切れない。

 

売上が天井に来ているのに、伸ばせない。

 

そんなジレンマに陥っている事務所は、少なくありません。

 

でも実は、この問題には解決策があります。

 

それは、デジタルによる業務効率化です。

 

業務効率化は「守り」の施策だと思われがちですが、

 

実は売上を伸ばすための「攻め」の手段なんです。

 

この記事では、士業の事務所がなぜ業務効率化に取り組むべきなのか、そしてどう始めればいいのかを具体的にお伝えします。

なぜ士業の事務所は売上が伸び悩むのか

士業の事務所の収入構造は、シンプルです。

 

顧問契約数 × 単価 = 売上

 

顧問先を増やせば売上が上がる。

 

しかし、現実はそう簡単ではありません。

 

顧問先を1社増やすには、担当者を付ける必要がある。

 

従業員一人が担当できる社数も限界があるので、要は天井があるわけです。

 

簡単に人を雇えたらいいものの、人を雇うには残念ながら膨大なコストがかかる。

 

最低賃金は年々上がり、一度雇用すると簡単には解雇できない。

 

マンパワーを増やさないと売上が上がらない。

 

でも、マンパワーを増やすとコストがかかる。

 

このジレンマが、多くの事務所を苦しめています。

 

さらにさらに、価格転嫁も難しい。

 

「今まで月2.5万円だった顧問料を、月3万円に値上げします」と言えば、顧客は離れていく。

 

1000円の値上げでも、顧客を失うリスクが十分にあるわけです。

 

売上がステイのまま、コストだけが上がっていく。

 

これが、多くの士業事務所が直面している残酷な現実なのです。

業務効率化は「守り」ではなく「攻め」である

業務効率化というと、コスト削減のための「守り」の施策だと思われがちです。

 

確かに、コスト削減の効果はあります。

 

しかし、それだけではありません。

 

業務効率化は、雇用を増やさずに顧問先を増やすための「攻め」の手段なんです。

 

例えば、1人の担当者が10社の顧問先を担当しているとします。

 

業務効率化により、同じ時間で15社を担当できるようになったらどうなるか。

 

雇用を増やさずに、顧問先を5社増やせる。

 

言い換えると、5社分の顧問料分、売上が伸びるわけですよ。

 

これが、業務効率化の真の価値です。

 

デジタルの力で、リソースを生み出す。

 

雇用を増やすのではなく、デジタルの力で顧客を増やすためのリソースを作る

 

これが、これからの士業事務所に必要な視点です。

なぜ今、業務効率化が必要なのか

「AIは使っているけど、何を使えばいいかわからない。」

 

「ChatGPTは使っているけど、精度が荒くて、思ったように動いてくれない。」

 

そんな声を、現場で何度も聞いてきました。

 

確かに、AIツールはたくさんあります。

 

ChatGPT、Claude、Gemini、NotebookLM……。

 

どれを選べばいいのか、どう使えばいいのか、分からない。

 

だから、業務効率化に踏み出せない。

 

しかし、ここでパイオニアになると、大きな差別化ポイントになります。

 

今、マンパワーで回っている事務所は多い。

 

でも、それは言い訳にしかなりません。

 

最低賃金は上がり続け、売上がステイなら、利益は逼迫していく。

 

もう、待っている時間はないんです。

 

実際に、私がDX支援に入った士業事務所2社では、業務効率化により大幅な時間削減を実現しました。

 

大幅な時間短縮に成功しています。

 

もう最高としか言い表しようがないです。

 

今、行動を起こすかどうか。

 

それが、これからの5年、10年を左右する分岐点です。

業務効率化で実現できること

できればつらつらとこんなことできるよー、あんなこともできるんだよーと伝えたいのですが、

 

士業の中でも税理士、社労士、弁護士、会計士、行政書士などなど、

 

ぶっちゃけ同じ税理士とかでも何を使えばいいかは、現在どんな業務をやられているのかで全く変わります。

 

なので、参考にならないことが多めなので割愛しますね。

 

ご自身の業務に最適なAIを知りたい!って方がいたら何かしらの媒体でご連絡ください笑。

まとめ:今日やるべきこと3つ

業務効率化は、士業事務所の売上を伸ばすための「攻め」の手段です。

 

雇用を増やさずに、デジタルの力で顧問先を増やす。

 

これが、これからの士業事務所に必要な視点です。

 

まずは、以下の3つから始めてみてください。

  1. 1つの業務でAIを試す
    議事録の自動作成から始めて、効果を実感する。
     

  2. チームで成功体験を共有する
    「この業務でAIを使うと、これだけ時間が削減できた」という実績を見せる。
     

  3. 小さく始めて、効果が出たら横展開する
    1つの業務で成功したら、他の業務にも挑戦する。

今、行動を起こすかどうか。

 

それが、これからの5年、10年を左右する分岐点です。

 

なお、11月下旬から12月頭にかけて、士業特化の業務効率化支援サービスをリリース予定です。

 

士業の中でもある一つの〇〇士に特化させています。

 

本当に本当にニッチに打ち出すサービスになっていますが、大いに貢献できるサービスになっていますので、是非とも楽しみにしていてください。

 

私もウズウズしております笑。

 

もちろん、実際の業務に即した形でサポートします。

 

詳細が決まり次第、お知らせしますので、ぜひご期待ください。

 

業務効率化は、経営判断と現場実装をつなぐ強力な武器になります。

 

是非これからAIの導入やDX推進に力入れていきたいぞって方はフォローしておいてください。

 

では、また次の記事で^^

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

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