こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 


【著者プロフィール】

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 


 

今日は「Notion AIって、実務的に“ちょうど良い”のでは?」という話です。

 

NotionAIの概要はこちら

https://www.notion.com/ja/help/guides/category/ai

 

 

大仰な導入や専門用語は置いておいて、現場で効くのは「今ある仕事が軽くなるか」「明日から回るか」。

 

ここだけです。

 

最近、建設業のDX相談や、社労士さん(1〜5名規模)の導入伴走をしていて、Notion AIが“過不足ない選択肢”になり得る場面が増えてきました。

 

そういった方々との関わりから見えてきたのがNotionAIの可能性です。

なぜ、いきなり現場ではなく「事務」から?

結論、現場はAI/DXの導入ハードルが非常に高いです。

 

社長さんがDXやりたくても、現場から批判の嵐があり、全然前に進まないという状況が起きてしまうことも少なくありません。

 

特に建設現場や社会福祉施設などのスマホがなくても現場が回ってしまう業界だと現場からの批判が起きやすいですね。

 

 

一方、事務なら

“今日の会議の議事録”
“見積・請求の初稿”
“顧客メモの統一”

など、すぐに成果が出ます。

 

 

ここにAIを点で刺すと、組織が前に動き出す。

 

たとえば、支援に入らせてもらっているA社のケースでは「面談記録→要点抽出→Chatwork通知」を整えるだけで、管理者が全体把握しやすくなりました。

 

B社では「メール→LINE WORKSの自動振り分け」を設計しつつ、見積〜請求の“統一テンプレ”を決めるだけで、月末の混乱が目に見えて減ります。

 

どちらも、Notionを“情報の置き場”にし、AIは要約・初稿・タグ付けの補助輪として使うのが肝です。

意外と良い、Notion AIの“ちょうど良さ”

  • 文章生成と要約が“十分に速い”

    • 会議ログから決定事項・未決事項・ToDoを3行で抜く。ドラフト率が上がるだけで、共有スピードは跳ね上がる。
       

  • Excel/CSVと相性が良い

    • 最初はCSVで往復。嫌ならすぐ戻せる“退路”があるから、導入恐怖が減る。
       

  • 一元化のベースが先にある

    • カルテ、タスク、議事録、ファイル、すべてを横断で検索。探す時間を削る効果は想像以上。
       

  • カスタマイズの余白

    • MVP(最小構成)から始め、必要なら広げる。“やりすぎる前に成果が出る”設計にしやすい。

 

こんな感じで結構いいところが多いのと、ちゃんとレクチャーすれば事務経験ある方だとかなりスラスラ使いこなすことができるので、非常に良い。

 

あと、個人的にいいと思うのは、Notion内で業務が完結することです。

 

 

つまり、ChatGPTに聞いてコピーして貼り付けて、また、ChatGPTに。。。みたいに行ったり来たりする必要がないんですね。

 

 

Notionの中にAIが搭載されているわけなので、Notionさえ開いておけば業務が完了してしまうのです。

 

地味だけどめちゃめちゃいいよね。

 

一時期、AIとの連携がなかなかできないという理由からNotion微妙かもって言われてきたけど、

 

吹き返しててビビり散らかしております。

 

私個人的にはCursorがおすすめなのですが、元々エンジニア向けのツールなので、組織には浸透しにくいと思います。

 

なんでもできすぎるのと、使い方マスターする前に挫折する人も多いのかなと。まあ、業界にもよりますが。

 

なので、組織全体にAIを根付かせたいならNotionが取り組みやすいし、現場の方々にも使ってもらいやすいように思います。

 

NotionAIええですよ。

 

組織単位でAIの活用を活性化させたい方はぜひNotionAI検討してみてください。

 

AIでみんな暇になりましょう。
そして、本業を散歩にしましょう。

 

 

ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

また次の記事でお会いしましょう^^


 

【著者プロフィール】

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

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ご相談はこちらからどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

 

今日は建設業向けのDXについてお話ししていきます。


建設業のDXは「事務から」始めるのが最短ルート


いきなり元も子もないことを言いますが、建設業の現場は、正直に言うとDXに向いていません。

 

 

理由はシンプルで、リテラシーの差、安全配慮、専門性の高さ、そして「現場はスマホを見ない」文化が根強いからです。

 

 

にもかかわらず、現場にいきなりシステムを入れて失敗する事例を、私は何度も見てきました。

 

 

ではどうするか。

 

答えは一つ——まずは「事務」から始めること。
これが遠回りに見えて、実は最短ルートです。

 



いま建設業が直面している現実
 

  • 人手不足が恒常化。採用しても定着しにくい。

  • 高齢化が進み、ベテランのノウハウが個人の頭の中に眠ったまま。

  • 見積・請求、議事録、訪問記録など“紙と記憶”に依存。

 

この状態で「現場にAIを入れましょう」と言っても定着しません。

 

DXは“正論”だけでは進まず、文化と運用が伴って初めて前に進みます。

 

だからこそ、組織に負荷の少ない「事務」から、小さく確実に成果を出すのが合理的なのです。



事務から始める3つの打ち手


1) 見積・請求の初稿をAI化

過去案件のCSVとフォーマットをフォルダで管理し、AIに「単価参照→小計→税→特記事項」の流れで初稿を作らせます。

人は“確認”に集中。


2時間かかっていた初稿作成は10分に短縮できます。

 

まずは3案件でROIを測定し、効果を数値で示しましょう。


2) 議事録は“作る”から“出す”へ

訪問や打ち合わせ後の音声を文字起こしし、「決定事項/未決事項/担当者/期限」で自動整形。

 

下書きをChatworkへ送れば、管理職がどこで何が話されているかを即把握できます。

 

テンプレを先に決め、過去の議事録3本を“学習用見本”として置いておくのがコツです。


3) 情報の一元化(Notionで集約)

Salesforceやkintone、表計算など散らばった情報を、まずはNotionに「見える化」。

 

検索と紐づけが効くだけで、ムダな往復が激減します。

 

将来的にシステムを刷新するにしても、まず“棚卸しと集約”がないと移行が難航します。

 

ちなみにNotionが正義というよりは、社内の状況から移行しやすいものを選択、もしくは既存のツール一つに集約させるとかでも全然問題ないです。

 


技術継承は「動画×AI」で資産化する

テキストだけでは、現場の“暗黙知”は伝わりません。

 

だからベテランの作業を動画で撮り、AIに要点抽出をさせます。

 

NG例、安全上の注意、確認チェックリストまでセットにして短尺クリップ化。

 

これを新人教育に使えば、教育期間は6ヶ月→3週間に。

 

品質の平準化と属人リスクの低減に直結します。

 

「○○さんしか知らない」は、会社の最大のボトルネックです。

 

知見を“人”から“資産”へ。
動画は、その最短の橋渡しになります。

 


ロードマップ:事務 → 現場の順に広げる

  1. 0〜1ヶ月:事務の1業務をAI化(議事録 or 見積)

  2. 1〜3ヶ月:情報の一元化と自動連携(Chatwork通知など)

  3. 3〜6ヶ月:技術継承の仕組み構築(動画×AIで標準化)

  4. 6ヶ月以降:現場DX(進捗・安全・資材最適化)へ段階展開


重要なのは「小さく始め、効果を見せ、横展開する」こと。

 

現場に導入するタイミングは、社内のDXリテラシーが上がってからで十分です。

 

焦って“正論”だけで突っ込むより、組織の準備を整えてから行くのが、結局は早いのです。


月1セミナーの狙い

私たちは月に1回、建設業向けにDXセミナーを行っています。

 

狙いは、押し売りではなく「文化の醸成」と「潜在ニーズの顕在化」。

 

参加者が自社の課題を言語化し、「まず何からやるか」を決めて持ち帰る場です。

 

個別相談では、Notionによる一元化や議事録の自動化、動画×AIでの技術継承など、各社の状況に合わせて伴走支援を行っています。


結論、まずは“事務から”でいい

建設業のDXは、現場から始めなくていい。

むしろ、始めてはいけないことが多い。

 

事務で確実に成果を出し、「やれば変わる」を社内で共有し、合意を得てから現場へ。

 

それが最短ルートです。

「やるなら、いま」。


最初の一歩は、小さくて構いません。

議事録でも、見積でも、情報の一元化でも。

 

1つの業務で結果を出せば、次の扉が開きます。


私たちは、その扉を開けるところから伴走します。

 


 

ご相談はお気軽に。


https://lin.ee/I73KUiN

 

まずは、御社にとっての“最初の一手”を設計するきっかけにしていただけますと幸いです。

 


10/23(木)建設業向けセミナー開催のご案内

  • 日時: 10/23(木)13:00–14:30(開場12:45)

  • 形式: リアル(大阪)

  • 対象: 建設業の経営者・管理職(先着10名、すでに5名ほど決まってます)

  • テーマ: 「事務から始めるDX——議事録・見積・一元化の“最短ルート”」

  • 参加費: 無料

 

当日の内容:

  1. 建設業の三つの危機と、なぜ“事務から”なのか

  2. すぐ効く3施策(議事録/見積/一元化)の実践法

  3. 事例共有とQ&A/アクションプラン作成

 

社内の“最初の一手”を、この1時間で一緒に決めましょう。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげよしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

📝私の簡単なプロフィール

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

◉弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

◉YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

CursorやGoogle Workspace、NotionAIを駆使し、中小企業における業務効率化を実践。

 

「アナログ価値最大化のためのAI/DX推進」という信念のもと、中小企業のAI導入支援に情熱を注いでいる。

 

ご相談はお気軽にどうぞー!!

https://lin.ee/I73KUiN

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

突然ですが、

YouTubeチャンネルを開設しました

 

 

今までnoteやXで情報発信を続けてきましたが、いよいよ動画という新しいフィールドに挑戦します。

 

 

なぜ、いまYouTubeなのか。

それには、明確な理由があります。

 

「分かりやすさ」を、もっと追求したかった

 

私はこれまで多くの中小企業のAI/DX支援をしてきました。

 

その中で、何度も感じてきたことがあります。

 

 

それは、

 

「分かる」と「できる」の間には、大きな壁がある

 

ということです。

 

 

記事を読んで、
「なるほど、確かに便利そうだ」
と思ってくださる方は、たくさんいます。

 

 

でも、

実際に手を動かして、
試してみる人は、
残念ながら、少ないのです。

 

これは、まるで──

料理のレシピを読んで、
「美味しそうだなぁ」と思っても、
実際に作るのは、また別の話。

 

そんな状態です。

 

だからこそ、

実際に画面を見せながら、一緒にやる

そんな体験が、必要だと思ったのです。

YouTubeだからこそ、伝えられること

動画には、
文章にはない、強みがあります。

 

 

それは、

「体験」を共有できること

です。

 

 

例えば、

Cursorの使い方を説明するとき。

 

文章だと、


「@マークを押して、ファイルを選択して…」


と書くことになります。

 

でも、動画なら、

実際に画面を共有して、
一緒に操作しながら、


「ここをクリックして、こう入力すると…ほら、できましたよね?」


と、体験を共有できる。

 

 

これは、まるで──

隣に座って、
一緒に仕事をしているような感覚です。

 

中小企業の経営者や社員の方は、忙しいです。

 

分厚いマニュアルを読む時間はない。

 

 

でも、

10分の動画なら、
通勤時間や、お昼休みに、
スマホで見ることができる。

 

 

しかも、

実際の画面を見ながらだから、
「あ、こういうことか」
と、すぐに理解できる。

 

 

YouTubeは、最も効率的な学習ツールなのです。

どんなコンテンツを発信するのか

では、実際にどんな動画を作っていくのか。

 

大きく分けて、3つのテーマを考えています。

 

【1. 実践的なツール活用法】

 

CursorやGoogle Workspace、NotionAIなど、
実際に私が毎日使っているツールの、
具体的な使い方を紹介します。

 

「こうやって使えば、作業時間が1/3になる」
「この機能を使えば、ミスがゼロになる」

 

そんな、明日から使えるノウハウを、
画面共有しながらお伝えします。

 

 

【2. 中小企業の成功事例】

 

弊社が支援してきた企業の、
リアルな事例をご紹介します。

 

どんな課題があって、
どんなツールを導入して、
どんな成果が出たのか。

 

数字とともに、
生の声をお届けします。

 

 

【3. AI/DXトレンド解説】

 

最新のAI技術やツールについて、
中小企業にとって本当に必要なものを、
分かりやすく解説します。

 

「これは使えるのか?」
「うちの会社に合っているのか?」

 

そんな疑問に、答えていきます。

「完璧」より「継続」を大切にしたい

正直に言うと、

カメラの前で話すのは、
まだまだ慣れていません。

 

でも、

 

「完璧」を待っていたら、永遠に始められない

 

と思ったのです。

 

これは、まるで──

AIツールの導入と同じです。

 

「完璧な準備ができてから」
「もっと勉強してから」

 

そう言って先延ばしにしていたら、
永遠に始められません。

 

 

大事なのは、

まず、始めること

 

 

そして、

続けながら、改善すること

です。

 

 

最初の動画は、
きっと拙いものになるでしょう。

 

でも、

10本、20本と続けるうちに、
必ず、良くなっていきます。

 

視聴者の皆さんからのフィードバックをいただきながら、
一緒に成長していく。

 

そんなチャンネルにしたいと思っています。

あなたと一緒に、作っていきたい

このYouTubeチャンネルは、

一方的に情報を発信する場所ではありません

 

皆さんからのコメントや質問を、
積極的に動画に反映していきます。

 

「こんなツールの使い方を知りたい」
「こんな課題を解決したい」
「この業界の事例を見てみたい」

 

そんなリクエストを、
ぜひ、お寄せください。

 

これは、まるで──

一緒に学びの場を作っていくような、
そんなイメージです。

 

中小企業のAI活用は、
まだまだ、これからです。

 

正解なんて、誰も知りません。

 

だからこそ、

皆さんと一緒に、
試行錯誤しながら、
最適な方法を見つけていきたい。

 

そう思っています。

最後に

ここまで読んでくださって、
本当にありがとうございます。

 

YouTubeチャンネルの開設は、
私にとって、大きな挑戦です。

 

でも、

中小企業のAI活用を、もっと身近にしたい

 

 

その想いで、一歩を踏み出しました。

 

もし、この記事を読んで、
少しでも興味を持っていただけたなら、

ぜひ、チャンネル登録をお願いします。

 

そして、

あなたの「知りたいこと」「困っていること」を、
コメントで教えてください。

 

一緒に、学んでいきましょう。
一緒に、成長していきましょう。

 

それでは、YouTubeでお会いできるのを楽しみにしています。

youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA?si=tKl10CcyfABpSZYJ

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


【著者プロフィール】

吹上由樹(ふきあげよしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

📝私の簡単なプロフィール

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立
弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

CursorやGoogle Workspace、NotionAIを駆使し、中小企業における業務効率化を実践。

 

「アナログ価値最大化のためのAI/DX推進」という信念のもと、中小企業のAI導入支援に情熱を注いでいる。

 

ご相談はお気軽にどうぞー!!

https://lin.ee/I73KUiN

 

こんにちは、

株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

突然ですが、

 

中小企業の経営者や社員の方に、

質問があります。

 

あなたの会社では、

毎日どれだけの時間が、

「本質的ではない作業」に消えているでしょうか。

 

議事録を整える時間。

提案書のフォーマットを整える時間。

メールの返信を考える時間。

過去の資料を探し回る時間。

 

これらはすべて、

 

本来、人間がやらなくてもいい仕事です。

 

言うなれば、

 

レストランのシェフが、

毎日畑を耕してから料理を作るようなもの。

 

音楽家が、

楽器を作るところから始めるようなもの。

 

「準備」に、膨大な時間を取られているのです。

 

でも、もし──

 

畑を耕す必要がなく、

楽器もすでに用意されていたら?

 

あなたは、

本当に価値を生み出す仕事に、

すべての時間を使えるようになります。

 

その「革命」が、

実はもう始まっているのです。

 

それが、Cursorです。

 

大企業ではない、中小企業だからこそ

 

さて、

 

ここで大事なことをお伝えしたいのですが、

 

中小企業こそ、Cursorを使うべきです

 

なぜか。

 

それには、明確な理由があります。

 

大企業は、人材が豊富です。

 

営業部門には営業の人が、

経理部門には経理の人が、

マーケティング部門にはマーケターがいる。

 

それぞれが、専門的な仕事に集中できます。

 

でも、

 

中小企業は違いますよね。

 

営業もやって、

経理もやって、

マーケティングもやって、

時には採用も、教育も、経営企画も──

 

一人が、何役もこなさなければならない。

 

これは、まるで──

 

オーケストラを、

たった5人で演奏するようなものです。

 

一人ひとりが、

複数の楽器を持ち替えながら、

必死に音を鳴らしている。

 

そんな状況だからこそ、

 

効率化が、死活問題になるのです。

 

多くの人が気づいていない、AIツールの「罠」

 

ここで、

 

多くの中小企業が陥っている

「罠」についてお話しします。

 

最近、AIツールが流行っていますよね。

 

ChatGPT、Gemini、Claude。

 

これらを使って、

「業務効率化しています!」

という会社も増えてきました。

 

でも、実は──

 

多くの人が、使い方を間違えているのです。

 

どういうことか。

 

それは、

 

「AIと仕事場が、バラバラになっている」

 

ということです。

 

これは、まるで──

 

料理をしているのに、

包丁が別の階にあるようなもの。

 

作業をしているのに、

道具が遠くにあるようなもの。

 

ChatGPTで文章を作る

 ↓

画面を切り替える

 ↓

コピーする

 ↓

Googleドキュメントに貼る

 ↓

レイアウトが崩れる

 ↓

また直す

 ↓

フォーマットを整える

 

この「往復する時間」が、

実は、あなたの生産性を、

音もなく奪っているのです。

 

1回につき、1分だとしても、

1日に20回やれば、20分。

 

1か月で約7時間。

1年で84時間。

 

84時間あれば、

 

新しい事業の企画ができます。

重要な顧客との関係を深められます。

社員の教育に時間を使えます。

 

この「見えない時間」が、

中小企業の成長を、確実に遅らせているのです。

 

Cursorは、「すべてが同じ場所にある」世界

 

では、Cursorとは何か。

 

簡単に言うと、

 

AIが、あなたの仕事場に住んでいる

 

そんなイメージです。

 

「コードエディタ」という名前を聞くと、

「エンジニア向けでしょ?」

と思われるかもしれません。

 

でも、それは誤解です。

 

実は、Cursorは

文書作成、資料整理、情報管理において、

驚くほど強力なツールなのです。

 

しかも、

 

中小企業こそ、絶対に使うべき

 

だと、私は断言します。

 

なぜか。

 

それは、

 

大企業には「人」がいますが、

中小企業には「人」が足りない。

 

だからこそ、

 

AIという「見えない社員」を、

味方につける必要があるのです。

 

先日、株式会社カカクコムという大企業が、

全エンジニア約500人にCursorを導入しました。

 

その結果、

 

作業時間が大幅に短縮され、

サービスの質が向上し、

何より──

 

社員が、創造的な仕事に集中できるようになった

 

のです。

 

これは、まるで──

 

重い荷物を背負って走っていた人が、

急に荷物を降ろして、

自由に走れるようになったようなもの。

 

反復的な作業という「重り」から解放されて、

初めて、本当の力を発揮できるようになる。

 

大企業でさえ、これだけの効果があるのです。

 

では、

 

人が少ない中小企業が、

この「重り」から解放されたら?

 

その効果は、

大企業以上に、大きいはずです。

 

いま動かなければ、永遠に追いつけなくなる

 

ここで、

 

少し厳しいことを言わせてください。

 

あなたの会社は、

いつまで「昔のやり方」を続けるつもりでしょうか?

 

これは、まるで──

 

周りがみんな新幹線に乗っているのに、

自分だけ在来線で移動しているようなもの。

 

いや、もっと言えば、

 

周りが飛行機に乗り始めているのに、

自分は徒歩で移動しているようなもの。

 

最初は、

「まぁ、なんとかなるだろう」

と思うかもしれません。

 

でも、

 

1日10分の差は、

1か月で5時間の差になります。

 

1年で60時間の差になります。

 

そして、

 

その差は、加速度的に開いていく

 

のです。

 

これは、複利のようなものです。

 

最初は小さな差でも、

時間が経つにつれて、

取り返しのつかない差になっていく。

 

競合が飛行機で移動している間に、

あなたが徒歩で移動していたら、

 

気づいたときには、

もう追いつけないところまで行ってしまっている。

 

Cursorの導入は、

単なる「便利ツール」の導入ではありません。

 

それは、

 

中小企業が生き残るための、必須の選択

 

なのです。

 

実際には、どう使うのか?

 

では、具体的にどう使うのか。

 

ここでは、私が実際にやっている使い方を

いくつかご紹介しましょう。

 

【議事録が、勝手に完成する】

 

打ち合わせの後、

音声を文字起こししたものをCursorに渡します。

 

すると、

 

・決定事項

・未解決事項

・次のアクション

・担当者

 

が、自動的に整理されるのです。

 

これは、まるで──

 

会議に、優秀な秘書が同席して、

勝手にメモを取ってくれているようなもの。

 

しかも、過去の議事録のスタイルを学習して、

あなたの会社の「型」で出力してくれる。

 

中小企業では、

議事録を取る専門の人なんていません。

 

でも、Cursorがあれば、

全員が「議事録係」を持っているようなものです。

 

【提案書が、過去の成功から生まれる】

 

Cursorには、フォルダごと資料を読み込ませることができます。

 

過去に成功した提案書を3つ入れて、

「この3つを参考に、新規顧客向けの提案書を作って」

と伝えるだけ。

 

すると、

 

過去の成功パターンを分析し、

最適な提案書の叩き台を作ってくれるのです。

 

これは、まるで──

 

創業者や、優秀な先輩社員の経験と知恵を、

いつでも引き出せるようなもの。

 

中小企業では、

ベテラン社員の知恵は、宝です。

 

でも、その知恵は、

本人の頭の中にしかない。

 

Cursorを使えば、

その知恵を「資産」として、

会社に残すことができるのです。

 

【情報が、すべて1か所に集まる】

 

私は、CursorとObsidianというメモアプリを組み合わせています。

 

すると、

 

Webで見つけた記事を、ワンクリックで保存。

過去のメモも、すべて同じ場所に。

そして、それらを参照しながら、

新しい文章を書いていく。

 

これは、まるで──

 

会社の全ての知識が、

自分の机の上に整理されているようなもの。

 

必要な情報を、探す時間がゼロになります。

 

中小企業では、

情報が散らばりがちです。

 

Aさんのパソコンに資料があり、

Bさんのメールに情報があり、

Cさんの記憶の中に経緯がある。

 

でも、Cursorを使えば、

 

会社の知識が、全員でシェアできる資産になる

 

のです。

 

「でも、難しそう…」という不安について

 

ここまで読んで、

 

「確かに便利そうだけど、

 うちの会社には無理じゃないか…」

 

と思われた方もいるかもしれません。

 

その気持ち、よく分かります。

 

でも、安心してください。

 

Cursorは、

 

日本語で話しかけるだけ

 

で使えます。

 

これは、まるで──

 

新しい社員に、

普通に仕事を指示するようなもの。

 

「この議事録を整理して」

「過去の資料を参考に、提案書を作って」

「この文章を、もっと分かりやすくして」

 

そう伝えるだけで、

AIが動いてくれるのです。

 

プログラミングの知識?

必要ありません。

 

特別なスキル?

必要ありません。

 

ITに詳しくなくても、

大丈夫です。

 

必要なのは、

 

日本語が話せること

 

それだけです。

 

実際、私も最初は

「コードエディタなんて…」

と、正直ビビっていました。

 

でも、

 

使い始めて1週間で、

「これがない仕事は、もう考えられない」

と思うようになりました。

 

それくらい、直感的で、

それくらい、強力なツールなのです。

 

今日から始める、3つのステップ

 

では、どうやって始めればいいのか。

 

実は、とてもシンプルです。

 

【ステップ1】まず、触ってみる

 

Cursorは、2週間の無料トライアルがあります。

 

これは、まるで──

 

新しい機械を買う前に、

デモ機を触らせてもらうようなもの。

 

まずは、自分で体感してみてください。

 

【ステップ2】小さく、始める

 

最初から全社導入する必要はありません。

 

これは、まるで──

 

新しい仕組みを会社に導入するときと同じ。

 

まずは、経営者自身が使ってみる。

もしくは、一部の社員だけで試してみる。

 

議事録だけでもいい。

メールの返信だけでもいい。

 

小さく始めて、効果を実感する。

 

【ステップ3】成果を、広げる

 

効果が実感できたら、

他の社員に伝えてください。

 

実際に使っている人の声が、

何よりも説得力があります。

 

そして、少しずつ、

会社全体に広げていく。

 

これが、最も確実な方法です。

 

中小企業の強みは、

意思決定のスピードです。

 

大企業のように、

何層もの承認プロセスを経る必要はない。

 

社長が「やる」と決めれば、

明日から始められる。

 

これこそが、

中小企業の最大の武器なのです。

 

最後に、あなたにお伝えしたいこと

 

ここまで読んでくださって、

本当にありがとうございます。

 

最後に、

 

私が最も伝えたいことをお話しさせてください。

 

それは、

 

いま動かなければ、永遠に変わらない

 

ということです。

 

「いつかやろう」という言葉は、

実は「やらない」と同じ意味なのです。

 

私は、経済産業省に勤めていた時期があります。

 

そこで見てきたのは、

 

変化に対応できた企業と、

変化に対応できなかった企業の、

明暗が分かれる瞬間でした。

 

変化に対応できた企業は、

いつも、早く動いた企業でした。

 

「まだ様子を見よう」

「もう少し検討してから」

 

そう言っている企業は、

気づいたときには、もう手遅れになっていた。

 

AIは、魔法ではありません。

 

でも、

 

正しく使えば、

あなたの会社を、

チームを、

仕事を、

 

確実に変えることができます。

 

CursorやGoogle Workspace、NotionAIを使い、

業務を効率化し、

事業を成長させてきました。

 

その経験から、断言できます。

 

中小企業こそ、Cursorを使うべきです

 

なぜなら、

 

人が少ないからこそ、

AIという「見えない戦力」が必要だからです。

 

もし、この記事を読んで、

 

「もっと詳しく知りたい」

「自社に合った導入方法を相談したい」

 

と思われた方は、

ぜひ、お気軽にご連絡ください。

 

あなたの会社に最適なAI活用法を、

一緒に考えさせていただきます。

 

時代は、待ってくれません。

 

でも、まだ間に合います。

 

いま、この瞬間から、

変わることができるのです。

 

一緒に、未来を作っていきましょう。

 

それでは、ありがとうございました。

 

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【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげよしき)

株式会社Lean Stack 代表取締役

 

📝私の簡単なプロフィール

 

2021年4月 経済産業省へ入省

 

2023年7月 経済産業省を退職

 

2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

CursorやGoogle Workspace、NotionAIを駆使し、中小企業における業務効率化を実践。

 

「アナログ価値最大化のためのAI/DX推進」という信念のもと、中小企業のAI導入支援に情熱を注いでいる。

 

ご相談はお気軽にどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

📝私の簡単なプロフィール

  • 2021年4月 経済産業省へ入省

  • 2023年7月 経済産業省を退職

  • 2023年9月 株式会社Lean Stack設立

  • 2025年2月 地上波テレビ番組出演

  • 弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/
     

この記事はAI/DXの推進を目指す中小企業の経営者さん、他にもAIについて理解を深めたい個人の方向けに書いております。

 

ぜひ最後までご覧ください。
 




 

突然ですが、社長の皆様。
こんな悩みを抱えていませんか?

 

「売上の8割を、たった一つの事業に依存している…」

「今の事業がいつまで続くか、正直なところ不安だ」

「新しい事業を始めたいが、人手も時間も資金もない…」

 

 

もし、一つでも当てはまったなら、是非ともこの先を読み進めてください。

 

 

その漠然とした、しかし深刻な不安を、具体的な「希望」に変えるための話をします。

 

 

これまで、私たち中小企業経営者の間では「選択と集中」がセオリーでした。

 

 

限られたリソースを一点に集中投下し、まずは一本のぶっとい事業の柱を築く。

 

 

それは間違いなく、これまでの時代の”正解”だったでしょう。

 

 

しかし、私は断言できます。

 

 

 AIがビジネスのルールを根底から書き換えるこれからの時代、

 

 

その”正解”は、もはや”リスク”でしかありません。

 

 

「AIを使えば、あなたの会社もたった3ヶ月で、新しい事業の柱を立てられる」

 

う聞いたら、あなたは信じられるでしょうか?

 

 

もちろん事業の規模にもよりますが、たった数ヶ月でスモールに新規事業を立ち上げることができるようになったというのは紛れもない事実です。

 

 

これはSFではなく、今まさに起きている現実の話です。

 

 

実際に私の支援先も自社にAI/DX部門を作るために邁進している社長様がいらっしゃいます。

 

なぜ「一社一事業」が危険すぎるのか

 

私が経済産業省にいた頃、コロナ禍や急激な円安で、昨日まで順調だった企業が突如として経営の危機に瀕する姿を、嫌というほど見てきました。

 

 

一本足打法で経営してきた企業ほど、外部環境の変化の波をもろに受け、沈んでいく。

 

 

その現実に、強い無力感を覚えました。

 

 

資金繰りに頭を抱えているフェーズが経営者としては一番辛いはずです...

 

 

変化のスピードが異常に速いこの「VUCAの時代」において、たった一つの事業に会社の未来を賭けるのは、荒れ狂う海に一本のオールだけで漕ぎ出すようなものです。

 

 

あまりにも無防備で、危険すぎるのです。

 

 

これからの時代を生き抜く中小企業にとって唯一の生存戦略は、複数の収益源を持つ「事業のポートフォリオ」を組み、リスクを分散させること。

 

 

これです。

 

 

これ以外にないと、

私は確信しています。

 

 

「そんなことは分かっている。でも、新規事業を立ち上げる余裕なんてないんだ」

 

 

そうですよね。

その声が聞こえてきそうです。

 

 

しかし、その「不可能」を「可能」に変えるゲームチェンジャーこそが、AIなのです。

 

 

AIが実現する「超高速・低コスト」な事業創造プロセス

 

これまで新規事業の立ち上げには、莫大な時間・コスト・人材が必要でした。

 

 

しかしAIは、その常識を破壊します。

 

 

具体的に、AIがどのように事業創造プロセスを劇的に変えるのか、見ていきましょう。

 

 

ステップ1:アイデア創出 & 市場調査(従来:数ヶ月 → AI:数日)

新規事業の第一歩は、アイデア出しと市場調査。

 

 

従来であれば、コンサルに依頼して数百万円、社内で行うにしても数週間から数ヶ月はかかる作業でした。

 

 

しかし今は、ChatGPTのような生成AIに自社の強み(技術、顧客リスト、ノウハウなど)を入力し、「このアセットを活かせる新規事業のアイデアを50個出して」と命令すれば、ものの数分でリストが完成します。

 

 

ちなみに私はGemini推奨派ではあります笑

 

 

さらに、

 

 

「その中で市場規模が大きく、競合が少ないものは?」
「ターゲット顧客のペルソナを詳細に設定して」

 

 

と対話を重ねるだけで、精度の高い市場調査が、コストほぼゼロで完了するのです。

 

 

ステップ2:事業計画 & 収支シミュレーション(従来:数週間 → AI:1週間)

有望なアイデアが見つかったら、次は事業計画の策定です。
 

 

これも専門知識が必要で、骨の折れる作業でした。


 

AIは、有望な事業アイデアを基に、具体的な事業計画書の骨子を自動で作成してくれます。
 

 

ターゲットペルソナに基づいたマーケティング戦略、価格設定、そして3年分の詳細な収支シミュレーションまで、AIがあなたの優秀な”壁打ち相手”兼”参謀”となってサポートします。

 

 

ステップ3:MVP開発 & マーケティング(従来:数ヶ月 → AI:1〜2ヶ月)

ここが最もコストがかかるフェーズでした。


Webサイト制作、ロゴデザイン、広告出稿…。
 


数百万円の予算は当たり前でした。
 

 

しかし、これもAIが劇的に変えました。


 

  • HP・LP制作: AI搭載のウェブサイトビルダーを使えば、専門知識ゼロでも数日でプロ並みのサイトが完成します。
     

  • ロゴ・デザイン制作: Midjourneyなどの画像生成AIにイメージを伝えれば、無限にデザイン案を生み出してくれます。
     

  • 広告・SNS投稿: ターゲットに響くキャッチコピーや投稿文、さらには広告用の画像や動画までAIが自動生成。
     

  • 問い合わせ対応: 24時間365日、AIチャットボットが顧客対応を代行します。

 

先日、私のクライアントである人材派遣の会社様は、この手法を使ってわずか2ヶ月で「空き家活用コンサルティング」という新規事業のLPを立ち上げ、すでに複数件の問い合わせ獲得に成功しています。

 

 

社長が費やした時間は、AIへの指示出しと最終チェックのみです。

 

 

これが、AIが可能にする「超高速・低コスト」な多角化経営のリアルです。

 

AI時代、社長の仕事は「決断」だけになる


ここまで読んで、「AIが全部やってくれるなら、社長の仕事はなくなるのか?」と思われたかもしれません。

 

 

逆です。

 

 

むしろ、社長にしかできない仕事の価値が、飛躍的に高まります。

 

 

AIが優秀な”実行部隊”として実務を巻き取ってくれるからこそ、社長は煩雑な作業から解放されます。

 

 

そして、AIが提示する無数のデータや選択肢の中から、会社の未来を左右する「決断」を下すこと。

 

 

そして、AIには決してできない、ビジョンを語って人を惹きつけ、仲間を集め、お客様と熱量を持って向き合う「人との繋がり」を構築すること。

 

 

これからの社長の仕事は、
この2つに集約されていくでしょう。

 

 

AIを使いこなし、共に会社の可能性を無限に広げていけますと幸いです。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

もしご相談したい方がいらっしゃったらこちらからお気軽にどうぞ^^

 

 

では、また次の記事もお楽しみに^^

 

 

株式会社Lean Stack代表
吹上由樹