先週の生前整理準1級の講座内容から
気になっていた
一人暮らしの叔母の所に
お墓参りの後、寄りました。
こんにちは
ご覧いただきありがとうございます。
あなたのこれからの人生を応援します。
生前整理アドバイザーの
やなぎばし みゆき です
久しぶりに行くと、家構えがちょっと小奇麗になった印象
代々集落のよろず屋さんとして
今もお店を切り盛りしている
朗らかでコミュニケーション能力相当高い叔母
見ると左手に包帯が
店の前で転んで骨折したそう
お店にお客さんが居たので、
大丈夫だったようですが
この日も、
行ったときも、ひとしきり喋って帰る時も
徒歩圏内のお客さんが立ち寄り
全然孤独では無さそうだったので安心しました
小奇麗な印象は、やはり
お店の外壁、内装をリフォームしたから。
叔父がお風呂場で急死したのは
「何年前？」と聞くと
8年前だと言う。
亡くなった当初は
商売の引継ぎが大変で
家の片づけは後回しになり、
やっと人の手を借りて
小ざっぱりしてきたところだそうです。
片付けで色んなものを捨てた話を聞きました。
「それでも、まだ叔父さんが遺したものがある・・・」
78歳の叔母には負担が大きそう。
叔母には生前整理アドバイザーとして活動しているとはまだ言ってなかったけど
この機会に、話をしました。
その流れで
お墓のことも教えてもらいました。
隣にあった女性のお墓は
曾祖母のもの
母が良く話すおばあさんはこの人なんだ
その隣の男性は、
祖父の弟、
戦争で体を壊し、早く亡くなったそうです。
「おじいさんとおばあさんが海苔の工場持っとったじゃろ。
あそこに住んどった叔父さんで、私は会ったことあるけど、
あんたは知らんわなぁ～」
海苔の工場
漁師だった祖父母が、
冬は海苔を生産していました。
祖父母が雇用を産んでいた時代
そういえば、あったなぁ。
お手伝いの人の都合がつかず
親が手伝いに行くので
ついていきました。
祖父母は早朝4時、
真っ暗な冷たい冬の海へ
海苔になる海草を刈って来て
洗濯機で脱水
そのためだけに洗濯機があるのが不思議でした。
その後多分、刻んだりしたんだろうと思われる。
四角い海苔簾に四角く貼り
乾燥機にセットします。
トラックの荷台みたいな（私の記憶）中に
自動で流れていき、
出てきた時にはパリパリ
左手で簾を押さえ
右手で簾を少し右へ引くと
海苔が剥がれます。
↑ココが大人の役割
失敗して破れると、子供たちが貰って
そのまま口に放り込んでいました。
出来立ての海苔は風味が豊かで
何もつけなくても美味しかった。
私は、気が向いたら
海苔簾を集めるお手伝いをしました。
あまりにも暇でつまらなくて、
見てはいけない大人の雑誌を盗み見した記憶もあります。
小学校に上がる頃だったか？前だったか？
まだ字が読めないと、大人が油断したのでしょうね。
そんな私を見て、大人は笑っていました。
昼ごはんのおにぎり
皆で食べるご飯は美味しかったな。
せいぜい2回ほどしか覚えていませんが
その後、
オートメーション化し、
人手は要らなくなり
洗濯機も無くなり
祖父母も年をとり
海苔をやめ
工場を手放し
漁師をやめ
それでも私の中の祖父は
漁業組合のキャップを被り
漁に使う網を直していて
強くて、声が大きくて
祖母はいつも母と近所の人の話をして
私たちが帰るときには、見えなくなるまで見送ってくれて
あかん、
涙が出てきた。
叔母と話している間、
文句言わずにそばに居てくれたことに息子の成長を感じました。
私の思い出話にお付き合いありがとうございました。
ここにこうして残すことで、いつか息子にも伝わるか？な
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