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ふぇりっくす日記

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時事通信。


橋下氏、離党を正式表明

=「大阪に軸足」―柿沢氏続投も混迷深まる・維新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000088-jij-pol


橋下、松井両氏揃って維新を離党。


これでほぼ、維新は終わりっぽいです。

終わりの始まり。


政策で齟齬が出たわけではありません。

少なくとも表向きは。


橋下氏は 「初心に帰って大阪に…」 との態度らしいけど。


それなら、離党の必要無いでしょう。(*´Д`)



都構想は関東組も反対してないことだから。

出る時の捨て台詞にすらなってない。

「俺はブレてない」アピールは党に残ってても出来ること。



もともとは、

「都構想に反対した民主・共産との選挙協力に納得がいかない。」

「(柿沢氏に対して)幹事長として筋を通せ。」

等々の、感情論を交えた筋論(イチャモン)が発端です。


もちろん、柿沢氏も党をまとめる幹事長でありながらガバナンスを崩壊させたのだから、褒められたものではないでしょう。

彼はみんなの党時代に、夫人と一緒に相当に党内を引っ掻き回した形跡もあります。


それなら 「そういう問題だ」 で、代表選でしっかり戦って、勝って、人事異動すりゃよかったこと。


党員募集キャンペーンまでしておいて、今になって離党は無いでしょうよ。

ツイッターでは 「2000円返せ」 (党員費用) との声も見かけましたが、もっともな怒りです。



みんなの党の解党時と同様、声の大きい議員が突き上げ、上で勝手に分裂。

党員や投票した有権者の期待はおいてけぼり…という構図。


これでは政治不信が深まるばかりです。



私はわりと橋下氏に好意的なんですけど、今回の離党は完全に不支持です。

松井氏も完全に子供。


さっさと政治家を引退してほしい。



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もうひとつ。

NHKニュースから。


次世代 松沢幹事長が離党の意向固める

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150827/k10010206471000.html


これも少し意外。

次世代の中では、少し浮いていた印象はありましたけど…。


(なんとなくの雰囲気だけでなく、神奈川新聞などを見ていると、松沢氏は自民に対してわりと是是非非の言動があった。和田政宗氏のように、自民完全擁護に見える人とは温度差があった)




松沢氏の今後の動きは不明ですが。

可能性としては神奈川の議員でまとまるケースも、あり得るのかもしれません。


元みんなの党で


浅尾慶一郎氏

中西けんじ氏


このふたりがフリー。


維新の混乱で江田けんじ氏も、もしかしたら離党などあり得るかもしれません。


仮にそうなれば、神奈川だけで4人。

あとは首都圏(千葉の水野賢一氏など)、元みんなの党の無所属議員は他にもいます。


また、「日本を元気にする会」 との連携もあり得るかもしれません。




まぁ 松沢氏はもともと、みんなの党の解党時に和田氏に言いくるめられて次世代に行った人っぽいので、実態を見て目が覚めた…というところでしょうか。


普通に現代的な、民主的な感性をお持ちの方でもあるので、まともな政党で頑張っていただきたいと思います。

国政政党 「日本を元気にする会」 に対する考察です。



すでにツイッターでは何度も呟いていることですが、この政党の根本的な問題。

党の看板である直接民主制に、さほど正当性が無いこと。


プラス、どうやったら元気会が伸びるかという、ややファンタジー調のお話。



元気会の直接民主制を簡単におさらい


国政の重要案件のうち、元気会側がピックアップした幾つかを 「Vote Japan」 と呼ばれる、党内の直接民主制の議論&投票に委ね、その比率に応じて実際の国会で所属議員が賛成or反対に投ずるという仕組みです。


(たとえば所属議員が10人いて、党員の議論と投票結果が賛成60%反対40%なら、議員は国会で賛成6、反対4の票を投ずる)


これに対する批判の声として 「代議制否定、議員の責任放棄」 などがあり、元気会は「お任せ民主主義からの転換」を主張。

有権者に対して、選挙時だけでなく継続して議論に参加してください…というコンセプト。

日本の政治を理想の民主主義に近づけるための、大胆な挑戦。


大雑把に、この様な理解でよろしいと思います。




元気会の直接民主制に、さほど正当性がない現状


理由は簡単。

直接民主制に参加する会員(党員)の数が少ないことです。



元気会の国会議員5名が当選時に獲得した票数を確認してみます。


松田公太  656.029
山田太郎   30.663
井上義行   47.756
山口和之   75.000
アントニオ猪木 356.605


(敬称略)


合計して、約115万。

これに対して、元気会の会員数が1.000人ほど。


あり得ないほどの非対称です。



国政政党としての基準云々の話では無く、直接民主制の正当性の問題です。

得票数と会員数がイコールになることは決して無いでしょうし、投票者と会員メンバーがイコールになることも無いでしょう。

ですので、そこを厳密に問うことは、やや理不尽さが伴うと考えます。


しかし現状はあまりに差が大きい。



※追記

元気会が安保法制で修正案を提出した件。

国会議員の判断が 「Vote Japan」 より優先されているとの批判も見ます。

党として最初に提示したコンセプトから逸脱しているとの意味で、もっともな批判です。

(ただし、修正案の内容自体は非常に意味があると私は思う)

松田代表は修正協議が失敗したら、「Vote Japan」での投票に従う姿勢です。

しかし逆を返せば修正協議が成立したら、直接民主制は放棄するということ。

これは、かなり大きな問題かもしれません。





元気会はどうするべきか


解党するか、直接民主制の看板を降ろすか、会員(党員)を増やすか、何らかの対策は必要でしょう。今のまま参議院選挙に突入して、一体何を訴えるのか…。


個人的には、少数政党乱立が野党再編を阻む一因であり、それが自民党一強の構図を作り政治の緊張感を失わせていると考えますので、解党路線が適当と思います。

そして野党再編の触媒となることが好ましい。


民意を汲むという元気会の理念は崇高であり、そこまで批判してしまうと酷に過ぎます。

しかしベンチャー企業ならともかく、限られた国会の議席ですので、あまりに自分本位の実験政党に議席を占有されても困ります。




会員を増やして挽回できるか


無理だと思います。

可能なら、すでに順調に伸びているはず。


6月末の朝まで生テレビに松田公太議員が出演しています。

そこで司会の田原総一朗氏はじめ、識者の方にさんざんツッコミを受けます。

一番マズかったのが、会員数を聴かれた松田氏の返答が

「3桁を突破して4桁に」 だったこと。


党代表のこの返答(態度)を見て、おそらくこの政党では会員数を率直に語ることが、半ばタブーになっていると察しがつきました。


これでは話になりません。




人を引き込むなら透明性を高めてゲーム化すべき


批判だけではダメで対案を示せと言われるご時世なので、以下、不本意ですが考察。




現会員数の明示。

国会議員の得票数の明示。


これは最低限必要でしょう。



「Vote Japan」 での議論の様子も、会員以外の人が閲覧できるべきです。

そして会員にならなくても投票システムを体験できるべきです。


体験投票の結果(延べ人数でも良い)と、会員による投票結果も明示すべきです。

大事なのは最終結果だけでなく、途中経過もリアルタイムで明示していくこと。


まずは 「面白そう」 「これなら参加してみよう」 と思ってもらわないと話になりません。

現状では既存メディアどころかネットメディアですら、元気会的クローズの世界は報道しようが無いでしょう。


閉鎖性が会員を呼び込めない、ドツボ状態が続きます。



現状の会員数明示が恥ずかしいにしても、どこかで吹っ切れて明示し、ゲーム的に増やしていくべきです。



また、安保法制のように加熱しがちな論争に於いて、目立った左派勢力や右派勢力のどちらか一方でも取り込めれば、その段階で 「これが民意だ」 と、あえて短絡的に示すことで反対勢力の対抗意識を喚起し呼び込むことが期待できます。


あまり左右の対抗意識を煽っても問題でしょうが、途中経過も含めて数字を明確にすることでゲーム性が生まれるので、これをテコに、SNS等での勧誘合戦を勝手にやってくれる状態にまで持っていくべきです。


もちろん元気会のコンテンツ内で冷静な議論環境を保つことは、政党側の責任です。




世論調査の機能を


「Vote Japan」の参加人数や投票結果(途中経過)の明示だけでなく、様々なことで会員が意思表示でき、それを外に発信できるようにしたほうが面白いでしょう。


賛成・反対に投ずる(途中で変更できる)で終わりではなく、なぜ賛成反対なのか、何に影響を受けて意志を変えたのか、等々。

幾つかの項目を設定して速報的な世論調査として機能させる感じです。


議論の最初から最後まで参加した人を固定することで、途中で増えた人の数値を排除した結果となり、参考にすべき一つのデータになるかと思います。


(新規会員が議論から排除されるという話ではなく、世論調査の参考数値から除外するという意味です)



また非常に重要な事ですが、元気会には他党の党員でも入会できます。

(そこをあまり宣伝してない)


どの党の人がどれくらい参加しているか、それを明示することも意味があると考えます。


繰り返しですが、世論調査の速報的なイメージです。

会員が数万規模を越えたら、それだけで主要各紙の世論調査に匹敵する注目度になると思われます。

その注目度がさらに 「Vote Japan」 の体験版参加者を呼び込み、会員登録を呼び込み、メディアの継続した報道を呼び込み…という好循環に。

(なるかもしれない)



会員の種類を複数に


イメージとしては、


・プレミアム

・一般

・チャイルド


こんな感じでしょうか。



プレミアム。

有料会員。 

投票や意識調査参加が可能。

意見の書き込みも可能。


一般。

無料会員。

投票や意識調査参加が可能。

意見の書き込みは不可能。


チャイルド。

無料。

子供が自覚的に参加するケースと、親が子供の投票権を行使できるケースと。

(現状では、元気会の会員は18歳以上)

シルバーデモクラシーへの対抗措置。



潜在力


やや元気会の主導になってしまうにしても(誘導された括弧つきの「民意」であったとしても)、しがらみのない勢力が、新たな世論を喚起できる可能性はあるかもしれません。


たとえばメディアの利権やしがらみ。

(クロスオーナシップや電波利権など)


メディア自身が利益当事者で報道しない問題。

これらを突き崩すには、維新や元気会あたりの身軽な勢力の伸長が必須なのかもしれません。


おそらく事案によっては維新より身軽な元気会だからこそ…ということもあるはずです。


まぁ ハッキリ言って元気会は議員個人はともかく政党としては壊滅的にダメだと思うんですけど、そういう結論だと身も蓋も無いので、 「潜在力はあるかも…!」 と無理矢理に位置付けて記事を終了しておきます。









時事通信。


年金基金で株価下支え=中国政府が投資解禁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150823-00000108-jij-cn


 【北京時事】中国政府は23日、年金基金の株式投資を解禁すると発表した。
 年金資産の30%まで株式に投資することを認めた。下落傾向が続く株価の下支えを狙った措置とみられる。


 国営新華社通信によると、2014年末時点の年金基金残高は3兆5600億元(約68兆円)で、これまでは損失が生じないよう、国債など安全な資産での運用に限定していた。株価が急落していた今年6月末、株投資を認める方向で手続きに着手した。


引用終了。


どうやら共同通信も同様の記事。なので省略。


日経は少し違う。


中国、年金基金の株投資を承認 相場下支え狙う

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H2Q_T20C15A8FF8000/


 【上海=土居倫之】中国国務院(政府)は23日、年金基金に総資産の最大3割まで株式投資を認めるという新しい規則を発表した。中国の株式市場は投資家が個人に偏っている。長期で運用する年金基金の資金を株式市場で増やすことで、動揺が続いている株式相場を下支えし、値動きを安定させる狙いがある。


 発表したのは17日付の通知。対象は企業の従業員と政府部門職員、地方住民の年金を運用する基本養老保険基金と呼ばれる年金基金だ。国内の銀行預金、国債、社債のほか株式や株式ファンドなどに投資する。このうち株式関連への投資額の上限を総資産の3割と定めた。株価指数先物への投資はリスクヘッジ(回避)の場合にだけ認める。


 政府の重要なインフラ開発プロジェクトに対する投資も容認する。


 中国の人力資源社会保障省が7月に発表した「中国社会保険発展年度報告」によると、2014年末の基本養老保険基金の資産残高は約3兆6000億元(約70兆円)だった。全額を運用するわけでないが、単純計算では今後、最大で1兆元前後の資金が株式市場に流入する可能性がある。


 今回の決定の背景には、人口の高齢化が進むなかで年金運用の自由度を高めるとともに、乱高下が目立つ株式市場を安定させる狙いがある。日米欧では年金基金などの資金受託を受けた機関投資家が株式市場の売買で多数派を占める。一方、中国では株式市場での売買で個人が6~8割を占め、値動きが安定しない大きな要因とされている。


引用終了




自転車操業ですな…。(*´Д`)



中国の年金積み立て額が少ないとの情報も散見されますので、今回の措置がどこまで効くのか疑問視する声も…。



面白いのが、毎日新聞の報道。


中国:年金基金の株投資解禁

http://mainichi.jp/shimen/news/20150824ddm002030082000c.html


 【上海・共同】中国国務院(政府)は23日、年金基金による株式投資を解禁する新たな運用規則を発表した。資産の最大3割までを株式関連商品に投資することを認める。6月中旬以降に急落した株式市場を下支えする意図もあるとみられる。



 中国メディアによると、年金基金の資産総額は約3兆5000億元(約67兆円)とされ、約1兆元が市場に流入する可能性がある。


 中国では、年金基金による株式投資の解禁が年内にも打ち出されるとの報道がこれまでも出ていた。実際に株式市場に資金が入るのは数カ月後とみられ、短期的な株価上昇につながるかは不明との分析もある。


 日本でも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が12%だった運用割合を25%まで引き上げる見直しを行い、株価が上昇する要因の一つになった。


引用終了



日本のことを書いてるところが、何気に偉い。




年金積立を株に投資してる件、これを問題視してるのが苫米地英人さん。



3分動画。

昨年の総選挙前に株が上がった理由を解説。

https://www.youtube.com/watch?v=oWQfzAiifE0



長い解説は、以下の動画。


https://www.youtube.com/watch?v=W72txmMYYFk


https://www.youtube.com/watch?v=Pp5Lqw8M6Zo


https://www.youtube.com/watch?v=pSlaipkuH6I



他に参考として。


PRESIDENTの記事。


少数の素人に年金130兆円を任せる“アベノミクス”

http://president.jp/articles/-/13401



ロイターの記事も。

http://jp.reuters.com/article/2013/07/02/l3n0f70ar-analysis-gpif-pension-abenomic-idJPTYE96108R20130702?pageNumber=1




最近は雇用が安定したり、経済がマイナス要素ばかりと言うわけではないはず。

しかし多角的に見ることも大切。


カラクリが分かってくれば、リフレ派に対する見方も変わってくるというもの。


一本調子の極論をまるっと信じるのは、少し危険でしょう。

新聞の国会詳報が議員個人の簡易報告より情報量が少ないケースが多く、大雑把に何が議論されているか把握できている程度です。


国会中継のインターネット放送があることは知っていますが、物理的に全部見るのは無理。

文字でパパっと概要を掴めて、詳報を追えることが好ましいのだけど…そのような都合の良い媒体ってあるのかぃな。




気になる議論


幾つかあるので、時間があれば詳細まで見ていきたいところ。




「集団的自衛権がなぜ違憲なのか」 木村草太氏の解説本


(アマゾン)

http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E7%9A%84%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%81%95%E6%86%B2%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%8A%80%E3%81%AE%E6%95%99%E5%AE%A4-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E8%8D%89%E5%A4%AA/dp/4794968205


8月22日発売。

当日、いつもの書店に寄るとすでに売り切れでした。

ブックカバーが欲しいので、アマゾンでは注文せずに本屋で注文。

木村さんの安保法制に対する議論は、これが決定版になるっぽいので、確認しておきたい。


私は集団的自衛権合憲派の百地章さんの言について、たとえば宮台真司さんと「天皇と日本のナショナリズム」で対談された皇室の世継ぎ議論では両氏の見解の一致に同意できます。不健全なナショナリズムを煽っている印象の日本会議ですが、全否定ではありません。


ただし、集団的自衛権の議論では、百地氏より木村草太氏の説が正しいと思っています。


おそらく 「国際法で認められている自衛権」 に対して、それを義務のような位置づけにするか、義務では無く国内法で抑制できる権限とするか、という議論。


なんとなくですが、集団的自衛権と国連の集団安全保障がごちゃごちゃに議論されていることも、あるように思います。


国際秩序を守るための集団安全保障の話であるはずが、なんの脈絡も無く集団的自衛権にすり替わった議論が展開され、なぜか義務化の話になっているような気が…。


(もちろん、国連の集団安保理に欠陥があることなどを押さえたうえでの議論は別でしょうが)


散見されがちな議論の混乱を見て自分も混乱しない様に、知的基礎体力の向上は必要です。

とりま本を読んで勉強しようと思います。





中西けんじ議員の国会質疑


8/4(火)参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会報告① ホルムズ海峡封鎖によるLNG不足

http://nakanishikenji.jp/diet/16116


公式HPでの報告が充実しています。

議会の写真、質疑に利用した資料、文章での解説、動画の添付。


他の議員さんの報告より、かなり丁寧です。


しかし公式以外の媒体とさほどリンクさせておらず、あまり拡散していないのがもったいない。

平たく言えば、気の利いた個人商店を構えてみたものの、商店街と比べてロケーションが悪く、人目に触れる機会が少ない。

たとえばアメブロ、ブロゴスなど 「他の人気ブロガーのついで」 に見てもらえる工夫があれば、もう少し拡散すると思われます。


とはいえ議論の内容もHP構成もしっかりしているので、基礎的な学習に役立ちそうです。



拉致問題、チベット・ウイグル問題


確か昨日の読売新聞で社説と4面、次世代の党の和田政宗氏の質疑が記載されていたはず。

チベット・ウイグルの人権問題について。


さらに数日前には同議員の拉致問題についての質疑も。


どちらも重要なことで、チェックしておきたいところ。





拉致問題。

なんやかやあるので、少しだけ整理しておきます。

(一般的な議論を整理という意味では無く、私の頭の中身を整理です)



和田議員と総理や閣僚とのやり取り。

これはこれで見ておきたいところ。

今、国会でどのような議論がされているのか。


報道では、北朝鮮側が再調査の終了を告げたと言われ、菅官房長官が否定しています。

http://mainichi.jp/select/news/20150821k0000m010027000c.html


これは、どこに真実があるのか一般には把握できない話かな…。

北と韓国が緩衝地帯で緊張を高めたり、きな臭い動きもあります。

何らかの関係性もあるのかもしれず、注視。


元気会の猪木氏が訪朝予定とかなんとか…。

http://www.hochi.co.jp/topics/20150820-OHT1T50087.html


あまり本筋の交渉とは関係なさそうだけど…いちおうメモ。



拉致問題と邦人保護 集団的自衛権と国際法


国会の議論①を確認することに加えて、2つ気になる論点。


ひとつが青山繁晴氏のブログ(7月25日)の内容。

昨年の国会で議論された内容では、「ほかの救済の手段がないような極めて例外的な場合には、保護、救出するために必要最小限度の実力を行使することが自衛権の行使として国際法上は認められることがあり得る」と示されていること。


もうひとつが、木村草太氏の「憲法の条件」という本、P150より。

「実は集団的自衛権・個別的自衛権以外に武力行使を正当化する資格があることを、みんなが知らないんです。

安倍首相がよく挙げる在外邦人の救出については、実は「在外自国民保護」という別の資格があるんですよね。それがどのような場合にどこまで認められるのかは、国連憲章に明文化された規定がないので、国際法の解釈に委ねられています。

たとえば外国にいる日本人を、武力行使してでも助けに行くことは、個別的自衛権の延長だという説明もあるし、あるいは個別的自衛権でも集団的自衛権でもなくて、一定の要件を満たしていれば武力行使は可能だという解釈もある。

また、日本船舶が通るところに機雷がある場合、それを破壊して通行可能にすることは、個別的自衛権で正当化できる場合も多いでしょうし、「緊急避難」と言って、個別的自衛権とも集団的自衛権とも違う国際慣習法上の正当化事由を主張することもできるでしょう。つまり、自国民の保護は、集団的自衛権とは分けて考えたほうがいいんです。」

引用終わり。

これ、拉致問題にも当てはまるのだろうか…と、素人的に思わないでもない話。

当てはまるのであれば、国会で議論されている事のちゃぶ台返しになるのかどうか。


素人的にどれが正しいのか、さっぱり判断がつきません…。



情報


北朝鮮の再調査の件と絡みますが…。

そもそも自衛隊の派遣等で拉致被害者を救出するにしても、情報が無いのでは…?

という素朴な疑問。


情報も無いまま派兵していいのか。

現実的な救出作戦では無く、とりま派兵して取り戻すのか。

(さすがに、それを主張する人は無いと思うが)


上に記した通り、再調査結果の有無で日朝が押し問答をしている状態です。


外交で解決するのでなければ、どういう想定で実力行使の話をしているのか分かり難い。

(ミサイル防衛の話は別、かな。たぶん)


また仮に安保法制や集団的自衛権と拉致問題を絡めて考える際、④の木村草太氏の議論なども踏まえ、法的に自衛隊を派遣する資格を得る議論なのか、それとは違って米軍との協力体制(情報共有や作戦のバックアップ)を重視した議論なのか、傍で見ていて整理がされていない印象です。。


(青山氏が出演した朝まで生テレビでも、その区分けを前提とした議論はなく、安保法制に賛成すれば拉致被害者救出に繋がるようなぼんやりとした印象を与えるだけの議論でした。)




チベット、ウイグル問題。

問題提起には非常に意味を感じます。


まず、事実認識と情報の共有でしょうか。


おそらく、ひとつ気を付けたほうが良いことは、この問題を口実に海外での武力行使の意図があると誤解されること。

国内外で、あえて曲解する人は必ずいると思いますので。


そのため、外交上の重要問題と強調することは、毎度毎度怠りないほうが適切かもしれません。



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他の国会議論も可能なら追いたいところですが、おそらく民主党などの質疑よりも、元みんなの党の議員さんの質疑を追った方が面白そうです。


安倍総理から蓮舫さんへの野次などが話題になり、その動画を少しだけ見たところ、彼女の主張は現在も法的に明記されてない内容に対しての批判でした。


(核兵器輸送など、従来から日本がやらないと決めていること、またクラスター爆弾のように国際的にやらないと決まっていること)


ここに安保法制での変化に対応して明記が必要となるのであれば、今回から明記が必要となる論理的説明が無いと説得力に欠けるのですが、そこを飛ばしていたように感じます。

もちろん、個人的に法的縛りはあっても良いようにも思いますが…だとすれば与党に難癖をつけるようなやり方ではなく、提案(対案)として出すほうが効果的だったはずです。


安保法案を廃案に追い込むつもりなら、せめてダメな理由をきちんと突かないと…。(汗)




陛下や国民の厭戦気分をよそに、ひとり出師の表を書き、群臣の前で落涙しながら読み上げ、勝手に北伐に出征しそうな勢いのタカ派ヤジ宰相、じゃなかった安部総理ですが…。





いきなり週刊文春と自民党の刺し合いが勃発。( *´艸`)ププッ


今週の文春で


①安倍総理吐血疑惑

②武藤議員の国会議員枠の未公開株疑惑


という、どこまで嘘か本当かわからない記事が掲載されたことが発端。


紙の爆弾より爆弾すぎる。www





先に②のこと。

今を時めく武藤議員の、国会議員枠未公開株疑惑。





ネットでは、様々なパロディ画像が流れる始末。(おいおいw)



武藤氏による説明や事実確認は済んでない案件ですが、今のところスクープっぽい話です。

やや文春の論調が偏ってる印象もあり、武藤氏の言い分も聞いてみないとなんとも…ですが。


まぁ たぶん、かなりの部分は裏もとれてる話かな。


(ラインに関する武藤氏の返答などを見るに、まったく事実無根ではなさそう。

また、ラインは送信時の時間が残るらしく、武藤氏が時間差で着信すると話した事で疑念を拡大させてもいる。)


文春は確実にゲスな週刊誌で、いい加減な記事も結構あるんですけど…たまにスクープ飛ばすからなぁ…。




この記事の影響で武藤氏は自分から自民党を離党。


安倍総理は 「仕方がない」 とのこと。

http://www.sankei.com/politics/news/150819/plt1508190018-n1.html





こんな軽さ。 (*´Д`)



サクッと馬謖を斬り捨てて、しかし火消し終了ならず。


野党から突っ込まれるわ、公明党の山口氏や自民の稲田朋美さんなど身内からも苦言が出るわ。


少なくとも武藤氏個人の追及は続くようです。(南無)







①の吐血記事。

安倍総理の体調が思わしくなく、吐血したとかなんとか。

総理側はこの怪しげな記事に対して抗議と訂正要求、文春は「記事の通り」と強気の返答。(大丈夫かよw)


NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150820/k10010196661000.html


体調不良の噂はあるのだろうけど、吐血はちょっと怪しいかな…というお話。

というか、仮に本当に体調不良だとしても隠し通すのだろうと思います。



文春の記事を元にしたらしき日刊ゲンダイの記事。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162898/1


ゲンダイが書くと、怪しさに妙な箔がつくよな。(´∀` )


話のもとが 「関係者」 という文春の記事を、そのまま伝聞してるクオリティ。


さすがにゲンダイであっても、著名人に直にインタビューした記事などはそれなりに参考になるのですが、今回のように噂をそのまま流す系統の記事は…ちょっとね。








安倍さんの体調不良説を喜ぶ人もいるのでしょうか。


共産党とか…。






しかし実はピンピンしてて。












生ける安倍さんが志位委員長を走らせる的な、謎の展開が起こり得るかもしれません。




面白ければ全て良しなので、いちおう期待しておきます。