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ふぇりっくす日記

2013~ MMORPG「ArcheAge」のプレイ感想
2014~ ゲームブログのはずが迷走中

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被害者本人の意思がハッキリして、意外とやる気モードでした。
あまり気を使う必要は無さそうなので、ここからは実名記載で。

















産経

セクハラ暴行問題で“手打ち”
自民・民主双方が謝罪 大沼氏なお未練


http://www.sankei.com/politics/news/150924/plt1509240036-n1.html




ライブドア(J cas発)


民主・津田議員の「いいかげん謝罪」
暴行被害者大沼議員「極めて不誠実な対応」と怒る


http://news.livedoor.com/article/detail/10632765/








予想以上に、ドロドロの展開。

普通に謝れよ…。(*´Д`)

民主党側の女性議員へも暴行があったらしく(なんでこんなに血気盛んなんよ…)
おあいこということで、自民と民主が手打ちになった模様。
しかし自民党の大沼みずほさんは 「謝罪が不十分」 と不満とのこと。

記事を読んだところ、ごもっともかと。


今のような形で手打ちはダメ。

怒りに任せて無計画に戦うべきです。







もう一方の件も、収まったような収まって無いような…。






安井美沙子氏 佐藤正久氏の接触謝罪表現に不快感示す


http://yukan-news.ameba.jp/20150925-82/




…これな。(*´Д`)








写真に、じわじわくる。w
















この件で気の毒なのが、
安井さんが右派のネット民にボコボコに批判されてること。
(彼女を励ます声もあるから救いだけど)

ブロゴスのコメントも酷い。
被害者のはずなのに悪人扱い。





http://blogos.com/article/135851/



これが右派のダメなとこなんだよなぁ…。
被害者を集団で攻撃、貶めて悪者にして居直るスタイル。

これは、色んな意味でやめといたほうがいい。悪い癖。


ヒゲの隊長が謝罪したので何らかの接触があったのは確かで、なんだか微妙な案件とはいえ、被害者は被害者として扱うべきなんですよね。
他と対比したり、そういう理由で批判しに行くとか…。


当事者の二人の認識も噛み合わず、なんだかんだで不快感を示しながらも、いちおう収束。




しかし仮に大沼さんが追及を続けて、それを見た安井さんが
「何で私だけ我慢せにゃならんのよ」 と再燃してしまったら…。


その時は しょーがないから、もう一回ヒゲと戦おう。(*´▽`*)ワクワク♪

プチブログ更新。


ちょいと時間があったので、アメブロとツイッターを見てました。

ツイッターで蓮舫さんの記者会見のツイキャス(生動画)が流れてきた。


まだ見れる模様。

http://twitcasting.tv/dpjnews/movie/203398310



安保関連の騒動(暴力事件)についての記者の質問もあり。

ネットで蓮舫さんに批判が集まっている 「泥沼になる」 発言についても。


(稲田朋美さんとのやり取り)



あれについては、私もちょっとどうなのよ…と。

辻元さんの 「きちんと調査する」 のほうが、適切だった印象でした。


いちおう、蓮舫さん的には


・すでに全ての混乱時の出来事について、自民と民主の国体委員長で話がついていた。

・その後のTV番組で、稲田さんがひとつの事例をとりあげてきた

・それ故の 「泥沼になる」 であった


とのこと。


まぁ 蓮舫さんは稲田さんの話を疑ってかかって 「(そういう話の)原稿を用意してきたのだろうけど」 などと否定にかかっていたので、そこまで記者に追及されれば苦しかったのではないかと思います。


(稲田さんは蓮舫さんに対して、病院の診断書もあると切り返している)


ただ、 「泥沼」 については蓮舫さんにも一理あるかな…。




記者の生ぬるい追及に救われた形で苦しいのだけど、いちおう少しは言い分がある…との印象。


他党の議員さんが憤慨したり、ネット民が怒ったりするのも分かるのだけど、党同士の話はついていた実態を把握したうえで、お門違いにならない追及の仕方が適切かと思われます。

安保法案通過の際、法律そのものに修正がかからなかった事もあり見落としていたこと。

元気会の修正協議の結果。


附帯決議、内閣総理大臣の名が入った閣議決定。

さほど意味がないだろうと思って軽視してましたが、わりと重い意味がある様子。


松田公太氏ブログ。

http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-12076647887.html


あとは、同党の山田太郎議員の番組解説が丁寧でした。

ニコニコ会員ならTSで見れるはず(有料かな)、同じ動画がYoutubeにアップされたら誰でも見れます。(気が向けばブログに添付します)





松田・山田両氏の解説を見た印象では、この政党の小ささに比して成したことの大きさを考慮し、120点つけたいくらいの気持ちです。


まぁ 様々考慮して、50点にしないといけないですけど…。





とはいえ、自分が思ってた 「今回は維新案あたりのラインで通して、将来の憲法改正の正当性をきちんと残しておく」 に比べてみても、元気会の修正案が(附帯とはいえ) 優れてる部分が様々あるよな…と率直に感心します。


内容そのものも、その副作用(政治的効果)も。





この党は…

残念な看板である直接民主制さえ捨てれば、かなり有望なんだよ。(*´Д`)





附帯の内容は。

入口(例外なき事前の国会承認)、中口(90日ごとの報告と見直し)、出口(事後検証)。


今回の法案に 「集団的自衛権」 の文字がないのに、実質的な内容が集団的自衛権だから違憲と批判されている 「存立危機事態」 の部分に対して、一内閣での裁量に任せてしまわず国会手続きを必要と修正した入口部分。


山田太郎議員の解説によれば、これで違憲では無くなったとのこと。



…なのだけど、ごめんなさい。

私は、山田先生の解説のままには理解しかねます。

同議員による 「存立危機事態」 の霞が関文学の解読と、そこに歯止めが効いたゆえに違憲では無くなったとの見解については…ハッキリ言えば 「詭弁」 とまではいかなくても、身内や支持者を納得させるための 「方便」 に感じられます。


仮に論理的に正しくても、ややこしいの。

日本国憲法で自衛隊が合憲と認められる類の知的アクロバット。



ですので、元気会の修正案については。

「違憲法案のままだけど、それなりの歯止めをかけて通した。

国会が正常に機能すれば自衛隊の違憲派遣を排除できる仕掛けを組み込んだ。

途中や事後の検証もあるため、何段にも歯止めが機能する。」



たぶんこれくらいのニュアンスで伝えられるべきで、これだけとしても元気会のような小党が影響力を振るったと考えれば凄いこと。

山田さんの様な無理くりの方便は不要だし、正しくても雑な説明だと誤解を招くと思います。


(私は一回聞いてよくわからなかった。好意的に見てない人には詭弁や強弁に聞こえるかも)




撤退戦でひとつ戦果をあげた

ということであって、決して勝ちにしちゃいけない。 




まぁー120点かなぁ とも思うんですけど…、この党は看板の直接民主制も残念な状態ですし、しかもその看板をほっぽり出して挑んだ結果なのです。


これに高得点つけちゃったら、いろんな意味でやばかろうと思います。


なので、是々非々で修正案の中身だけ見て高得点にするフェアな姿勢は、今回は放棄。




あえてイチャモンをつけて点を下げ、50点が妥当なのかなと思います。


安保法案関連で、国会内の騒動。

民主党の男性議員が、自民党の女性議員へ暴行を働いたとのこと。


メディアは、もう少しきちんと報道すべきです。

民主党は政党クォータ制を採用していますので、そのせっかくの方針に影を落とすだろうとも。


女性政策をアピールしていた民主党の自負心を揺さぶるような、痛い突き方で丁度いい。



仮に、被害者の自民党女性議員本人が騒ぎを大きくしくない、取材に応じないということであれば、その場合はメディアが積極的に扱わなくても まぁ仕方ないかな…とも思いますけど。

(産経の取材では女性議員がコメントしてるので、それは無いはずだけど)


暴行は基本的に無視されるべきではないのですが、ドサクサ的にわいせつ行為があり、女性側もセクハラと認識しています。


①暴行

②わいせつ

③セクハラ


これは間違いないはずで、ネットで流れてる動画を見ただけでは 「男性にもの凄く引っ張られた」 ところまでしか確認できないのだけど、負傷して病院で診断書をもらった客観事実や当人の証言から 「疑惑」 と報道するのは不適切だと思います。


少なくとも暴行については 「事実」 でしょ。





…で、「男性が女性に暴行した事例」 を優先すべきかは抜きにして考えても、

男性が男性に、女性が女性に、女性が男性に、のケースも含めて暴力沙汰は普通に糾弾されればよろしいでしょう。


どの党の誰がなど、関係なく…ですね。


みっともない政治家の足の引っ張り合いは私はどうでもいいのだけど、酒の魚くらいにはなるかと思います。





あとは、正義感から他人事でも自分事の様に怒り訴えることは必ずしも悪くは無いと思うのだけど、被害者本人の意思がどこにあるかも、わりと大事だと思います。


加えて議員さんは組織に属しているので、 「被害者本人と自民党」 の意思ですかね。


私個人は、被害者本人が抗議をしてない場合、あまり応援する気にならない主義です。

感情のフックにも引っかからないし、当事者以外が騒ぐことでいろいろ問題もあるかもしれないと考えます。


本人意思を確認せずに性的被害をオープンにすることが正しいかも、判断がつきません。



たとえば社内会議でセクハラがあったことに触れる際、当事者のことは伏せて語られる例も。

(結局は噂で、だいたい分かるものなのだけど…)


また、週刊文春のゲス記事で 「AKB盗撮事件」 が2週連続で掲載されたのだけど、どうやら最初の記事は被害者の女性側にとって抜き打ち的な部分があった様子。

いくら正義感から芸能プロダクションを糾弾する形の記事構成の体をとっていても、あれは女性側からしたら相当ショックだろうと思います。(職業柄、特に)


これらを鑑みて私個人の考えだけど、被害者本人への配慮(本人への確認等)が一番じゃないかなと思います。




周りばかりが騒いで問題視したり拡散することは、当事者を傷つけることもある。

もちろん問題を見て見ぬふりをすることは良くないだろうけど、情報の拡散が本人意思と乖離してないかは、私はわりと大事だと思います。


性的被害については、特に。

(屈辱的な行為を受けた事が拡散されることが、本人にとっては二次被害になるかもしれない)


もっとも今回の件は、公の場の出来事で動画も残ってる状態なので、今更オープンも何も無いのでしょう。

それに政治家の在り方をメディアが問う、社会的な意味もあると思います。


なので報道自体はきちんとしたほうが良いのですが、配慮が必要な場合は、そうあって然るべきとも思います。


誰でも塩村さんみたいに自分自身でTVカメラの前で 「謝ってほしい」 と言えるものではないでしょうし、逆にそういう在り方に違和感を感じる方や、周りに擁護してもらうことを良しとしない方もいるかもしれません。


(私個人は、社会的な意義を考えれば

変な遠慮や泣き寝入りはせずに、ガンガン抗議していけと思いますけど)



あとなぜか、 「被害者にも責任があったよね」 的な、加害者側の居直りに使えそうな空気を醸成する人も必ず出てきます。

それは多少は仕方ないとしても、加害側が本当にその空気感で居直ってしまったらやはり大問題です。


あった問題を無かったことにするのは良くない。




女性議員本人か、または本人への風当たり等を配慮すれば本人ではなく同党の稲田さんや三原さんあたりか。

ともかく自民党サイドが明確な姿勢を示して、それに応じた適切な報道がされると好ましいと思います。

安保法案が通過。

明らかに法案自体にも成立プロセスにも問題があったため、それなりの法案修正と国民の理解が伴っての通過が好ましいと思ってましたが…。


安全保障の必要に応じた整備をすることは当たり前なんですけど、今回は滅茶苦茶。

たとえばホルムズ海峡や邦人保護のように、首相や閣僚が説明してきたことが実は法案と関係なかったことが、審議を経て次々と炙り出されてきていました。


説明してきたことに対応した法案内容じゃなく、ハッキリ言えば必要ですら無かった。(*´Д`)



やっぱり日米同盟強化の「象徴」が主旨の法案だった模様です。

(米軍の予算組みが日本の法改正を当てにして決まっていた件などもあるが、それは置くとして)


さらに輪をかけて酷いのが、維新分裂から国会が茶番になったこと。

まともに政策協議する空気が消えてしまった。


どうせ通すことは見えていたので、せめてもう少しまともな内容にして通すべきだったでしょうに…。



今後は、安全保障政策を軸に政治勢力も二分されるのかと考えるとアホらしい。

しかも、「権力側に憲法に則って仕事を任せる」という国民主権の暗黙の了解が覆されての異常事態ですので、たとえ改憲派であっても一時的に反対勢力を支持せざるを得ないという二重のアホらしさ。


そんな低次元なとこ、争点にするなよー。(*´Д`)




野党が(共産党まで含めて)統一戦線を張ったとして、では安倍政権が変わったらどうなるか、または選挙で政権交代を起こして安保法案を覆したらどうなるか。


そこでいったん、終わり。

次に何も繋がらない。


マイナスがゼロに戻るのに多大なエネルギーや混乱を経るだけであって、たとえゼロに戻っても新たな勢力の崩壊しか見えず、今から不毛感しか漂わない。


二大政党制に近づくのは基本的に支持するのだけど、このワンイシューでまとまった野党ができて一体それが将来的に意味があるのか…。


もちろん野党候補の潰し合いが減って、より民意を反映した政治勢力図が再構築されるのは一定の意味があるのでしょう。


けれど、それは出来れば安全保障政策での国内不一致という形では無く、もう少し違う形のほうが好ましかったはずです。


(健全な構造改革、そのための使い潰しであっても与党にプレッシャーをかけれる野党勢力)



みんなや維新の分裂以後、どんどんアホらしい展開になってるのではなかろうか…と思って見ています。


争点の設定が、政治改革からずれちゃってる…。





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なんだか、政治家の発信など見ていていろいろと情けない…。



メディア主体だけでなく、政治家が自分の媒体で直に発信する足の引っ張り合いも散見される始末。

男女、左右、与野党、国政地方問わず、なんだか残念な議員さんが多いなぁ…という印象。


(万年野党路線の左派はともかく、私が支持してた元みんなとか、維新も含めて。

誰がどこを嫌いとか分かって見てるから、余計にみっともない)


まぁ みっともない連中の足の引っ張り合いは横目で流しつつ、議論の中身を見ていくのが良いのかなと思います。




安保法案の個々のことは、たとえばホルムズ海峡の前提が崩れたことなど分かり易い例があるので割愛します。違憲、合憲議論については木村草太氏の著書を見れば明白でしょう。


なので、法案の個別の議論では無く、ざっくりした前提を少し書いて考察を終えます。






やはり今更言ってもしょうがないが、安倍さんは普通に憲法改正を(正面から9条改正を)訴えて正攻法でやるべきでした。

普通に国民の支持を得られる説明を果たせば、あるいは丸く収まった話。

丸くまとまらなくても、議論はまっとうな方向で進んだはず。(たぶん)


基本的に私は改憲派ですが、議論や国民投票の結果、9条護憲になっても仕方ないかなとも思います。

今の憲法は普通にやばいだろうと思う反面、理想論として堅持する意味もある憲法ですし…。

何れにしても、話を深める方向性が本来あるべきところから乖離していたように感じます。

違憲とケチがついたり、明らかな説明矛盾や問題を抱えたまま通すこともなかった。


さらに、できれば同盟をメインにした狭い範囲の国防議論でなく、国連の集団安全保障を軸にした王道から行くべきだった、とも思います。


(それは拒否権を持つ国があるため無理だから…となるのは予測がつくけど、だからこそ国連の改革に毎度チャレンジして、国民が絶望感を共有することに意味が出てくる。

なので政治家は内向きの発信で、国民の理解が悲願に変わるところまでやらないと…)


その誰もが賛同し易かった王道路線に比べれば、今回の安保法案は少数の「個人的な思い」で勝手に国の重要方針が捻じ曲げられた感が半端ない。

いくら中国問題が深刻でも、現状そこまで切迫したものではないどころか、一端では安保法制を強く推してる人達が外交的軋轢を大きくしてるマッチポンプ構造だから余計に性質が悪い。


偏った愛国イデオロギーやら、逆に9条護憲平和主義やら、特定の宗教やら、または動物愛護などもそうでしょうけど…。

一般受けしないものを個人の趣味や信条として大切にするのは結構なんだけど、それを変な形で表に出してこられると大勢の人が迷惑するだけなんすよね。


たとえ偏った思想信条の持ち主でも、公的な立場で表に出す場合は、理解される形で進めてほしい。


与党側で言えば日本会議にかぶれてる議員さんとか、特定の活動家と関わることが多い人とか、そのへんのこと分かってるのかなぁ…と甚だ疑問です。



彼らにしてみれば 「たいしたことない」 右派的な言動って、普通に見れば相当危ないんですけどね…。

(それを批判的にとりあげるメディアが健全であって、それを 「反日メディア」 と呼ぶところが宗教右派としか言い様がないのだけど)





繰り返しですが今の安保法制の議論だと、わりと短絡的な同盟関係重視の国防論に見えますから、結局は明治以後の歴史から学んでない様にも思えます。


(日露戦争に踏み切れる要素となった日英同盟、米国との戦いに踏み切れる要因になった日独伊の同盟など…、仮想敵国を想定した同盟関係だと戦争を誘発してしまう)


もちろん、過去は帝国主義の時代の話で現代は真面目な抑止の議論をしているわけで、戦争前提の同盟ではない(はず)だから、この手の話のすり替えはちょっと乱暴だろうけれど、あえてそういう議論をすることは非常に大事だとも思います。


70年談話に於いて、かつて日本が世界秩序へのチャレンジャーになってしまった失敗を現在の中国に重ね合わさせる含意があったことを踏まえた意味でも、日本の国防論も同盟関係に頼ったものを強調するべきではないでしょう。

「現状では日米同盟強化(対中を視野に)は構わないけど、本来は違うところに理想はあるだろう」 という確認作業は、もっと必要ではないでしょうか。


当然と言えば当然の話なんですけど。

今までの議論の積み重ねを知ってる人だけのわけでは無く、若い人や今まで政治に無関心だった人も常に見ているわけなのだから、大切なポイントは常々押さえておかないとわけが分からなくなります。


これをあまりやらずに中国脅威論か否か(愛国か反日か)、もしくは脅威認識の程度が違うくらいか…あたりに終始してるから、見る人から見たらタカ派が戦争を煽ってる馬鹿に見えてしまうという悲惨な状況もある様に思います。


(もちろん、相当数の「愛国馬鹿」もいるように思います)





敵が嫌がることをやるのは分かるんだけど、ぶっ叩くだけで逃げ道を用意しておかないとガチの潰し合いの道しかないので困る。

逃げ道(相手にとっても納得のいく、ある意味では華をもたせる勝ちに見えるライン)を用意すべきで、たとえば中国問題であれば 「対中包囲網よりかは国連改革がマシ」 と中国に思わせるために日米同盟強化をやってるのか、それとも単細胞な対中強硬路線なのかで、印象も随分違います。


その意味で安倍さんや、右派の目指してる方向性が非常に危険に見えます。

ただの馬鹿マッチョ思想じゃないんですか…と。


安保法制のような話は(憲法改正も含めて)内外に明示しながら理解を得てやれば良いことであって、今回のように法制局長官の首をすげ替えて解釈改憲を断行したり、なんだかんだで違憲だったじゃねーか説明が嘘だったじゃねーかと 「国民に対する騙し」 のような路線で進めると、国内世論の混乱、またデモや反対意見表明を通じて対外的にも余計な疑念を招きます。

時には真意を隠した奇策も必要かもしれませんが、王道路線で済むことや、憲法に関わること(国民的議論が必要なこと)で、わざわざ分かり難い方法を用い混乱を招く必要は無いはずです。


いやほんと、いまの路線で 「反日」 とか 「愛国」 とか、語られても困るんすよね…。

宗教右派終わってるな…くらいにしか感じられません。

国民の理解を得られた70年談話の内容はともかく、安保法制の議論を見ると… 「ダメだこりゃ」 と思わせる内容が目立ちました。左派の反対キャンペーン、煽りは置くとして、冷静に見て与党側の説明の矛盾点(致命的な内容も)が多すぎます。



これが与党で、それに対する野党結集があって…だからどーなんだと非常に冷めた気持ちで眺めております。

真面目にみるほど政治不信になるのが普通であって、政治に無関心だから政治不信になるのとは、ちょっと違うんじゃないかな というのが個人的な気持ちです。




次の選挙は、なんだかつまらない争点のワンイシュー選挙になりそう。

応援したい政党も政治家も居ないから、どうでもいいけど…。