魔法の秘密基地。 -28ページ目

夜中

仕事が終わって夜中に帰る。
日曜の夜中はドキュメンタリー番組を観ている。

今日は身よりも無く、末期癌や重い病気を抱える人が集まるホスピスのドキュメントだった。

正直に言えば人が死んで、泣いて、立ち上がるぜ!みたいな話は嫌いだ。嘘だから。
現実はそんなに上手く行かない。
ここ5、6年で身内が4人亡くなっているけど狂うかと思ったし、決して綺麗事では済まされない。済ませない。

ドキュメントは嘘がなくて、いい。
この番組、冒頭から死に際の映像が出てくる。
ボランティアのお姉さんがぼけまくっている80代のおじぃちゃんとお揃いのボーダーシャツを着てハイタッチする。

60代のおじぃちゃん、末期癌だったのに恋愛して、お医者様に生存率が高くなったと言われる。

なにが美しいのか、生きるってなんなのか。
いまだによく解らない。
誰かの唄にもあったけど“あなたが生きている今日はどんなに素晴らしい事だろう”と。
勿論、苦悩するし、絶望感に襲われるし、なんか、もう、

すごい。

なにがすごいって?わかんないけど、すごいよ、ホント。

同僚に“恋愛ってなんなんですかね?”って聞かれた。
私に聞くなよ
と思った。言った。混乱するじゃねーか。

そう、そんな疑問について答えを出す事に意味を感じなくなってきた。
もう29年この体や頭で生きているから、かなり思慮深いクセにまともな答えはひとつも出せない事は解っている。

何が言いたかったのかな。
忘れちゃった。

ただひとつ、この番組を見て、涙が出なかった。それが嬉しかった。
何かが、少しずつ、足音たてずに変わっている気がする。

他愛もないこと

心に立てる虹が欲しい
時を渡れる翼が欲しい
君に語れる言葉が欲しい

ということで、スパイラルライフを聴いておりました。ELOを久々に引っ張り出して聴いておりました。2つとも高校生の時にハマってたんだけど…

今日は太田記念美術館、行ってきました。原宿なんて何年ぶりだろ。月岡芳年を見に行ったんだけど、面白くてね。
色彩が鮮やかで、動きがあって、物語がある。一枚一枚、物語作りながら見たので面白かったー。
“金時山の月”とか。

で、家の近くの喫茶店で珈琲&ケーキ。そこのチョコレートケーキ、むちゃ美味かった。しっとりしてて、お酒効いてて。
で、弁当作った。今回はたまごやき、豚キムチじゃが、たらのトマトオリーブオイル煮。

今日は1日歩き回って想像以上に疲れているようだ…。

お弁当

この前お弁当を作った。5年振り位だと思う。
冷食使っても面白くないから品数を沢山揃えて。
そんな大層美味いモノでもないけど何だかちゃんとしてる人みたいで気分が良い。
作るのはいいけど、すげー余る。
腐ると嫌だからぼんぼん捨てる。
節約のつもりが全然そうはならない。


日々の生活で孤独を感じる事はそんなにない。小さい頃、暫く一人っ子状態だった時の耐性がついているのかもしれない。人混みの中にポツンと1人でいたり、川縁でお茶しながら空を眺めたりするのは心地良いし、不足は無い喜びだ。

だけど、こうやって“おかずが余る”という、ささいな事で喜びは躓いてしまう。頼りないね。たまに誉めてー、と思う。甘やかしてー、と思う。

度々こういう瞬間が訪れる。

湿った6月の匂いの間に夜爪を切る音がすべり込む。
ぱちん、ぱちんと。生きるってこーゆー事なんだろうなぁ、とぼんやり思う。
あくびをする。

おろちょん食べて、珈琲飲んで、騒いでね。一番大好きな友達と話して、ふざけて。すげー楽しいの。
けれど、ふと襲う寂しさから目を背ける訳にはもうできない。そいつはきっと何度かバウンドして必ず私を穴に落とす気だ。
おぉ怖っ。

考えてたら深爪した。

痛いよー。