夜中
仕事が終わって夜中に帰る。
日曜の夜中はドキュメンタリー番組を観ている。
今日は身よりも無く、末期癌や重い病気を抱える人が集まるホスピスのドキュメントだった。
正直に言えば人が死んで、泣いて、立ち上がるぜ!みたいな話は嫌いだ。嘘だから。
現実はそんなに上手く行かない。
ここ5、6年で身内が4人亡くなっているけど狂うかと思ったし、決して綺麗事では済まされない。済ませない。
ドキュメントは嘘がなくて、いい。
この番組、冒頭から死に際の映像が出てくる。
ボランティアのお姉さんがぼけまくっている80代のおじぃちゃんとお揃いのボーダーシャツを着てハイタッチする。
60代のおじぃちゃん、末期癌だったのに恋愛して、お医者様に生存率が高くなったと言われる。
なにが美しいのか、生きるってなんなのか。
いまだによく解らない。
誰かの唄にもあったけど“あなたが生きている今日はどんなに素晴らしい事だろう”と。
勿論、苦悩するし、絶望感に襲われるし、なんか、もう、
すごい。
なにがすごいって?わかんないけど、すごいよ、ホント。
同僚に“恋愛ってなんなんですかね?”って聞かれた。
私に聞くなよ
と思った。言った。混乱するじゃねーか。
そう、そんな疑問について答えを出す事に意味を感じなくなってきた。
もう29年この体や頭で生きているから、かなり思慮深いクセにまともな答えはひとつも出せない事は解っている。
何が言いたかったのかな。
忘れちゃった。
ただひとつ、この番組を見て、涙が出なかった。それが嬉しかった。
何かが、少しずつ、足音たてずに変わっている気がする。
日曜の夜中はドキュメンタリー番組を観ている。
今日は身よりも無く、末期癌や重い病気を抱える人が集まるホスピスのドキュメントだった。
正直に言えば人が死んで、泣いて、立ち上がるぜ!みたいな話は嫌いだ。嘘だから。
現実はそんなに上手く行かない。
ここ5、6年で身内が4人亡くなっているけど狂うかと思ったし、決して綺麗事では済まされない。済ませない。
ドキュメントは嘘がなくて、いい。
この番組、冒頭から死に際の映像が出てくる。
ボランティアのお姉さんがぼけまくっている80代のおじぃちゃんとお揃いのボーダーシャツを着てハイタッチする。
60代のおじぃちゃん、末期癌だったのに恋愛して、お医者様に生存率が高くなったと言われる。
なにが美しいのか、生きるってなんなのか。
いまだによく解らない。
誰かの唄にもあったけど“あなたが生きている今日はどんなに素晴らしい事だろう”と。
勿論、苦悩するし、絶望感に襲われるし、なんか、もう、
すごい。
なにがすごいって?わかんないけど、すごいよ、ホント。
同僚に“恋愛ってなんなんですかね?”って聞かれた。
私に聞くなよ
と思った。言った。混乱するじゃねーか。
そう、そんな疑問について答えを出す事に意味を感じなくなってきた。
もう29年この体や頭で生きているから、かなり思慮深いクセにまともな答えはひとつも出せない事は解っている。
何が言いたかったのかな。
忘れちゃった。
ただひとつ、この番組を見て、涙が出なかった。それが嬉しかった。
何かが、少しずつ、足音たてずに変わっている気がする。