年末年始に感じたこと考えたこと | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

あけましておめでとうございます。

 

12月30日は、浜崎あゆみのカウントダウンライブに行ってきました。

 

もう本っっっ当に素晴らしくて。

 

2022年の夏、「Summer TA Party 2022」に行って「この浜崎あゆみのライブに音楽的快感はあるのだろうか?」なんてことを考えてしまったけど、音楽的快感があった! 音楽的快感に溢れてた!

 

それは素晴らしいバンド、ストリングス、ホーン、クワイアがいたからなのもあるのだろうけど、何より、あゆが歌うのが楽しそうで。これもう、泣いちゃう。

 

だって、歌うのが楽しそうなあゆ、いつぶりに見た?

 

そして、2021年のツアーのとき、私は書いていた。「あゆにも歌で圧倒する時代がまた来る」と。

 

この日あゆは、歌で圧倒していた。代々木に集まった約一万人に勝っていたし、一万人が圧倒されるのを感じた。「あゆー!」という歓声とはまた別の、音楽に歌に沸き上がる歓声を聞いた。

 

私、ずーーーっと聴き惚れてたし、見惚れてた。

 

いやぁ、数日前に「テイラー・スウィフトは J-POP のパ○リ」なんていう書き込みを見たものだから、そうだそうだ!テイラー・スウィフトより浜崎あゆみの方が先なんだぞ! レディー・ガガよりビリー・アイリッシュより・・・なんてことをまた思ってしまった。

 

カウントダウンライブ、前々回では「自信」を、前回では「覚醒」を、そして今回は、「歌うのが楽しそうなあゆ」を感じたんだなぁ。

 

数日前、あゆがインスタに投稿した文章を読んで欲しい。

 

 

 

12月31日は、同じくあゆのカウントダウンライブを生配信で見て、紅白を見た。

 

あゆは代々木第一体育館、エレカシは NHKホール、近くにいるのね~と嬉しくなる。

 

あゆのライブがはじまるまで、紅白でエレカシが出てくるまで、心を落ち着けるためにいろいろとぼーっと考えた。今は時代の変わり目で、「権力の腐敗」という言葉も見かける。

 

終わりと始まりが重なるとき

「ロックは偉くなってしまった。それはそれでいい。大事なのは、そうなったときに、矛先をどこに向けるか、抑圧をどう感じるか」

 

椎名林檎も「一度栄えし者でも必ずや衰えゆく」と歌っていたとか。

 

あゆのライブは 22時半からで、紅白のエレカシの出番からいってそうなるだろうと思ったけれど、やはり重なった。

 

あゆは「evolution」を、エレカシは「俺たちの明日」を、同時に見た。同時に見る(聴く)のは至難の業で、どちらもちゃんと聴けないんだけど、エレカシが歌うのとあゆが歌うのを生でリアルタイムで同時に見る機会もなかなかないと思ったので。今回は会場に行かなかったことをいつも以上に悔やんだけれど、配信だからそれができた。

 

あゆのカウントダウンライブは、 ABEMA で 1月5日 23:59 まで見逃し配信中です!

 

 

配信URL

https://abema.tv/live-event/38bfa6c8-0a2c-4759-ac77-a9216ef51307

 

あゆは「音楽の力」「歴史」と言っていた。ぜひ見て欲しい!

 

 

 

2023年は、嬉しくて素敵なことがたくさんあり、こんなにも名残惜しい年は今までになかったんじゃ?というくらいだった。2023年が終わったからそれで終わりじゃなく、それをつなげていきたい。

 

そして、2024年になってすぐに、大きな地震、飛行機事故があり、言葉に詰まる。

 

現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』で、福来スズ子(趣里)が防空壕で歌うシーンがあった。ピリピリした空気の中、スズ子が歌うと、みんなが落ち着きを取り戻していく。それを見た村山愛助(水上恒司)が言う、「みんなスズ子さんの歌で正気に戻っていく」。そうか、と思った。

 

あゆでもエレカシでも、ファンのマナーについて語られることがある。フェスでの場所取りがどうとか。でも、「それだけ人を狂わせる力があるのだ」という書き込みを見て、確かになぁと思った。スターだもんなぁ。

 

けど、スターには、「人を狂わせる力」だけじゃなく、「人を正気に戻す力」もあると思うのだ。そのどちらをも持つ者をスターと呼ぶのかも知れない。

私がスターと思う人には、そのどちらもがあるなぁと思った。

 

スターじゃなくても、みんなあるのかも知れない。

人を狂わせるような出来事も起こるけれど、人を正気に戻す力も人にはあるのだと信じて。

 

祈りと願いを込めて。

 

今年もよろしくお願いします。