あけましておめでとうございます!
年が明けて、「2025年の私的年間ベストアルバム」 について書きたいと思います。今回は 15枚 、ランキング形式です。
その前に、曲単位で「2025年に聴いた音楽」のプレイリスト(30曲)を…。
2025年は、この対談 での「世界的に The Beatles が干されてる」という岸田繁(くるり)の言葉が頭に残ってて、今足りないのはビートルズでは? を意識していました。それも表われてると思います。
Salyu 良いな。MGMT の前年のアルバム良い。クークスがウイングスの「アロウ・スルー・ミー」をカバーした。バッハとショパンはゲームの影響。ボブ・ディランの映画観た。Royel Otis「Linger」はクランベリーズのカバー。“行こうぜ ピリオドの向こうへ” が私のテーマだったよ。メリーメーカーズのデヴィッド・マイアー来日公演してた。R.E.M. が唐突にぐっときた。藤井風を観た! ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』良かった(ヨルシカ「修羅」が主題歌)。The Milk Carton Kids は山田稔明(GOMES THE HITMAN)のインスタで知ったと思う。宮本浩次が Ado に曲提供! The Songbards が解散し、オアシスの再結成ライブを観た 2025年。
それでは、ベストアルバム 15枚です。
15位 ウォーター・フロム・ユア・アイズ『イッツ・ア・ビューティフル・プレイス』(Water From Your Eyes『It's A Beautiful Place』)
ニューヨークを拠点に活動する男女二人組ということくらいしか知らないのだけど、1曲目の 30秒くらいのインスト(というか SE?)から何かを感じて。あゆの「Far away」を思い出したのかも、いや、ぜんぜん違うか、あゆのリミックス的な? いや、ぜんぜん違うけど、2曲目からギターがじゃんじゃん鳴って。ノイジーで実験的だけど、ユーモラスで、ちゃんと曲の形をしててなんか聴いちゃう。
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14位 椅子樂團 The Chairs『愛的對白 Love Dialogue』
台湾のサイケソフトロックバンド。日本の歌謡曲やフォークを感じるところもありつつ、10cc なんかも感じる。ふわふわしてるけど、哀しみや切なさが漂ってて、匂いや湿度も感じる。「做一半的夢」「倖存者」が良い。
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13位 ザ・ルミニアーズ『オートマティック』(The Lumineers『Automatic』)
ルミニアーズ、今月来日するの知らなかった。2025年は、私ってフォークやカントリー好きなのかも と思う年でもあった(気づいてなかったんかい)。アルバムには入ってないけど、ティアーズ・フォー・フィアーズの「シャウト」をカバーしてた(スティーブン・キング原作のドラマの主題歌みたいです)。
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12位 パーセルズ『ラヴド』(Percels『LOVED』)
オーストラリアのバンドで、フランスのレーベルと契約して、ダフト・パンクのプロデュースで注目を集めたという。そんなバンドの 3枚目のアルバム。
冒頭の高揚感。浮世離れしてる感じだけど、この軽やかさが殺伐とした世の中とか喧噪を遠ざけてくれる。宇宙船に乗って飛び立って行く感じで、現実世界(地球)が青く見えるかも?
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11位 ハイム『アイ・クイット』(HAIM『I quit』)
ハイムは掴みどころなかったけど、彼女たちにもビートルズの系譜ある?と思う瞬間があって。「Now it's time」で U2 の「Numb」をサンプリングしてるのも嬉しかった。気だるいけど軽やか。
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10位 フー・ドゥ・ユー・ラブ『We Don't Know What Love Is』
いやもう、これこそ今足りないビートルズ!と嬉しくなったけど、それだけではない旨味がある。
村上貴一(ex.キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)と岩出拓十郎(本日休演)に、新たに加入した茂木左(ピーズ、マリ、the myeahns)によるスリーピースバンド。ビートルズはビートルズでも、“日本” をちゃんと感じるし、ひねりやうねりを感じるメロディが良い。
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9位 ロザリア『ラックス』(Rosalia『LUX』)
冒頭 6曲くらいまでの勢いというか気迫というか、すごい。ビョーク参加してるし。日本語も出てくるし。クラシック、オペラ、ラテン……。30曲プレイリストのところでチラッと書いたけど、ゲームの影響でクラシック良いなと思ってたところにもどーんと響いた。
もっと上の順位でもいいかなと思ったけど、まだそこまで聴き込めてなくて。すごいと思うけど、気軽に聴けないというか、聴くタイミングを選んでしまう(今のところ)。
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8位 藤井風『Prema』
ビリー・アイリッシュのオープニングアクトで藤井風を観られたのはラッキーだった。ファニー! Mステの「Hachiko」「Prema」のパフォーマンスも良かった。
今回は全曲英語詞のアルバムなので入ってない「満ちてゆく」「Workin’ Hard」「花」もとても良くて(初回盤には「Pre: Prema」として DISC2 に収録)、これらの曲も入ってたらなと思うけど、入れないところに潔さや気高さを感じた。
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7位 ザ・ラサムズ『マター・ダズ・ノット・ディファイン』(The Lathums『Matter Does Not Define』)
初来日ライブ に行けて良かった。今回はいろんなタイプの曲があってメリハリを感じたし、ヘヴィーになって、ダークさも出てきたように思う。
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6位 森山直太朗『Yeeeehaaaaw』『弓弦葉』
2枚同時発売で、「それは一見、対極的な位置付けでありながら、両方のアルバムはお互いを補いあっているまさに心身一如の作品」(オフィシャルより)ということで、2枚で1つとしてカウント。
アンビエントで静謐な旋律漂う内向的なアルバム『弓弦葉』。祝祭的なブルーグラスサウンド溢れる外向的なアルバム『Yeeeehaaaaw』。どちらも素晴らしいです。
森山直太朗は、「素晴らしい世界」 (2022年)から気になりだして、知ってた有名な曲なども改めて聴いてみるとやっぱり良くて、そこに今回のアルバムで。
「素晴らしい世界」に心打たれたから『弓弦葉』を楽しみにしてたけど、さっき言った、私ってフォークやカントリー好きなのかもと思ってたところに『Yeeeehaaaaw』はジャストタイミングだった。そんな森山直太朗が後述するアーティストとラジオで共演したのは嬉しかったぁ。
観てみたかったライブ、今度はじめて行きます!
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5位 ゆうらん船『MY CHEMICAL ROMANCE』
ゲートボーラーズ、ソングバーズ、に続いて、好きなバンド見つけた! がしかし、ソングバーズはなんと突如解散してしまった(涙)。
ゆうらん船もビートルズを感じさせるけど、ロマンチックでサイケデリック。内村イタルを中心とした 5人組とのことで、内村イタルという名前はどこかで見かけたぞと思ったら、ゲートボーラーズのサポートかな。
とにかく、このどこか “甘い” 感じはなかなか他にないと思うのです。
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4位 レディー・ガガ『メイヘム』(Lady Gaga『MAYHEM』)
私レディー・ガガの音楽にハマったことないと思うんだけど(良いと思いながらも)、これはハマった。やっぱり私はロックが好きで、このアルバムがロック寄りだからかなぁ?
ジャスティン・ビーバーの最新アルバムがマイケル・ジャクソンと言われてたけど、レディー・ガガのこのアルバムにもマイケルを感じた。
レディー・ガガといえばこの記事。
「全長270メートルの巨大ドレスでの登場、墓場でゾンビと舞踏、チェス盤上でもう一人の自分と戦い……。」 って、これはもう浜崎あゆみファンとして反応せずにはいられない。だってこれ見て→ 浜崎あゆみ「Song 4 u」のMV
やっとハマったガガ、来日公演行きます!
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3位 パフューム・ジーニアス『グローリー』(Perfume Genius『Glory』)
アルバムの 1曲目って大事ですよね。この 1曲目の「It's a Mirror」が好きで、ついそのままアルバム聴いちゃうし、1曲目が聴きたくてまたアルバム聴いちゃう。もちろん 1曲目だけじゃなくて、静かで透徹してて体の内側からリセットされていく感じが。内へ内へと深く潜っていった先に静かに静かに朝陽が昇るような。
7枚目のアルバムにして、パフューム・ジーニアスをちゃんと聴くのははじめて。プロデュースを担当したブレイク・ミルズは、同じ年ジャパニーズ・ブレックファストも手がけたという。
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2位 ウルフ・アリス『ザ・クリアニング』(Wolf alice『The Clearing』)
ウルフ・アリス、名前は知ってたけど、グランジとかそういうバンドと勝手に思ってて。この最新アルバム聴いてみたら、良い! 私が思う「古き良き洋楽」がつまってて、あくまでイメージだけど ABBA とかカーペンターズにも通じる、「憧れの洋楽」そのものというか。「洋楽」って言葉がそもそも死語なのかも知れないけど、「はじめて出会う洋楽の煌めき」 みたいなものを感じた。
でも、このアルバムはそれまでと結構変わったみたい? 私は前の作品を聴いてないからわからないけど。
何しろ、洋楽の良さがつまってて、それでいて懐古趣味ではなくて、ちゃんと今良い。
で、rockin’on sonic 2026 行って、ウルフ・アリス観てきました! かっこ良かった! 最新曲も前の曲もかっこ良くて、過去作も聴こうと思いました。
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1位 眞名子新『野原では海の話を』
2025年は、眞名子新(まなこあらた)に出会えた年です。(まだライブ観てないけど)
「さいなら」の
スタートラインに立ったと思えばこんなに歳くって
間違いだらけではいもう一度
でもここから始まるの
2025年の私にこれほどふさわしい歌詞があるだろうか。
私ってフォークやカントリー好きなのかもと思ったのも眞名子新を聴いたからだし、気になってた森山直太朗に一歩踏み込めたのも彼のおかげと言える。そういえば、同じ匂いするなぁって。そんな二人がラジオで共演したのは嬉しかった。
基本的に、兄の眞名子幹(まなこもとき)が作詞して、眞名子新が作曲してるという。
フォークやカントリーといっても、おどろおどろしさもある「A2出口」のような曲もあるし、「台風」のドカドカと響くワクワク感、「網戸」の楽しさとちょっぴり切なさ、「健康」「きみたちおなじかおしてる」のユーモア、「諦めな、お嬢さん」は泣けるし、単調ではなく、全曲良い。
ソングバーズとも交流あるみたい、というか、マネージャーでドラムが谷朋彦。谷朋彦って、元プププランドでソングバーズのマネージャーやってた。嬉しいつながり。でも、ソングバーズが…(再び涙)。
早くライブ観たい!
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というわけで、私的年間ベストアルバム 15枚でした。
これ、15位から書いてくから上位にいくにしたがって余力がなくなっていくんだけど、1位から書いてけば良いのか。後で並び替えれば良いんだし。次からそうしようか。もはや、私の文章より貼った YouTube 見て(聴いて)欲しい…。
他には、Ty Segall『Possession』 とか。あと、気になったのは Geese というバンド。『Getting Killed』 というアルバムが出て聴いたのですが、土っぽいレディオヘッドというか。それと、いろんな人の年間ベストをチェックしてて Anna Von Hausswolff『ICONOCLASTS』 少し聴いただけで只ならぬオーラにビビりました。イギー・ポップも参加してるし。
あとは、Nematode というバンドがとても気になったのだけど、情報が少ない! ほんとは Nematode の『The Trilogy』 をランクインしようと思ったんだけど、これは過去作のリマスターか何かみたいで 2025年の作品とは違うのかもと。キッカケは「Gum」という曲だったと思うけど、他の曲もピンク・フロイドみたいだったり、ジャケットやアートワークも気になります。情報求む!
RADWIMPS のトリビュートアルバムもありました。宮本浩次が「おしゃかしゃま」で参加したんです!
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そして、やっぱり貼っちゃう。浜崎あゆみ「mimosa」。
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それでは、今年もよろしくお願いします!