見えないもの /ゆうこvol.1 | ラ・テール ラ・メール ー小児科医 まゆこ&心理士 ゆうことのわかちあいの場

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子育て中のママさん応援ブログを始めました。子育てを頑張っている皆さん、あなたとあなたのお子さんは、祝福される存在であることをどうか忘れないでください。ハイジの国から、皆さんとシェアしたい情報やアイデアを発信していきたいと思っています。

皆さま、こんにちは。これから週に1回ペースでブログを載せていく予定です。どうぞよろしくお願いします。

 

目には見えないウイルス。新型コロナウイルスに家族や自分が感染せず過ごせるよう気をつけながらも、いつどこで移るかわからない、いつ終息するのかも全くわからず先が見えない日々。ロックダウン、外出自粛、テレワーク、学校閉鎖!今まで想像や考えもしなかったことが起こっています。このような急激な変化や思い通りにならないことが続く日々は、不安、ストレス値がかなり高くなりやすい、または高くなっているとき。

 

目に見えないこの不安やストレスは、気づかぬうちに自分の中で溜まってしまうことがあります。ストレスは物事に対するそれぞれの受け止め方や対処の仕方で、必ずしも皆が皆ため込んでしまうわけではありません。が、ストレス(何かしらの負荷がかかり、心身が緊張をしいられる状態)が続くと、わたし達のココロやカラダに様々な影響がでてきます。

 

ストレスを引き起こす要因をストレッサーといい、様々なストレッサーがあります。学校や職場での心配ごと、家庭内外での人間関係の悩みなど。そして問題となるのはつよいストレスが持続しているときです。

 

妊娠や出産、休みなしの子育てもそれまでの生活とは打って変わりますね。この急な変化もかなりのストレスになりかねません。

特に、休みなしで頑張っているお母さんは、自分のことがいつも後回し、ゆっくり休めず疲労困憊、喜びだけではなく、ココロには悲しみや不安、イライラが溜まり始めているかもしれません。ストレス反応といわれるイライラ、不安、怒り、悲しみ、うつっぽい状態、意欲の低下などが出始めたら気をつけましょう。

 

現在、学校閉鎖に伴い、お子さんが毎日おうちにいらっしゃるご家庭は、お母さんとお子さん両方がストレス発散する必要があります。

 

発散とは、「内部にたまったものが外部へ散らばって出ること。また、外部へ散らばり出ること」(goo辞書より)

 

目には見えませんが、自分の中にたまってきているストレスを発散することを日々心がけましょう。とにかく何でも無理せずできる範囲で

例えば、

  ・天気のよい日は外でお散歩をする(人込みを避けるのが逆にストレスにならないときに)

  ・太陽の光をあびる

  ・体を動かす

  ・おうちの中ではいつもより少し大きめな声でお互いをほめ合う!

  ・しっかり食べてよく休む、寝ることを心がける

  ・悲しいときは我慢しないで涙を流す、思いっきり泣く

  ・リラックス効果のある、ゆっくりとした深呼吸をする。(鼻から吸って、ゆっくり長めに口から吐く)

  ・いつも以上に楽しいもの、おもしろいものを見聞きして笑う

など。

 

皆さんの発散方法は何ですか? うまくできていますか?