『最後の授業』担当者ブログ -5ページ目

子供のころの夢1

こんにちは。常盤です。



最後の授業 』を読んでくださった方の感想でよくお見かけするのが、「これを読んで、私も子供のころの夢を思い出しました」というもの。


わかります、それ。



私の夢のリストのひとつに、「マーシャラーになる」というのがありました。

マーシャラーってご存知ですか? 飛行機が空港に着陸してからスポットインするまで、パドル(卓球のラケットみたいなもの)を振って誘導する人のことです。


熟練したマーシャラーのパドリングは本当に上手で、オンラインでピタッと機体を停められるんですよ。






いまでも、飛行機に乗ると何がいちばん楽しみかっていうと、座席についたモニター画面で着陸時にマーシャラーの勇姿を見ることなんです。


無事に仕事を終えて、コクピットにいるパイロットに向かってマーシャラーが手を振ったり親指を立てて労をねぎらっていたりするのを見ると、「グッジョ~ブ!」っていう気持ちになります。




ちなみに、私のこの夢は父に全力で止められました。


父いわく「クルマだって満足に運転できないのに、あんなにたくさんの人を乗せた乗り物を誘導しようなんて1万年早い」とのことで、ええ、おっしゃるとおりだと思います。


自宅で車庫入れしたとき、バックしながら壁面にサイドミラーを思いっきりゴリゴリ擦りつけて車庫を半壊させたことのある身としては反論の余地などあろうはずもなく(人間って、焦れば焦るほどブレーキとアクセルを踏み間違えるんですよねぇ)、素直に別の道を探すことにしたのでした。



それから紆余曲折を経て、なぜかこうして書籍編集者をやっている私。
こんな人間にも務まる仕事がこの世にあって本当によかった。



おまけ映像:息抜きにどうぞ。





「Oggi」 11月号で紹介されました。

みなさん、こんにちは。松井です。

今週もまたまた金曜日がやってきました。


さてエレガント系女性?に大人気の雑誌、「Oggi」11月号で『最後の授業』を取り上げていただきました。



oggi


459ページの「直感的BOOKレビュー」で紹介されています。「夢への取り組み方を学ぶのに最適な本ということで少しはクールに、そしてポシティブに年齢を重ねられるのではないかと思わされた。」と書かれています。


古典落語では30歳過ぎの女を「年増」と言っていた、という衝撃?の書き出しで始まる記事なのですが、いえいえみなさん、まだまだ可能性タップリですよ~。


華やかな情報がふんだんに詰め込まれた美しい雑誌を眺めつつ、悩める若い女性にエールを送りたくなる金曜の午後でした。



Randy Pausch Honorary Fundへの寄付

こんにちは。常盤です。


パウシュ先生がお亡くなりになった際にRandy Pausch Honorary Fund に寄付をしたところ、カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス学部のブライアント学部長のお名前で、以下のようなお手紙をいただきました。


Randy Pausch Honorary Fund


寄付金は、パウシュ先生が生前かかわっていたAliceプロジェクト 等のために役立ててくださるそうです。
たくさんの学生が、Aliceのなかに仕掛けられた「頭のフェイント」にかかってプログラミングを楽しく学べるようになるといいですよね。:-)




「最後の授業」を薦めるとき、一緒に観るとき、あったいいな、と思うもの

こんにちは、松井です。

ブログ更新、数日ご無沙汰してしまいました・・・

その間にもいらしてくださった方、ありがとうございます&すみませんです。


このブログ、編集の常盤と、そしてたまにちょこっと登場する、一緒にマーケティングを担当している松村と、細々と更新している訳ですが、そろそろ3人の頭に浮かぶアイデアも枯渇しはじめております。


そこで思うのが、「最後の授業」を観てくださった方とお話をしてみたい!ということ。


「最後の授業」を誰かに薦めるときにこんなものがあればいいのにな、とか、こういう所でこういう人と一緒に観たいな、とか、そういうご意見をぜひぜひ伺ってみたいと思っています。


こちらにいらしてくださる皆様、よろしかったらぜひ、コメントお寄せくださいませ。気軽な思いつきで大歓迎です。そのアイデアを一緒に実現する、なんていうこともできるかもしれません。心よりお待ちしております☆

パウシュ先生追悼式の様子

こんにちは。常盤です。


去る9月22日に、カーネギーメロン大学でパウシュ先生の追悼式“Remembering Randy: A Celebration of the Life and Legacy of Randy Pausch”が行われました。

日本時間では23日の明け方だったのでご覧になった方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、ウェブストリーミングでのライブ中継を見逃した方も、ABCNews.com でその様子をご覧いただけます。


スピーチをしたのは以下の顔ぶれ。



Randal Bryant
ランディ・ブライアント(Randal E. Bryant)
カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス学部長


Andy van Dam
アンディ・ファン・ダム(Andy van Dam)
ブラウン大学教授(コンピュータサイエンス)


Jessica Hodgins
ジェシカ・ホジンズ(Jessica Hodgins)
カーネギーメロン大学教授(コンピュータサイエンス)


Dennis Proffitt
デニス・プロフィット(Dennis Proffitt)
バージニア大学教授(心理学)


Dan Siewiorek
ダン・シーウォレック(Dan Siewiorek)
カーネギーメロン大学HCII所長


Dennis Cosgrove
デニス・コスグローブ(Dennis Cosgrove)
HCIIプロジェクト サイエンティスト


Don Marinelli
ドン・マリネリ(Don Marinelli)
カーネギーメロン大学ETC 共同設立者/エグゼクティブプロデューサー


Jesse Schell
ジェシー・シェル(Jesse Schell)
ETC准教授


Jared Cohon
ジャレッド・コーン(Jared L. Cohon)
カーネギーメロン大学 学長


David Herndon
デビッド・ハーンドン(The Rev. David Herndon)
ピッツバーグ ファースト・ユニテリアン教会牧師


いずれもパウシュ先生とゆかりの深い方々ばかり。パウシュ先生の「最後の授業」に登場した名前もたくさんありますね。それぞれがそれぞれの立場から、パウシュ先生との思い出を語ってくださいました。

全体を通して感じたのは、どれもが聞いていて楽しいスピーチだったこと。生前のパウシュ先生の人柄を反映してのことなのでしょうね。


また、追悼式の冒頭では、先日のブログ でもご紹介した「Randy Pausch Memorial Footbridge」の建設の進捗状況をブライアント学部長が教えてくれました。完成すると↓こんな感じになるそうです。


footbridge
Randy Pausch Memorial Footbridge
完成予想図


追悼式は1時間24分ほどと少々長いですが、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。