まいちょいす。 -82ページ目

常盤御前か袈裟御前。

読了
小林泰三   【家に棲むもの】
古今亭志ん生【志ん生艶ばなし】



まいちょいす。


【家に棲むもの】


7タイトル収録。2作は書き下ろし。


「森の中の少女」
“村はずれ”と聞くと村の中から見た“村の外との境界”を勝手に

イメージしてしまう、というところが、村に住むのか、森に住むのかを

怪しくしていてお話しが面白くなってます。


“村はずれ”のその向こうには、怪物が棲んでるから行っちゃダメと

少女は言われるんだけど。。。

(ネタ落ち、途中で気づいちゃいました)


やすみさん、ごめんなさいって感じです 笑

次読んだ「艶ばなし」のほうが面白すぎて印象薄くなっちゃいました。





【志ん生艶ばなし】


台詞括弧が多いから、最初は読みづらいんだけど、半分も読み進むと、

寄席に行きたくなっちゃいました。ライブだったら、そらぁ面白いだろうなー

と、つくづく思います。



  「幾代餅」   一番楽しかった ♪


花魁の錦絵を見て惚れてしまう、馬喰町の米屋で奉公する清蔵。

惚れ病んで仕事もままならない食事もできない清蔵に、しかたなく

米屋の主人は、幾代太夫に会わせてやろうと約束する。


一年かけて金子を貯めて、たった一夜限りの大見世。。。


会うために身分を“野田の醤油問屋の若旦那”と名乗らされて

上がるんだけど、「こんだ いつ来て くんなます.」 と聞かれ、

着物も羽織も借り物で、また一年稼がないと来れないと

ついも正直に身のほどを打ち明けてしまう。で、惚れられてしまう 笑 


年期が明けたら女房にして欲しいと、逆玉の輿。

当代きっての花魁だった幾代がつくる餅は、両国名物「幾代餅」だった

そうな。実話だって聞かされると、なおさらにぐっとくるねぇ。





最後には必ず

「くすっ!」とか「あはっ!?」とか「にやっ...」とかあるから、それを楽しみ

に読み進むことになっちゃって、それはサクサクいきました 笑
電車の中で何度ふくみ笑いしたことか。(マスクしてたからいいものの)



戦時中に“禁演落語”となっていた演目が多く含まれています。
艶ばなしが集められているんだから当然ですけど、全然いやらしい感は

ないですよ。サゲが残酷とか、色が強すぎるとか、そんな理由でしょうが、

色艶話しって、どんな時代でもなくちゃならないテーマだと思うから、

演じる側も楽しむ側もじれったかったでしょう、きっと。 

男女の話しって、当世にも全然通じるところばかりって思いましたね。



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小さん師匠 (5代目)お元気だったころ、上京してきた伯母と一緒に

鈴本演芸場で演目観ましたが、わたしも含めて客席は飲み込まれてました。

演る側の世界を楽しもうという客席全体が醸す独特のエアー感ができあがっ

ていて感激したのを覚えてます。(演題は忘れてるな~笑)



そのぐらいしかライブはしらないけれど、

古典落語ってのも大事にしなきゃいけない文化ですね、 やっぱり。



  『 常盤御前か 袈裟御前 お昼のご膳は今、すんだ 』  ♪




がんりきチワワ。


    よ し ! いいぞっ  その調子だ。


   フクロの 底 だかんな、 底 ! ソコんとこ、ヨロシク。





   集中しろ !   もう 少しだ。 ガンバれ !


   もう少し、 もう少しだーっ !





   もう少しで、穴があいて ぜんぶ落っこちてくっかんな !






    「 ジーッ ...... 」



まいちょいす。


まいちょいす。

首代をまけて堪忍五両取り。

読了

【時代小説 読切御免第二巻】




北原亜以子 「傷」

京橋界わいの鼻つまみ、カワズの伝左と、越後屋番頭の七五郎

が怪我をする。互いの怪我には、不倫と強請りが絡まっているの

ですな。


江戸時代の密通は「市中法度」によると、勤め人が主人の女房を

寝取ってしまうと引廻し獄門。女は死罪。
報復権は、寝取られた夫が現場を押さえた場合、二人を殺しても

無罪だったらしい。




安部龍太郎 「伏見城恋歌」

秀吉の側室、松の丸に勝俊は恋焦がれる。歌も送るが返っては

こない。。。そして秀吉から縁談を強いられ、播磨に下ろされる。
秀吉死去、尼となった(はず)の松の丸は伏見城に戻り居座って

しまう。戦火高まり、関が原の合戦へ。。。


伏見城に多く桃の木があって、時代は桃山と呼ばれんですね。




逢坂剛 「五輪くだき」
話し半ばで、看板力士となった鬼雷神こと次郎吉の妹、すみの

大柄ながら瑠璃紺の小袖を着こなす姿を色っぽく語るくだりが

ある。唐突だなぁー、と思わせておきながら、エンディングでは、

してやられる 笑


五輪くだきは相撲技でした 笑    本束、ベスト作品だす!




佐江衆一 「峠の剣」
あだ討ち話し。息子を殺された男が、孫と祖父で連れ立って11年

かかってやっと仇にめぐりあう。 ・・・う~ん。祖父からの無限流

相伝とはいえ、小太郎はよわい10歳。勝ってしまうにはちょっと、

無理があるような気がしました。


あだ討ちの「免状」ってないんですね。ほんとは。
よく時代劇で懐から出したりするけど。




杉本苑子 「一夜の客」
古志老人が飼っている犬は、“墨汁を塗りたくったような”クロ。
遣唐使の命をもって旅路も人々を助けていく佐伯真束。
助けられた古志老人は、若き遣唐使を守るためにクロを同伴

させてやる。古志老人の恩返しをクロはするのだけれど。。。


犬好きの読者には、特にちょっとグッとくるかも。
悲しい結末だけれどいいお話しです。




伊藤桂一 「赤城の雁」
上州無宿の栄吾は、島抜けの証、サの字の入墨刺し。
頃は、国定忠治が東海道筋で知れ渡り始める。


大前田栄五郎。街道きっての大親分になるまでの半生である。




津本陽 「死に番」
日本刀の説明がまくらみたいで、剣豪の話しがはじまる気配。

正義の一刀のはずも、無礼者の隊士もいたのだという設定。


新選組外伝といった感じ。

死に番とは、斬り込みの先頭に立つ役回りのことです。






あー、時代モノつづけちゃったので、あしたからは、怖モノで。


おやすみなさい ♪


MYSOUND 終わります。Ⅱ

MYSOUND、登録公開されました。  (今回は早かったー)




  押尾コーターロー 『約束』



http://players.music-eclub.com/?action=user_song&user_id=186041







練習不足は、もう、ごめんなさい、です。

 

曲は、とってもイイ曲ですから、聴いてくださいませ。。。


鳥羽の海は淡く輝き。

読了
安住洋子 【いさご波】




  いいね。



どれも読み終わると、気持ちがやさしくなれる。




「暁の波」。


お家騒動で不審の死を遂げる剣友。その妻への恋ごころ、互いの気持ち

のゆらぎを、さらさらと節々を感じさせない文章が語ってくれる。


佐和が幼い娘を連れて、幸四郎と出会うところは、読みどころだなぁ。

惚れた腫れた、みたいな表現は一切ないのに、二人の切ない思いが

キッチリ伝わってくるもんな~。 (おじさんがドキドキしてどーする 笑 )





最後の「澪の波」。


町医者の樋渡先生は、康平の気持ちを汲んでくれるだろうか。
それとも、康平の将来のために召し抱えの侍医になると振り切るのだろうか。






時代物って、テレビもインターネットもケータイも出てこない(当たりまえ 笑)
物質的に塗れるものがないからこそ、人の情とか葛藤の表現はしやすいん

だな。読み手も、文化としての予備知識を当然持っているわけだから受け容

れも易いわけだと。



あずみさん、いいな。  もっと読んでみよ。


読切御免。

二週間でお楽しみの図書館通い ♪




返却日の昨日は、いつになく(いつになく、ってまだ4回目だけど)早めに

返却できた。時間もゆっくり取れたから図書館内もうろうろしてみました。
2階にはじめてあがる。児童書と、貸し出し対象外蔵書のコーナー。
勉強している女学生も3人ほど。カンシン、カンシン。。。




まいちょいす。


新潮社編【時代小説 読切御免第二巻】
古今亭志ん生【志ん生艶ばなし】
小林泰三【家に棲むもの】
H・P・ラヴクラフト他【新編 真ク・リトル・リトル神話大系1】
安住洋子【いさご波】





新潮社編【時代小説 読切御免第二巻】
こういうのは何巻あってもいい。とってもサクサクいける(笑)
通勤読書にはもってこいです。以下、収録7作品 ♪


北原亜以子「傷」
安部龍太郎「伏見城恋歌」
逢坂剛「五輪くだき」
佐江衆一「峠の剣」
杉本苑子「一夜の客」
伊藤桂一「赤城の雁」
津本陽「死に番」


逢坂さんは先々月かな、読みました。
安部龍太郎さんは、時代物に興味が向くきっかけに近いものをもらい

ました。デビュー作の短編集を読んでます(タイトル忘れてる)。




古今亭志ん生【志ん生艶ばなし】
あー、なんか中島らも兄い、懐かしい~です。



小林泰三【家に棲むもの】
今年「人獣細工」再読したなー。



H・P・ラヴクラフト他【新編 真ク・リトル・リトル神話大系1】
はい、末巻7を読んでからの1巻です 笑



安住洋子【いさご波】
あずみさんはデビューの「しずり雪」しか読んでいない(と思う)。
この【いさご波】は先月発刊の真新しい作品。楽しみだ~。





※歴史ものは、戦国モノは読んでいません。ほぼ皆無ですきっと。
  社会人になったころ、読め読めと強いられることがけっこうあっ

  たけれど(読書ぐらい、自分の好きにさせてくれっ!)とホントに

  思ってましたね。


MYSOUND 終わります。

MYSOUND、アップロードしました。



  押尾コーターロー 『約束』




まいちょいす。


※本文とは関係なし。たまたますぐ撮れたので。。



現在、登録公開待ちです。

火曜日ぐらいには聴いて頂けると思います。
とってもいい曲です。是非、和んでください。


テマエミソながら、我がイッパチ(D-18)くん、いい音ですー。
まったくエフェクトなしで、この音色。。。惚れてます 笑


(もっと弾き手が上手ければ、申し分ないでしょうけど)





データ容量都合、以下削除しました。


  「Maria Elena」,  「Merrily Kiss The Quaker」


聞いてくださった方、ありがとうございました。。。
Mysound は12月で終わります。この先はYoutubeしかなかろうー、

と思っております。そのときには(勝手に)ご案内させていただき

ますので、よろしくです。



ちなみに、

現在の MYSOUND 登録楽曲、以下の通りとなっております。


「Rising Sun Blues」
「少年の夢」
「雨のステイション」
「あなたの恵み」
「The Water Is Wide」


http://players.music-eclub.com/?action=user_song&user_id=186041



完全無欠の自己実現?非現実的。

今日の独り言:



    
    石原都知事 「 2016が駄目でも2020がある 」


        ... わたしは しょうち しないぞっ。









読了
R・キャンベル編 【新編 真ク・リトル・リトル神話大系7】
アルバートA【性格は変えられないそれでも人生は変えられる】


まいちょいす。


R・キャンベル編 【新編 真ク・リトル・リトル神話大系7】 以下4作品収録。


角笛をもつ影
アルソフォカスの書
蠢く密林
パイン・デューンスの顔


「パイン・デューンスの顔」が気に入る。マイケルのお父さんが綴っている
息子への手紙の内容は最後まで明かされない。でも、結びに繰り広げら

れるストーリで言わずもがな、というところなのでしょう。


「角笛をもつ影」がもっとも長い。

100頁ぐらいあるから、短編とはいいにくい。このシリーズは、ラヴクラフト

の神話作品集が核になって、彼の作品を囲むように同じ傾向の小説集と

して編纂されている。R・キャンベルをはじめ4人の作者は、ラヴクラフトへ

の賞賛、崇高なものとしての扱いがあると感じますね。


ラヴクラフトは、芭蕉の俳句が好きで、小泉八雲も好んでいたんです。

このあたり知っている人なら、しゃんはいが八雲と一緒に真ク・リトル・リトル
を読んでいることに共感してくれはしないだろうかなぁ ( ... しないか 笑 )




どの作品も魔教・神話の世界観です。この手の小説は、読み手を選ぶ、と

いうか、読者のイメージワーク次第でしょうね。


テキストの羅列から、どれだけ物語りに入り込めるか。
幸いにして(笑)通勤電車の喧騒に塗れながら読んでいたから、それほど

精神力というか知力を吸い取られることなく読了した、って感じでしょうか。


カルトをファンシーな世界と割り切れるかどうか、読み手にかかってくると

思う。カルト系雑誌「ムー」を読む方たちには推されているようです。

精神的に元気ではないときに読むのは、あまりお薦めできない本、として

おきます 笑



独身時代に前シリーズを読んでいて、今回、2007年から新編として

出版されていたんですね。今回の7巻目がシリーズ末巻となってます。


でも、まだ、読みたいな~。今度は最初の巻から読んでみょ。






アルバートA 【性格は変えられないそれでも人生は変えられる】


真ク・リトル・リトルと間逆に、精神的に元気ではないときに読むのをお薦め

する本、なのかもしれません。(それを一緒に読んでいるやつ... 笑 )



 <カバーから>


 トラウマ(精神的外傷)を探り、分析することで あなたはどう変わるのか?
 過去に囚われるばかりでは、あなたは変われない。
 今の、そしてこれからの幸せは、あなた自身がつくるのです。



以上! まさにこれでいいのではないでしょうか。


わかりやすいキーワードをひとつ。




     先延ばしは、なにも解決してはくれない。


旅行に行きたいぞ。Ⅱ


 世界の車窓から ... 。



まいちょいす。

  ちゃうちゃう。









まいちょいす。



    早春の針葉樹は オリーブドラブ


    集まりはじめる 陽の光りは


    ウェザーの水面で 躍りだす








まいちょいす。



  ウェザー河のほとりで1時間ぐらい何もしないで過ごしたんです。







まいちょいす。



  ほんとうに何もしない。 


  ただ ぼーっ と景色を眺めてるだけ。





まいちょいす。



 カモがいても にげなくたって いじらない 笑







まいちょいす。



 ブレーメンの音楽隊像。


 幸せになれるって? ロバの足、ぴっかぴっか 笑






まいちょいす。



  ブレーメンのローラントの像。


  おばさん!像 下半身しか写ってなかったよ ...  (´□`。)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



  ヨーロッパ某国の支店長は、しゃんはいのメンターです。

  彼にはあこがれます。 仕事への姿勢と、人生観。



  呼んでくれー  いつでも 即日、即刻、まいります!   笑



Charming ! ?


  ローリーです。 



まいちょいす。


 名前は “チャーミィ” といいます。


 ぐらでーしょんが、 チャーミングでしょ ?





まいちょいす。


  コシジロインコ です。


 



まいちょいす。



  こんなにハデなカラーリングのくせに


  背中の羽の下は 脱色したように白い。。。





  “コシジロ” と呼ばれる所以です  (^O^)