首代をまけて堪忍五両取り。
読了
【時代小説 読切御免第二巻】
北原亜以子 「傷」
京橋界わいの鼻つまみ、カワズの伝左と、越後屋番頭の七五郎
が怪我をする。互いの怪我には、不倫と強請りが絡まっているの
ですな。
江戸時代の密通は「市中法度」によると、勤め人が主人の女房を
寝取ってしまうと引廻し獄門。女は死罪。
報復権は、寝取られた夫が現場を押さえた場合、二人を殺しても
無罪だったらしい。
安部龍太郎 「伏見城恋歌」
秀吉の側室、松の丸に勝俊は恋焦がれる。歌も送るが返っては
こない。。。そして秀吉から縁談を強いられ、播磨に下ろされる。
秀吉死去、尼となった(はず)の松の丸は伏見城に戻り居座って
しまう。戦火高まり、関が原の合戦へ。。。
伏見城に多く桃の木があって、時代は桃山と呼ばれんですね。
逢坂剛 「五輪くだき」
話し半ばで、看板力士となった鬼雷神こと次郎吉の妹、すみの
大柄ながら瑠璃紺の小袖を着こなす姿を色っぽく語るくだりが
ある。唐突だなぁー、と思わせておきながら、エンディングでは、
してやられる 笑
五輪くだきは相撲技でした 笑 本束、ベスト作品だす!
佐江衆一 「峠の剣」
あだ討ち話し。息子を殺された男が、孫と祖父で連れ立って11年
かかってやっと仇にめぐりあう。 ・・・う~ん。祖父からの無限流
相伝とはいえ、小太郎はよわい10歳。勝ってしまうにはちょっと、
無理があるような気がしました。
あだ討ちの「免状」ってないんですね。ほんとは。
よく時代劇で懐から出したりするけど。
杉本苑子 「一夜の客」
古志老人が飼っている犬は、“墨汁を塗りたくったような”クロ。
遣唐使の命をもって旅路も人々を助けていく佐伯真束。
助けられた古志老人は、若き遣唐使を守るためにクロを同伴
させてやる。古志老人の恩返しをクロはするのだけれど。。。
犬好きの読者には、特にちょっとグッとくるかも。
悲しい結末だけれどいいお話しです。
伊藤桂一 「赤城の雁」
上州無宿の栄吾は、島抜けの証、サの字の入墨刺し。
頃は、国定忠治が東海道筋で知れ渡り始める。
大前田栄五郎。街道きっての大親分になるまでの半生である。
津本陽 「死に番」
日本刀の説明がまくらみたいで、剣豪の話しがはじまる気配。
正義の一刀のはずも、無礼者の隊士もいたのだという設定。
新選組外伝といった感じ。
死に番とは、斬り込みの先頭に立つ役回りのことです。
あー、時代モノつづけちゃったので、あしたからは、怖モノで。
おやすみなさい ♪
MYSOUND 終わります。Ⅱ
MYSOUND、登録公開されました。 (今回は早かったー)
押尾コーターロー 『約束』
http://players.music-eclub.com/?action=user_song&user_id=186041
練習不足は、もう、ごめんなさい、です。
曲は、とってもイイ曲ですから、聴いてくださいませ。。。
鳥羽の海は淡く輝き。
読了
安住洋子 【いさご波】
いいね。
どれも読み終わると、気持ちがやさしくなれる。
「暁の波」。
お家騒動で不審の死を遂げる剣友。その妻への恋ごころ、互いの気持ち
のゆらぎを、さらさらと節々を感じさせない文章が語ってくれる。
佐和が幼い娘を連れて、幸四郎と出会うところは、読みどころだなぁ。
惚れた腫れた、みたいな表現は一切ないのに、二人の切ない思いが
キッチリ伝わってくるもんな~。 (おじさんがドキドキしてどーする 笑 )
最後の「澪の波」。
町医者の樋渡先生は、康平の気持ちを汲んでくれるだろうか。
それとも、康平の将来のために召し抱えの侍医になると振り切るのだろうか。
時代物って、テレビもインターネットもケータイも出てこない(当たりまえ 笑)
物質的に塗れるものがないからこそ、人の情とか葛藤の表現はしやすいん
だな。読み手も、文化としての予備知識を当然持っているわけだから受け容
れも易いわけだと。
あずみさん、いいな。 もっと読んでみよ。
読切御免。
二週間でお楽しみの図書館通い ♪
返却日の昨日は、いつになく(いつになく、ってまだ4回目だけど)早めに
返却できた。時間もゆっくり取れたから図書館内もうろうろしてみました。
2階にはじめてあがる。児童書と、貸し出し対象外蔵書のコーナー。
勉強している女学生も3人ほど。カンシン、カンシン。。。
新潮社編【時代小説 読切御免第二巻】
古今亭志ん生【志ん生艶ばなし】
小林泰三【家に棲むもの】
H・P・ラヴクラフト他【新編 真ク・リトル・リトル神話大系1】
安住洋子【いさご波】
新潮社編【時代小説 読切御免第二巻】
こういうのは何巻あってもいい。とってもサクサクいける(笑)
通勤読書にはもってこいです。以下、収録7作品 ♪
北原亜以子「傷」
安部龍太郎「伏見城恋歌」
逢坂剛「五輪くだき」
佐江衆一「峠の剣」
杉本苑子「一夜の客」
伊藤桂一「赤城の雁」
津本陽「死に番」
逢坂さんは先々月かな、読みました。
安部龍太郎さんは、時代物に興味が向くきっかけに近いものをもらい
ました。デビュー作の短編集を読んでます(タイトル忘れてる)。
古今亭志ん生【志ん生艶ばなし】
あー、なんか中島らも兄い、懐かしい~です。
小林泰三【家に棲むもの】
今年「人獣細工」再読したなー。
H・P・ラヴクラフト他【新編 真ク・リトル・リトル神話大系1】
はい、末巻7を読んでからの1巻です 笑
安住洋子【いさご波】
あずみさんはデビューの「しずり雪」しか読んでいない(と思う)。
この【いさご波】は先月発刊の真新しい作品。楽しみだ~。
※歴史ものは、戦国モノは読んでいません。ほぼ皆無ですきっと。
社会人になったころ、読め読めと強いられることがけっこうあっ
たけれど(読書ぐらい、自分の好きにさせてくれっ!)とホントに
思ってましたね。
MYSOUND 終わります。
MYSOUND、アップロードしました。
押尾コーターロー 『約束』
※本文とは関係なし。たまたますぐ撮れたので。。。
現在、登録公開待ちです。
火曜日ぐらいには聴いて頂けると思います。
とってもいい曲です。是非、和んでください。
テマエミソながら、我がイッパチ(D-18)くん、いい音ですー。
まったくエフェクトなしで、この音色。。。惚れてます 笑
(もっと弾き手が上手ければ、申し分ないでしょうけど)
データ容量都合、以下削除しました。
「Maria Elena」, 「Merrily Kiss The Quaker」
聞いてくださった方、ありがとうございました。。。
Mysound は12月で終わります。この先はYoutubeしかなかろうー、
と思っております。そのときには(勝手に)ご案内させていただき
ますので、よろしくです。
ちなみに、
現在の MYSOUND 登録楽曲、以下の通りとなっております。
「Rising Sun Blues」
「少年の夢」
「雨のステイション」
「あなたの恵み」
「The Water Is Wide」
http://players.music-eclub.com/?action=user_song&user_id=186041
完全無欠の自己実現?非現実的。
今日の独り言:
石原都知事 「 2016が駄目でも2020がある 」
... わたしは しょうち しないぞっ。
読了
R・キャンベル編 【新編 真ク・リトル・リトル神話大系7】
アルバートA【性格は変えられないそれでも人生は変えられる】
R・キャンベル編 【新編 真ク・リトル・リトル神話大系7】 以下4作品収録。
角笛をもつ影
アルソフォカスの書
蠢く密林
パイン・デューンスの顔
「パイン・デューンスの顔」が気に入る。マイケルのお父さんが綴っている
息子への手紙の内容は最後まで明かされない。でも、結びに繰り広げら
れるストーリで言わずもがな、というところなのでしょう。
「角笛をもつ影」がもっとも長い。
100頁ぐらいあるから、短編とはいいにくい。このシリーズは、ラヴクラフト
の神話作品集が核になって、彼の作品を囲むように同じ傾向の小説集と
して編纂されている。R・キャンベルをはじめ4人の作者は、ラヴクラフトへ
の賞賛、崇高なものとしての扱いがあると感じますね。
ラヴクラフトは、芭蕉の俳句が好きで、小泉八雲も好んでいたんです。
このあたり知っている人なら、しゃんはいが八雲と一緒に真ク・リトル・リトル
を読んでいることに共感してくれはしないだろうかなぁ ( ... しないか 笑 )
どの作品も魔教・神話の世界観です。この手の小説は、読み手を選ぶ、と
いうか、読者のイメージワーク次第でしょうね。
テキストの羅列から、どれだけ物語りに入り込めるか。
幸いにして(笑)通勤電車の喧騒に塗れながら読んでいたから、それほど
精神力というか知力を吸い取られることなく読了した、って感じでしょうか。
カルトをファンシーな世界と割り切れるかどうか、読み手にかかってくると
思う。カルト系雑誌「ムー」を読む方たちには推されているようです。
精神的に元気ではないときに読むのは、あまりお薦めできない本、として
おきます 笑
独身時代に前シリーズを読んでいて、今回、2007年から新編として
出版されていたんですね。今回の7巻目がシリーズ末巻となってます。
でも、まだ、読みたいな~。今度は最初の巻から読んでみょ。
アルバートA 【性格は変えられないそれでも人生は変えられる】
真ク・リトル・リトルと間逆に、精神的に元気ではないときに読むのをお薦め
する本、なのかもしれません。(それを一緒に読んでいるやつ... 笑 )
<カバーから>
トラウマ(精神的外傷)を探り、分析することで あなたはどう変わるのか?
過去に囚われるばかりでは、あなたは変われない。
今の、そしてこれからの幸せは、あなた自身がつくるのです。
以上! まさにこれでいいのではないでしょうか。
わかりやすいキーワードをひとつ。
先延ばしは、なにも解決してはくれない。
旅行に行きたいぞ。Ⅱ
世界の車窓から ... 。
ちゃうちゃう。
早春の針葉樹は オリーブドラブ
集まりはじめる 陽の光りは
ウェザーの水面で 躍りだす
ウェザー河のほとりで1時間ぐらい何もしないで過ごしたんです。
ほんとうに何もしない。
ただ ぼーっ と景色を眺めてるだけ。
カモがいても にげなくたって いじらない 笑
ブレーメンの音楽隊像。
幸せになれるって? ロバの足、ぴっかぴっか 笑
ブレーメンのローラントの像。
おばさん!像 下半身しか写ってなかったよ ... (´□`。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨーロッパ某国の支店長は、しゃんはいのメンターです。
彼にはあこがれます。 仕事への姿勢と、人生観。
呼んでくれー いつでも 即日、即刻、まいります! 笑
旅行に行きたいぞ。
読了
阿刀田高【ものがたり風土記】
全十二章からなるけれど、
旅先は、滋賀、鹿児島、新潟、最後の章で、東京。
それぞれの地で伝わるエピソードに触れる旅。
すごいのが、この一冊に語られるに参考文献とされる紹介が100
以上あるということ。事前に調べる行為もあるようだけれど、やはり
(仕事とはいえ)この探究心、すばらしいです。
伝承はいろんな形で伝わるもので、例えばメジャーな民話は同じ
ようなストーリーが日本国中に点在しているものなんだな~と。
あらためて思いましたね。
鹿児島でのエピソードが面白い。 (近江、越後も もちろん ♪ )
酔狂にも(笑)、大石兵六が妖怪きつねを退治しに行った道のりを
辿るんですね。すごいね。
町名も楽しい「鼓川(つづみがわ)」というところは、狐がつづみを
叩いた “たんたん、たんたん”という音が聞こえていた、と伝わる
ところ。。。
で、バス停の「たんだど」という奇怪な名前に惹かれるんですね。
連れの市さんと、なんだろね~、というところにおばあさんが来て、
どう書くのか知っている、バックにメモってる、って言ってガサゴソ
やるらしい。
ありましたって、 「都雲答蝋」
。。。そんな、小説のような話し 笑
そのおばあさん、音をたててるのは狐じゃない、大蛇なんだって
言うんです。
悪さをする蛇を神様が閉じ込めた岩戸を中から大蛇がしっぽで
叩いている音なんだと。
このあたりは隼人族のすんでいたところなんだと。。。。
はてはきつねじゃ。。。? という二人。
オチは、そのおばあさんを撮影させてもらったのに現像したら、
そのおばあさんは写っていなかった、ってところ。。。 ( ̄ー ̄;)
こんな旅行をしてみたいもんです ♪
阿刀田さんは、ホラー、怪奇モノも含めて好き。二階トイレには、
『ギリシア神話を知っていますか』 が入れ替わらずにあります。















