非道徳、不道徳。
読了
桜庭一樹【道徳という名の少年】
角川書店 2010年5月
不道徳の血族でつながる五つの短編集。
まぁ、艶かしいイラストの頁は朝の通勤電車
車中で開くには、ちょっとした勇気がいるところで
ささと飛ばして読み進めました笑
吝嗇、蜻蛉、玉蜀黍、麺麭・・・
桜庭さん、難しい字ズラにこだわりをお持ちのようで
文体の軽重とちょっとアンバランスな印象ありました。
思い出す装丁に
村上春樹さんの「ねむり」がありました (^∇^)
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先週末、薄着のままで車中待機したことが祟って、
風邪をひいてしまい、だましだましでしたが
木曜にはついにダウン、休んでしまいました 。(´д`lll)
今日も寒い土曜日のようです。
皆さまも時節ご養生をば。
ひゃっはー!
聴くとだれもが元気になる!笑
トミーエマニエル。
激奏フラットピッキングだけではなくて
ギャロップするフィンガーピッキングも
最高なのだから手におえない。
押尾コータローさん曰く、
当世、いちばん上手いアコギギタリスト。
りにゅー。
地元のショップモールが新装なっていまして、いきました (^-^)/
まぁ、その、撤退店舗分の補充のような。。。
それでも”クイーンズパステル”はグッドです。
生活雑貨全般。ステーショナリ少なめな気がしましたが
こだわり“選ばれ感”のある個性的な商品がイイです。
ファニチャーは小ぶりなものだけ。
店名どおり女性向けの店舗ですが
おじさんも楽しめました。
3年ぐらい前にとっても気に入って、新たに探している
ルームフレグランスがあるのですが出会えないでいます。
ネットで探すしかないかなーとも思っていましたが、
やっぱりイイ出会いもあるものです。
絶対人気のYANKEE CANDLE.
リードディフューザは、初めてみました。
いつ頃から販売していたんでしょうね。
ボトルもおしゃれです。
ミッドサマーナイト、ちょいす。
ここちいい香り。気持ちも穏やかに、
肩こりまで和らぎそうなくらい。
車には芳香剤は使いませんが、これなら許すっ。
もちろん、ほのかに香る範囲で (^▽^;)
犬派?猫派?
読了
村松友視 【野良猫ケンさん】
河出書房新社 2011年6月
「時代屋の女房」しか知らない村松さんでした。
でも、この表装、タイトル文字とかビジュアルは知っているような。
読み始めて「アブサン」という飼い猫のエッセイがあることが
わかって、表紙絵をどこかで見ていると思われます、たぶん。
読んだのかも知れません 笑
その「アブサン」シリーズ(?)の最新刊といったところ。
猫の話しだけで一冊の本ができてしまうのは、すごいのですが
猫好きの方なら、きっと楽しんで読めることと思います。
アブサンの回想シーンにはちょっと、ほろっとしてしまうでしょ
うけれども。
一生を通して
その生き方を見守ることができるのが
動物といっしょに暮らす高徳である
といったお話しがあります。
ちょっと重いですけれど、いいなぁと感じ入りました。
松村さんの猫好きが徹頭徹尾伝わってくるエッセイ。
面白かったです。
わたしは、犬・猫・齧歯目派! 笑
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先週、アフリカヤマネ迎えました。 ツガイです♪
またアップさせていただきますっ (^O^)/
先輩OL達のためサボって昼メロみる青年の話し。
読了
安戸悠太 【おひるのたびにさようなら】
河出書房新社 2008年11月
3つのお話しがからみあうストーリー。
お昼のメロドラマを話題に進むリアル1.
そのメロドラマのシナリオを追う展開2.
そのメロドラマを演じている女優さん3.
前情報ナシで読み始めましたから、この3つの筋がたつまで
ごちゃごちゃしました。でもちょっと面白そう (^∇^)
安めのパラレルかなぁ笑、とも思いつつ読み進めましたが、
違いました。最後の章のタイトルを読んで、入れ子構造の
お話しであることがわかります。(ということでイイと思います笑)
ユニークな展開です。
小説の起・結で本筋たるメインストーリーは明らかですが、
他方2つの物語りとのバランス次第(織り成し方とテキスト量)で
おもむきの変わる内容になるだろうなー、と思いました。
今はサラリーマンの安戸さん。
上梓されたのは、この一作(文藝賞受賞)だけのようです。
24歳のときの作品。
青年のクリエイティブとのめぐり合わせに感謝。
楽しめました (^-^)/
むかしはゴムバンド式でした 笑
十年ぐらい使っていたカポタストでしたが、
さすがに弦の押さえ、座りが今ひとつ ... 。
というところで新しくしました。
新しいアイデアを盛り込んだ製品もありますが、
手になじんだMade in U.S.A. ダンロップ製。
今までの無垢のクロームもシンプルでよかったのですが
気分も新たに渋めのスモーク・クロームをチョイス。
まだ使っていないので、弦を押さえるラバー部位はきれい (^∇^)
光源の具合で、コントラストが変わることを発見。
ステージではこちらが映えるなー。
ギターをさわり始めた頃のカポタストはゴムバンド式。
つけたりはずしたり、移動させるのも面倒でしたが、
このトリガータイプは、左手操作で完結!
今では過半数がこのタイプになります。
TRIGGER CAPO にレジスタマークがありますから、
ダンロップ社が構造上のパテントを持っているのかしら。
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カポタストの思い出。
若い頃、三上寛さんの前座のような形で演奏したことがあります。
お店のオーナーさんと親しい間がらのようで、楽屋では早くから
アルコールが 笑
そろそろ準備、いきましょかーみたいな頃合で、
マーティンおなじみのポリケースからD-28を出されて、
三上さん、チューニング。そして、はたと、こまり顔。
「カポタスト忘れてきちゃったよ」 と、ぼそり (^▽^;)
(うーん、やっぱり忘れたりするもんなんだな)
わたしたちのステージを終えてから、
わたしのラバーバンドのカポタストをお貸ししました。
カポタストにまつわる、なつかしい思い出です。 (^∇^)
そっか!自ら、W.ディズニーへ売り込んだのかっ。
読了
ロバート・クーヴァー【老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る】
作品社 2012年9月
翻訳 斎藤兆史, 上岡伸雄
かの「ピノッキオの冒険」続編。
でも、お話しは、冒頭サンタルチア駅に到着以降、終始ひどい事件
ばかりおこります。渦中、人間たちには徹底的に騙され、裏切られ
続けます。
人形たち、犬たちにこそ助けられますが、それも人間として(となった)
の性(さが)から、ピノッキオ自身が墓穴を掘っていきます (´□`。)
笑いは、登場人物たちのセリフにありますが、あまり笑えなかった。
滑稽だとは思えても、愉快にはなれません。
ことばあそびの至高。
メタファーにあふれた“自己主張”をする登場人物たちは、うそ臭い
んですが、人間味にあふれている気がします。
なぜだろうか、ダンテの「神曲」のイメージと重なるところありました。
登場人物は、皆ベネチアンマスクのイメージ。
警察官にしょっぴかれる場面、警察犬に成り下がっている旧友、
アリドーロがピノッキオを助けてくれます。犬がしゃべりだしても
違和感なく、読み進められるあたりに後から驚いたり、犬の寿命っ
て、そんなに長くは無いんだけどとか。
ピノッキオのためにアリドーロが溺れ死んでも、連れだったメス犬
メランぺッタは、最後までピノッキオを大切にしてくれます。
老体ピノッキオの終焉劇。
終盤サンマルコ広場の騒動は舞台劇の様。有翼の獅子に拾い上
げられる。そして、青い髪の妖精が叶えてくれる三つの願い。。。
ひとつは、仲間を無事に帰してくれること。
残るふたつの願いに、この物語りの結論があるようです。
大人向けの寓話として出来のいい文学なのかも。
とっても印象的な物語りではありました (^-^)/
BOOK COVER.
株式会社コンサイスさんの「BASEL」。
綿素地にPVC加工された生地が使ってあって
カラフルな発色もいいです。今回はこんな色 笑
ビニール地は、汗ばむ夏はちょっといただけないの
ですが、これからは問題なしです。
インド小ものが楽しい“MALAIKA”さんで山羊さん革仕様。
裏地もついていて表紙にやさしいでしょう。
縫製もしっかりしていて長く使えそうです。
これでワンコインでお釣りありですから♪
柄違いも買っとくんだったと惜しんでます。
もう、性に近いのかも知れませんが。
必・ず・読んでしまいます笑 (・・・ヒマジンやな)
けっこうイタイ文でした。
普段はイメージするだけですが、テキストにしてみます。。。
この革製品は、1つ1つ丁寧に手で型押し
をして、色をつけて仕上げています。
ですので、使えば使うほど手になじみ、味
のある風味がでてきます。
天然素材を使用している為、製品に小キズ
や色ムラが付いている場合がございますが、
天然素材の特性と風味としてご理解の程お
願い致します。
尚、この革製品は水に濡れた場合、色落ち
する事がありますので柔らかい布で水気を
取り、陰干しして下さい。
使用後の保管はカビを防ぐ為に、風通しの
よいところでの保管をお願いします。
( 以下かってにリライト(^▽^;) )
この製品は、彩色、型押しともに一つ一つ
ていねいに手作業で仕上げました。
手になじむ風合いを使うほどにお楽しみい
ただけます。
皮革素材のため、小さなきずや、色むらが
目立つ場合がございますが、天然素材の特
性としてご了承くださいませ。
また、水に濡れないようにご注意ください。
色落ちすることがあります。濡れた場合は、
柔らかい布で水気を取り陰干ししてください。
尚、カビを防ぐために風通しのよいところで
保管してください。
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「味のある風味」って、完全に味覚へもってかれますね。
間違ってはいないですが、手触りをいうのなら、
もう、「風合い」以外使えないかなぁ。
「素材の特性」も理屈っぽいから「素材の特徴」かも。
後半はPL法に準拠笑 言い回しに定石アリです。
カタカナ表記は外来語、擬音以外、強調になってしまう
ので意図をよく考えたいですね。
「天然素材」は革ならいわずもがな。別記もしてあるの
で連呼する必要ないでしょう。
センテンスの末は、平仮名に開くと読みやすくなります。
ほど、など、ください、ですね。
ことばの成り立ちから言うと「お願い致す」よりも通常
の「~ください。」のほうが、ていねいなお願いになっ
てることも、知っときたいところですっ (^-^)/
丸谷さんのおやすみ。
読了
朝日新聞社 1984年1月
楽しませていただきました。
もう新しいお話しは読ませてもらえませんが
未読の本との出会いはまだあります。
四章からなるエッセイ。
Ⅰ 人生はむずかしい
野坂昭如さんのお話し面白いでした。
国法と衝突する「四畳半襖の下張」。請け負われた特別弁護人。
野坂さん確信犯についての話し。
Ⅱ 探偵小説も楽しみ
「・・・優しくなれなかったら生きている資格がない」
マーロウの有名な台詞。そっか丸山さんの訳だったのですね。
Ⅲ 日本語それとも文章
「名文を読め」ほか、丸谷さんの紹介で引用多数。
うーん、やはり素晴らしいー(^∇^)
Ⅳ 文学もむずかしい
歌詠みの楽しみ、こちらも引用多くて、ためになりました。
旧仮名遣いって、文語体と相性がイイというのを再認識!
菊池武一さんのお話し。
戦前のコナンドイルの訳者、戦後は代々木ゼミナール校長。
しのぶ会でのお話し。菊池さんは、皆に羨ましがられながら
送られます。
引用・・
人間は誰でも死ぬ。とすれば、
死んだからと言つて別に悲しむ必要はない。
ただ不幸な一生を送つた死者に対しては、
悲しまなければならない。
そして菊池さんのやうに、天才的と言つていいくらゐ
うまい具合に一生を送つた人の場合、
われわれはただ羨みさへすれば
それでいいのではないかと思ひます。
引用おわり・・
読了
畑中 章宏【災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異】
亜紀書房 2012年7月
「妖怪談義」、「遠野物語」からの引用が多くて、
まさに柳田ワールド一色。
後期ライフワークについて多くを知ることができます。
地震、雷、大雨、吹雪、竜巻、飢餓etc、
タイトルどおりそんな天変地異へ向けた
大自然への畏敬が、妖怪というイメージに至っている、
そんな感想です。
災害は忘れた頃にやってくる、
忘れないために妖怪が“いてくれる”ような気がします(^∇^)
読了
京極夏彦 【妖怪の理 妖怪の檻】
角川文庫 2011年7月
2007年単行の文庫版。
通勤読書に500頁超えのハードカバーは、キッツイ笑
文庫版待っていたような一冊。
どっぷりと京極さんの妖怪ワールドが楽しめました。
この夏、ブックフェアで読書について語ってもらった
基調講演を彷彿させる「講演録」付き。
それにしても、水木しげる先生への傾倒は知るところでしたが、
この妖怪本でその認識も一層、高まりました。
確かに、鬼太郎の“仲間たち”によって怪しい事象は
“ひとがた”の妖怪として現代人のイメージに
摺りこまれたのは確かでしょう。
小学生のころ、確かに鬼太郎は怖かった笑
人物はラフな表現なのに、背景の緻密さといったら
凝視したくないくらいにオドロオドロシイものでした。
岩波書店 2005年3月
こんな時代だから無気力から脱したい。。。
妙薬は、やはり笑いでしょうか。笑いましょう。
対談と講演の内容がメインなので、末席の傍観者の
つもりで楽しめました。
感情の表現に希薄な日本人って感もあるのですが、もとより
笑うための文化はあったわけです。落語はやはり外せない
でしょう。狂言や庶民の川柳だって本来は笑いの文化。
(メディアで垂れ流される、自虐、加虐の笑いに演じる
“芸”を感じるところ少ないです、そう感じます)
そしてまた、
笑いの根底にはブラックな要素があるのも確か。
これは、あとに読んだ「老ピノッキオ・・・」とつながります。
訳北山克彦
晶文社 2007年10月
時節がら過ぎ去った夏も懐かしく。。。
そして少年時代のいろんな想いがよみがえります。
いつまでも少年でいたいオジサンにはムネキュンもの。
主人公ダグラス少年と同じ12,3歳の頃、思春期の
思いってきっとだれもが忘れてはいない、そう思いたい笑
ブラッドベリの伝記、ブックフェアでの買い置きあり。
まだ楽しみは残っていますっ (^O^)/
講談社 2010年5月
タイトルは主人公のセリフ。殺されてしまった元カノ“アサミ”について
尋ねまわる彼が6人の関係者へ発することばです。
その6人に章をわけてストーリーは進みます。主人公、渡来健也の
話術(といえるかどうかわかりませんが)によって、相手はいつのま
にか、自己弁護の腰を折られ、えっ?あれ?と、そして、最後には
あれよあれよという中に本音を吐露してしまいます。
まるで、笑うセールスマンの喪黒福造みたい 笑
心理描写の凄さは特級クラスの推理モノ。
半年以上、とっといた一冊。おもしろかったー。
ありがとう。
とっても素敵なメロディですので是非に。
最近、オープンチューニング熱が高まって、
ギターでのマイブームなのです 笑
聴いてくださる方へありがとう。
ブログで知り合えた皆さんへ、ありがとう、です。 (^-^)/
※朝刊が届いたので、ね、ねます… 汗












