健康を保つ「気・血・水」とは
漢方で心と体を健康にする
人生100年時代をしなやかで軽やかに生きる
薬剤師・がんサバイバーが
漢方で健康な体作りをサポート
パーソナル漢方ライフアドバイザーの
ラニです
東洋医学では「気・血・水」という概念があります。
今日は「気・血・水」について簡単に説明します。
「気・血・水」は人間の体内での流れや”バランス”を表しています。
バランスなので、どれかが強くてどれかが弱いとバランスが悪くなり体の調子は悪くなります。
「気・血・水」はそれぞれ異なる役割を持っていて3つがバランスをとりあうことで健康を保っています
気(き)
- 定義:生命を維持するエネルギー
- 役割:体全体を巡り、生理活動を促進し、体温の調節や防御機能を支える
- 【気虚タイプ】 気が足りず、体力が落ちている状態
- 【気滞タイプ】 気が滞ってイライラしたり食欲が抑制できなくなる状態
血(けつ)
- 定義:血液や血液に含まれる栄養素
- 役割:各器官に栄養を届け、体の各部を潤す
- 【血虚タイプ】血が足りず、栄養が不足になっている状態
- 【瘀血タイプ】血の巡りが悪く滞っている状態
水(すい)
- 定義:血液以外の体内の水分や体液
- 役割:体温の調節や代謝を助け、体の余分なものを排出する
- 【水毒タイプ】:代謝が悪く体内に水が溜まっている状態
- 【陰虚タイプ】:「水(津液)」が足りない状態
「気・血・水」のバランスをとり、健康な状態で病気にならない体を手にいれたいですね。
まずは、今の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?